Download presentation
Presentation is loading. Please wait.
1
『人間温度計になろう!夏の陣』で 学んだことをふりかえってみよう!
夏に体感したことを振り返ってみよう!
2
屋上プール おくじょう 45℃ 27℃ 50℃ どこが一番あつかったかな?どこが一番つめたかったかな? てすり 水 ゆか 2
夏にプールのいろんな場所をタッチしたとき、どこが一番暑かったか覚えているかな? 床も水も手すりも、全ての場所で同じように太陽が当たっていたけれど、 モノによって、手のひらで触ったときに感じた暑さが違ったね。 サーモカメラでいろんな場所の表面の温度を測定すると、こんな感じになっていました。 水が一番冷たくて27℃くらい、手すりは45℃以上に、コンクリートの床は何と50℃近くになっていました。 暑いところと冷たいところとでは、20℃以上温度が違っていたけれど、 これは、材料の種類によって、熱の伝わり方が違うからだったね。 ゆか 45℃ 27℃ 50℃ 2 2
3
日が当たっているところと、当たっていないところ
かていかしつまえ 家庭科室前のろうか 日が当たっているところと、当たっていないところ どちらが暑かったかな? 3階の家庭科室前の廊下も見てみると、日が当たっているところと当たっていないところとで、随分暑さが違っていたね。 同じ床でも、日が当たっていないところは35℃くらい、ところが日が当たっているところは 何と40°近くになっていて、5℃も温度が違っていました。 夏は、カーテンを閉めたり、ブラインドを閉めたりして、 太陽の日を遮ることで、部屋の中を涼しく保てるということを学んだね。 40℃ 35℃ 3
4
今日はプールと家庭科室前の廊下 ランチルームの和室へ行くよ! どこが冷たくて、どこがあたたかいかな?
では冬の場合は、夏とは逆に、どうやって寒くならないように工夫することができるのか、 今日の総合学習の時間では勉強していきたいと思います。 今日はプールと3階家庭科室前の廊下とその近辺、ランチルームの和室を回って、 夏と同じように、いろんな物の表面をタッチして、どこが冷たいか、またどこが冷たくないか調べてみよう! 予想してみよう!!
5
人間温度計になろう! -冬の陣- では今日、プールや家庭科室前の廊下、和室でタッチしたり、新聞紙の服を着てわかったことをおさらいしよう。
6
① 屋上プール 33℃ かべ シャッター 22℃ ゆか 手すり 14℃ どこが一番あたたかかったかな?どこが一番つめたかったかな?
屋上プールのいろんなところをタッチしたけど、どうだったかな? ・・・ このサーモグラフィーを撮影した日の気温は大体14℃位でした。 手すりの部分は14℃以下になっているけれど、太陽の日が当たっている壁やシャッターは温度が高くなっているのがわかるね。 校舎の壁は22℃くらい、シャッターのところは33℃近くまで暖まっているね。 手すりも金属でできているし、シャッターも同じ金属でできているけれど、日が当たるか当たらないかで20℃近くも温度の差ができてしまうんだね。 また同じように日が当たっていても、壁とシャッターとでは材料が違うので、触ったときの暖かさが随分違っていたね。 夏と同じように、冬でも日が当たっているところの方が暖かくなるし、材料の種類によって、暖かさ/冷たさが違うということがわかったね。 ゆか 手すり 14℃ 同じ材料でも、日があたっているところの方があたたかいね! 同じように太陽が当たっても、材料によって、あたたかさ/冷たさがちがうね! 6
7
日が当たっているところと、当たっていないところ
かていかしつまえ ② 家庭科室前のろうか 日が当たっているところと、当たっていないところ どちらがあたたかかったかな? 12℃ 20℃ 16℃ 13℃ 14℃ 14℃ 18℃ 13℃ 14℃ では家庭室の前の廊下も見てみよう。 廊下では、日が当たっているところとあたっていないところがあったね。 日が当たっている壁の木の部分は大体18℃近くまで温まっているけれど、塗り壁の方は14℃くらいしかないことがわかります。 同じように日が当たっていても、材料の種類によって4℃も温度に差ができてしまうんだね。 また窓のサッシも日が当たっているところは16℃くらいまで暖まっているけれど、日が当たっていない部分は14℃くらいしかないことがわかるね。 家庭科室前の廊下は太陽の日が入り込んでいたけれど、エレベータの前の辺りは、一日を通してほとんど日が当たりません。 日が当たっているところでは木と窓のサッシなど、材料によって冷たさ/あたたかさがとても違っていたけれど、日が当たっていないところでは、それほど温度の差を感じなかったね。 ではエレベータホールのサーモグラフィーも見てみましょう。 壁の木の部分は13℃くらい、塗り壁の部分も大体同じくらいの温度になっています。 金属でできたドアは14℃くらいで、材料による温度の違いはほとんどありません。 このように日が当たるとどんな材料でも日が当たっていないところよりは暖かくなるけれど、 材料によって温度の上がり方が違うということがわかるね。 冬、部屋の中で暖かく過ごすためには、暖まりやすい材料を使って、太陽を上手に部屋の中に取り入れることが大事だということがわかるね。 日があたっているところの方があたたかいね! 同じように日があたっていても、材料によってあたたまり方が違うことがわかるね! 7
8
たたみと木の床、どちらが冷たかったかな?
わしつ ③ ランチルームの和室 たたみと木の床、どちらが冷たかったかな? 一番あたたかったところ、 冷たかったところはどこかな? 差し替え 23℃ 11℃ 16℃ かべ 木のゆか たたみ ではランチルームの和室も見てみよう。 和室の中には、たたみや木、和紙、土壁などいろんな材料があったと思うけど、どこが一番冷たかったかな? ・・・ 一番暖かかったのはどこかな? 足の裏で、畳と木の床の冷たさを比べたけれど、どっちが冷たかったかな? サーモグラフィーを見てみると、障子の向こう側にある壁の温度が一番低くなっていることがわかるね。 けれど木の床とたたみでは、あまり温度は変わらないみたいだね。 けど、どうして畳の方が暖かく感じたんだろう? これは実は、皆が新聞紙やプチプチを着たときに感じたことに秘密があるんだよ。 8
9
新聞紙・ビニール・ぷちぷちの服の あたたかさを確かめよう!
新聞紙を着る 新聞紙を使って上着を作ったけれど、それを着てみて、みんなどうだったかな? ・・・ サーモグラフィーで見てみると、新聞紙を着ていない場合は、胸の辺りが赤くなっていて、体からの熱が服の外に漏れているよ。 新聞を1枚着てみると、体からの熱が逃げていくのを新聞が抑えてくれて、新聞の内側に体からの熱を閉じ込めてくれるようになるんだよ。 Tシャツ1枚 20℃ 35℃ 50℃
10
しわくちゃの新聞紙を着ることによって・・・
新聞のしわとしわの間に あたたかい空気をためる 体からのねつがにげてしまう Tシャツ一枚だと、体から出た熱がすぐに外へ逃げてしまうけれど、 新聞にしわをいっぱいつくって重ね着することで、隙間に風が通りにくくなって、体から出た熱が逃げないようになるんだよ。 Tシャツ1枚
11
さらに、ごみ袋やぷちぷちをかぶると・・・
新聞を着ただけだと、裾の辺りから暖めた空気が逃げてしまうけれど、さらにビニール袋やぷちぷちを重ね着すると、暖めた空気を逃がさないようにすることができるんだよ。 空気を通さないゴミ袋を着て、ウエストを絞ることで、新聞と新聞の間にできた暖かい空気の層を逃がさないようにしたんだよ。 そうすると、裾から暖かい空気が逃げないから、おなかや肩の辺りが暖かい空気に包まれて、温まっていることがわかるね。 さらにビニール袋よりもぷちぷちの方が暖かかったね。 ぷちぷちの中では、体から出た熱であたたまった空気を溜め込んでくれていたんだよ。 新聞紙だけ ごみ袋やぷちぷちをかぶる 20℃ 30℃ 40℃
12
建物での断熱の工夫 ふつうの建物… 空気のつぶつぶで建物をおおうと 断熱材が入ってるよ あたたかさがにげにくくなる あたたかさがにげやすい
だんねつ くふう あたたかさがにげにくくなる あたたかさがにげやすい 断熱材が入ってるよ だんねつざい ふつうの建物… たてもの 建物も同じだよ。何もしない普通の建物だと教室の温かさが外へ逃げていくけれど、 空気の層で建物を覆うと、温かさが逃げにくくなるんだよ。 この空気の層でできた壁を断熱材と言います。 外から見ると普通の壁と同じように見えるけど、 荻小の壁にも断熱材が使われていて、温まった空気をためて逃がさない工夫をしているから、 みんなが新聞紙を着たときと同じように、冬でもあまり寒くならないようになっているんだよ。 空気のつぶつぶで建物をおおうと たてもの 12
13
足のうらでも空気の効果を確かめたね! ① ② ③ こうか 素足 素足+ビニール 素足+ぷちぷち ねつをたくさんうばう 空気を とじこめる
床を足のうらでタッチしたとき、素足とビニール、ぷちぷちとでどれが一番冷たく感じたかな? みんなの足から出る熱をためる空気が、ぷちぷちで一番沢山あったから、ぷちぷちが一番冷たくなかったんだね。 それと同時に、ぷちぷちを履いた場合は、足が床に触れる面積が一番小さくなるから、 床へ逃げていく熱も少なくて済んだんだね。 これに比べビニールも素足よりは床に触れる面積が小さかったから、素足よりは少し冷たく感じにくかったんだね。 空気を とじこめる ねつをたくさんうばう 13
14
床の材料の工夫 フローリング たたみ カーペット くふう じゃあこの空気の効果は実際の建物にはどんな風に工夫されているんだろう?
例えば、床にもいろんな材料が使われているね。 皆の家の中にも、フローリングのように木でできた床もあれば、畳やじゅうたん、カーペットなどいろんな材料があると思うけど、 どれが一番冬でも冷たくならずに済むか、わかるかな? フローリングの場合は、あまり凸凹がないから、みんなの足の裏が沢山床にくっついてしまう。 でも畳やカーペットには凸凹があるから、みんなの足の裏が全部くっつかないようになっている。 フローリングの場合は、沢山の面積から沢山の熱が奪われるけど、畳やカーペットは、表面の凸凹と足の裏の間に挟まれた空気を閉じ込めることで、さらに暖かく感じるんだよ。 フローリング たたみ カーペット
15
上手にくふうして、あたたかくすごそう!!
冬をあたたかくすごそう! いよいよ寒さも本番! 上手にくふうして、あたたかくすごそう!! じょうず 今日いろんなところをタッチしたり、ぷちぷちを着てみてわかったことを利用して、 寒い冬を頑張って乗り切ってください。
Similar presentations
© 2024 slidesplayer.net Inc.
All rights reserved.