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1 次ページボタンではなく、 画面をクリックする 「PPTアニメーション機能」 でご覧下さい。
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2 030731　ちょっと一休み　(1) ちょっと一休み（1）Rev.-1　030731 今回の「ちょっと一休み」は、非情に初歩的かと思われますが、設計現場を良く観察してみると、ベテラン設計者ほどポカミスを犯してます。 彼らにそれを指摘すると憤慨します。また、彼らは進歩性のある反省が少なく、後輩にそのポカミスを伝授することもなく、自ら同じポカミスを何度か再発させています。 　実は、私もそうだったのです。 　これでは、「勝てる設計力」は身に付きません。 もう一度、「設計の初歩」に戻ってみましょう！

3 目的 設計 受験 設計と受験勉強 ・合格すること。 ・合格すること。 ・70点を採ること。 ・100点満点を採る ことではない！
030731　ちょっと一休み　(1) 設計と受験勉強 目的 設計 受験 ・合格すること。 ・70点を採ること。 試作-1：70点 試作-2：70 ＋（30×0.7）＝ 91点 試作-3：91＋（9×0.7）＝ 97点 ・合格すること。 ・100点満点を採る ことではない！ 【解説】 私達が青春時代に経験してきた「受験勉強」と 現在の「設計業務」、、、その要領に関して言えば、実は良く似ているのです。100点満点を採れればそれに越したことは無いのですが、取り敢えず、合格点を採れば良いのです。「何でもあり！の満点主義！」、、、これでは「勝つための設計力」は養えません。

4 ポカミス 設計 受験 ・形状のポカミス ・受験番号記入忘れ ・寸法のポカミス ・氏名記入の忘れ ・設計課題の早とちり ・問題の早とちり
030731　ちょっと一休み　(1) ポカミス 設計 受験 ・形状のポカミス ・寸法のポカミス ・設計課題の早とちり ・設計課題の漏れ ・受験番号記入忘れ ・氏名記入の忘れ ・問題の早とちり 【解説】 「受験生時代」、、、良くやってしまいましたね！それは「ポカミス」。設計者も良くやります。ベテラン程、ダメージの大きなポカミスをやります。しかも、繰り返すのです。受験生に対して「ポカミス防止法」なんていう参考書は存在していません。 つまり、ポカミスをやる設計者は、設計者ではないのです。 ポカミスは、プロではない証拠。これが存在する限り、「勝てる設計力」は養えません！ また、良い薬もありません！

5 優先順位の設定 設計 受験 ・設計思想の優先設定 ・トラブル解決の優先 ・状況の優先 ・高得点学科への優先 ・解答可能問題の優先
030731　ちょっと一休み　(1) 優先順位の設定 設計 受験 ・設計思想の優先設定 ・トラブル解決の優先 ・状況の優先 ・高得点学科への優先 ・解答可能問題の優先 ・高得点問題への優先 【解説】 「受験生時代」、、、良く先生方からアドバイスされましたね。「できる問題から着手しろ！」と。今、設計の現場を良く観察してみると、設計思想もない、設計品質に係わるその優先順位もありません。 そして、それを設計審査で問われることが全くないという「設計学」からは信じられないことが、今、設計現場で起きています。 これらの集団は「設計者」ではなく、「にわか大工」もしくは、「造形者」と呼んでいます。

6 分析と復習 設計 受験 ・設計課題の分析 ・失点の分析 ・トラブルの分析 ・復習による理解向上 ・ノウハウの蓄積 ・応用問題で実力向上
030731　ちょっと一休み　(1) 分析と復習 設計 受験 ・設計課題の分析 ・トラブルの分析 ・ノウハウの蓄積 ・失点の分析 ・復習による理解向上 ・応用問題で実力向上 【解説】 「受験生時代」、、、良く先生方からアドバイスされましたね。　「失点問題を復習しろ！」「失点問題帳を作れ！」と。今、設計の現場を良く観察してみると、設計審査もない、設計完成度も把握されない、設計反省会もない、過去トラブルリストの構築・改定もないという有様です。 つまり、自分の作品（=設計）が一体何点なのか全く判らなし、将来への発展姿勢が全くみられないのです。「設計学」からは全く信じられないことが、今、設計現場で起きています。 「どうして、ここまで放置したんだ！」と言わざるを得ません！ でも、今なら間に合います。ただし、その気付きがあればですが、、、。 終わり