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星空ツアーの実態 インタビュー調査による暫定モデルの構築

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Presentation on theme: "星空ツアーの実態 インタビュー調査による暫定モデルの構築"— Presentation transcript:

1 星空ツアーの実態 インタビュー調査による暫定モデルの構築
科学文化ゼミ 観光経営学科 森下ほのか

2 星空ツアーは何を売っているのか 誰もがどこでも見上げられる星空が、ツアーの目的として成立している理由は?

3 星空ツアーの定義 屋外で肉眼または望遠鏡等を使用し 星を眺めることを目的としたツアー オプショナルツアーとして存在

4 オプショナルツアー 旅行の自由行動時間に 希望者が 別途料金を支払って 参加する観光やアクティビティ 着地型ツアーなど

5 星空ツアーの事例 海外(ハワイやニュージーランド) ・・・ガイド付き、ホテルから送迎 日本(沖縄、北海道、長野など)
・・・他のアクティビティ+星空 ・・・天文台での本格的な星空観測 日本での星空ツアーは海外ほど定着していない

6 北海道での事例調査 2011年11月2日~7日 道東エリアの星空ツアー 摩周湖☆星紀行 知床☆夜の大自然号 (ツーリズムてしかが)
 道東エリアの星空ツアー  摩周湖☆星紀行 (ツーリズムてしかが)  知床☆夜の大自然号 (斜里バス株式会社)

7 道東エリアの位置関係

8 調査内容 ツーリズムてしかが 斜里バス株式会社 ガイドの白石氏へのインタビュー 摩周湖☆星紀行への参加 ツアー参加者数のデータ
知床☆夜の大自然号担当者 下山氏へのインタビュー

9 摩周湖☆星紀行 摩周湖展望台で星空観測を行う 所要時間: 1時間半 出発: 20:30(19:30)~
ガイド付きバスツアー 雨天中止 曇りの場合→にこにこガイドと行く暗闇探検ツアー 所要時間: 1時間半 出発: 20:30(19:30)~ 予約: 川湯・摩周温泉各ホテルorツーリズムてしかが 期間: 5月20日~10月31日   11月1日~5月19日 料金: 2000円(小人1000円) 当日18:30までに予約

10 知床☆夜の大自然号 バスから動物ウォッチング 所要時間: 1時間半 出発: 20:00~ 予約: ウトロ温泉各ホテル
  +晴れの日はバスから降りて星空観測 ガイド付きバスツアー 雨天中止(当日18:30決定) 所要時間: 1時間半 出発: 20:00~ 予約: ウトロ温泉各ホテル 期間: 5月20日~10月20日 料金: 1800円(小人1000円)

11 摩周湖☆星紀行 日別参加者数(7月)

12 摩周湖☆星紀行 月別参加者数(15~22年度)

13 グラフから読み取れること 日別参加者数がその年によってばらばらである。 → 天候に左右されている (ツアー目的が星空であるため)
→ 天候に左右されている (ツアー目的が星空であるため) 月別参加者数の増減が極端である。 → シーズンに左右されている (田舎の観光地の特徴)

14 インタビュー調査による 星空ツアーの分析 「構造構築的質的研究法」 (SCQRM) 修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ
を採用 ・・・インタビューデータ(言葉)を分析 ・・・星空ツアーの暫定モデルを構築

15 作業内容 録音したインタビューを文字に起こす テキストデータ(言葉)の中から要素を抽出 ・地域側の解決したい課題 ・参加者側の解決したい課題
 ・地域側の解決したい課題  ・参加者側の解決したい課題 ※分析ワークシートを使う 要素間の関係(構造)を検討する

16 せっかく川湯には摩周湖というブランドがありますから、夜止まっているお客さんを摩周湖に連れて行って 十分夜の摩周湖と星を楽しんでください
概念名 地域・会社側の星空ツアーに対する課題 定義 地域・会社側が星空ツアーに求めるもの ヴァリエーション(具体例) ツーリズムてしかがインタビューより 減少し始めて川湯温泉としては、危機感を少しずつ感じてきましてね、ただ黙っていたらお客様が来るということはなくなってきたので、なにか地域で仕掛けをしなきゃならない せっかく川湯には摩周湖というブランドがありますから、夜止まっているお客さんを摩周湖に連れて行って 十分夜の摩周湖と星を楽しんでください 結構お客さんが集まる、旅館組合の資金源にもなってきたんですよ 私の場合星が好きだった メインは着地型旅行商品を造成する会社ですので、地域の自然や産物を生かした商品を作るのがメイン できたばっかりで売るものが何もない このツアーは非常に評判がいい 斜里バス株式会社インタビューより ウトロのホテルさんから要請 結構人気 運行日数も少ないし参加者人数も少ない。これじゃあちょっとよくないな 意外とこういう風な夜何かをしに行くっていうのはあまりない バスの中を暗くして外を見るっていうのは好評 理論的メモ 地域側やツアーを行う会社の視点から見た「星空ツアー」を行っている理由や、それを始めるきっかけとなっている部分。「星空ツアー」に求めているもの。

17 概念名 参加者の星空ツアーに対する課題 定義 参加者が星空ツアーに求めるもの ヴァリエーション(具体例) ツーリズムてしかがインタビューより お月さんなかったら、お星さんきれいでしょうね しし座流星群が来ている、33年に1回のピークの時で、結構一般の人も星とか宇宙に瞬間的に興味を持とうとしてたんですね 折角これ評判もいいし通年でやろう このツアーは非常に評判がいい 商品にインクルーズされているから、お金を払っている感覚がない 退屈しのぎ・いかに観光客の方って夜退屈しているか 今日星みえるなと思ったらわっと入ってくる リゾート地ですから、夜やることない 星が見えているときはもう見えているだけでお客さん満足なんです。下手するともう話なんかいいよ 斜里バス株式会社インタビューより 結構人気 意外とこういう風な夜何かをしに行くっていうのはあまりない 満天の空をぜひ、都会の人がやっぱり多いんで、そういうのは見えていないだろうっていう発想 バスの中を暗くして外を見るっていうのは好評 理論的メモ 参加者側の視点から見た「星空ツアー」に参加する必要性、または「星空ツアー」に求めているもの。

18 星空ツアーに求めるもの 地域・会社側 宿泊している客を楽しませたい 集客を増やしたい 地域の魅力を伝えたい 参加者側
都会では見えない綺麗な星空が見たい 夜にすることがない

19 星空ツアー 暫定モデル 星空のみを主体としたツアー 地域性を活かしたナイトツアー 客増やしたい ホテルの要請 地域・会社側が 解決したい課題
地域の自然を 生かしたい 参加者側が 解決したい課題 夜にする ことがない 都会では 星が見えない 星空のみを主体としたツアー 運行日・天候 問題 解決の必要性 地域性を活かしたナイトツアー Ex) にこにこガイドと行く暗闇探検ツアー 知床☆夜の大自然号

20 星空ツアーの意義 観光客のニーズ(夜にすることがない)に応え得る 地域性を活かしたナイトツアーの
一つのコンテンツとして位置付け直すことができた

21 おわりに 地域性を活かしたナイトツアー 国内宿泊数への貢献を期待 ナイトツアーを充実させていく ⇓ ・地域特有の体験ができる
・「夜」の空き時間を有効利用 ナイトツアーを充実させていく 国内宿泊数への貢献を期待


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