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保育園、幼稚園、学童保育での 「うちゅうのおはなし」 富田晃彦(とみた あきひこ) 和歌山大学教育学部
日本天文愛好者ミーティングJAAA2015 2015年6月27日(土)、京都大学(京都市)
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「うちゅうのおはなし」は、 どんな活動か? 園に訪問して遊んでいます
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「うちゅうのおはなし」の紹介 事前に先生が 「きょうは、どんなはなしかな?」 「○○って、なにを思い浮かべるかな?」
「きょうは、どんなはなしかな?」 「○○って、なにを思い浮かべるかな?」 「うちゅうのおはなし」の紹介 園児さんがこっちを向いているのは、 富田が「ちょっと撮るよ」と言ったからで、本当は先生との話で盛り上がります。
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「うちゅうのおはなし」 スライド投影(30分) ● その日、園での、空 ● 季節感を感じる草木 ● おほしさまの世界 ● 「これはなんだ?」
● その日、園での、空 ● 季節感を感じる草木 ● おほしさまの世界 ● 「これはなんだ?」 A0判に写真を印字したもの じっくり見ながらおしゃべり(30分) ● 2013年 4月の例(1枚) ● 2013年 6月の例(1枚) ● 2013年11月の例(3枚) ● 2014年 3月の例(3枚) 葉書半分サイズのカード1枚を配布 ● 季節を感じる草木 1年集めて、楽しんでもらう。 家庭でお話してもらう。 おはなし 天・地・人 「うちゅうのおはなし」 ひとりひとり おしゃべり 思い出し 家庭で
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おはなし 30分弱 2013年4月の敷物ポスター ネタの紹介 わ~わ~おしゃべり ひとりひとりとおはなし 敷物ポスターでおしゃべり 30分弱
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2013年11月の敷物ポスター(1) 2013年6月の敷物ポスター
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2013年11月の敷物ポスター(3) 2013年11月の敷物ポスター(2)
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2014年3月の敷物ポスター(2) 2014年3月の敷物ポスター(1)
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2014年3月の敷物ポスター(3) 配布カードの例(2013年11月) 葉書半分サイズ、裏表 おうちにもってかえって、 おうちでも楽しんでもらう。
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「うちゅうのおはなし」に、 どうして打ち込むのか? 生活・遊びの中に科学を 「頭の上」は、大自然 いつでも、どこでも、誰にでも
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「うちゅうのおはなし」は、 うまくいっているのか? 子どもが主人公 保育者と一緒に見る
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「うちゅうのおはなし」 スライド投影(30分) ● その日、園での、空 ● 季節感を感じる草木 ● おほしさまの世界 ● 「これはなんだ?」
● その日、園での、空 ● 季節感を感じる草木 ● おほしさまの世界 ● 「これはなんだ?」 A0判に写真を印字したもの じっくり見ながらおしゃべり(30分) 葉書半分サイズのカード1枚を配布 ● 季節を感じる草木 1年集めて、楽しんでもらう。 家庭でお話してもらう。 「うちゅうのおはなし」 おはなし 天・地・人 おしゃべり 字起こし 読み直す 科学の芽を見つける ひとりひとり おしゃべり 思い出し 家庭で
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園児と訪問者(富田)、また、園児どうしの会話やつぶやきの中で、科学的な見方・考え方につながる感性や思考の基本的技能(skills)を拾い出す。
何が拾い出せたか? 何が特に拾い出せるか?
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うちゅうのおはなし を通して子どもの中に見つけたい 科学の芽
1.関心や意欲 1.1. 楽しんでいる 1.2. 気づいている 1.3. 興味が喚起されている 2.科学的技能 2.1. 観察する 2.2. 質問する 2.2. 意見交換する(報告する) 2.4. 解釈する(解釈の努力をする、説明する) 2.5. 試す 2.6. 工夫する 2.7. 確かめる 2.8. 記録する(絵にする) 2.9. 保存する (発展:さまざまな創作活動につながる。) 太字:特に活動中に見られるもの 感 個人 考 伝 共有
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園児と訪問者(富田)、また、園児どうしの会話やつぶやきの中で、科学的な態度、視点、新たな課題を偶然獲得することがある。
何を獲得したのか?
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テーマ:上へ上への戦略 テーマ:部屋の中の虹探し テーマ:夕日は、沈むのか? (偶然)獲得した、具体的な態度
自分で出したアイデア、まわりのお友だちが出したアイデ アを集大成すると、すごいアイデアに進化する テーマ:部屋の中の虹探し (偶然)獲得した、具体的な態度・視点 虹(状のもの)をよく見る、発見できるようになった テーマ:夕日は、沈むのか? (偶然)獲得した、具体的な視点・課題 星は沈むのかどうか、問題だ!
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獲得してほしい具体的な態度、視点、課題は、意図して最初から潜り込ませるより、偶然出ることを期待している。
時には高度な科学的表現・概念(惑星など)が園児から出 ることがあるが、科学的な感性や思考skillsを活性化したう えで、自然と出てくる。 訪問者という立場上、「偶然的」な仕掛けしか、用意できない。意図できるほど、園児のことを、ひとりひとり理解できていない。 会話やつぶやきの中から拾い出せるものは、園児の感性・知性のほんの一部でしかない。
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偶然であれ、意図的であれ、何が出てきたか、というの は、振り返りの際の観点になる。
子ども向け科学教育のネタとして、天文である必要はな いが、天文なら、「何が出てきたか」に、なにがしかの 特徴があるだろう。また、状況(実践内容、実践者、園 など、種々の環境)にも依存するだろう。 園児を評価しているのではなく、訪問者への評価である。 実践において、実践中に内容を意識するため、また、事 後の振り返りのために行う評価である。
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「うちゅうのおはなし」で ぜひ情報交換を 振り返りのために 新しいネタ(写真) 新しい方法
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Universe Awareness (UNAWE) www.unawe.org
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