コミュニケーションとメディ ア 高校 1 年「社会と情報」 ⑦
1.コミュニケーション手段の 発達
送り手 受け手 表情・身振り・手ぶり =ノンバーバルコミュニケー ション 言葉 =バーバルコミュニケー ション コミュニケーション =人から人へ情報を伝達して意味を分かち合 う 考 え・ 感情 ① コミュンケーションとは 3
参考 メラビアン(米)の実験
② コミュニケーションのプロセ ス 送り手が意図したとおり受け取るとは限ら ない 5 日本文教出版「社会と情報」教科書より
コミュニケーションの行き違い の例 アンジャッシュの勘違いコント「バイト 面接」 – アルバイトの面接に来た若者を、万引き犯人 と勘違いしている店長の会話 – 前提が異なるので同じ言葉をお互いに違って 解釈して、かみあわない・・・ コミュニケーションの成立には 同じ文化を共有する 置かれた状況に応じた発言・理解 同じ言語(記号)を理解する
作業 コミュニケーションの行き違いの経験 は? ヒント – 言葉・方言の違い、文化の違い、思い込み・・・ – (例)大阪弁の「なおす」は通じない・・・
コミュニケーション手段の発達 対面によるコミュニケーション 技術の発達 通信機器を介したコミュニケーション → コミュニケーションや社会のあり方の 変化 8 インターネット・SNS・ケータイ・LINE・・・
調査 インターネットがなかった時代と今の 比較 状況なかった時代ある時代 (例)天気を調べ る 新幹線の予 約 177 に電話をする 駅に買いに行く スマホで調べる スマホで予約する 思いつくもの・調べたものをあわせて2つ書いてみよう!
2.コミュニケーションの形態
① メディアとは・・・ メディア=発信者と受信者の中間の媒体・ 媒介 11 ※マスメディア(新聞,雑誌,テレビ)=大量に情報を伝達 日本文教出版「社会と情報」教科書より
実習 コミュニケーションの分類 人数に注目 「 1 対多」=個人・組織 → 不特 定 「 1 対 1 」=個人 → 個人 方向性に注目 一方向=一方通行の伝達双方向=両方向の交流 時間に注目 同期=送り手と受け手が同時非同期=同じ時間を共有しない 分類しよう:二人の対話、新聞、テレビ、Webサイト、電話、手紙、メール、 ブログ、FAX
実習 コミュニケーションの分類 人数に注目 「 1 対多」=個人・組織 → 不特 定 「 1 対 1 」=個人 → 個人 方向性に注目 一方向=一方通行の伝達双方向=両方向の交流 時間に注目 同期=送り手と受け手が同時非同期=同じ時間を共有しない 分類しよう:二人の対話、新聞、テレビ、Webサイト、電話、手紙、メール、 ブログ、FAX
疑問 LINEや携帯メールは同期?非同 期? 同期の部分非同期の部分 ついでに考えてみよう ・「既読スルー」問題の背景とは?
情報発信できる人の拡大 昔:情報発信できるのは新聞社やテレビの み 今:一般市民でも情報発信が可能に 期待:マスメディアの言論の偏りを正 す 課題:誤報や表現の配慮に欠ける情報 情報発信には責任と影響力を考える必要あ り 15
3.メディアリテラシー
メディアが私たちにもたらす情報 距離の制約をこえて(例)海外のニュ ース 時間の制約をこえて(例)歴史の出来 事 膨大な情報を得ることができる もしメディアがなかったら・・・・ 17 ①メディアリテラシーとは
反面メディアからの情報は・・・ 私たちの「現実」はメディアを通じたもの ? メディアは物事の一面を切り取って伝える 間違った情報,偏った情報である可能性は ? すべての情報を鵜呑みにするのは危険 メディアの特性を知り,賢く情報を読み解 く力 (=メディアリテラシー)が重要 !! 18 ①メディアリテラシーとは
メディアリテラシー メディアの意味と特性を理解したうえ で 受け手として情報を読み解き 送り手として情報を表現・発信すると ともに メディアのあり方を考え行動していく ことができる能力
実習 メディアを批判的に読み解こう! 通販番組 – 小さな目立たない文字で書かれている言葉は 「あくまでも個人の感想です」 「運動と食事制限を行った効果です」 CMの例 – 栄養成分2000mgって何g クリティカル・シンキング =メディアの受け手として批判的思考が大 切
実習 ステレオタイプ(ワンパターンな考え)を 探そう メディアで描かれるワンパターンな例 – 高校野球は感動的 – ドラマの先生は熱血