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マイクロファイナンスの必要性について ~マイクロファイナンス日本構想~

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1 マイクロファイナンスの必要性について ~マイクロファイナンス日本構想~
マイクロファイナンスの必要性について ~マイクロファイナンス日本構想~ ○○青年会議所 ○○委員会

2 構成 1.マイクロファイナンス(MF)とは? 貧困の現状 2.日本にもマイクロファイナンスが必要! -構想「マイクロファイナンス日本」ー
  -構想「マイクロファイナンス日本」ー 3.資本主義の性格が変わる!   公益資本主義の実現

3 1.マイクロファイナンス(MF)とは?

4 マイクロファイナンス: 生活困窮(貧困)者に対する 小規模の 無担保の融資など(保険・送金・貯蓄) の金融サービス。

5 【グラミン銀行の仕組み】 貧困層・低所得者層 グラミン銀行 借り手(貧困層)[95%]、政府[5%] (当初は援助資金が融資原資) 貸付
     グラミン銀行 借り手(貧困層)[95%]、政府[5%] (当初は援助資金が融資原資) 返済 (元利) 技術支援 (生活支援・返済指導等) 最初は借り手だった人たちが貯金をして株主(出資者)に  貸付  (五人組)  出資

6 2006年、バングラデッシュのムハマド・ユヌス博士がグラミン銀行とともにノーベル平和賞を受賞。MFが普及・拡大。

7 マイクロファイナンスは、通常の銀行の発想をひっくり返した画期的な金融。
通念:「銀行は、貧しい人にはお金を貸さない」 ∵) 信用力もないし、貸倒リスクが高い。 少額ローンは取引コストがかかり、もうからない。 担保がなければ、万一の時に回収できない。 レモン問題(情報の非対称性)

8 【マイクロファイナンスの理念】 ビジネスの手法を用いて、私的利益と社会的利益を両立↔金もうけ主義(私的利益の最大化) 「相互の信頼関係」 (借り手と貸し手の)  ・「貸す・借りる」↔「与える・もらう」(「施し」・「慈善」)  ・社会や人との「つながり」 ↔効率至上主義 「民間が担う公共」 ↔ 国・自治体依存 モラルエコノミー(マーケットは社会の一部に過ぎない) ↔市場原理主義(弱肉強食の競争)

9 ・英: Fair Finance, Aspire, Street UK, etc.
【世界のマイクロファイナンス】 世界中の130カ国以上の国々で行われている。 途上国のみならず、欧米先進国でも普及。 ・米: Grameen America, ACCION US Network,  Progresso Financiero, Opportunity Fund, etc. ・英: Fair Finance, Aspire, Street UK, etc. ・仏: ADIE, France Active, Initiative France, etc. ・独:Microloan Fund of the City of Hamburg, etc. ・蘭:HandsOn Microkrediet, Quredits, etc.

10 貧困の現状

11 【日本の貧困】 日本は国民の6人に1人、約2,000万人が貧困ライン以下で生活する貧困層。 1.貧困率
【日本の貧困】                    日本は国民の6人に1人、約2,000万人が貧困ライン以下で生活する貧困層。 1.貧困率   16.1%(2012年)(厚生労働省発表の貧困ライン以下)   子どもがいる現役世帯で大人が1人の世帯の貧困率:1985年以降約30年間、 一貫して50%超。母子家庭の貧困対策が喫緊の課題。   G7の中で米国(17.4%)に次いで貧困の多い国。国際機関(OECD)から警鐘。   一億総中流→貧困格差拡大(1980年代半ば~) 2.ワーキングプア   年収200万円未満の雇用者数:1,782万人(2012年)   非正規社員の3/4、正規社員の1割以上が年収200万円未満。 3.生活保護世帯・人員数   163.5万世帯(2016年6月)   被保護人員:215万人(同上)・・・過去20年で100万人以上増え倍増 【捕捉率が20%の場合】 最低生活費以下の(潜在的)世帯数:816万世帯 (日本の全世帯の16%) 同人数:1,075万人

12

13 貧困は、現代の日本では、失職、病気、ケガ、事故、配偶者との離別・死別などによってほとんどの人に起こり得る、明日は我が身の問題。
何かがあって自分が本当に困窮した時、どのような社会に住んでいたいと思うか?

14 2. 日本にもマイクロファイナンスが必要! -構想「マイクロファイナンス日本」ー (5W1H)
2. 日本にもマイクロファイナンスが必要! -構想「マイクロファイナンス日本」ー (5W1H)

15 WHY 生活困窮(貧困)者が多数存在(日本、世界)。 既存の公的セクターや民間セクターだけでは限界、解決できない現実。
(公:財政上・機能上の限界、民:市場経済の限界) 生活困窮(貧困)者救済に第3の道の解決方法が存在。

16 WHAT 生活困窮(貧困)者に対する金融サービスの提供。
非金融支援の提供(ex.雇用の場の提供、就労・自立支援などのソーシャルビジネスと連携) 。

17 WHO 個人一人ひとり NPO 投資事業組合 協同組合 企業(株式会社等) 金融機関 地方自治体

18 生活困窮(貧困)者 マイクロファイナンス(MF) 個人 【MFにおいて個人が果たせる役割】 マイクロファイナンス機関(MFI)
    生活困窮(貧困)者 マイクロファイナンス(MF)           直接支援      間接支援 マイクロファイナンス機関(MFI) MFの普及広報、人的資源提供による支援活動 社会起業としてMFI設立、融資、生活経営技術の指導・相談、就労支援 SRIファンド、MF投資ファンド 人的資源提供による支援活動、生活経営技術指導・相談 意思あるお金=出資・ 融資・預金・寄付 投資(ファンドの購入)        個人  ※さらに、個人は「投資家」、「勤労者」、「市民」の立場で、MFIやMFを支援する企業・金融機関をサポートできる

19 企 業 マ イ ク ロ フ ァ イ ナ ン ス( M F ) 生活困窮(貧困)者 マイクロファイナンス機関(MFI)
    生活困窮(貧困)者 企  業 直接支援 Ka マイクロファイナンス機関(MFI) 経営・技術指導 出資(ファンドの購入・投資) SRIファンド、MF投資ファンド 出資・融資・寄付 貧困削減ボランティア MFの普及広報、情報提供、教育・訓練 MFI設立、融資、生活経営技術指導、就労支援 出資・融資 マ イ ク ロ フ ァ イ ナ ン ス( M F )

20 金 融 機 関 マ イ ク ロ フ ァ イ ナ ン ス( M F ) 生活困窮(貧困)者 マイクロファイナンス機関(MFI)
直接支援    生活困窮(貧困)者 マ イ ク ロ フ ァ イ ナ ン ス( M F ) 金 融 機 関 MFIの設立、融資、生活経営技術指導・相談、就労支援 MFの普及広報、貧困削減ボランティア   間接支援 マイクロファイナンス機関(MFI) 出資・融資・寄付 経営・技術指導 出資・融資 貸し手責任 SRIファンド、MF投資ファンド等 NPOバンク SRIファンドやMF投資ファンド等新しい金融商品・手法の開発・提供 社会指標(ソーシャル・インデックス)の開発 出資

21 生活困窮(貧困)者 マ イ ク ロ フ ァ イ ナ ン ス(MF) マイクロファイナンス機関(MFI)
  生活困窮(貧困)者 マ イ ク ロ フ ァ イ ナ ン ス(MF) 直接支援 マイクロファイナンス機関(MFI) 間接支援 【MF普及のための環境整備】 ・MFに対する政策支援 (予算・税制・政策金融) ・MF関連法制度の整備 ・MFと生活保護等との調整 ・多重債務者対策の受け皿整備 ・生活保護、生活福祉資金貸付制度等に制度・運営の改善の余地 融資等 融資等 公的金融 (政府系金融機関) 政 府 ・ 政 府 機 関 ・ 自 治 体

22 HOW 【マイクロファイナンス日本のビジネスモデル】 サステナブルなビジネスモデル=収益を上げ、それを次に再投資する仕組みをどう作るか?
  サステナブルなビジネスモデル=収益を上げ、それを次に再投資する仕組みをどう作るか? グラミン日本(参考資料2)    グラミン・アメリカ(米国)、グラミン銀行(バングラデッシュ)から学び、日本に応用。 非グラミン型(参考資料3)    非グラミン型のマイクロファイナンス日本のビジネスモデル。

23 WHERE 始めは身近な地域から全国へ。 小さく始めて少しづつ大きく(漸進主義) 始めてみて、問題があれば修正(修正主義)

24 WHEN いつでも。早期に! グラミン日本など日本のマイクロファイナンスにサポートをお願いします!

25 3.資本主義の性格が変わる! 公益資本主義の実現

26 資本主義の問題点の顕在化 ・そもそも資本主義は私有財産を法で保障し、自由競争で富を生み出すもの。人々のやる気や創意工夫が繁栄につながると想定。 ・しかし、グローバル化や市場経済の先鋭化によって格差拡大、貧困が顕在化。コミュニティの崩壊や環境問題等。 ・企業家が(目先の短期的利益の最大化を目指す株主偏重に囚われず、)創造力を発揮し、社会の課題解決につながる成果を出していくことが資本主義の信頼回復につながる

27 資本主義の性格を変えることができる 現在の資本主義を分析する経済学は、私たち人間の利益・効用最大化という行動原理の前提の上に理論構築。 しかし、人間は、利益最大化という一つの行動原理に基づいて行動する一次元的存在ではなく、感情を持ち社会性を備え、社会や人々によいことをしたいという欲求を持つ多次元的な存在。 利益最大化だけでなく、社会的に価値のあることを創造し、「人や社会によいことをしたい」という欲求を持つ多次元的な人間の資質や能力を引き出すビジネスの論理を構築すれば、資本主義の性格を変えることができる(ムハマド・ユヌス)。

28 VSOP運動 公益資本主義の実現 【企業】 社会的存在(会社は社会のもの)であり、 CSRだけでなく本業でも社会の課題解決に貢献
【金融機関】 ソーシャルファイナンス、ESG投資、SRIファンドなどを メインストリーム化 【個人】 働きがいや社会的価値への貢献を重視する ソーシャルビジネスがメインストリーム化 資本主義の性格が変わる VSOP運動 マイクロファイナンス の普及 公益資本主義の実現

29 企業、個人は自らができることをやることによって、
格差の縮小、貧困の削減 (貧困や格差の大きい不安定な社会からサステナブルな社会へ) 自分の能力を活用できる層(中間層)が拡大(多くの人が活躍できる社会へ) 共感のある社会へ(コミュニティのつながりを回復)

30 ご清聴有難うございました。


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