担当 實原隆志
1.規制行政 2.給付行政 3.調達行政 4.誘導行政 権力者 国民 自由を制約
1. 憲法と行政法 ・ 公共の福祉 ・ 予測可能性 2. 法律の留保原則の具体的内容 ①規範の種類 I. 組織規範 II. 根拠規範 III. 手続規範 ②法律の根拠を必要とする活動 不利益処分 1) 侵害留保説 2) 全部留保説 3) 重要事項留保説 ③ どのような法律を作ればよいか:規律密度の問題
3.行政の裁量 P.24~ 1. 行政の裁量とは何か 本質性理論 2. 裁量の種類 ①裁量行為と覊束行為 ②要件裁量と効果裁量 ③覊束裁量 3. 裁量に対する裁判所の取り組み ・逸脱 ・濫用 行政便宜主義 覊束
1. 伝統的な公法・私法二元論 ① 民法のルールは万能か ② 公法としての行政法 1) 行政に関する国内法 2) 行政法は「公法」 ③ 行政と市民との法関係 ⅰ.権力的な関係 いやだ! 行 政 市 民
II. 管理関係 公物 ⅲ. 私法関係 ④公法的なルールの特殊性 1) 比例原則 2) 平等原則 3) 手続的正義の要請
2. 行政裁判所と公法・私法二元論 P.41~ ①大陸法的な行政裁判所 大審院 一審裁判所 行政裁判所
②行政裁判所法から行政事件訴訟法へ 3. 公法と私法の相対化 P.43~ ①公法・私法二元論の実益:省略 ②権力関係に民法 177 条が適用されるか <民法 177 条> ①土地を売 却 登記 ②土地を売 却 対抗できない
<農地買収処分について> ①土地を売却 登記 国:農地委員会 ②農地買収処 分 ③売却 ? <租税滞納処分について> ①土地を売 却 登記 国:税務署長 ②土地を差押 ③公売・売 却 ?
③会計法 30 条が適用される範囲 ④公権や公物に関する考え方 1) 公権 2) 公物 ⑤公法・私法二元論の否定説:省略 ⑥現在の学説の状況
1. 行政行為とは 更正処分 2. 行政行為の効力 ①自力執行力 <更正処分に従わなかった場合> 税務署長 納税者 ② 不可争力 ①更正処分 ②滞納処分 ・督促状の送 付 ・差押 え ・公 売 ・売 却 裁判所 債権者 債務者
③公定力 <公務員の不当解雇・未払い賃金の支払いを争う場合> 1) 実質的な根拠 2) 形式的な根拠 ①解雇処分 1.取消訴訟 (元 ) 2.未払い賃金の支払い請 求 民間会社 (元)社 員 都道府県 公務員
④公定力の及ぶ範囲 行政:保健 所 飲食店 1.営業停止命令 (違法) 2.損害賠償請求
3. 違法な行政行為の取扱い P.63~ ①瑕疵の治癒 ②違法行為の転換 ③無効 <重大明白とは何か> 1) 一見明白説 2) 主観的明白説 3) 利益衡量説
④違法性の承継 <更正処分に従わなかった場合> ・更正処分 3 か月 ・滞納処分 4 か月 ・取消訴訟 7 か月 税務署長 納税者 1.更正処 分 2.滞納処分
4. 職権による取消し・撤回 P.70~ ①職権取消し ②撤回 ③取消しと撤回の違い ④取消し・撤回の相手方の保護 2010 年 4 月 1 日 医薬品の承認 2010 年 5 月 7 日 認可の取消 認可の撤回
1. 行政指導とは ①行政指導の定義:行政手続法 2 条 6 号 ②具体的事例 税務署 納税者 増額更正処分 ● アドバイス ● 書類の訂正
2. 行政指導が多用される理由 ①行政行為の特徴 ②行政指導の利点 I. 行政側にとっての利点 II. 国民にとっての利点 3. 行政手続法による規律 ①行政指導の問題点 ②行政手続法による整備
4. 行政指導はどこまで許されるか <品川マンション事件> 1.建築確認の申請 周辺住民 2.陳情:建築に反 対 3.行政指導 付近住民と話し合うように 4. 話し合 い 5.建築確認の留保 =先延ばし 東京都建築審査会 7.損害賠償請 求 役所(東京都) マンション業者
1. 「国の唯一の立法機関」としての国会 2. 法規命令 ①法規命令の意味 ②委任命令と執行命令~法規命令の種類 I. 委任命令 II. 執行命令
③ 具体的事例 3. 行政規則 P.96~ ①行政規則の内容 ②行政規則の法的意義 外部化 行政部門 A 行政部門 B 通達通達 訓令訓令 要綱要綱 行政庁 「職員は・・・人事院規則で定める政治的行為をしてはならない」 人事院=行政機関 国会 丸投げ?
1. 行政計画とは? 2. 行政計画の法的統制 ①手続的統制 ②実体的統制 ③法律の根拠の必要性 公聴会公告縦覧 住居系 商業系 工業系 <用途地域の指定> A市
3. 計画担保責任 新駅の建設を依頼 受入・建設準備
4. 行政計画訴訟 ①用途地域の指定をめぐる争訟 ②計画を裁判で争う方法 1)工業地域に指定 2)建設計画・準 備 3)住居地域に変 更 取消を求める訴 訟? 1)工場建築の確認申 請 2)拒否処分 3)拒否処分の違法性を争 う
1. 調達契約 ①調達契約とは 請負契約 ② 行政契約に関するルール ③ 「公法上の契約」:省略 1. 給付契約 P.115~ ①給付契約の内容 I. 契約締結の強制 II. 民法上の「附合契約」 III. 給水の停止について ②行政行為によるサービスの提供
3. 規制契約 ①公害防止協定 ②行政契約(規制契約)の限界 4. 新しい契約 ①建築協定 ②事務委託 「組合立学校」 商店街店主 行政 協定 認可
1. 行政上の強制執行 ①行政代執行 行政庁 一般私人 ・不作為義務 ・非代替的作為義務 ②強制徴収 1.ゴミの処分 命令 2.ゴミを処分3.費用の支払い 3.費用の取立
③自力救済の禁止との関係 ④直接強制と執行罰 ⑤民事上の強制執行:省略 ⑥強制執行の実状 A B 裁判所 訴え 判決・執 行 自力救済の禁止 行政 ゴミ屋敷 周辺住民 指導 ? 3面関係
2. 義務違反に対する制裁 P.133~ ①行政刑罰 ②交通反則金 ③秩序罰(過料) <路上喫煙防止条例による過料> 地方公共団体の長 条例違反者 過料:行政処分 (裁判所)
④その他の制裁措置 I. 加算税 II. 課徴金:省略 III. 違反者の公表 IV. 許認可の停止・取消 V. 給付の停止 国土交通省 免許保有者 処分の告知 弁明 行政 工場 (主) 工業用水の供給停止 公害の発生
3. 即時強制 P.140~ ①概要 <破壊消防> ABC
②要件 ③ 救済手続