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支援の方法とは? A 不登校の理解ガイド Aー4 「Aー4 支援の方法とは?」を始めます。

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Presentation on theme: "支援の方法とは? A 不登校の理解ガイド Aー4 「Aー4 支援の方法とは?」を始めます。"— Presentation transcript:

1 支援の方法とは? A 不登校の理解ガイド Aー4 「Aー4 支援の方法とは?」を始めます。
A 不登校の理解ガイド Aー4 支援の方法とは?  「Aー4 支援の方法とは?」を始めます。  今回のねらいは,不登校児童生徒に対する,場面に応じた具体的な支援の方法について理解することです。 宮城県総合教育センター

2 児童生徒が3日連続欠席した場合,学級担任として,あなたは,どのように対応しますか?
考えてみましょう 1 児童生徒が3日連続欠席した場合,学級担任として,あなたは,どのように対応しますか?  では,研修に入ります。  児童生徒が3日連続欠席した場合,学級担任として,あなたはどのように対応しますか?お隣の方と1分間,話し合ってみてください。では,どうぞ。 【1分後】 1分が経ちました。では○○先生,いかがですか。 【数名の先生に話してもらってください。】  ありがとうございます。 【先生方の意見をまとめてください。】  今言っていただいた対応など,様々な対応が考えられると思います。 宮城県総合教育センター

3 休み始めの対応が重要 欠席1日目 ‥ 電話連絡 欠席2日目 ‥ 電話連絡もしくは手紙 欠席3日目 ‥ 家庭訪問
欠席1日目 ‥ 電話連絡 欠席2日目 ‥ 電話連絡もしくは手紙 欠席3日目 ‥ 家庭訪問  本人や保護者から必要な情報を聞き取る  気持ちをしっかり受け止める  先生方は,多忙な毎日を過ごしています。その中で不登校についても,対応していく必要があります。不登校対応では,休み始めの対応が大変重要です。この休み始めの対応について,学校全体で共通理解した上で,迅速に動くことが大切です。宮城県教育委員会が平成25年に発行した「不登校への対応の在り方について」では,欠席1日目は電話連絡,2日目は電話連絡もしくは手紙,そして欠席3日目には家庭訪問を行うと示しています。  家庭訪問は,電話連絡を行った上で実施します。理由がはっきりしない欠席や児童生徒が学校に行きたくないと言っている場合は,本人や保護者から必要な情報を聞き取り,気持ちをしっかり受け止めることが大切です。家庭に電話をかける際のポイントを,支援シートVOL.1「電話対応のポイント」にまとめていますので,参考にしてください。 家庭に電話をかける際のポイントを,「電話対応のポイント」にまとめています。参考にしてください。 宮城県総合教育センター

4 家庭訪問した際に,児童生徒が会いたがらない場合,あなたはどうしますか。
考えてみましょう 2 家庭訪問した際に,児童生徒が会いたがらない場合,あなたはどうしますか。  続いて,家庭訪問での支援について考えてみましょう。理由のはっきりしない欠席が3日続いている児童生徒から,話を聞きたいと思い,学級担任は家庭訪問を行いました。学級担任は玄関の中に入り,保護者と話をしたものの,児童生徒は部屋から出てきません。児童生徒が会いたがらない場合,あなたはどうしますか。また,お隣の方と話し合ってみてください。時間は1分です。ではどうぞ。 【1分後】  1分が経ちました。先生方の意見を聞かせてください。○○先生,いかがですか。 【数名の先生に話してもらってください。】  参考になりました。ありがとうございます。どう対応していいか,困ってしまう先生もいるのではないかと思います。 宮城県総合教育センター

5 自分のペースを守ってくれる先生に対する 安心感,児童生徒との信頼関係の構築 継続するうちに徐々に心を開き,会話
児童生徒がいる部屋の方へ 声を掛ける  「無理して出てこなくていいよ」  「君のことを気に掛けているよ」 自分のペースを守ってくれる先生に対する 安心感,児童生徒との信頼関係の構築 継続するうちに徐々に心を開き,会話  このような場合は,現在の児童生徒の状況を受け入れ,児童生徒がいる部屋の方へ,「無理して出てこなくていいよ」など,声を掛けましょう。先生は自分のペースを守ってくれるという安心感が生まれるチャンスです。家庭訪問を継続するうちに,徐々に心を開き,会話できるようになってくることも多々あります。家庭訪問では,「先生は常に君のことを気に掛けているよ」というメッセージを伝え,保護者とのつながりをまず強くし,児童生徒との信頼関係を構築することにつなげていきましょう。 宮城県総合教育センター

6 そのほかのポイントとして, 1 電話連絡をしてから訪問する 2 支援に必要な情報を聞き取る (本人・保護者から)
1 電話連絡をしてから訪問する 2 支援に必要な情報を聞き取る   (本人・保護者から) 3 訪問する教職員の人数を考慮する 4 初めはなるべく短時間を心掛ける 5 登校につなげようと焦らない  また,そのほかのポイントとして,スライドに提示した5点が挙げられます。家庭訪問をする際のポイントを,支援シートVOL.2「家庭訪問のポイント」」にまとめていますので,参考にしてください。 家庭訪問をする際のポイントを,「家庭訪問のポイント」にまとめています。参考にしてください。 宮城県総合教育センター

7 保護者面談で,気を付けるポイントは何でしょうか?
考えてみましょう 3 保護者面談で,気を付けるポイントは何でしょうか?  続いて,保護者面談での支援について考えてみましょう。学級担任が,保護者面談で気を付けるポイントは何でしょうか。お隣の方と,1分間話し合ってみてください。では,どうぞ。 【1分後】  1分が経ちました。○○先生,お願いします。 【数名の先生に話してもらってください。】  ありがとうございます。今言っていただいたことなど,様々なポイントがあります。 宮城県総合教育センター

8 保護者面談のポイント 話の割合は 保護者7 : 教職員3 不安 無力感 自責の念 じっくり聴き,受け止める 不満 不信
不安 無力感 自責の念  不満 不信 じっくり聴き,受け止める  保護者は不安や無力感,自責の念,場合によっては学校への不満や不信を持って面談に来ているかもしれません。保護者の気持ちをじっくり聴くために,話す分量を保護者が7割,教職員が3割を心掛けます。整理しながら聴き,聴いた内容を伝え返します。伝え返されると,保護者は言葉が届いているという実感が得られ,自分の気持ちを離れて眺めることができます。そして,子育ての苦労をねぎらいましょう。 話の割合は   保護者7 : 教職員3  宮城県総合教育センター

9 保護者との信頼関係を 築くことが大切 1 面談前に面談のねらいや進め方,児童生徒 の情報を整理しておく
1 面談前に面談のねらいや進め方,児童生徒    の情報を整理しておく 2 面談スタート時は,感謝,ねぎらい,心を   ほぐす言葉掛けを大切にする 3 共感的・受容的に話を聴く中で,支援に必   要な情報を共有する 4 保護者の元気が増す働きかけを行う など 保護者との信頼関係を 築くことが大切  また,そのほかのポイントとして,スライドに出ている4点が挙げられます。1点目です。面談前には,面談のねらいや進め方を確認し,児童生徒の情報を整理しておきましょう。  2点目です。保護者は,緊張しているかもしれません。ですから,突然本題に入るのではなく,面談スタート時は,感謝やねぎらい,心をほぐす言葉掛けを大切にしたいものです。  3点目です。共感的・受容的に話を聴く中で,支援に必要な情報を共有しましょう。  4点目です。不安や無力感で力を落としている保護者に対して,元気が増す働きかけを行うことが欠かせません。教職員が保護者と連携し,支援を行うことで,児童生徒の行動が変容する可能性が高まります。連携する上で,保護者との信頼関係は不可欠です。保護者面談を通して,信頼関係を築き,保護者と連携して支援に当たっていきましょう。保護者面談をする際のポイントを,支援シートVOL.3「保護者面談のポイント」にまとめていますので,参考にしてください。 宮城県総合教育センター

10 不登校だった児童生徒が,教室復帰する際,どんな支援が必要でしょうか。
考えてみましょう 4 不登校だった児童生徒が,教室復帰する際,どんな支援が必要でしょうか。  これから皆さんに考えていただくのは,不登校児童生徒が教室に復帰する場面での支援です。教職員が教室復帰を喜んでいるばかりで,具体的な支援を行わなければ,また不登校状態に戻ってしまうことも考えられます。不登校だった児童生徒が教室復帰する際,どんな支援が必要でしょうか。お隣の方と1分間,話し合ってみてください。では,どうぞ。 【1分後】  1分が経ちました。○○先生,お願いします。 【数名の先生に話してもらってください。】  ありがとうございました。様々な支援が出てきました。 宮城県総合教育センター

11 教室復帰のポイント 1 仲の良い友達にサポート役の依頼 2 教室での居場所作り 3 休み時間などの見守り指導 4 学習の遅れ対策
1 仲の良い友達にサポート役の依頼 2 教室での居場所作り 3 休み時間などの見守り指導 4 学習の遅れ対策 5 友達関係の把握   ⇒問題があれば早急に動き対応 6 努力を認める毎日の声掛け ⇒3か月安定するまで継続  スライドに,不登校児童生徒が教室復帰する際の支援のポイントを6点まとめました。1点目は,学級担任は,仲の良い友達に,クラスメイトとの関係のサポートや休み時間に一緒に過ごしてもらうなど,サポート役の依頼を行う。2点目は,係活動や体験的エクササイズといった教室での居場所づくりを行う。3点目以下はご覧の通りです。  宮城県総合教育センター

12 今日は楽しくみんなと活動できました。でもちょっと疲れました。 今日は楽しそうにしていたけれど,頑張り過ぎていないかな?
 ここで気を付けなければいけないことがあります。私たち教職員は,不登校児童生徒が教室に復帰すると安心し,その後の支援を忘れてしまうことがあります。  学級に復帰した児童生徒は,表面的には楽しく活動しているように見えることがあります。しかし,実際は頑張りすぎていたり,問題が生じていたりして,また不登校に戻ってしまうことも考えられるのです。  だからこそ,本人の様子をよく観察するのはもちろん,本人と話をしたり,保護者に電話を掛け,帰宅後の様子を聞くなどし,本人の状態を見取ることが大切です。その上で,児童生徒に寄り添い,丁寧に支援を続けていきましょう。 児童生徒が教室復帰する際に支援するポイントを,支援シートVOL.6「教室復帰のポイント」にまとめていますので,参考にしてください。  本人と話をしたり,保護者に電話を掛け,帰宅後の様子を聞いたりして,本人の状態を見取るなど,丁寧に支援を続けることが大切です。 宮城県総合教育センター

13 スクールカウンセラー(SC)に,どんなときに相談すればいいのでしょうか?
考えてみましょう 5 スクールカウンセラー(SC)に,どんなときに相談すればいいのでしょうか?  続いての支援について考えてみましょう。皆さんは,スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーと連携した支援を行ったことはありますか。県内では,スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーと連携した支援の取組が,数多く行われています。しかし,まだ連携した支援をしたことがない,相談をしたことがないという先生方もいるかもしれません。では,まず初めに,スクールカウンセラーには,どんなときに相談すればいいのでしょうか。お隣の方と,1分間話し合ってみてください。では,どうぞ。 【1分後】  1分が経ちました。先生方の意見を聞かせてください。○○先生,お願いします。 【数名の先生に話してもらってください。】  ありがとうございます。 宮城県総合教育センター

14 スクールカウンセラーと 連携するポイント 次のような場合は積極的に相談しましょう。 1 登校を渋り始めた 2 対人関係のトラブルが多い
1 登校を渋り始めた 2 対人関係のトラブルが多い 3 家庭の状況が心配 4 特定の教科が極端に苦手 5 落ち着きがない,やる気が見られない 6 発達障害の可能性がある児童生徒への対   応を考えたい   先生方が支援をしていて,このようなことはありませんか。このような場合は,スクールカウンセラーに積極的に相談しましょう。 【しばらく画面を読んでもらった後に,次のスライドへ】 宮城県総合教育センター

15 スクールカウンセラーの役割 ・心の専門家 ・児童生徒が成長する過程で起きてくる心の 様々な問題に対し教職員や保護者とともに
 様々な問題に対し教職員や保護者とともに   児童生徒を理解し,よりよい対応を考え,    支援を行う  スクールカウンセラーは,児童生徒が成長する過程で起きてくる心の様々な問題に対し,教職員や保護者とともに児童生徒を理解し,よりよい対応を考える役割として,各学校に派遣されています。スクールカウンセラーは,児童生徒や保護者の相談に応じるのはもちろん,前のスライドで示した通り,「○○な子供がいるのだけれど,どのように対応したらいいでしょうか」といった,私たち教職員の相談にも対応してくれます。ですから,気軽に相談してみてください。 宮城県総合教育センター

16 1 児童生徒に対する専門的な アセスメント(見立て) 2 今後の支援方針の提案 3 関係機関と連携するための 橋渡し など
スクールカウンセラー(SC)から 得られる情報や支援 1 児童生徒に対する専門的な   アセスメント(見立て) 2 今後の支援方針の提案 3 関係機関と連携するための   橋渡し       など   スクールカウンセラーからは,児童生徒に対する専門的なアセスメントや,今後の支援方針の提案などの支援や情報が得られます。教職員は,スクールカウンセラーと連携して,児童生徒の成長を援助していきましょう。スクールカウンセラーと連携する際のポイントを,支援シートVOL.7「スクールカウンセラーと連携するポイント」にまとめていますので,参考にしてください。 宮城県総合教育センター

17 スクールソーシャルワーカーの役割 ・福祉の専門家(社会福祉士,精神保健福祉 士など) ・社会福祉の専門的な知識,技術を活用
 士など) ・社会福祉の専門的な知識,技術を活用  ・児童生徒を取り巻く環境に働き掛け,  家庭,学校,地域の関係機関をつなぎ,  問題の解決に向けて支援  続いて,スクールソーシャルワーカーについてお話しします。福祉の専門家であるスクールソーシャルワーカーの積極的な活用により,不登校児童生徒に対する支援で効果を挙げている学校が増えています。   スクールソーシャルワーカーとは,社会福祉の専門的な知識,技術を活用し,問題を抱えた児童生徒を取り巻く環境に働き掛け,家庭,学校,地域の関係機関をつなぎ,児童生徒の悩みや抱えている問題の解決に向けて支援をする,福祉の専門家です。 宮城県総合教育センター

18 スクールソーシャルワーカー(SSW)と連携するポイント
SSWにこんなときこそ相談しましょう。 1 児童生徒の状況を実際に会って確認が   できないとき 2 保護者と連絡がなかなか取れないとき 3 保護者が精神疾患を抱えているとき 4 家庭が児童生徒にとって不適切な養育   環境にあるとき 5 校納金等が納入されないとき  など  スライドに出ているように,児童生徒の状況を実際に会って確認ができないときや,保護者と連絡がなかなか取れないときなど,スクールソーシャルワーカーに相談しましょう。スクールソーシャルワーカーと連携する際のポイントを,支援シートVOL.8 「スクールソーシャルワーカーと連携するポイント」にまとめていますので,参考にしてください。 宮城県総合教育センター

19 研修のまとめ 1 児童生徒の状況を受け入れた上で,不登校児童 生徒に寄り添った支援を行う。 2 学級担任は,一人で抱え込むことなく,不登校
A 不登校の理解ガイド Aー4 支援の方法とは? 1 児童生徒の状況を受け入れた上で,不登校児童   生徒に寄り添った支援を行う。 2 学級担任は,一人で抱え込むことなく,不登校    児童生徒に対して,他の教職員や保護者,SC,     SSWと連携して,チーム支援を行う。 研修のまとめ  今回の研修のまとめをします。  1点目は「児童生徒の状況を受け入れた上で,不登校児童生徒に寄り添った支援を行う。」ということです。  2点目は「学級担任は,1人で抱え込むことなく,不登校児童生徒に対して他の教職員や保護者,SC,SSWと連携して,チーム支援を行う。」ということです。皆さんに配布した支援シートには,ほかに「登校刺激のポイント」 「別室登校のポイント」がありますので,ご覧になっていただきたいと思います。   以上で,不登校の理解をするための研修 「支援の方法とは?」を終わります。 宮城県総合教育センター


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