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小出裕章公開講座・松本、第2回  2017年6月28日(水)

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1 小出裕章公開講座・松本、第2回  2017年6月28日(水)
被ばくと放射能 放射能とは何か、人と環境に与える被曝 小出 裕章 1

2 放射線の発見、 人間自身の手による被曝の始まり
移動先: 案内、 検索 ヴィルヘルム・コンラート・レントゲン 生誕 1845年3月27日 ドイツ連邦 レンネップ(ドイツ語版) 死没 1923年2月10日(満77歳没) ドイツ国 ミュンヘン 研究分野 物理学 研究機関 チューリッヒ工科大学、ヴュルツブルク大学、ストラスブール大学、ギーセン大学 出身校 ユトレヒト工業学校、チューリッヒ工科大学 博士課程 指導教員 アウグスト・クント 主な業績 X線の発見 署名 プロジェクト:人物伝 ノーベル賞受賞者 受賞年:1901年 受賞部門:ノーベル物理学賞 受賞理由:X線の発見 放射線の発見、 人間自身の手による被曝の始まり ヴィルヘルム・コンラート・レントゲン 第1回ノーベール物理学賞受賞者

3 放射能(放射性物質)の発見 第3回ノーベル物理学賞を受賞、放射能の単位「ベクレル」は彼に因む
アントワーヌ・アンリ・ベクレル、ウランが写真乾板を感光させることを発見 第3回ノーベル物理学賞を受賞、放射能の単位「ベクレル」は彼に因む

4 放射性物質 ラジウムとポロニウムの分離 ピエール &マリー ・キュリー
ベクレルとともに第3回ノーベル物理学賞を受賞、古い放射能の単位「キュリー」は彼等に因む。

5 放射能の単位:ベクレル どんなものにも単位がある。 長さを測るなら、cm、m、km 重さを量るなら、g、kg、トン
放射能の単位はBq(ベクレル) 放射能を持った原子核が1秒間に1個、別の原子核に変わることを測る単位 しばらく前の放射能の単位は「Ci(キュリー)」だった。 ラジウム226、1gが1秒間に別の原子核(ラドン222)に変わることを単位にした。 3.7×1010個 つまり、1キュリーは3.7×10の10乗ベクレル

6 放射能、放射性物質、放射線 放射能とは放射線を放出する能力のこと。 放射性物質とは放射能を持っている物質のこと。
放射線にはアルファ線、ベータ線、ガンマ線など様々なものがある。 放射性物質は固有の早さで放射線を出しながら、別の物質に変わる。 例えば、セシウム137はベータ線とガンマ線を出しながら約30年かけて元の半分がバリウム137に変わる。 もともとあった放射性物質が半分になるまでの時間の長さを半減期と呼ぶ。つまり、セシウム137の半減期は30年である。 1ベクレルのセシウム137の重量は1兆分の0.31gである。半減期である30年が過ぎると、セシウム137の重量は0.155gになっている。そしてもともとはなかったバリウム137が0.155g生まれている。

7 生き物の不思議 すべての命は、他の誰でもなくその命です。
初めはたった一つだった万能細胞が、父親と母親から遺伝情報(DNA)をもらいますが、それにすべてが書き込まれています。 それを、細胞分裂を繰り返しながら正確に複製することで、命を維持します。

8 いのちの情報が書き込まれたDNA DNA 染色体 核 二重らせん構造 全長2m ヒストン(タンパク質)と結びついて凝縮し、染色体を形成
塩基対 アデニン(A)-チミン(T)、 グアシン(G)-シトシン(C)

9 被曝による急性死確率 全身被曝線量 [グレイ] 急性死亡確率 [%] ほぼ100%が死ぬ被曝量(8グレイ) 半致死線量(4グレイ)
急性死亡確率 [%] 被曝による急性死確率 ほぼ100%が死ぬ被曝量(8グレイ) 全身被曝線量 [グレイ] 半致死線量(4グレイ) 死ぬ人が出始める被曝量(2グレイ)

10 「臨界事故」が起きた茨城県東海村の核燃料加工工場(JCO)

11 臨界になった時の作業

12 被曝直後は大きな変化がなかった手 NHK取材班、「被曝治療83日間の記録」、岩波書店(2002) 12

13 1月後には皮膚がぼろぼろになった NHK取材班、「被曝治療83日間の記録」、岩波書店(2002) 13

14 JCO事故での被曝量 100%、人が死ぬ被曝量      : 8 グレイ 大内さん :18 グレイ 篠原さん :10 グレイ

15 被曝の単位・・・グレイ 被曝の影響は、被曝する物体が放射線から受け取るエネルギーを尺度に測る。1kgの物質が1ジュールのエネルギーを吸収した時の被曝量を1グレイと決めた。 1ジュールとは0.24カロリー 1カロリーは1gの水の温度を1℃上昇させるエネルギー。水が1kgあれば、温度は1000分の1℃上昇する。 つまり、1kgの水が1ジュールのエネルギーを吸収する場合には、温度は約1万分の2℃上昇する。 人体は60%以上が水であり、1グレイの被曝で体温は約1万分の2℃上昇する。

16 被曝による急性死亡確率 全身被曝線量 [グレイ] 大内さん(18グレイ当量) 篠原さん(10グレイ当量) 体温は1000分の数度上がっただけ
急性死亡確率 [%] ほぼ100%が死ぬ被曝量(8グレイ) 全身被曝線量 [グレイ] 体温を2/1000度上昇させるエネルギー量 半致死線量(4グレイ) 体温を1/1000度上昇させるエネルギー量 死ぬ人が出始める被曝量(2グレイ) 16

17 数万倍 数十万倍 生きものと放射線は相いれない (放射線のエネルギーの巨大さ) 人間を含めたすべての生き物、そしてすべて
の物質は、DNAを含め原子同士が結合し、 分子になることで成り立っている。 その分子結合のエネルギー       数 eV X線のエネルギー      ~100,000 eV 数万倍 セシウム137のガンマ線   661,000 eV 数十万倍

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20 低線量被曝領域における各種の危険度 危険度 被曝量 高線量被曝領域 自然放射線被曝 バイノミナル効果 バイスタンダー効果 ゲノム不安定性
疫学によって 立証されてきた危険度 LNT仮説による危険度推定 危険度を半分に値切ったICRP 修復効果 自然放射線被曝によって受ける危険 ホルミーシス 有益 被曝量 低線量被曝領域における各種の危険度 20

21 学問の到達点 被曝のリスクは低線量にいたるまで直線的に存在し続け、しきい値はない。
BEIR-Ⅶ報告(2005年) 利用できる生物学的、生物物理学的なデータを総合的に検討した結果、委員会は以下の結論に達した。 被曝のリスクは低線量にいたるまで直線的に存在し続け、しきい値はない。 21

22 ICRP-2007年勧告 約100mSv以下の線量においては不確実性が伴うものの、がんの場合、疫学研究および実験的研究が放射線リスクの証拠を提供している。 約100mSv を下回る低線量域でのがんまたは遺伝的影響の発生率は、関係する臓器および組織の被曝量に比例して増加すると仮定するのが科学的に妥当である。 22

23 いわゆる放射線「許容量」の変遷 いわゆる放射線「許容量」の変遷 23

24 被曝の大半は 下請け労働者に負わされてきた

25 被曝労働というもの 普通の労働は、労働者の働く能力を売って、賃金を得る。 被曝労働は、被曝限度に達するまで、被曝の能力を売る。
下請け労働者の場合、被曝限度に達してしまえば、解雇が待つ。 被曝と病気の因果関係は、普通、立証できない。 解雇され、病気になり、労災も認められない悲惨な道が待つ。

26 終わります ありがとうございました 26


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