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プレゼンテーションの技法1 - 基本的な考え方 -

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Presentation on theme: "プレゼンテーションの技法1 - 基本的な考え方 -"— Presentation transcript:

1 プレゼンテーションの技法1 - 基本的な考え方 -
プレゼンテーションの技法1 - 基本的な考え方 - 沖縄県立総合教育センター IT教育課       

2 内  容 プレゼンテーションとは プレゼンテーションの基本的な流れ スライド作成の基本的な考え方

3 1.プレゼンテーションとは 発表すること,説明すること 自分の考えを相手に伝えること
Presentation = Present + -ation Present : 贈る ; 手渡す; 紹介する; 見せる -ation : ~していくこと(行動や状態を表す)   発表すること,説明すること   自分の考えを相手に伝えること プレゼンテーション(略してプレゼン)とは、企画やアイデアなど、特定のテーマを相手に伝達する手法のことである。 一般的には,予め提示用資料を準備し、それを口頭で説明する。 プレゼンテーションとは

4 自己意識 プレゼンテーションの考え方 目的意識 相手意識 プレゼンテーション 自らの主張・意見は 伝える目的は 相手はだれか
プレゼンテーションをする上で考えることは,次の3つある。 一つめは、自らの主張や意見がどのようなものであり、自分が現在発表する立場にあることを意識すること、すなわち「自己意識」 二つめは、自らの主張・意見を伝えようとする相手の事前知識や興味の度合いがどの程度であるかといった「相手意識」 そして、三つ目に,最も重要なことは、発表する目的を明確にすること「目的意識」である。

5 プレゼンテーションソフト プレゼンテーションの道具 黒板とチョーク 模造紙 ビデオとテレビ OHP プレゼンテーションソフト
(パソコン+プロジェクタ) プレゼンテーションソフト 授業においても,「自己意識(指導観)」「目的意識(教材観)」「相手意識(生徒観)」をふまえており,授業における説明は,プレゼンテーションといえる。 その際よく用いられている,黒板やビデオ,OHP等もプレゼンテーションの有効な道具の一つである。 ここでは,プレゼンテーションソフトを用いることを前提に説明する。 プレゼンテーションとは

6 2.基本的な流れ 作成 本番 企画 プレゼンテーション全体の流れとしては、「企画」→「作成」→「本番」といった流れ になる。次にそれぞれについて考えてみる。 プレゼンテーションの基本的な流れ

7 プレゼンテーションの企画 「企画」の段階では,「目的の明確化」、「説明資料の収集」、「発表内容の整理」が必要になる。
まず,「目的の明確化」すなわち,伝える内容とその目的を明確にする必要がある。プレゼンテーション全体で最も訴えたいことがはっきりしないと良いプレゼンテーションはできないといっても良い。 次に,その内容を説明するのに必要な資料を集める。この段階では,あまり質を重視する必要はなく,量を集めると良い。 その次に,集めた資料を整理・分類することである。ここでは,内容により,グループ化し,その分類の中で重要でない資料を捨てていく。そして,グループ内の資料同士の関係やグループ間の関係を整理していく。その際,5W1H(What目的,Who対象,Whyニーズ,When時期,Where場所,How方法)について十分考えておくことが大切である。 プレゼンテーションの基本的な流れ

8 Plan Do See 発表資料の作成 「内容の整理」が終わった段階で,「発表用資料の作成」に入る。
「発表資料の作成」にあたっては,整理した資料を説明する順番を検討する。このときの基本的な方法として,PREP法とSDS法がある。 PREP法とは,P=Point(結論、ポイント),R=Reason(理由),E=Example(具体例),P=Point(ポイント、結論、言いたいことを繰り返す)という方法である。 また,SDS法とは,S=Summary(全体),D=Details(詳細),S=Summary(全体)という流れで行う方法である。 そして,このストーリーに基づいて資料をスライド化したり,発表用原稿の作成をしたりする。 さらに,作成したスライドと原稿を用いて,リハーサルを行い,その反省を元に「ストーリーの検討」「スライド及び発表用原稿の改善」「リハーサル」と繰り返していく。このような検討サイクルをPDSサイクルという。 プレゼンテーションの基本的な流れ

9 プレゼンテーションの本番 配布用資料(ハンドアウト)の配布 スライドの抜粋 書き込みを考慮する 発表本番 大きな声でゆっくりと
スライドや原稿を読まない 発表資料ができあがったら,それに基づいて配布用資料(ハンドアウト,レジュメ,プリントという場合もある)を作成する。 配布用資料は,大見出し、小見出しのようにメリハリをつける。大切な部分については図や説明を入れるが,できるだけスライドと同じ順序で同じものを載せるとよい。ただし,全てのスライドを載せる必要はない。 また,書き込みができるよう充分なスペースを取ることが望ましい。 発表本番については,緊張すると早口になりがちなので,「大きな声でゆっくりと」を意識すると良い。また,発表用原稿やスライドをそのまま読み上げることは,聴衆から視線をそらす時間が長くなるため望ましくない。原稿通り話すようにすると,忘れた場合に焦ってしまうので,スライドを見てその内容を説明するようにするとよい。 プレゼンテーションの基本的な流れ

10 ↓ どうすれば 内容が、よりよく伝わるか 必要に応じて技術・技法の習得 3.スライド作成の基本的な考え方
プレゼンテーションの目的は,自分の意見や考えを相手によりよく伝えることである。 したがって,説明する内容の充実がないままに,スライド作成や発表のテクニックを追究しても主客転倒である。より効果的な説明方法・伝え方を検討しつつ,必要な技術や技能を習得していくことが望ましい。

11 内容なくして, 技術なし 自己意識 目的意識 相手意識 プレゼンテーション 3.スライド作成の基本的な考え方 自らの主張・意見は
伝える目的は 相手意識 相手はだれか すなわち,プレゼンテーションにおいて,「自己意識」「相手意識」「目的意識」をもって,より効果的に伝えることを検討することによって,技術を付けていこう。

12 スライド作成の基本 発表する内容と気持ち プレゼンテーション用のスライドを作成する上で最も重視するべきものは,発表する内容とそれを相手に伝えたいという気持ちである。

13 Power Pointでの作成の流れを簡単に説明しましょう。  まず、スライドを一つずつつくります。そのスライドを順序よくつなげて、スライドからスライドに切り替わるときの効果を設定します。  それぞれのスライドの作り方を説明します。  はじめに、背景を決めます。次に文字を入力します。さらに図解にしてわかりやすく表現します。 グラフやイラストを使うと効果的です。

14 スライド作成の流れ Power Pointでの作成の流れを簡単に説明しましょう。  まず、スライドを一つずつつくります。そのスライドを順序よくつなげて、スライドからスライドに切り替わるときの効果を設定します。  それぞれのスライドの作り方を説明します。  はじめに、背景を決めます。次に文字を入力します。さらに図解にしてわかりやすく表現します。 グラフやイラストを使うと効果的です。

15 どちらのスライドがよいでしょうか? ◎簡潔なタイトルを付ける 一目で何について話しているかが分かるように
この二枚のスライドでは,タイトルの有無が異なる。適切なタイトルがあると,一目で「このスライドで何を説明したいか」が明確になり,聴衆の理解を助けるだけでなく,話す内容を思い出しやすくなる。 ◎簡潔なタイトルを付ける    一目で何について話しているかが分かるように

16 スライド作成の基本 発表する内容と気持ち 簡潔なタイトルを付ける 一目で何について話しているかが分かるように

17 スライド作成の流れ Power Pointでの作成の流れは次の通りです。
 Power Pointでの作成の流れは次の通りです。  まず,スライドのデザインテンプレートから気に入ったテンプレートを選択します。背景の色もいろいろあります。  次に,レイアウトを選択します。選んだレイアウトに応じて,必要な文字や図,イラスト,写真,動画などを挿入していきます。  それから,説明に合わせてアニメーション効果を設定します。このとき,スライドからスライドに切り替わるときの効果も設定できます。

18 スライド作成の流れ テンプレートの選択 レイアウトの選択 文字・図等の入力 アニメーション効果の設定 スライドの切り替え効果の設定

19 どちらのスライドがよいでしょうか? ◎箇条書きが原則 スライドを見せて、説明を聞いてもらう
   スライドを見せて、説明を聞いてもらう 話す内容をそのまま掲載したスライドと箇条書きのスライドの比較である。話す内容をそのまま載せると,聴衆はスライドを読むことに集中力と時間を使い,説明を聞かなくなる。また,説明の際にもスライドを読み上げてしまいがちになる。スライドは「読ませる」よりも「見せる」ようにし,できるだけ説明を聞いてもらえるようにしよう。

20 スライド作成の基本 発表する内容と気持ち 簡潔なタイトルを付ける 箇条書きが原則 簡潔な文章で説明を聞いてもらう

21 最も大切なこと 発表の中身 発表に対する思い 発表のテクニック・スライド作成技術中心は本末転倒

22 最も大切なこと 発表の中身 発表に対する思い 発表のテクニック・スライド作成技術中心は本末転倒

23 どちらのスライドがよいでしょうか? ◎文字の色と背景色のバランスを 光源の強度や室内の明るさ等を考慮した色使い 背景に絵や写真は必要ない
   光源の強度や室内の明るさ等を考慮した色使い    背景に絵や写真は必要ない    明るい背景と暗い背景の比較である。一般的に白い背景では,使用できる色の種類が増えるが,光源の強度やスクリーンの種類によっては,まぶしくなり,文字が読みにくくなる。逆に濃い色の背景を用いると使用できる色は限定されるが,文字が明るく膨張して見えるため読みやすくなる。 背景に絵や写真を使うと聴衆は背景に気をとられがちになるので,使わない方が望ましい。

24 スライド作成の基本 発表する内容と気持ち 簡潔なタイトルを付ける 箇条書きが原則 文字の色と背景色のバランスを
光源の強度や室内の明るさ等を考慮した色使い 背景に絵や写真は必要ない  

25 スライド作成の流れ インスタントウィザードの起動 スライドの作成 アニメーション効果の挿入 スライドの切り替え効果の設定 印刷(研修配布用)
スライドの背景を決める 文字の入力 図解・グラフ・イラストの挿入 アニメーション効果の挿入 スライドの切り替え効果の設定 印刷(研修配布用)

26 スライド作成の流れ インスタントウィザードの起動 スライドの作成 アニメーション効果の挿入 スライドの切り替え効果の設定 印刷(研修配布用)
スライドの背景を決める 文字の入力 図解・グラフ・イラストの挿入 アニメーション効果の挿入 スライドの切り替え効果の設定 印刷(研修配布用)

27 どちらのスライドがよいでしょうか? ◎文字は大きく 28ポイント以上を基準に 後方の聴衆のために文字は大きくすることが望ましい。
   28ポイント以上を基準に 後方の聴衆のために文字は大きくすることが望ましい。 なお,余白部分が大きいと全体的に落ち着いたイメージ,余白が少ないと活発なイメージになるのでバランスをみながら使い分けると良い。

28 スライド作成の基本 発表する内容と気持ち 簡潔なタイトルを付ける 箇条書きが原則 文字の色と背景色のバランスを 文字は大きく
28ポイント以上を基準に

29 どちらのスライドがよいでしょうか? ◎文字は太いフォントを使う 明朝体よりゴシック体 MSPゴシック MSP明朝
   明朝体よりゴシック体 一般的な印刷文書には明朝体が用いられるが,明朝体では横線が細いため,後方の聴衆からは読みづらくなる。なるべく線の太さが均一のゴシック系のフォントを用いることが望ましい。

30 スライド作成の基本 発表する内容と気持ち 簡潔なタイトルを付ける 箇条書きが原則 文字の色と背景色のバランスを 文字は太いフォントを使う
明朝体よりゴシック体

31 プレゼンテーションの5W1H 1. When=いつ行うのか? 2. Where=どこで行うのか? 3. Who=誰に話すのか?

32 プレゼンテーションの5W1H 前のスライドにあったプレゼンの 5W1Hの1~3を覚えていますか? 4.What=プレゼンテーションの内容は?
5.Why=プレゼンテーションの目的は? 6.How=方法や機材は? 前のスライドにあったプレゼンの 5W1Hの1~3を覚えていますか?

33 どちらのスライドがよいでしょうか? ◎絵や写真は必要性を考えて使う よけいな絵や写真は注意をそらす
   よけいな絵や写真は注意をそらす 不要な絵や写真,アニメーションがあると,説明に対する聴衆の注意をそらすことになる。 絵や写真等は必要かどうかを十分検討してから使う

34 スライド作成の基本 発表する内容と気持ち 簡潔なタイトルを付ける 箇条書きが原則 文字の色と背景色のバランスを 文字は大きく
文字の色と背景色のバランスを   文字は大きく 文字は太いフォントを使う 絵や写真は必要性を考えて使う よけいな絵や写真は注意をそらす

35 発表する内容と気持ち 何を伝えたいのか 本当に伝えたいのか まとめ ◎簡潔なタイトルを付ける 一目で何について話しているかが分かるように
   一目で何について話しているかが分かるように ◎箇条書きが原則    簡潔な文章で説明を聞いてもらう ◎文字の色と背景色のバランスを    光源の強度や室内の明るさ等を考慮した色使い    背景に絵や写真は必要ない    ◎文字は大きく      28ポイント以上を基準に ◎文字は太く    明朝体よりゴシック体 ◎絵や・写真の利用は考えて使う    よけいな絵や写真は注意をそらす どれだけテクニックや操作技術が高くても,発表する内容が充実しており,それを是非伝えたいという気持ちがはっきりしていなければ,良いプレゼンテーションを行うことはできない。

36 お疲れ様でした。


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