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未来社会を展望し,生活を創る力を育てる 技術・家庭科教育 山梨県研究主題 ~『思考のトレーニング』を取り入れた授業を通して~

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Presentation on theme: "未来社会を展望し,生活を創る力を育てる 技術・家庭科教育 山梨県研究主題 ~『思考のトレーニング』を取り入れた授業を通して~"— Presentation transcript:

1 未来社会を展望し,生活を創る力を育てる 技術・家庭科教育 山梨県研究主題 ~『思考のトレーニング』を取り入れた授業を通して~
山梨県全体提案発表プレゼン資料 2015/2/13 関東甲信越地区技術・家庭科研究会 研究部研修会 山梨県研究主題 未来社会を展望し,生活を創る力を育てる       技術・家庭科教育 ~『思考のトレーニング』を取り入れた授業を通して~ それでは,山梨県の全体提案発表をさせていただきます。 私は、研究部主任の梶原将司と申します。よろしくお願いいたします。 群馬大会の全体会提案で,本県の発表をさせて頂きました。ダブル部分もありますが,研究の概要を簡単に発表しながら, より具体的な内容の部分の提案をさせて頂きます。 山梨県中学校技術・家庭科研究会      研究部主任 梶原将司        

2 提案発表内容 1,山梨県全体研究の概要 2,「思考のトレーニング」 におけるキーワード 3,「つなぎ」の工夫について
山梨県全体提案発表プレゼン資料 2015/2/13 提案発表内容  1,山梨県全体研究の概要 2,「思考のトレーニング」      におけるキーワード 3,「つなぎ」の工夫について 今から提案する内容は、次の3つになります。 まず,研究主題とその設定理由ですが 本県では,生徒・教師にアンケートを実施したところ・・・・・。

3 研究主題 未来社会を展望し、 生活を創る力を育てる技術・家庭科教育 「生活を創る力」= 「生活を工夫し創造する能力」 「未来社会」
山梨県全体提案発表プレゼン資料 2015/2/13 研究主題 未来社会を展望し、   生活を創る力を育てる技術・家庭科教育    ~『思考のトレーニング』を取り入れた授業を通して~ 変化し続ける社会、持続可能な社会、循環型社会、これから(近い未来・遠い未来)の社会 「未来社会」 これからの生活を見通し,よりよい生活とは何かを考え、その実現に向けて自なりに思考・判断し課題を解決する力 「生活を創る力」 そこで研究主題を、「未来社会を展望し,生活を創る力を育てる技術・家庭科教育」, サブタイトルを~『思考のトレーニング』を取り入れた授業を通して~としました。 本県では,この「生活を創る力」を「生活を工夫し創造する能力」と捉え,この「能力」の育成について研究を進めてきました。 「生活を創る力」= 「生活を工夫し創造する能力」

4 見える化 生活を工夫し創造する能力 見えにくい力 育てること・評価すること が 難しい できないか! 山梨県全体提案発表プレゼン資料
2015/2/13 生活を工夫し創造する能力 見えにくい力 育てること・評価すること が 難しい この「生活を工夫し創造する能力」を、本県では,・・・, 「課題に対して,技術・家庭科の視点で課題をとらえ(考え)・判断し,課題を解決する力」と捉えました。 しかし,この力は 「見えにくい力」であり, 故に,「育てること」や「評価すること」が難しいとされている現状があります。 そこで,この「見えにくい力」をなんとか可視化『見える化』できないかと考えました。 この「見えにくい力」を「見える化」することができたら, そこから,この力を「育てること」や「評価すること」が,より可能になるのではないかと考えたからです。 見える化 できないか!

5 未来社会を展望し,生活を創る力 『思考のトレーニング』
山梨県全体提案発表プレゼン資料 2015/2/13 未来社会を展望し,生活を創る力   生活を工夫し創造する能力 『思考のトレーニング』 そこで,本県では,これから説明します『思考のトレーニング』というものを授業の中に取り入れていこうと考えました。 具体的には,まず「適切な課題」の工夫,「ワークシート」の工夫,「つなぎ」の工夫の3つの手立てを用いて, 「思考の過程」の「見える化」を行います。 そして,「見える化」した生徒の思考を,さらに「つなぎ」を通して育て上げて行きます。 この『思考のトレーニング』を通して,「生活を工夫し創造する能力」の育成を図りながら,研究主題の『未来社会を展望し,生活を創る力』を育てていきたいと考えました。 「思考の過程」の見える化 適切な課題 ワークシート つなぎ

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7 材料と加工に関する技術 <製作品の設計の場面>
山梨県全体提案発表プレゼン資料 2015/2/13 『思考のトレーニング』の具体例①:問題解決的な学習Ⅰの場面  材料と加工に関する技術 <製作品の設計の場面>  これは,第1分科会の「材料と加工に関する技術」におけるワークシートの一例になります。 ・場面としては,「製作品の設計」の場面であり,「問題解決的な学習Ⅰ」の場面ということになります。 ・授業展開としては,一次設計と二次設計を行わせる中での,最初の一次設計の場面になります。

8 思考の見える化 「つなぎA」 ここでは,自分の考えや理由を書くための助けとなる,『(考えようとする)問い』を「つなぎA」として入れていく。
山梨県全体提案発表プレゼン資料 2015/2/13 思考の見える化 「つなぎA」 ここでは,自分の考えや理由を書くための助けとなる,『(考えようとする)問い』を「つなぎA」として入れていく。 まず始めに,中央に自分の考える作品の構想図を書かせます。 この時一緒に,自分のアイディアを『ワークシートの記入』のルールに従って,○や□を使って記入させていきます。これが,「思考の過程」の「見える化」です。 この時,生徒が自分の考えを導きやすいように支援的な声かけ「つなぎA」を教師が入れていきます。例えば「ここは本が取り出しやすい構造になっているかな?」「どうしてここはこうなってるの?」「丈夫な構造になっているかな?」等の「声かけ」を行っていきます。 この時大切なのは,思考が止まってしまっている生徒がいた場合,教師はその生徒の思考が、どの段階で止まっているのかを判断し,的確な「声かけ」を行うことが必要となってきます。

9 思考を支援するための ワークシートの工夫例 思考の見える化 技術を評価する側面を明記 「つなぎC」 「つなぎA」
山梨県全体提案発表プレゼン資料 2015/2/13 思考を支援するための    ワークシートの工夫例 思考の見える化 「つなぎA」 ここでは,自分の考えや理由を書くための助けとなる,『(考えようとする)問い』を「つなぎA」として入れていく。 「つなぎC」 続いて,その下に、評価の側面を明記した記入スペースを用意しておきます。そこに自分の出した考えを一度まとめさせます。そのとき、教師は支援的な声かけ『つなぎA』を入れながら、ここでも生徒の思考を助け、広めていきます。そして、このまとめを使って,友達と相互評価をさせます。これが生徒同士の情報交換『つなぎC』になります。 お互いの考えを知ることで,更に思考を広げさせていくのがねらいです。 特に,考えが浮かばず思考することが止まってしまっている生徒にとっては,他の生徒の「思考の道すじ」をたどることで, 生徒の思考を助け・導くことにつながっていくことが期待できます。 これが『つなぎC』生徒同士の情報交換の一例です。 技術を評価する側面を明記

10 「つなぎB」・・ワークシートの見取り(フィードバック評価)
山梨県全体提案発表プレゼン資料 2015/2/13 制約条件(機能面) 制約条件(環境的側面) 制約条件(丈夫な構造) CDに比べて,本には色々な大きさのものがあります。 より機能的に使える方法はないかな? 制約条件(環境的側面) さらに,つなぎBとして,生徒が思考したワークシートの内容(すなわち「思考の過程」)を見取り(評価し),それを生徒へフィードバックしていきます。この時の評価を特に「フィードバック評価」と名付けました。 この「フィードバック評価」をしてあげることにより,生徒は自分の思考の内容や方向性について再確認及び再認識することが可能となります。 具体的に,どのようにフィードバック評価を行っていくかは,現在,各分科会で研究を進めているところでありますが,一つの具体例として次のような方法を考えています。 例えば,生徒の記述内容から, 「材料を少なくする為」と書かれていますが,これは制約条件の中の環境的側面のことについて書かれているので○。 「強度に不安がある」と書かれていますが,これは制約条件の中の丈夫な構造のことについて書かれているので○。 「はじの本が取りやすい」と書かれていますが,これは制約条件の中の機能面のことについて書かれているので○。 「格好いいから」も大切な条件ではあるが,ここではあまり重要視していないので△。 「置くスペースが狭いので」と書かれていますが,これは制約条件の中の機能面のことについて書かれているので○。 「残った材料を利用」と書かれていますが,これは制約条件の中の環境的側面のことについて書かれているので○。 「本箱を安定させるために・・・・・・」は,本は様々な大きさの物があるから,より機能的に使い安方法はないかと言葉でフィードバックすることも一つの方法として考えられます。 そして,全部で○が5つあるので⑤と表記してやる方法も考えられますし,何個以上だからとAと表記してやる方法も考えられます。 これが,ワークシートに書かれた「思考の過程」を教師が評価し,フィードバックする,つなぎBになります。 制約条件(機能面) または 「つなぎB」・・ワークシートの見取り(フィードバック評価) ワークシートの内容を教師が見取り,生徒にフィードバックする。   


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