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第7~8回(通算23~24回) 福祉対象者への相談援助 SST(Social Skill Training)

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1 第7~8回(通算23~24回) 福祉対象者への相談援助 SST(Social Skill Training)

2 主な精神科リハビリテーション 作業療法 レクリエーション療法 集団精神療法 行動療法 認知行動療法 SST(社会生活技能訓練)

3 作業療法 日常生活、仕事、余暇、社会生活 等に関することを すべてを「作業」としてとらえ、 主体的に体験することで 生活の自立と適応を図る

4 レクリエーション療法 他者との交流や、競争、発散的な自 己表現で、健康的側面へ働きかけ、 生活の広がりや心身の機能、行動の 改善などを図る

5 集団精神療法 複数での言葉やロールプレイによ る自己表現で、 集団の相互作用により不安等を取 り除いたり、
症状や問題行動に関する自己洞察 を進め、対人関係技術の習得等を もたらす

6 行動療法 学習心理学における諸理論と、そ の技法をもって行動変容を図る オペラント条件づけ レスポンデント条件づけ

7 認知行動療法 行動療法から発展 ものの考え方、受け取り方といっ た「認知」に注目した精神療法で、 行動を学習し、改善していく

8 認知の仕方を変容する

9 学習性無力感 失敗経験を繰り返すこと によって,ある状況を自 分の力では変化させられ ないという認識を学習し てしまった状態。
やる気が起きないのはなぜ?

10 学習性無力感は人間にもみられる 深刻な 無力感 抑うつ状態 無気力 結果を自分で コントロールできない 無力感・無気力は生まれつきではなく,
がんばっても上手くいかない。 やっても,いつも失敗する 結果を自分で コントロールできない 深刻な 抑うつ状態 無力感 無気力 無力感・無気力なのは,生まれつきでは無く,うまくいかなった経験による 無力感・無気力は生まれつきではなく, うまくいかなかった経験による

11 SST(Social Skill Training)
できていることに着目し、練習す ることによって行動のレベルアッ プを図る活動的方法 Libermanが考案 1988年に日本に導入され、 1994年に診療報酬化

12 社会生活技能 生活の規則性 計画性 コミュニケーション能力 社会資源の活用能力 症状認知と治療・服薬の必要性の理解 緊急時の行動計画
就寝・起床・日中活動などの規則性 計画性 明日の活動に向けての最低限の計画性 コミュニケーション能力 社会資源の活用能力 症状認知と治療・服薬の必要性の理解 緊急時の行動計画

13 社会的スキルが欠如すると… 不安・ストレス 反社会的行動 社会的孤立 認知障害 低い自己効力感

14 なぜ社会生活技能の乏しさが生じる? 家庭等で適切なモデルが欠如しており、 不適切な学習により、技能が獲得されな かった
家庭等で適切なモデルが欠如しており、 不適切な学習により、技能が獲得されな かった 不安などにより、技能の発揮が妨げられた 技能を不使用、または行動を強化される 機会がなく、技能が衰えた 不適切な行動が強化された 例)病者としての役割強化 服薬による副作用

15 基本訓練モデル 受信→処理→送信 どの段階で、行動が上手くいかないのか

16 基本訓練モデル 例)「会話を楽しく続けたい」 受信:相手の反応を観察する 処理:観察した反応を解釈する 送信:相手の反応に応じた返答をする
個人の希望に添った目標を立て、その目 標達成のために必要なスキルを小さなス テップに分解して学習を進める →スモールステップの原則

17 社会生活問題解決モデル (自立) 領域ごとのソーシャルスキルの訓練パッ ケージ(モジュール)を使用して、学習を 進める 服薬の自己管理
症状の自己管理 地域生活への再参加 基本会話 余暇の過ごし方 など 引用:統合失調症ナビ

18 死人テスト 行動=死人にできること以外 の全てのおこない 否定形 受け身形 状態 で示されるものは、行動ではない
行動=死人にできること以外    の全てのおこない 否定形 受け身形 状態 で示されるものは、行動ではない 非行動を行動に捉え直す必要がある

19 課題分析 目標とする一連の行動を、学習しやすいように単 純なユニットに分けていく作業
風呂に入る、歯磨きをする、料理をするなどの行 動は、様々な行動のユニット(単位)がつながっ た複雑な行動である 複雑な行動を形成する場合、行動形成しやすいよ うに行動を単純なユニットに分解して、順に学習 を促していく必要がある

20 SSTの学び方 ゲーム ディスカッション・ディベート ロールプレイ
ゲームを楽しみながら、「ルールを守る」「勝ち 負けの結果を受け止める」「仲間と相談や協力を する」などの社会性を身につける ディスカッション・ディベート 相手の意見をしっかりと聞きつつ、自らの意見を 述べる必要があるため、言葉のキャッチボールを する訓練になる ロールプレイ どんな場面でどんな振る舞いをすればいいのかと いうことを、指導担当者や参加者同士が実際に演 技して実際の場面での適切な振る舞いを学ぶ。

21 SSTの学び方 共同行動 ワークシート・絵カード・ ソーシャルストーリー™
「何かを作って遊ぶ」「何かを作って食べる」 といった交錯、調理の過程で、ほかの人との相 談、役割分担、助け合い等のスキルを学ぶ ワークシート・絵カード・ ソーシャルストーリー™ ワークシート、絵カード、「ソーシャル・ス トーリー™」などを用いることで現在のSST受講 者本人の課題になっている言動を、意識化して いく

22 SSTの進め方 導入 場面と対人状況をはっきりさせる 場面を再現して、実行する 良いところをほめる さらに良くする点を考える
必要ならばお手本を見る もう一度練習する まとめのフィードバックを与える 実生活でチャレンジする課題を決める

23 1.導入 5~6人のグループ編成 参加者を歓迎し、自己紹介する SST参加のルールを掲示し、読み上げる リーダー・コリーダーを決める
リーダーが司会・進行 コリーダーが板書、時々ヘルプ

24 1.導入 参加者のルール 見学はいつでもできます 嫌な時はパスできます 人の良いところをほめましょう
1.導入 参加者のルール 見学はいつでもできます 嫌な時はパスできます 人の良いところをほめましょう よい練習ができるように他の人を 助けましょう 質問はいつでもどうぞ トイレはちょっと断ってから 行きましょう

25 2.場面と対人状況を はっきりさせる リーダーが参加者に尋ねる 「○○さんの長期目標と短期目標を教えて 下さい」
2.場面と対人状況を   はっきりさせる リーダーが参加者に尋ねる 「○○さんの長期目標と短期目標を教えて 下さい」 「目標を達成するために、今日はどんな 練習をしたらいいでしょうか?」 コリーダーは課題(目標)を板書する

26 3.場面を再現して、実行する リーダー 「まず、場面を作ってみましょう。○○さ んはどこにいて、相手はどこで何をして いますか?」
「心の準備はできましたか?  では、はじめてください」 リーダーはロールプレイの 初めと終わりの合図を出す

27 4.良いところをほめる リーダーだけではなく、参加者がそれぞれ 良いところを指摘して、ほめる 行動の強化の原則 具体的な行動に着目 即時強化
コリーダーは、意見を簡単に板書する 悪いところ、改善が必要なところは、 次項で指摘する

28 5.さらに良くする点を考える リーダー 「○○さん。上手くできたところが色々あり ましたが、あなた自身がさらに良くしたい と思うところはありますか?」 「△△を良くすることについて、他の皆様 も何か良いアイデアはありませんか?」 ダメだしをする場ではない やはり、具体的な行動に着目

29 6.必要ならばお手本を見せる モデリング(観察学習) 何かしらの対象物をモデルに、そのもの の行動を見て、同じような行動をする
本人が行動強化を受けなくても、モデル となる人の行動を観察することによって 学習が成立する(代理強化) SSTでは、参加者が希望した時のみ実施

30 7.もう一度練習する 4・5・6項での振り返りを踏まえて、も う一度場面を再現して、SSTを実行する
「先ほどの皆の意見やお手本を参考にして、 もう一度ロールプレイをしましょう」 リーダーはロールプレイの初めと終わりの 合図を出す

31 8.まとめのフィードバックを 与える リーダー「はい、ここまでです。最初と 比べて○○がとてもよかったです。」
8.まとめのフィードバックを   与える リーダー「はい、ここまでです。最初と 比べて○○がとてもよかったです。」 「皆さんも一回目と比べて、さらに良く なった点をあげてみてください。」 4.良い所をほめる、と同様に進める

32 9.実生活でチャレンジする 課題を決める リーダー「○○さん。今日は練習してみて どうでしたか?」と感想を聞く
9.実生活でチャレンジする   課題を決める リーダー「○○さん。今日は練習してみて どうでしたか?」と感想を聞く リーダー「では、今週の宿題は、今日練 習したことを実生活の中でやってみま しょう」 2~9で1人分のSSTは終わり また、2に戻り次の参加者のSSTを行う


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