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上位構造共通マネジメントシステム規格 May 6,2012 YONETO QM OFFICE
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なぜ共通マネジメントシステムか? 1987年 品質保証システム規格ISO9001が発行さ れて以来、第三者監査による認証が世界的に普 及した。 1996年 環境マネジメントシステムISO14001が発 行された。 品質と環境マネジメントシステムの両者を採用する 組織が多くなった。 負の相互作用を避けるためにISO/IEC Guide2に” 両立性(compatibility)”の用語が採用された。
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二つのモデル
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共通マネジメントシステムの経緯 2006年 Technical Co-ordination Group(JTCG)が 設立された。
2009年4月末、JTCGはManagement System Standard(MSS共通マネジメントシステム)案を提 出。 2009年7月までにコメントを要請した。JTCGが共通 MSSの文言を作成できるように。 2011年5月、MSSのFDISが各国に配布された。 2011年12月、FDISが作成された。
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オランダ規格協会のISO Guide 72 2002年 上位構成規格の骨格が任意提案 英国規格 PAS 99に全面採用
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ISO/TMBの動き MSSに関する二つのグループを設定 Strategic Advisary Group(SAG)
今後10年間に持続可能なビジネス上の成功の ため のマネジメントシステムへの挑戦。成果とし ては次の『花のモデル』。 Joint Technical Coordination Group(JTCG) マネジメントシステム間での両立性と連携に関 して短期的に改善・改良。 具体的なタスクは、ISO Guide 72の評価と見直し
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「花のモデル」
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JTCGの三つのグループ Task Group 1 MSSの主要な構成と名称および副項目の名称の 案を策定。 Task Group 2
監査を主題にISO19011を体系的にレビュー。 新規のIO19011を策定。 Task Group 3 両立性を高めるためにマネジメントシステムの用 語を調和させる。共通用語とコアの定義を提案。
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上位構成規格の提案 2009年、JTCGが「上位構成規格(High level structure)を技術委員会に提案。以下の事項を 「同一(identical)」にした。 ー条項のタイトル ー条項の順序 ー文言 ー定義
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共通用語と定義の作成 Task Group 3は、マネジメントシステムのための共 通用語と定義を作成した。
ー23の用語、たとえば、マネジメント、組織、予防・是正処 置、監査、文書など。 ー”継続的改善”以外は、大きな問題はなかった。問題化し たことは; ・ISO9000は要求事項を満たすための向上 ・ISO14000では、全般的な環境パーフォマンスの 向上が最終目標 ー妥協の結果は、”目的の達成のための能力を向上” (Increased ability to meet objectives)
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北京会議の結果 ISO9004の利用促進が 望まれた。
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RAS99:2012
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RAS99:2012 規格の本文
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リスクマトリックス
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まとめ 上位の構成規格の成立により現行規格は順次改正される。 共通の規格構成と文言によりシステム統合が容易になる。
プロセスアプローチからリスクアプローチに規格の 心臓部が変わる。 ー故障モード影響解析(FMEA)など ー単純なリスク分析 ISO9001の大幅な改定には反対が多いようだが、 情報は少ない。
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