Word の効率的な使い方 ボタンのカスタマイズ (上付き,下付き,数式エディタなど) ショートカット 図の貼り付け 実践してみよう
Word の効率的な使い方(1) ボタンのカスタマイ ズ Word 上部のツールバーには太文字 B ,斜体 I などのボ タンが用意されている. 一方,レポート,論文等を作成する際,上付きや下 付き,数式エディタなどを良く使うことが多いかと 思う.しかし,それらのボタンがないため,非常に 使いにくい. ツールバーのボタンを次の手順でカスタマイズして みよう.
Word の効率的な使い方(2) ボタンのカスタマイ ズ 1. まず, Word を立ち上げよう. 2. 「ツール」 → 「ユーザー設定」 → 「コマンド」を選 ぶ 3. 数式エディタのボタンを作成するには 1. 挿入を選択 2. リストから「数式エディタ」を選択. 3. 上部のツールバーにドラッグする. 4. ツールバーから削除したい場合は,ツールバー上のボタン を選択 → 削除 4. 同様にして,「上付き」「下付き」を「書式」から 選択して,ボタンを作成してみよう 5. 「記号と特殊文字」も便利である.(「書式のリス ト」)
Word の効率的な使い方(3) 代表的なショートカッ ト パソコンに慣れてくると,マウスを使うのがやや億 劫になってくる. ショートカットという機能が用意されており,基本 的な動作は,キーボードのキーで制御することが可 能である. 次にあげておくものは,今後非常に使うことが多い と思うので憶えておきましょう 1. 「 Ctrl+Z 」:前の動作をやり直したい場合 2. 「 Ctrl+X 」:切り取り 3. 「 Ctrl+C 」:コピー 4. 「 Ctrl+V 」:貼り付け
やってみよう 1 今日のニュースより 米欧の研究チームが、空全体で最も巨大な星を三つ突き止め、1 0日、米天文学会で発表した。 米航空宇宙局(NASA)は10日、スマトラ沖大地震の影響で 地球の形がわずかに変形したほか、1日の長さが短くなったり、 地軸がずれたりしたとみられると発表した。 上記の 2 つの文を Word で打ち込み,切り取り,貼り付け,または コピー等の作業をやってみること.さらに, Ctrl+Z でやり直し をやってみること.
Word の効率的な使い方(4) 代表的なショートカッ ト その他のショートカット 1. 「 Ctrl+A 」:すべて選択 2. 「 Ctrl+Shift+ マイナス」:下付き 3. 「 Ctrl+Shift+ プラス」:上付き 4. 「 Ctrl+B 」:太文字, 「 Ctrl+I 」:斜体
Word の効率的な使い方(5) 数式エディッタの代表的なショート カット 数式エディタで次の数式を書いてみよう 下付き: Ctrl+L 上付き: Ctrl+H 上下付き: Ctrl+J ローマ字: Ctrl+G ( α を打つ場合は, Ctrl+G の後に A と 打つ) 分数: Ctrl+F ルート: Ctrl+R
やってみよう 2 次の式を数式エディタを使って書きなさい 1. 2. ここで θ はギリシャ文字で q 3. ここで δ はギリシャ文字で d 4. ここで ω はギリシャ文字で w
Word の効率的な使い方(6) 「形式を選択して貼り付け」に関し て なんらかの文章,画像を Word の文中に貼り付ける際 に,形式を選ぶ必要がある. 例)インターネットで掲載された重要な文章を word の文中に貼り付けたい場合 やってみよう1)文章をコピーして普通に貼り付ける. ホームページの書式がそのまま張り付きおかしく なる やってみよう2)文章をコピーした後,「編集」 → 「形式を選択して貼り付け」 → 「テキスト」 word の書式で文章が張り付くはず
Word の効率的な使い方(7) 「形式を選択して貼り付け」に関し て 画像の貼り付けについて Word の使い方の練習 まず PowerPoint で右のような図 と文字を作成してみよう. これを Word 文中に貼り付けた い. やってみよう1)そのまま選択 してコピー・貼り付けを行う. やってみよう2)選択して「コ ピー」 その後,「形式を選択して貼り 付け」 → 「図」
図の貼り付けの形式 「図」または「図(拡張メタファイル)」 もっとも標準的で使いやすい.ただし貼り付ける図の容量 が大きい場合, Word のファイル自体も大きくなる GIF 256 色で色を限定することによりファイル容量が小さくなる. (イラストなどの色数が少ない,またはグラデーションが ない図に適切) JPEG 写真等,色がたくさんある場合に優位である.比較的グラ デーションにも強い.ただし,イラストには不向き PNG GIF , JPEG と比較して画質は良い傾向がある.ただし,ファ イル容量は比較的大きい
例)ブロック図を作成してみよう Unit Delay + 1.必要な材料を作成する × 2.適切に配置する. Unit Delay Unit Delay 配置については,右下の図形の調整配置・整列を使う (例えば左右整列や上下中央揃え) ++ ××
続き 3.配置した材料を線でつなぐ ここでそれぞれをつなぐ場合「オートシェープ」の「コ ネクタ」が便利 Unit Delay Unit Delay ++ ××× 通常の矢印で コネクタで 図ができたら Word に貼り付けてみよう
図の形式で Word に貼り付けた後 形式を図にして張り付ける. Word に図を貼り付けた後,その図を選 択 右クリック → 図の書式設定 図のサイズ 図のレイアウト