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Smart Stepを用いた 肝臓 Dynamic Scan

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Presentation on theme: "Smart Stepを用いた 肝臓 Dynamic Scan"— Presentation transcript:

1 Smart Stepを用いた 肝臓 Dynamic Scan
Signa甲子園 -全国大会-  2nd.Dec.2006 Smart Stepを用いた 肝臓 Dynamic Scan 茨城UMT代表     北茨城市立総合病院 臼庭   等   提出内容がわかるようなタイトルをつけてください。 Signa 甲子園 SSFSE TR:800 TE:90 EC:1/1

2 門脈相 早期動脈相 後期動脈相 平衡相 遅延相 Signa 甲子園 画像コンテストなので一番のキー画像を掲載ください。 SSFSE
TR:800 TE:90 EC:1/1 平衡相 遅延相

3 はじめに   肝臓のDynamic Scan はMDCTの登場によって、3Phase から 4Phase あるいは 5Phase の Scan が行なわれるようになった.しかし、通常MRIでは 3Phase Scan は行なわれているものの、4Phase Scan を行なうためには各Phaseごとの時間分解能に問題があり、行なわれていないのが現状と思われる.そこで、各Phaseの時間分解能を高くする方法を模索し4Phase,5Phase Scan を試みた. 発表内容の概要(本内容に至った経緯など)を簡潔に述べてください。 Signa 甲子園 SSFSE TR:800 TE:90 EC:1/1

4 ・通常のMRIによる Dynamic Scan
3D Fast TOF SPGR ,Multi-Phase を用いた Dynamic Scan (例: centric ordering) 動脈相 門脈相 平衡相 Signa 甲子園 SSFSE TR:800 TE:90 EC:1/1 30sec 60sec 180sec inject 高周波成分 低周波成分 Scan Time

5 ・4Phase Scanになるとどうでしょう?
3Phase Scan の前に 1Phase 追加すると・・・ これじゃダメ! 早期 動脈層 後期 動脈層 30sec 60sec 180sec inject 動脈相の時間分解能は Scan Time に固定されてしまう Signa 甲子園 SSFSE TR:800 TE:90 EC:1/1 ★ポイントは    動脈相をタイミング良く 2Phase 撮ること!

6 ・Signa Performance 壱 k-Space Ordering! Ordering Contrast Timing
Elliptic Centric 前半の10% Centric 前半の30% Sequential Scan時間の中央1/3 Reverse Centric 後半の30% Reverse Elliptic Centric 後半の10% Signa 甲子園 SSFSE TR:800 TE:90 EC:1/1

7 ・動脈相のタイムテーブル 動脈相のタイミングを調整できる ★しかし、Multi-Phase では不可能! Reverse Centric
①基本パターン 時間分解能 Reverse Centric Centric ②循環が早い場合 実際のポジショニングをなるべくシェーマや写真でわかりやすいように Reverse Centric Sequential ③一呼吸で2Phase可能な場合 Signa 甲子園 SSFSE TR:800 TE:90 EC:1/1 動脈相のタイミングを調整できる ★しかし、Multi-Phase では不可能!

8 ・Signa Performance 弐 Smart Step!
Smart Step は下肢全長の血管造影などに使われている Multi-Location の Stepping 撮影法である.このScan方法は、各Location ごとにプロトコールの変更が可能である.   ⇒k-Space の Ordering を変化させることも可能である。    また、動脈相では時間分解能優先のプロトコールを設定し、  門脈相、平衡相、遅延相では空間分解能を優先したプロト   コールを設定することもできる. これを用いて、各Location の移動距離をゼロに設定してやれば、同じ Position を Multi-Phase で撮像できるはずである. Signa 甲子園 SSFSE TR:800 TE:90 EC:1/1

9 ・撮影プロトコール k-Space Ordering:Centric or Sequential ・Early Arterial Phase
3D Fast TOF-SPGR   TR:Default(3.5ms) TE:Minimum(0.9ms) FA:25° BW:41.67kHz Option:Asset,ZIP2,ZIP512,SPECIAL Mat:256×160(F×P) NEX:1 FOV:38cm Thickness:7mm k-Space Ordering:Reverse Centric ・Late Arterial Phase  3D Fast TOF-SPGR k-Space Ordering:Centric or Sequential 詳細な撮影プロトコールを掲載します。 Signa 甲子園 SSFSE TR:800 TE:90 EC:1/1

10 ・撮影プロトコール ・Portal Phase 3D Fast TOF-SPGR
  TR:Default(3.8ms) TE:Minimum(1.0ms) FA:25° BW:41.67kHz Option:Asset,ZIP2,ZIP512,SPECIAL Mat:288×192(F×P) NEX:1 FOV:38cm Thickness:5mm k-Space Ordering:Centric or Sequential ・ Balanced Phase & Delayed Phase  3D Fast TOF-SPGR k-Space Ordering:Sequential Signa 甲子園 SSFSE TR:800 TE:90 EC:1/1

11 症例1(Hemangioma) 早期動脈相 後期動脈相 門脈相 平衡相 遅延相 Signa 甲子園
再度画像を数枚選んで印象深いものにしてください。 Signa 甲子園 SSFSE TR:800 TE:90 EC:1/1 平衡相 遅延相

12 症例2 (HCC) 早期動脈相 後期動脈相 門脈相 平衡相 遅延相 Signa 甲子園 早期動脈相 MIP像
再度画像を数枚選んで印象深いものにしてください。 Signa 甲子園 SSFSE TR:800 TE:90 EC:1/1 早期動脈相 MIP像 平衡相 遅延相

13 症例3 (HCC PVTT) 早期動脈相 後期動脈相 門脈相 平衡相 遅延相 門脈相 Coronal Signa 甲子園
再度画像を数枚選んで印象深いものにしてください。 Signa 甲子園 SSFSE TR:800 TE:90 EC:1/1 平衡相 遅延相 門脈相 Coronal

14 ・本方法のメリット ・1Phaseの撮像時間、体内循環時間(年齢など)に応じてReverse Centric,  Centric,Sequentialなどを組み合わせて、時間分解能を調節して適切な  早期動脈相、後期動脈相が撮像できる. ・1Phase の Scan 時間の長さによらず、Contrast Timing を調整できる. ・CTと比較すると、空間分解能では劣るもののコントラスト分解能に優れ  ており、造影剤の使用量も少ないため早期動脈相での染まりがdetectし やすい. ・CTと違って、肝上縁から下縁までが同じ(肝上縁と下縁で時間差がない)  Phaseで撮像できる. ・各Phase のデータが別々のシリーズに保存されるので、検索およびフィ  ルミングの際に楽である. 本方法のメリットを述べてください。臨床的にでも、テクニカル的にでもなんでも良いです。箇条書きでお願いします。 ・各Phase ごとにプロトコールの変更も可能なので、動脈相は時間分解能を優   先、Portal Phase,Delayed Phaseは空間分解能を優先した設定が可能である. ・3D Scanを使用しているのでCoronal,MIPなどの再構築も可能である. Signa 甲子園 SSFSE TR:800 TE:90 EC:1/1

15 ・本方法のデメリット ・息止め時間が長い.また息止め休止時間が短くなる. ⇒きちんと説明すれば出来る.
  ⇒きちんと説明すれば出来る. ・1Phase目を Reverse Centric で撮るため、Smart Prep あるいは     Fluoro Trigger が使えない.   ⇒時間固定法でも、あまり問題はない. ・Smart Step は 4station までしか設定できないので、5Phase Scan を  するときには別に 1series 設定しなければならない.   ⇒Delayed Phase を撮像するには時間に余裕があるので、新し     い series を Download するにも充分の時間がある. ・操作方法が多少繁雑になる.   ⇒事前に操作練習をしましょう. 本方法のデメリットを箇条書きで述べてください。実現性を評価します。 Signa 甲子園 SSFSE TR:800 TE:90 EC:1/1

16 ・まとめ ・Smart Step と 3D TOF Fast SPGR を組み合わせて、  k-Space Ordering を変化させる事で、肝臓の 5Phase   Scan が可能になった. ・各Phaseで、それぞれ時間分解能、空間分解能を 優先したプロトコールでScanできた. ・特別な Soft Ware を必要としないで行なえる検査 方法である. ・このような機能が、LAVA , Multi-Phase でも可能 になると、もっと簡単に高画質の肝臓 Dynamic  Scan が可能になると思われる. もしまとめがあればお願いします。再度伝えたいことがあれば効果的かもしれません。 Signa 甲子園 SSFSE TR:800 TE:90 EC:1/1

17 Signa 甲子園 SSFSE TR:800 TE:90 EC:1/1 ご清聴ありがとうございました


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