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アメリカにおける日本酒市場の拡大 ~久保田のブランド確立~

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Presentation on theme: "アメリカにおける日本酒市場の拡大 ~久保田のブランド確立~"— Presentation transcript:

1 アメリカにおける日本酒市場の拡大 ~久保田のブランド確立~
塚田ゼミナール Dチーム 安東裕貴 伊藤愛  古家裕一 松本崇志 2019/5/5

2 はじめに  日本が誇る伝統食文化としての「日本酒」 日本酒消費量推移        単位:万KL 日本酒を衰退 させてはならない 2019/5/5

3 新規市場:アメリカ はじめに 日本酒の海外市場への浸透 ブランドの確立が必要 「久保田」ブランドの確立に伴う マーケティング戦略とは??
   マーケティング戦略とは??      2019/5/5

4 第1章 日本酒とは 2019/5/5

5 1-1 日本酒の定義 酒税法 第3条3号 米、米こうじ及び水を原料として発酵させ こしたもの
1-1 日本酒の定義 酒税法 第3条3号  「清酒」とは・・・ 米、米こうじ及び水を原料として発酵させ   こしたもの 米、水及び清酒かす、米こうじ、その他政令で定める物品を原料として発酵させて、こしたもの 清酒に清酒かすを加えて、こしたもの 2019/5/5

6 分類よりも ブランド認識が重要! 1-2 日本酒の分類と特徴 特定名称酒 吟醸酒 60%以下 白米・米麹・水・醸造アルコール
1-2 日本酒の分類と特徴 特定名称酒 精米歩合 原料 特徴 吟醸酒 60%以下 白米・米麹・水・醸造アルコール 固有の香味及び色沢が良好 純米酒 70%以下 白米・米麹・水 香味及び色沢が良好 お米だけで造られたお酒 本醸造酒 米麹・醸造アルコール・水 分類よりも ブランド認識が重要! 2019/5/5

7 個別のブランド ではない! 1-3 日本酒の歴史 例)伏見の酒 灘の酒 江戸時代:庶民に広く認知され 日本酒が最も飲まれた ↓
1-3 日本酒の歴史    江戸時代:庶民に広く認知され                日本酒が最も飲まれた                                             ↓           ・海運の発達(樽廻船)           ・問屋組織の確立           ・参勤交代などによるストレス発散      ※産地の酒として流通             例)伏見の酒 灘の酒 個別のブランド ではない! 2019/5/5

8 戦後:経済発展と共に酒類の消費も伸びる 1-3 日本酒の歴史 昭和50年をピークに激減 級別制度:昭和18年~平成4年
1-3 日本酒の歴史 戦後:経済発展と共に酒類の消費も伸びる   昭和50年をピークに激減                ・オイルショックによる不景気                ・食生活の欧米化                ・労働環境の変化                ・様々なアルコール飲料類の登場 級別制度:昭和18年~平成4年    国家財源として、酒税確保のための制度 しかし 一級・   月桂冠 特級酒  菊正宗        久保田        (千寿) 2019/5/5

9 第2章 日本酒の市場 についての現状 2019/5/5

10 2-1 国内での日本酒の変化 需要の不振により製造数量は減少 不振の原因 ・製造状況 平成4年 1,036,992kl
2-1 国内での日本酒の変化 ・製造状況 需要の不振により製造数量は減少 平成4年 1,036,992kl 平成15年  633,369kl 不振の原因  ・景気の低迷、低アルコール志向  ・ワイン、焼酎、泡盛等のブーム 2019/5/5

11 日本での酒類の消費量 清酒は0.63倍に減少 焼酎は1.75倍まで増加        単位:KL    2019/5/5

12 日本酒(清酒)の消費量は60代を中心とする高齢者が多く、20代、30代の消費量はきわめて低い
年代別の消費量 単位:KL 日本酒(清酒)の消費量は60代を中心とする高齢者が多く、20代、30代の消費量はきわめて低い 2019/5/5

13 2-2 日本酒の輸出相手国について 内円:価格  外円:数量  単位:% 2019/5/5

14 2002年より酒類の製造・輸入の完全自由化 <台湾で受け入れられた理由>(1992年データより) ①台湾産の清酒が認知されていた
②酒輸入解禁による規制緩和(1991) ③紹興酒→日本酒 <台湾向けのシェアが縮小している原因>  2002年より酒類の製造・輸入の完全自由化 国産清酒の製造を優先 2019/5/5

15 ターゲット:アメリカ <アメリカで受け入れられた理由>(2002年データより) ・1973年 円が変動相場制に移行
・1973年  円が変動相場制に移行         アメリカに日本人駐在員が増加 ・1980年代 日本食ブーム Sushiバーや日本食レストランなど、日本食に触れる機会が増える ターゲット:アメリカ 2019/5/5

16 第3章 アメリカ市場での 今後のマーケティング戦略 2019/5/5

17 3-1アメリカの日本酒市場 アメリカにおける日本酒市場の現状 ・政府に登録されている銘柄は300種類以上 ・日本酒=熱燗
・アメリカで飲まれる日本酒には日本産とアメリカ産がある ・アメリカの酒税法 →各州ごとに違う(カリフォルニア州                においては、日本酒はワイン扱い) 日本酒の販売経路 メーカー     卸売業者     小売店     消費者 消費者は小売店からしか購入 することが出来ない 2019/5/5

18 日本酒を飲む事のできる店 ・日本食レストランやSAKEバー 約4500店舗以上(2001年データ)
 約4500店舗以上(2001年データ) ・日本食以外のレストラン(フレンチ、中華など)   在米の日本人をターゲットとしていた   現地の外国人顧客も増加傾向にある 2019/5/5

19 世界唯一の日本酒専門店 「TRUESAKE」
所在地 カリフォルニア州 サンフランシスコ 品揃え 男山、八海山など 100種類以上の銘 柄を扱っている 価格 約9$~200$ 設備 リーチイン数台保有 店内 日本の酒屋イメージとは違う 日本酒の需要は 高まってるといえる 2019/5/5

20 3-2米国月桂冠の事例 設立 1989年(平成元年)にアメリカのカリフォルニア州に、味の素㈱メルシャン㈱との合併で設立 製造・販売数量
 設立  1989年(平成元年)にアメリカのカリフォルニア州に、味の素㈱メルシャン㈱との合併で設立  製造・販売数量  年間 約2,200kl(製造約27.5%)             (消費 約30%) 2019/5/5

21 アメリカ産の日本酒 低価格・低品質 米国月桂冠の4P分析 プロダクト
原料はフォルサムレイク水、カリフォルニア米パッケージはビン、紙パックを使用 プライス 1,500ml $6~8 (650~900円)   750ml $4~5 (450~550円)    180ml $13 (約1450円)・・・レストランなど 日本では・・・ 1,500ml ~2500円(佳選~超特選壜詰)   720ml 970円(ヌーベル月桂冠壜詰) プレイス 大手スーパー・リカーショップ・日本食レストラン プロモーション 新聞・雑誌等   アメリカ産の日本酒 低価格・低品質 2019/5/5

22 大手企業の戦略は 失敗だった 低品質日本酒ではなく高級日本酒ブランド の確立こそが新規市場拡大の鍵 世界中はおろか
アメリカ全土にも日本酒は浸透していない・・・  ・日本酒輸出初期に『温めて飲むユニークな酒』と宣    伝を行った  ・アメリカ産の低価格・低品質の日本酒を浸透させて   しまった     日本酒=『熱燗・低価格・低品質』 大手企業の戦略は 失敗だった     低品質日本酒ではなく高級日本酒ブランド の確立こそが新規市場拡大の鍵 2019/5/5

23 3-3アメリカでの新たな マーケティング戦略 ・販売元:朝日酒造(新潟県) ・1985年に発売 地酒ブームの火付け役に ・6種類にランク付け
3-3アメリカでの新たな              マーケティング戦略  「久保田」について ・販売元:朝日酒造(新潟県) ・1985年に発売  地酒ブームの火付け役に ・6種類にランク付け (百・千・萬・紅・翠・碧寿) ・「久保田会」という独自の小売組織の形成 2019/5/5

24 「久保田」の4P分析 価格:2,047~8,190円(1,8ℓ) 「朝日山」より高級で「越乃寒梅」に勝り、
プロダクト 「朝日山」より高級で「越乃寒梅」に勝り、 洋酒にも勝てる酒をコンセプトとした高級地酒 プライス 価格:2,047~8,190円(1,8ℓ)   →大手メーカーに比べ高価格設定  萬寿:8,190円  碧寿:5,092円  翠寿:2,835円(720mℓ) 紅寿:3,360円  千寿:2,467円  百寿:2,047円                (希望小売価格、含消費税   翠寿以外1,8ℓ) プレイス 「久保田会」を組織して、閉鎖的限定供給を実現 プロモーション 大規模な広告はせず、口コミによるプロモーション 2019/5/5

25 「久保田」ブランド確立への提案 日本の酒蔵で飲む!! ビジットジャパンキャンペーンに 参加を提案 ・生産上の問題 ・他の日本酒との差別化
  日本でしか飲めない本物の日本酒      ・希少価値を高める        ・生産上の問題        ・他の日本酒との差別化 ビジットジャパンキャンペーンに 参加を提案 2019/5/5

26 平成14年 海外を訪れた日本人旅行者数=1,652万人 ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)
3分の1 観光立国行動計画 平成14年 海外を訪れた日本人旅行者数=1,652万人      日本を訪れた外国人旅行者数=524万人 日本政府の対策        ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)       ・国土交通省の呼びかけによる国をあげての対策      ・主要20カ国(アメリカ・韓国・中国など)で促進キャンペーン      ・小泉首相の訪問促進TVコマーシャルなど    アメリカ→展示会に日本文化ブースの展示            米国旅行雑誌との提携 2019/5/5

27 提携している酒造は 一流とはいえない! ・日本酒の空輸 日本航空(JAL)のVJCへの協力 ・国際線の機内誌に酒蔵の紹介記事を掲載
・日本酒の空輸    提携している蔵元:宇都宮酒造(栃木県)、玉乃光酒造(兵庫県)、酒田酒造(山形県)など ・国際線の機内誌に酒蔵の紹介記事を掲載 ・機内での飲酒、試飲 ・「Sakeツーリズム」        松江市(島根県)や二本松市(福島県)など五箇所 提携している酒造は 一流とはいえない! 2019/5/5

28 価値を保ったまま 十分な宣伝効果が期待 「久保田」の認知!
「久保田」ブランド確立への提案 高品質な商品「久保田」の提供 《VJCへの参加》 ・展示会での新潟専用ブースの展示&試飲会 ・米国旅行雑誌での特集 《JALの蔵元めぐりツアーへの参加》 ・「久保田」+新潟の自然・伝統文化   →できたて「久保田」の試飲会(飲み方の紹介&飲み比べ)           →四季に合わせた飲む環境の提供 価値を保ったまま 十分な宣伝効果が期待 「久保田」の認知! 2019/5/5

29 アメリカで『久保田』が 根付くことによって 日本酒という食文化の定着 VJC↓ コンセプト:日本でしか飲めない本物の日本酒
 おわりに コンセプト:日本でしか飲めない本物の日本酒 ターゲット:日本に興味のあるアメリカ人                        消費者           VJC↓       久保田ツアー                    ↓                興味・関心                       久保田ブランドの認知・確立へ        アメリカ国内での販売→ツアー参加レストラン                       指定小売店                    アメリカで『久保田』が 根付くことによって 日本酒という食文化の定着 レストラン関係者 知識 その後 2019/5/5


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