コンピューター概論 (パソコン編) 慶應義塾大学 環境情報学部一年 祖父江 塁
パソコンとゲーム機、何が違 う? マルチタスク ・ PC は情報を同時に複数処 理することが出来る。 (たくさんの仕事を考えながら同時進 行で進めることでゆっくりだけどた くさんの仕事が出来る。) シングルタスク ・ゲーム機は情報をただひとつだ け作業(処理)していればよい。 (流れ作業で決められた仕事を ずっと続けていると仕事は速いけ どたくさんの仕事はしない。)
パソコンって何で便利なの? ・人間が出来ないよう なことをしてくれる。 - 高速な計算 - 情報の貯蓄 ↓ デジタル情報を 手軽に扱える機 械 ( Personal Computer )
デジタル情報
デジタル:情報を一定の数字で表したもの。 アナログ:情報がそのままの状態。 デジタルだと情報が数字だから保存していた情 報が簡単に、正確に復元できる。 (コンパクトに保存できる、音や画質が劣化しない 等・・・)
つまりはこういうこと。 人間が見ても??? モノは人に語り掛けない %1 あら ま! 100 年後・・・ %1 あらま! [ 入力 ] [ 保存 ] [ 出力 ] [ 取り出して復元 ]
デジタルを活用した例 ・音楽 CD - 昔はアナログレコー ド ・デジタルカメラ - 撮影するとファイル に ・ CG - 手で書くよりも書き やすく、使いやすい。
デジタルを扱う ・簡単に、正確に情報を再 生・作成できる -PC でゲーム、音楽、映画 鑑賞など … - 表計算ソフトで家計簿を つけたり … ・デジタル情報を相手と簡 単に共有できる - メールやチャット、 WWW…
デジタルを扱う上での注意 ・情報を入力するときに生じる漏れでデー タが欠落する。 -CD では音楽のサンプリングにより臨場感がな い。 - 電子メールだと手書きのぬくもりが感じられな い。 ・数字情報を復元する手段がないと使えな い -CD プレイヤーやパソコンがないと情報が詰まっ た媒体があっても仕方がない。
パソコンの仕組みと装置
情報を扱う流れ ・ 情報を扱うということ は・・・ 情報を入力する ↓ 情報を処理、格納する ↓ 情報を出力する → ということはその機能と 装置が必要になる。
情報の入力 ・情報の入力 - キーボードから文字 を - マウスで動きを - タブレットで手書き 入力 - スキャナで映像入力 - マイクで音を - 電子鍵盤で音階を - 媒体 ( CD など) から読み 込み ・・・等 人間が情報を脳へ伝達するため に目、鼻、耳などの五感を使う のと同じ。
情報の処理・格納 ・情報が入ってきたら・・・ -CPU (中央演算処理装置) が人 間の脳の様に情報を処理 する。 -OS (基本ソフト) というソフ トウェアで処理のための 基本的な考え方を持つ。 - 処理用の一時記憶領域 ( メモリ ) と覚えておくた めの主記憶領域 (HD) に分 ける。 人間の頭の中は物体として脳が あって、一定の考え方によって 情報が処理する。 また人間の脳はその情報を覚え ておく役目もするが、 PC では その装置は別においてある。
情報の出力 ・格納された情報は出力す る。 - ディスプレイは文字、 映像など格納した情 報をそのまま出力 - スピーカーは音を - プリンターは紙に文 字、絵を出力 ・・・等 脳から情報と命令を伝達させ、手や足 がそれを受け取って実際に体を動かす ような感じである。
パソコンを便利に使うには ・デジタル情報を扱っているんだ、と認識 する - その性質を理解すると生活の改善が出来る。 例:ノートを PC で取ると一年次の復習が簡 単! ・仕組みを理解して、どこをよくすれば使 い勝手がよくなるんだろうと考えてみる。 - タイピングの練習をすることで素早い入力が可 能。 - 入力、出力、処理、格納のどこの精度を上げる かは自分次第。
パソコンは便利な道具です。 是非とも有効活用して下さい。 おわりに・・・ 以上。