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H21年度教務WG FD担当から報告 教務WG:山澤一誠,眞鍋佳嗣 2010年2月25日 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科

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1 H21年度教務WG FD担当から報告 教務WG:山澤一誠,眞鍋佳嗣 2010年2月25日 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
FD研修会 H21年度教務WG FD担当から報告 教務WG:山澤一誠,眞鍋佳嗣

2 授業評価アンケート H19年度より変更なし アンケート項目 H19年度分から現在までのものを比較可能 授業にはよく出席しましたか?
電子シラバスに,受講に必要な情報(休講・補講日程,配布資料へのリンク)が掲載されていましたか? 学期全体を通したこの授業の構成は適切でしたか? この授業はあなたが知識を得る上で役に立ちましたか? テキスト類の内容は適切なものでしたか? 教員の説明はわかりやすいものでしたか? 小テスト,レポート,試験の時期,回数,内容は適切でしたか? 教員は授業に対する興味と熱意を持っていると感じましたか? 授業の内容は難しかったですか?(科目の難易度)

3 授業評価アンケート結果 (I~IV期の全科目平均)
H18年度 H19年度 H20年度 H21年度 電子シラバス 4.27 4.49 4.40 内容予想 4.07 授業構成 4.01 4.06 4.35 知識獲得 4.10 4.13 4.31 4.37 テキスト 3.94 4.00 4.21 4.34 プレゼンテーション 3.71 3.98 4.25 小テスト,レポート,試験 3.90 3.95 4.23 教員熱意 4.20 4.29 4.51 授業難易度(5:難–1:易) 3.68 3.77 3.78 後輩への推薦 3.84 値はほぼ単調増加しているので,改善があると見られます. 今回新たなデータとして,受講者数とスコアの平均の関係をグラフにしてみました. ※カリキュラムの変更や授業参加人数の変化があるためあくまで参考値

4 受講者数と平均スコアの関係 30人以上の受講者数がいる授業については,スコアの高い授業ほど受講者数が多く人気があることがわかります.
一方,30人以下,特にIII期の10人以下の受講者の授業はスコアが高いものがあります. これらの一部の授業については,一部の学生に人気があるのだと思われます.

5 教員アンケート集計結果 テキスト内容の更新は例年通りありますが,手法や方法など授業スタイルについては変化が少なくなってきました.
各教員で手法がだいぶ確立してきているからかもしれません.

6 教員アンケートより 内容・テキストについて プレゼンテーションスタイルについて 中間アンケートについて その他
内容の追加・更新(新たな内容・最新研究など) スライドと配布資料を完全に分け,スライドを簡潔に,配布資料を詳細にしたら好評だった プレゼンテーションスタイルについて スタイルが確立してきたためか,変更しない教員が増えてきた 中間アンケートについて 複数教員による授業が増え,中間アンケートを取るタイミングが無い授業もあった 代わりに出席票やminutes paperにコメントを書いて貰うスタイルが増加した その他 オフィスアワーがあっても学生は質問にこない 出席票やwikiにより質問を受け付けて対応出来ている教員もいる 教員により質問の受け付け方が違うため, 質問方法をシラバスなどに明記する必要があるかもしれない.

7 授業評価についてまとめ 結果に改善が見られる. 受講者数とアンケート結果に非線形の相関が見られる.
各教員の授業スタイルの違いを学生にわかりやすくするべきかもしれない. 教員向けアンケートに授業方法について改善する方法を各教員がいるので情報を共有したほうがいい. 授業時間について考えるべき 20分程度しか集中力が続かないはず. ケンブリッジは60分 間に休憩を入れるようにすると,学生には好評だし,その間に質問に来る学生が多い.

8 研究指導FD情報交換会 講座で蓄積された研究指導方法論の共有と体系化を試みる 各講座の研究指導方法について情報交換を行い,研究指導に役立てる 前期課程期間のスケジュールと研究指導体制に関しての調査を行う

9 実施状況1 第1回 2007年12月13日 11:00〜12:00 参加者:9名 ・趣旨説明 ・海外における研究指導法調査について ・次回研究指導FD講演会について ・各教員の研究指導についての情報交換 第2回 2008年1月10日 17:00〜18:00 参加者:8名 第3回 2008年2月14日 17:00〜18:00 参加者:5名 (研究の進捗の確認方法,他研究室のミーティングの見学についてなど) 第4回 2008年4月17日 17:00〜18:00 参加者:6名 ・前田先生のケンブリッジ大学滞在報告 ・海外の研究指導について ・NAISTの国際化への問題点について

10 実施状況2 第5回 2008年6月12日 17:00〜18:00 参加者:3名 ・ネガティブな学生のフォローについて ・FD情報交換会の活発化・成果について 第6回 2008年7月18日 17:00〜18:00 参加者:8名 ・金出先生の研究指導FD講演会を聞いて 第7回 2008年11月13日 17:00〜18:00 参加者:7名 ・各講座での研究指導に関する調査内容について ・若手研究者のインターンシップ 第8回 2009年6月11日 17:00〜18:00 参加者:6名 ・研究指導に関する調査について ・フリーディスカッション (輪講の仕方,就職活動について,副指導教官など) 第9回 2009年11月12日 17:00〜18:00 参加者:4名 (修士・博士一貫コース,高専との連携など)

11 典型的な修士課程学生の入学から 前期課程終了までのスケジュール
M1 M2 備考 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 テーマ仮設定 担当決め 論文紹介 勉強会 テーマ本設定 中間発表 外部発表  1回以上 回答:23講座 ・今後,研究指導FD情報交換会において,調査結果に関して詳細な分析を行い報告を行う.


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