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熊 1班 稲葉 山崎 小池ユウタン.

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1 1班 稲葉 山崎 小池ユウタン

2 目次 内容の要約 What is クマノイ? 現状 問題点 解決策 分析 結論

3 内容の要約  世界の各地でクマが絶滅の危機にさらされているにも関わらず、クマの胆嚢で作られるクマノイは市販薬として高値で取引されている。そういった現状を、漢方薬店や製薬会社などに対するアンケート調査などのデータを用い考察している。

4 What is クマノイ? ツキノワグマやヒグマの胆嚢であり、乾燥させて造られる
日本では江戸時代に売薬が普及すると共に需要が増加、現在でも年間200kgの潜在的需要があるとされている 効能:鎮痛・健胃・強心・消炎・(二日酔い)etc 値段(製薬):2000円~20000円(薬品やパッケージの大きさによる)    (原料):1gあたり平均6500円 例)    50包 3,675円 正露丸400粒 3,360円

5 現状~代替品 ~ クマノイの主成分であるタウロウルソデオキシコール酸は科学的に合成できるようになっている
  (世界で毎年200トン消費されている) 植物生薬、クマ以外の動物の胆汁など全部で54種類の実践的かつ安価な代替品がある 依然としてクマノイの需要は存在する しかし! 

6 現状~代替品 ②~ Q.なぜ代替薬への切り替えが行われないか? A.漢方薬として人気がある ・人体になじみやすい ・副作用の心配がいらない
・伝統薬としての人気 ・効きそうである

7 正確な頭数の把握がされてないため適切な捕殺管理がされていない。
現状 ~国内の生息状況 国内の熊の生息数 九州・四国は絶滅寸前 本州も減少傾向 ヒグマ(北海道のみ) 推定2247~3628頭 ツキノワグマ(本州) 推定7470~7870頭 正確な頭数の把握がされてないため適切な捕殺管理がされていない。 来年度から調査を行う(2008年2月13日読売新聞)

8 許可のあり方は許可権者の裁量に委ねられている。
現状 ~ 供給(国内) スポーツハンティング 期間限定 ツキノワグマ(11/15~2/15) ヒグマ(10/1~1/31) クマの捕獲 許可のあり方は許可権者の裁量に委ねられている。 ⇒脱法的な狩猟へ 有害鳥獣捕獲 許可さえあればいつでもOK  

9 現状 ~ 供給(海外) ワシントン条約以降正規ルートの輸入はわずか。中国産は偽物も多い 海外野生
飼育状況の劣悪さやクマの不透明な出所から、ワシントン条約上クマファーム産のクマノイの国際取引は合法とされていない。 中国クマファーム

10 現状 ~需要① 日本におけるクマノイの年間使用量は200kg前後であるとされる。 残りは密猟、海外野生クマ、中国クマファーム
しかし 国内で捕獲される熊の量1500~2000頭、1頭から取れるクマノイが20~30gとして、年間供給量は30~60kg。 近年の合法的な輸入量は年間2~8kg。 規制前の製薬会社等の在庫量合計は1997年時点で kg。 残りは密猟、海外野生クマ、中国クマファーム からの正規ルートでない輸入に頼っている。

11 現状 ~ 価格 クマノイ結晶 クマノイ原型 漢方薬店製造結晶・粉末:5000円/g~8000円/g 日本産:10000円/g
真偽判定 市場に出回っているクマノイからのサンプル19点中7点が偽物 本物の平均価格:7336円/g 偽物の平均価格:5650/g

12 国際的な取引を規制することにより、絶滅が危ぶまれる動植物を保護
現状 ~ ワシントン条約 国際的な取引を規制することにより、絶滅が危ぶまれる動植物を保護 付属書 Ⅰ 国際取引が全面的に禁止 付属書 Ⅱ 輸出国の輸出許可書があればOK 付属書 Ⅰ ツキノワグマ & ヒグマ(一部の国や地域)

13 薬務行政の認可を得ていない人がクマノイを扱うことを禁止する法律
現状 ~ 薬事法 薬務行政の認可を得ていない人がクマノイを扱うことを禁止する法律 しかし・・・ 流通過程を問題視しないため、密輸・密猟を防ぐことはできない さらに抜け穴も・・・

14 論文の提言 TRAFFIC EAST ASIA ① 野生のクマ個体群を管理する包括的なシステムが必要である
②クマの部分の国内取引を監視・管理する必要がある ③製薬会社・取引業者・薬局に対するワシントン条約と市場の国内規制の必要に関する十分な情報提供が必要である JWCS ①海外のクマに関しては規制の厳格化 ②国内の狩猟の禁止や牧場からのクマの身体部分の譲渡の禁止 代替品への転換に関しては両者とも具体的な策はなく「推進」や「求める」という表現に留まっている

15 ラベリング 問題点 て このままでは絶滅が危惧されるクマを さらに圧迫することになる 国内需要の6割以上が密輸や密猟によってまかなわれている
規制では違法なクマノイを取り締まることができていない このままでは絶滅が危惧されるクマを さらに圧迫することになる ラベリング

16 解決策:ラベリング 市区町村 クマノイ(買取) 製薬会社等 ライセンス交付 ハンター ラベリング ハンター協会 海外輸入

17 分析 1 クマノイ市場 D P S’ ラベリング 価格の高騰 P1‘ 供給曲線が上方にシフト S P1 流通量がQからQ’へ Q Q1‘

18 クマノイ市場で満たすことの出来なくなった
分析 2 代替品市場 クマノイ市場で満たすことの出来なくなった 需要量Q1 ー Q1’を代替品市場で満たす P D D’ S P2‘ P2 Q 1- Q1’がブラックマーケットに 流れる事を防ぐ Q Q1 Q1‘

19 分析 1 クマノイ市場 D P S’ P1‘ S 社会的余剰の減少 P1 Q Q1‘ Q1

20 クマノイ市場で失った社会的余剰をあるていど取り戻せるのではないか
分析 2 P 代替品市場 D’ D クマノイ市場で失った社会的余剰をあるていど取り戻せるのではないか S P2‘ P2 Q Q‘

21 クマノイが高価で取引されるため、密輸や密猟が盛んに行われる 現行の規制では取り締まることがなかなかできていない
結論 クマノイが高価で取引されるため、密輸や密猟が盛んに行われる 現行の規制では取り締まることがなかなかできていない 密輸・密猟を防ぐとともに、 クマの頭数管理などをおこなった上での取引を行う ラベリングを導入 代替品への切り替えが進む

22 参考文献・URL ・クマを飲む日本人 ークマノイ(熊の胆)の取引調査ー A Traffic East Asia Report
・ユウタン(熊胆)の流通とその規制のあり方に関する調査報告 JWCS ・環境資源経済学入門 泉文堂 小林 弘明ら 2007 ・環境と資源の経済学 勁草書房 時政 勗 2007 ・環境・資源経済学 中央経済社 時政 勗 2001 ・現代ミクロ経済学 夕斐閣 塩沢修平ら 2006 ・ A Traffic East Asia – Japan ・環境省ホームページ ・狩猟情報室 ・東苑(漢方)


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