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第１４章 調べる （アウトプットの技術） 中国言語文化論
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アウトプットの難しさ 「思った通りの文章が、書けない」 「何をどう書けばいいのか、わからない」 「別に「世の中の疑問」なんて、ない」
「レポートや小論文の評価の基準が、わからない」 「「何でもいいから１０枚書け」と言われても…」
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高校まで書かされた文章 作文 小論文 読書感想文 etc… 「自分の思ったとおりのことを、素直に そのまま書けばいい」
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大学では・・・ レポート・卒業論文 「調べる」「書く」の２段階必要 →「自分の意見を素直に」だけではダメ
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☆「他人の意見・調査」と「自分の意見」の融合 ・どちらか一方だけではダメ 前者だけ（しかも黙って）だと「剽窃」、後者だけだと「感想文」
レポート・論文 ☆「他人の意見・調査」と「自分の意見」の融合 ・どちらか一方だけではダメ 前者だけ（しかも黙って）だと「剽窃」、後者だけだと「感想文」
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大学における「良い文章」ってなに？ 「自分の言葉で書く」「心をこめて書く」...？？
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レポート・論文≒セールス 売るもの→「自分の主張」 自分の主張を、相手に分かってもらう 「見知らぬ他者」を相手に想定する
「自分の主張をどう説明すればわかってもらえるか」を考える
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Ⅰ 「基本形」の確認 「AはBである。」「なぜならCという証拠・データがあるからだ」が基本 「AはBである」は、はっきりわかる形にする
いいたいことを５０字程度でまとめられるように（後述） Cがなくてはならない。ないと、単なる感想文。
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Ⅱ つねに「読み手」を想像する 独りよがりではダメ 「自分だけ」が分かっても、意味がない 「オレの心の声」では、ダメ
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「読み手」とは？ レポートであれば、担当教員 論文であれば、「見知らぬ相手」 例：福沢諭吉 自分以外の「読み手」が読んで、わかる形にする
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Ⅲ 「他人の意見」と「自分の意見」 とのバランス
自分の意見だけでは基本ダメ。それだと感想文。 他人の意見を参照・引用し、自説を補強 「私の主張はこうである。なぜならこの人もそういっているからである」
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新書を使って レポートを書こう 新書：日本が誇る文化 コンパクトにまとまっている
ひとまず、２年生ぐらいまでのレポートは、新書を基に書けば問題ない ※専門書 ・見方がマニアック ・テーマが狭すぎて、レポートにはあまり向かない
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レポートのテーマを選ぶ →新書になっているテーマを選ぶ
参考文献の探しやすいテーマを選ぶ 先に参考文献の目星をつけておく でないと、感想文しか書けなくなる 新書になっている・しかも複数ある 書きやすいテーマ ※新書になっていないテーマは、卒論から
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ただ、新書も何でもいいわけではない 「トンデモ」もある 「トンデモ本」を使って書いたレポートは、トンデモになる
参考文献を適切に選ぶことが重要
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適切な参考文献って？ 新書であれば、「岩波新書」「中公新書」「講談社新書」「ちくま新書」であれば、基本的には信頼が置ける
それ以外は、「タイトルが派手なもの」は避けた方が無難 例「〇〇の真実」「誰も知らなかった〇〇」 「〇〇はもうすぐ崩壊する」等々
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新書は何冊ぐらい？ ３冊を目指す １冊は、やめたほうがいい 「やっつけ」感に溢れている
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新書は、どこで手に入る？ ひとまず、amazonで検索 前に挙げた４つの新書に入っているかチェック できるだけ新しいものを選ぶ
できたら５年以内のものを
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できれば、買う でも、全部の授業のレポートで３冊ずつ買ってたら、お小遣いが… 図書館をチェック なければ、県立図書館をチェック
相互貸借は、送料のほうが高くつく場合も
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いざ、書き始め 「お約束」を守る 「お約束」を守ったレポートは、それだけで通る（場合も多い）
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できれば、いろいろな人に見てもらう 文章は、「直されてなんぼ」 意味が通るかどうかを他人に見てもらうことは、とても大事
提出したレポートは、できれば返してもらい、講評をもらう
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文章：アウトプットの重要な手段 これからの世の中：アウトプットがとても大事 「中身」よりも「外見」 自分を上手に「魅せる」
「真面目な／真面目に」文章を書くことで、ポイントが上がる
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というわけで 今回発表する内容で２０００字のレポート 締切は１月１５日（月）の午後５時。 メールで高橋まで送付。
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