Presentation is loading. Please wait.

Presentation is loading. Please wait.

福岡市の河川水におけるPFCsの実態調査

Similar presentations


Presentation on theme: "福岡市の河川水におけるPFCsの実態調査"— Presentation transcript:

1 福岡市の河川水におけるPFCsの実態調査
福岡市保健環境研究所  ○中牟田 啓子・東郷 孝俊    小原 浩史

2 福岡市の紹介 人口約140万人 産業構造は第3次産業に集中(商業都市) 海の中道と糸島半島によって仕切られた博多湾を擁している
河川は数多くあるが、いずれも中小河川。 市内に6つの下水処理場があり,99.5%(人口比)が 下水処理区となっている。 多々良川,那珂川,室見川からは取水を行っており, 河川水は水道水源としても利用。

3 今年度の研究課題 分析法の検討 博多湾,河川の汚染実態調査 福岡市内河川(環境基準点)の 汚染実態調査を実施

4 調査対象物質 PFOA類 C4~C14 (11物質) PFOS類 C4~C10 (5物質) PFBA (C4) PFPeA (C5)
PFHxA (C6) PFHpA (C7) PFOA (C8) PFNA (C9) PFDA (C10) PFUdA (C11) PFDoA (C12) PFTrDA(C13) PFTeDA(C14) PFBS (C4) PFHxS (C6) PFHpS (C7) PFOS (C8) PFDS (C10)

5 LC/MS/MS条件 HPLC MS 装置 Agilent社 1200シリーズ Agilent社 6410 カラム ESI negative
GLサイエンス社Inertsil ODS-4 (3μm)  2.1×100mm イオン化法 ESI negative 移動相 A:10mMギ酸アンモニウム MS1温度 100℃ B:アセトニトリル MS2温度 タイム テーブル 0min(20%B)-1.5min(40%B)-14min(70%B)-5.5min(70%B) ガス温度 350℃ 流量 0.2mL/min ガス流量 10L/min カラム温度 40℃ ネブライザー 50psi 注入量 5μL キャピラリー電圧 4000V

6 MS/MS質量設定 MS1(m/z) 213 263 313 363 413 463 513 563 613 MS2(m/z) 169
PFCs化合物 MS1(m/z) 213 263 313 363 413 463 513 563 613 MS2(m/z) 169 219 269 319 369 419 469 519 569 PFCs化合物 MS1(m/z) 663 713 299 399 449 499 599 417 503 MS2(m/z) 619 669 80 372 PFBA (C4) PFTrDA(C13) PFPeA (C5) PFTeDA(C14) PFHxA (C6) PFBS (C4) PFHpA (C7) PFHxS (C6) PFOA (C8) PFHpS (C7) PFNA (C9) PFOS (C8) PFDA (C10) PFDS (C10) PFUdA (C11) PFOA-C13 PFDoA (C12) PFOS-C13

7 検量線 PFOS PFOA PFHpS PFBA PFNA PFTrDA PFTeDA PFDA PFPeA PFBS PFHxA
PFHpA PFNA PFDA PFUdA PFDoA PFTrDA PFTeDA PFBS PFHpS PFDS

8 下限値の検討 0.2μg/L(PFOAのみ0.5)の標準溶液を6回繰り返し測定し求めた

9 分析方法 試料500mL 固相抽出 乾燥 溶出 濃縮 LC/MS/MS測定 サロゲート5μg/Lを250μL添加 ろ過(GF/C)
固相カラム:HLB コンディショニング:メタノール10mL →超純水5mL 抽出装置使用前洗浄:メタノール200mL→超純水100mL 通水 10mL/min 乾燥 N2ガス ドライパージ30min 溶出 メタノール3mL 濃縮 N2吹きつけ(ターボパップ) 0.5mLにメスアップ LC/MS/MS測定

10 固相抽出装置 セップパックコンセントレータ (日本ウォーターズ製) アクアトレース (GLSiences社製 ASPE699型)

11 添加回収試験 N=5 試料濃度 0.5ng/L PFBA (C4) PFDoA (C12) 63 109 10 13 PFPeA (C5)
添加回収率(%) 添加回収率(%) PFCs化合物 CV (%) PFCs化合物 CV (%) PFBA (C4) PFDoA (C12) 63 109 10 13 PFPeA (C5) PFTrDA(C13) 70 94 8.6 10 PFHxA (C6) PFTeDA(C14) 71 72 9.0 24 PFHpA (C7) 83 89 PFBS (C4) 7.0 6.7 103 PFHxS (C6) 87 18 PFOA (C8) 9.2 PFNA (C9) 128 99 PFHpS (C7) 5.5 7.1 PFDA (C10) 96 PFOS (C8) 71 8.6 8.3 PFUdA (C11) 108 PFDS (C10) 115 12 22

12 調査地点図

13 PFOS調査結果(9月) 御笠川 那珂川

14 PFOA調査結果(9月) 御笠川 那珂川

15 PFCs調査結果(9月)

16 PFOA類炭素数別分布 PFNA(C9) PFOA(C8) PFHxA(C6)

17 PFOS類炭素数別分布 PFOS(C8) PFHxS(C6)

18 御笠川の状況(10月)

19 東光寺橋付近の様子(御笠川)

20 那珂川の状況(10月)

21 若久川合流地点の様子(那珂川)

22 清水橋より下流の風景(那珂川)

23 隣接ピーク TIC PFHxA PFHpA PFOA MRM(313>269) MRM(363>319)

24 まとめ 福岡市内河川の環境基準点におけるPFCs実態調査を行ったところ,PFOS濃度は0.67~10ng/L,PFOA濃度は1.0~27ng/Lであった。 他のPFCs類では,PFNA,PFHxA,PFHxSが  他の異性体に比べ比較的高濃度に検出された。 今後,調査回数を増やし,季節ごとの変化を  調べるとともに,必要に応じ調査地点も増やして,  実態調査を進めていく。 (博多湾の調査を11月に予定)


Download ppt "福岡市の河川水におけるPFCsの実態調査"

Similar presentations


Ads by Google