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血管内コイリングで止血し得た 十二指腸潰瘍の一例
平成28年度 12班 77番 鈴木明日美 肝臓で入院した患者の肝臓の状態を、今までの治療歴を踏まえ1枚の図にまとめています。 このよう3枚の図をつくることで、患者の全体像がわかり経過がわかります。この図3枚を使い、 臨床判断の可否、今の状況、今後の問題点などを討議しています。
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現病歴 既往歴 46歳 男性 1991年●月(2●歳) 1991年●月(2●歳) 1993年●月(2●歳) 1996年●月(2●歳)
現病歴 既往歴 46歳 男性 1991年●月(2●歳) 1991年●月(2●歳) 1993年●月(2●歳) 1996年●月(2●歳) 2014年●月(4●歳) 2016年●月▲日(4●歳) ●月▲日 (4●歳) ホジキンリンパ腫(NS)stageⅢB COOP+ABV療法(計6コース) 脾摘を施行しCR(当院) うっ血性心不全によるショックにて 循環器内科入院 拡張型心筋症と診断 インフルエンザを契機に特発性血小板減少性紫斑病を発症。PSLを導入した ホジキンリンパ腫再発 subtotal nodal irradiation(total83.2Gy),COOP+ABV療法(計2コース)施行しCR. 腹痛 タール便、貧血 0時ころから腹痛あるも就寝 4時ころから腹痛で目が覚め、 下血(タール便)あり救急要請 救急車にて当院受診。 緊急上部内視鏡検査で 十二指腸下行脚口側に 十二指腸潰瘍-A1 stage を認めたので精査加療目的に入院 2回目の再発。radiation(右肺門領域total40Gy),大量化学療法(VP-16+meiphalan)+BMT+PBSCT施行しCR. このよう3枚の図をつくることで、患者の全体像がわかり経過がわかります。この図3枚を使い、 臨床判断の可否、今の状況、今後の問題点などを討議しています。 3回目の再発。ABVD療法 (計4コース)施行しCR。
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身体所見のまとめ BUN Hb ピロリ菌除菌済 顔貌:満月様顔貌 頸部リンパ節触知せず 意識清明 リンパ節腫脹(-) 眼瞼結膜:貧血(-)
【入院時所見】 KT: 36.4℃, SpO2: 99%(room air) HR:111, BP:107/75 下腿浮腫なし 【生活歴】 飲酒歴:なし 喫煙歴:なし 【家族歴】 父方祖父:クモ膜下出血 祖母:脳出血 母方祖父:脳梗塞 祖母:高血圧 父:高血圧 母:胆嚢炎 【既往歴】 1●歳:肺炎 2●歳:ホジキンリンパ腫 2●歳:ホジキンリンパ腫再発 2●歳:二回目の再発 2●歳:3回目の再発 4●歳:うっ血性心不全 以後、放射線肺臓炎、気管支喘息、DCM、統合失調症について通院 4●歳:インフルエンザ契機に特発性血小板紫斑病(ITP)発症、PSL導入 【アレルギー】なし、気管支喘息 【内服】 ボノプラザン(PPI) 20mg(20mg/1錠) 1 T イトラコナゾール(抗真菌薬)50(50mg/1Cap) 1C ..1日1回 朝食直後 14 日 プレドニゾロン錠5mg(5mg/1錠) 3 T ..1日1回 朝食後 14 日 意識清明 リンパ節腫脹(-) 眼瞼結膜:貧血(-) 眼球結膜:黄染(-) 腹部:平坦、軟 圧痛(-) 脾摘後手術瘢痕 腸蠕動音正常 血管雑音(-) 脾・腎触知しない 腫瘤触知しない クモ状血管腫(-) HR111 Heart:機械音 ペースメーカー埋め込み Lung:呼吸音正常、no rale 手掌紅斑(-) 肝:触知しない 黄疸(-)、腹水(-) 肝臓で入院した患者の肝臓の状態を、今までの治療歴を踏まえ1枚の図にまとめています。 このよう3枚の図をつくることで、患者の全体像がわかり経過がわかります。この図3枚を使い、 臨床判断の可否、今の状況、今後の問題点などを討議しています。 BUN 下腿浮腫なし IVR Hb ピロリ菌除菌済 入院,輸血 足白癬?
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入院後経過 入院時 IVR施行 IVR施行 IVR施行 退院 上部消化管出血の治療 今後の方針:PPI服用しながら内視鏡で経過観察
●月▲日 2日後 6日後 15日後 22日後 コイル 出血点 出血 退院 クリップ 拍動認めたため、焼灼はせず、 観察のみで終了 拍動性の出血を認める 潰瘍の中心にコイルが見える 潰瘍が縮小し、周囲には一部再生上皮が出現 上部消化管出血の治療 A.保存的治療 a.輸液 b.輸血 c.薬物療法 B.内視鏡的止血 a.クリップ止血法 b.局注法 c.熱凝固法 d.薬剤散布 法 e.結紮術 f.硬化薬注入療法 C.IVR D.外科的治療 このよう3枚の図をつくることで、患者の全体像がわかり経過がわかります。この図3枚を使い、 臨床判断の可否、今の状況、今後の問題点などを討議しています。 コイル 出血点の目印としてクリップがつけられている 造影剤が腸管内に漏出している 今後の方針:PPI服用しながら内視鏡で経過観察 消化液の影響を受けやすい場所なので、 蛋白分解酵素阻害剤などの併用も念頭に置いている
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