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(株)電通国際情報サービス(iSiD) インターンシップ報告
これから、株式会社電通国際情報サービス「以降ISIDと省略させて頂きます」 のインターンシップ報告をさせて頂きます。 発表者は私大東文化大学3年西香里です。宜しくお願い致します。 大東文化大学 3年 西 香里
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目次 1. 企業概要 2. 実習経過 3. 実習経過の詳細-1週目の実習- 「 Web2.0で変わる金融サービスのビジネスモデルの検討」
1. 企業概要 2. 実習経過 3. 実習経過の詳細-1週目の実習- 「 Web2.0で変わる金融サービスのビジネスモデルの検討」 ・金融機関の最近の変化の調査 ・金融機関が注目するSNSの理解 ・ Web2.0を利用した金融サービスの理解 ・Second Lifeの体感 4. 実習経過の詳細-2週目の実習- 「 Second Lifeが顧客と金融機関の間を取り持ち、両者の距離を狭める 新しいコミュニケーションツールとして利用できる」という仮説の検証 ・仮説の検証のための、 Second Life上での討論会の実験 ・アンケート集計及び、結果 5. 仕事に対しての意識 目次です。 1、企業概要 2、実習経過 その後、詳細に入り、 3、1週目の実習 4、2週目と進み 5、仕事に対しての意識 と進めさせていただきます。
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1. 企業概要 社名 (株)電通国際情報サービス(iSiD) 本社 東京都港区港南2-17-1 設立年度 1975年12月11日 売上高
社名 (株)電通国際情報サービス(iSiD) 本社 東京都港区港南2-17-1 設立年度 1975年12月11日 売上高 77,441百万円 (08年度連結) 従業員数 2,106名 (07年度3月) 事業内容 ・コンサルティング・サービス ・ソフトウェア・プロダクト販売 ・システム・インテグレーション・サービス ・アウトソージング・サービス ISIDは東京都港区に本社を構えています。 設立は、1975年。 連結売上高は約774憶円。 従業員数は連結で約2100名です。 主に事業は コンサルティング・サービス、 ソフトウェア・プロダクト販売、 システム・インテグレーション・サービス、 アウトソージング・サービスを展開しています。 同社は株式会社電通とGE社の合弁により設立した電通グループ唯一のITソリューションカンパニーです。 株式は、親会社である電通が約60%を持っています。
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事業別売上構成 売上高 約774憶円 事業別売上構成は、
システム開発が39%、ソフトウェア商品が40%、ソフトウェア製品が6%、情報処理/通信サービスが6%、情報機器販売が10% となっております。
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iSiDの海外グループ会社 上海 ロンドン 香港 タイ シンガポール ニューヨーク マレーシア
グループ会社としては、国内には、8つの会社があり、海外にもニューヨーク、ロンドン、上海、タイ、マレーシア、シンガポール、香港に7つの会社があります。 ニューヨークは★世界の経済活動の中心地、ロンドンは★世界の金融の中心地、アジア圏★には、ISIDで設計したシステムのプログラミングを発注しています。 シンガポール
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2. 実習経過 1週目(1日目~5日目) 当初の研究テーマ 「Web2.0で変わる金融サービスのビジネスモデルの検討」 Web2.0とは、
2. 実習経過 1週目(1日目~5日目) 期間 :2008年8月18日~29日 参加者:日本大学の平川祐樹さんと西の2名 当初の研究テーマ 「Web2.0で変わる金融サービスのビジネスモデルの検討」 Web2.0とは、 従来のネットワークでは一方向の情報伝達が主体であったのに対して、ネットワークの全ての利用者が双方向でのやり取りを行えるまでに進化した情報ネットワークのこと。 1日目 ガイダンス 講義 「会社概要」「3Diビジネス」 「金融ソリューション事業部の概要」 2日目 講義 「金融とITの関わり」 研究テーマについての説明 3日目 4日目 5日目 次に、実習の経過についてご報告いたします。実習期間は8月18日から29日までの10日間でした。 大学院生・学部学生合わせて8名の実習生のうち、日本大学経済学部の平川祐樹さんと私の二人が金融ソリューション事業部へ配属になり二人で一緒に実習させていただきました。平川さんは、実習終了直後から、日本大学の派遣留学生としてフランスのリール大学のMBAコースに留学中ですので、今回は私が1人で発表させていただきます。 当初は、2週間後の実習最終日に行なわれる成果発表のテーマである「Web2.0で変わる金融サービスのビジネスモデルの検討」をターゲットにして調査・研究に取り組みました。 Web2.0とは、従来のネットワークでは一方向の情報伝達が主体であったのに対して、ネットワークの全ての利用者が双方向でのやり取りを行えるまでに進化した情報ネットワークのことです。★ 1日目は午前中にガイダンスを受け、午後は会社概要などの講義をして頂きました。 2日目は金融とITの関わりについての講義を受け、成果発表の研究テーマーについて説明を受けました。 3日目から5日目までは、成果発表のテーマを考えるためのサブテーマとして与えられた、金融機関の最近の変化、金融機関が注目するSNS、 Web2.0が生んだ金融サービス、についての調査・研究と、セカンドライフなどインターネット上の3次元仮想空間の体感を行ないました。 調査・研究課題 1,金融機関の最近の変化 2,金融機関が注目するSNS 3, Web2.0が生んだ金融サービス 4, Second Lifeなどの3次元仮想空間 6
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2週目(6日目~10日目) 新たな研究テーマ 「 Second Lifeが顧客と金融機関の間を取り持ち、両者の距離を狭める新しいコミュニケーションツールとして利用できる」という仮説の検証 6日目 実習テーマの再検討 会社訪問 7日目 新たな研究テーマの仮説を検証する為の実験の計画と実施 8日目 アンケート調査の集計と仮説の検証 9日目 成果発表の資料作成 10日目 成果発表 6日目に実習テーマの再検討をした結果、 当初の課題が、「セカンドライフが顧客と金融機関の間を取り持ち、両者の距離を狭める新しいコミュニケーションツールとして利用できる」という仮説を検証するという具体的な課題に変更されました。 7日目は、この新たな研究テーマの仮説を検証する為の実験を行いました。 8日目は、討論会の参加者に対するアンケート調査の結果を集計し、分析・評価した結果、 セカンドライフの利用可能性・有用性についての仮説の正しさが検証出来ました。 9日目はその結果をもとに成果発表会に向けて資料を作成し、最終日の10日目には、成果発表会で仮説の検証結果を報告しました。 7
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3. 実習経過の詳細-1週目の実習- Web2.0で変わる金融サービスのビジネスモデルの検討」へ向けての調査・研究からの知見:
ITの進化に伴い、顧客は金融に対し利便性や手軽さ を求めはじめた。 クレジットカード、インターネットバンキング、ATMなど が普及したことにより顧客と銀行の距離が離れていっ た。 海外の銀行はSNSサービスを使い新規顧客の獲得 に力を入れてきた。 Web2.0を利用した金融機関以外での金融サービス が多く存在している。 2週間の実習経過についてさらに詳細にご報告いたします。1週目ではまず金融とITの関わりについての講義を受け、最終日に予定されている成果発表のテーマである「Web2.0で変わる金融サービスのビジネスモデル」を検討するために三つのサブテーマである、1.金融機関の最近の変化、2.金融機関が注目するSNS、3.Web 2.0が生んだ金融サービス、のそれぞれについて調査・研究を行いました。そして、以下の四つのことを理解することが出来ました。 第一に、ITの進化に伴い、顧客は金融に対して、信頼性や安定性より、むしろ利便性や手軽さを求めはじめた。 第二に、クレジットカード、インターネットバンキング、ATMなどが普及したことにより顧客と銀行の距離が離れていった。 第三に、海外の銀行はSNSサービスを使い新規顧客の獲得に力を入れてきた。 そして、最後に、Web2.0を利用した金融機関以外での金融サービスが多く存在している。 の四つです。
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Second Lifeの体感 Second Lifeのメリット ・臨場感がある。 ・遠くにいる人ともコミュニケーションが取れる。
・行きたい場所に自由に行くことができる。 ・面識がない人とも気軽にコミュニケーションが取れる。 また、セカンドライフなどの3Diの世界を体感しました。 セカンドライフは、PCの中に町や建物などがある3次元の仮想世界です。 アバターを使い、オンラインでのコミュニケーションが取れ、遠くにいる人や会ったこともない人と様々な情報を共有できるのです。 この絵は私のアバターです。場所はお台場で★、空を飛んだりと自由に移動することができます。★ 自分自身で実際に体感して感じたセカンドライフのメリットは、現実世界とあまり変わらない臨場感があること。遠くにいる人ともコミュニケーションが取れること。行きたい場所に自由に行くことができること。面識がない人とも気軽にコミュニケーションが取れること、などです。
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Web2.0時代で変わる金融サービスの ビジネスモデルの検討
講義・調査・研究 金融機関の最近の 変化の調査 金融機関が注目するSNSの理解 Web2.0が生んだ金融サービスの理解 インターネット上の3Diの仮想空間の体感 ビジネスモデル ? こうして、1週目は、実習最終日の成果発表のテーマである「Web2.0で変わる金融サービスのビジネスモデルの検討」をターゲットに、三つのサブテーマ、すなわち、金融機関の最近の変化、金融機関が注目するSNS、 Web2.0が生んだ金融サービス、についての調査・研究に一生懸命に取り組み、さらに、Project Wonderland 、Facebook などの、インターネット上の3Diの仮想空間やSNSを次々に体感していったのですが、もともとWeb2.0や3Diなどの先端的なネットワークの知識や技術に精通していない私にとって、そしてまた、金融サービスに詳しいわけでもない私にとって、サブテーマの調査・研究や仮想空間の体感をこのまま続けていっても、★成果発表のテーマであるWeb2.0時代の金融サービスのビジネスモデルをどのようにして考案したらいいのか、皆目検討が付かなくなり、ただただ途方にくれ困惑するばかりでした。
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4. 実習経過の詳細-2週目の実習- 「 Second Lifeは顧客と金融機関の間を取り持ち、両者の距離を狭める新しいコミュニケーションツールとして利用できる」という仮説の検証 調査・研究成果をビジネスモデルに展開することが出来ずに困惑しています。 私は第二週の月曜日、つまり実習の6日目に、私のこのような困惑を担当者に率直にお話ししました。担当者は、即座にこれに対応して下さり、「セカンドライフが顧客と金融機関の間を取り持ち、両者の距離を狭める新しいコミュニケーションツールとして利用できるという仮説を検証する」という具体的で操作しやすいテーマに変更してくださいました。 それでは、「 Second Lifeが顧客と金融機関の間を取り持ち、両者の距離を狭める新しいコミュニケーションツールとして利用できる」という仮説の検証を行なってください。
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Second Life上での仮説検証の為の実験
アンケート項目 ・自分の意見を十分に伝えることはできたか。 ・現実世界でのコミュニケーションとの違いは何か。 など 7日目に「セカンドライフがWeb2.0時代の顧客と金融機関の間のコミュニケーションツールとして有用である。」という仮説を検証するための実験を、実際にセカンドライフ上で行ないました。 顧客と金融機関の間のコミュニケーションツールとしては、セカンドライフの方が現実世界でのコミュニケーションより優れた点が多いことを明確にする為に具体的に討論会を行うことにしました。 議題は「北京オリンピックについて」としました。 参加者は私と社員の方々、一般の方々を合わせ8名でした。これが私のアバターです。 討論会は25時から始まり、1時間かけて行われました。★討論会の後に参加者に対してアンケート調査を行いました。 アンケートには、自分の意見を十分に伝えることはできたか。現実世界でのコミュニケーションとの違いは何か。などの項目を設けました。 12
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アンケート調査の集計と仮説の検証 ・現実世界でのコミュニケーションとかなり近いものが行える。 ・時間、場所を選ばない。 ・初対面でも気軽に話せる。 ・会話内容が残せる為に思い出す際に便利である。 「 Second Lifeが顧客と金融機関の間を取り持ち、両者の距離を狭める新しいコミュニケーションツールとして利用できる」という仮説は正しいことが検証されました。 8日目は、アンケートを集計した結果、 現実世界でのコミュニケーションとかなり近いものが行える。 時間、場所を選ばない。初対面でも気軽に話せる。会話内容が残せる為に思い出す際に便利である。 などの利点があり、私たちの仮説として、★セカンドライフが顧客と金融機関の間を取り持ち両者の距離を狭める新しいコミュニケーションツールとして利用できるという仮説の正しさが検証されました。 9日目に資料作成を行ったうえで、10日目に、この仮説が検証されたことを成果発表で報告しました。 資料作成の時間が十分でなく、満足のいくものには出来なかったのですが、成果発表については、担当者の方から「よかった」と温かいお褒めの言葉をいただき、嬉しくて涙が止まりませんでした。
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5.仕事に対しての意識 当初のテーマはとても大きくかつ抽象的なテーマで、ど のように取り組んでいいのか方向を見失い当惑してい ました。
しかし、2週目に研究テーマがより具体的で操作可能 なテーマへと変更されたため、素直に実習を楽しむこと ができ、周囲に対する視野が広がりました。 仕事を楽しもう、なにかを得ようと積極的に行うことが 仕事に対しての理想的な意識・スタンスだということを 知ることが出来ました。 1週目では金融とITの関わりという私には馴染みのないテーマに対し困惑していましたが、2週目に入り、研究テーマがより具体的で操作可能なテーマへと変更されたことで、実習に対して楽しんで取り組むことができました。その結果、今までは、自分のことを考えるのに精いっぱいであったのが、周囲に対する視野が広がりました。 実際にWeb2.0や3Diの仮想世界を体感し、現実に近い世界であったことに大変好奇心を持ちました。 ただ、この気持ちは初めて体験したからこそ感じるもので、仕事として何年も行っていれば感覚は薄れ、 義務的に感じてしまうのではないかと思っていました。 しかし、長年Web2.0を利用したサービスを考えている社員の方々は仕事を趣味の一環のように楽しんでいて、やらされていると考えることなく自らが積極的に取り組んでいました。 このことは探究心を生み、モチベーションの向上にもつながると感じました。 私は、どんな仕事であっても嫌々やらされていると感じた時点でそこからの学びは少なくなってしまうのではないかと感じ、 仕事を楽しもう、なにかを得ようと積極的に行うことが仕事に対しての理想的な意識・スタンスだということを知ることが出来ました。 以上が、株式会社電通国際情報サービスでのインターンシップについての私の報告です。 14
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(株)電通国際情報サービス関係各位の皆様 貴重な機会を提供していただき 誠に有難うございました。
最後に (株)電通国際情報サービス関係各位の皆様 貴重な機会を提供していただき 誠に有難うございました。
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