利用者負担の更なる軽減 【障害児のいる世帯】. 1 障害児のいる世帯の利用者負担の見直しについて ○ 障害児のいる世帯の負担軽減措置について、保護者など家庭の負担が大きいといった事情に 配慮 し、次の措置を講じる。(平成19年度実施) ① 1割負担の上限額の引下げ(現行2分の1 → 4分の1)(通所施設・在宅サービス利用児.

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障害福祉サービスの利用者負担について. ● 障害福祉サービスの利用者負担の考え方 ~障害福祉サービスの利用者負担が変わります ~  障害福祉サービスについても、必要な人すべてが適切にサービスを利用できる制 度(普遍的な制度)を目指します。 → 介護保険や医療保険と同じように、利用した量に応じて支払う仕組み.
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全日本民医連 介護・福祉部 1 「利用者負担増」のメニューが目白押し ○ 利用料の引き上げ(2割負担) ○ 居住費徴収対象の拡大 ○ 補足給付要件の厳格化 ○ ケアプランの自己負担導入 ○ 軽度者の「2割負担」か「生活援助外し 」 地域包括ケアの実現に向けた 新たな施策の提案 ○ 地域包括ケア関連の施策.
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(1)1日当たり利用者数が、定員50人までの場合は当該定員の20%(①)を、 定員が50人を超える場合は当該定員から50を差し引いた員数の10%(②)を ①に加えた数を、それぞれ超過しているとき → 基本単位数の70%を算定 (2)過去3か月間の平均利用人員が、定員の105%を超過している場合 → 基本単位数の70%を算定.
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参考資料.
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3歳から5歳までの障害のある子どもたちのための 無償化にあたり、新たな手続きは必要ありません。
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利用者負担の更なる軽減 【障害児のいる世帯】

1 障害児のいる世帯の利用者負担の見直しについて ○ 障害児のいる世帯の負担軽減措置について、保護者など家庭の負担が大きいといった事情に 配慮 し、次の措置を講じる。(平成19年度実施) ① 1割負担の上限額の引下げ(現行2分の1 → 4分の1)(通所施設・在宅サービス利用児 童) ② 軽減対象世帯の拡大 (通所施設・在宅サービス利用児童に加え、入所施設利用児童も対 象) ・ 収入ベースで概ね600万円(市町村民税の所得割10万円(注))まで拡大 ・ 資産ベースで1,000万円まで拡大 ※ 社会福祉法人による軽減という仕組みではなく、政令改正により、NPO法人の利用者などすべての利 用者が負担能力に応じて軽減措置を受けられるようにする。これにより、軽減を行った事業者の持ち出しも解 消する。 現行平成19年度 平成20年度 (経過措置終 了) 軽減内容上限額の1/2 上限額の1/4(通所施設・在宅サービス) ※1 通所施設の場合、「低所得2」は「低所得1」と同額(3,750円) ※2 入所施設の場合、上限額の1/2 ※3 医療型施設の場合、福祉部分の負担を同様に引下げ 対象者 ・ 低所得1 ・ 低所得2 ※ 食費等の実費負担は、一般(所得 割2万円未満)まで軽減(通所施 設・在 宅サービスは学齢期前まで) ・ 低所得1 ・ 低所得2 ・ 一般(所得割10万円(注)未満) ※ 収入ベースで概ね60 0万円まで ・ 年収150万円以下 ・ 資産350万円 ※ 以下 ※ 一の世帯員の増ごとに100万円 増 ・ 収入要件の撤廃 ・ 資産1,000万円以下 実施主体都道府県等(補助事業)都道府県等(給付費) 事業者社会福祉法人NPO法人などすべての事業者を対象 (注) 税制改正(三位一体改革による税源移譲等)の影響により、平成19年7月以後は、所得割の額は16万円となる。 ※ 食費等の負担軽減についても同様に拡大(通所施設・在宅サービスは学齢期以後も 対象)

2 1.通所(障害児施設(福祉型))のケース 平均事業費 約14.4万円 見直し後 措置費制度 児童福祉法(契約制度) ~H18.9月 措置費制度 ~H18.9月 措置費制度 H18.10月~ 児童福祉法(契約制度) H18.10月~ 児童福祉法(契約制度) ※食費軽減分の9,240円の1割が利用者負担に上乗せになる 障害児のいる世帯の利用者負担の軽減について 軽減措置の対象を中間所得者層まで拡大し、月額上限を原則4分の1に軽 減 軽減措置の対象を中間所得者層まで拡大し、月額上限を原則4分の1に軽 減 ※ 学齢期以後も対象 一般(所得割2万円以上世帯) 4,500円~全額 一般(所得割2万円未満世帯) 2,200円/3,300円 低所得2 1,100円 低所得1 1,100円 28,700円 20,384円 (28,700円) 9,040円 (28,700円) 9,040円 (28,700円) 定率1割負担 (軽減前の額) 14,400円 15,324円※ 7,500円 (14,400円) 7,500円 (14,400円) 食費負担 (軽減前の額) 14,300円 5,060円 (14,300円) 1,540円 (14,300円) 1,540円 (14,300円) 一般(所得割10万円以上世帯) 14,500円~全額 一般(所得割10万円未満世帯) 2,200円~14,500円 低所得2 1,100円 低所得1 1,100円 28,700円 14,360円 (28,700円) 5,290円 (28,700円) 5,290円 (28,700円) 定率1割負担 (軽減前の額) 14,400円 9,300円 【37,200円の4分の1】 (14,400円) 3,750円 【低所得1と同額】 (14,400円) 3,750円 【15,000円の4分の1】 (14,400円) 食費負担 (軽減前の額) 14,300円 5,060円 (14,300円) 1,540円 (14,300円) 1,540円 (14,300円)

3 2.入所(障害児施設(福祉型))のケース 見直し後軽減措置の対象を中間所得者層まで拡大 (月額上限を2分の1+食費等の負担軽減) (月額上限を2分の1+食費等の負担軽減) 平均事業費 約18.6万円 ~H18.9月 措置費制度 ~H18.9月 措置費制度 H18.10月~ 児童福祉法(契約制度) H18.10月~ 児童福祉法(契約制度) 一般(所得割2万円以上世帯) 9,000円~全額 一般(所得割2万円未満世帯) 4,500円/6,600円 低所得2 2,200円 低所得1 2,200円 45,000円 (76,600円) 19,600円 (76,600円) 13,300円 (76,600円) 8,500円 (73,000円) 定率1割負担 (軽減前の額) 18,600円 12,300円 (18,600円) 7,500円 (15,000円) 食費等負担 (軽減前の額) 26,400円 (58,000円) 1,000円 (58,000円) 1,000円 (58,000円) 1,000円 (58,000円) 措置費制度 児童福祉法(契約制度) 食費等負担 (軽減前の額) 26,400円 (58,000円) 1,000円 (58,000円) 1,000円 (58,000円) 1,000円 (58,000円) 1,000円 (58,000円) 一般(所得割10万円以上世帯) 18,700円~全額 一般(所得割10万円未満世帯) 9000円~18,700円 一般(所得割2万円未満世帯) 4500円/6,600円 低所得2 2,200円 低所得1 2,200円 定率1割負担 (軽減前の額) 18,600円 【37,200円の2分の1】 18,600円 【37,200円の2分の1】 12,300円 (18,600円) 7,500円 (15,000円) 45,000円 (76,000円) 19,600円 (76,600円) 19,600円 (76,600円) 13,300円 (76,600円) 8,500円 (73,000円) ※18歳未満