第8回 Word を使ったレポートの作成 担当: 遠藤 美純

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1 検索 ● 検索:特定の文字列を探す ⓪検索を行う範囲を限定する ときは、範囲選択をする。 ① メニューバーの「編集」 → 「検索」とクリックする。 ②「検索する文字列」欄に検 索したい文字を入力する。 ③「次を検索する」または 「すべて検索」をクリック する。 ※「コピー」&「貼り付け」 でも入力できる。
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1 WORD の起動法と終了法 ● WORD の起動法 (1) デスクトップの Microsoft Word アイ コンをダブルクリックする。 * (2) 「スタート」 ― 「すべてのプログラ ム」 ― 「 Microsoft Word 」と選ぶ。 (3) Word で作成された文書があるとき は、そのアイコンをダブルクリック.
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図の挿入 ●方法1 ①図を挿入する位置にカーソルを置く。 ②「挿入」タブ ⇒「図」 → 「ファイルから」とクリックする。 ③挿入するファイルを選択し、「挿入」をクリックする。 ●方法2(書式までコピーされるので、ファイルサイズが大きくなる) ①挿入する図をコピーする。 ② 挿入する位置にカーソルを移動し、ツールバーまたは右クリックメニューの「貼り付け」をクリックする。
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第8回 Word を使ったレポートの作成 担当: 遠藤 美純 yendo@soka.ac.jp

問題とは何か? 問題の解決方法ではなく、問題の把握の仕方、問題の定義こそが重要 問題は何なのか? それは誰の問題なのか?

コンピュータは道具として 本当に役に立っているのか コンピュータの普及と論文・レポートの品質向上との関係 コンピュータの利用で作業時間が減っても、その時間は論文・レポート作成には費やされない? そもそも、コンピュータによって、作業時間は減っているのか、それとも増えているのか

テーマ (問題の定義) を考える 今回のレポートのテーマはコンピュータに関連するものならば何でも可 その枠内で自分にしか書けないテーマを取り上げる 「これをやらなければ生きていけない」そういうテーマ

前回の授業より ~スペルチェック、文章校正~ スペルや文書のおかしなところを、Wordが自動的にチェックしてくれる

前回の授業より ~こまめに保存する~ Word が編集途中でフリーズして、編集していた内容が消えてしまうことがある。 早めに、名前をつけて保存を行い、こまめに上書き保存をすること 上書き保存のショートカット: Ctrl + S

今回学ぶこと レジメ、レポート、論文の書き方 論文などを書く際に便利な Word の機能 表示 文字スタイル ページ番号 注

レジメ、レポート、論文とは? レジメ レポート (学術)論文 口頭で学術的な発表する際に、補助的に用いる発表内容の要約 授業の課題のような、簡単な調査報告 (学術)論文 新たな知識や、見解を論理的に著述した一定量の報告

必要な項目 必ず必要な項目 題名 氏名 (文責とは書かないこと) 参考文献 発表形態によっては必要なもの 注 発表の場所や日時 科目名

レジメ、レポート、論文を 作成する 資料の収集 アウトライン(目次)を作る 本文を書く

資料の収集 書籍 ウェブ ある程度高品質で、情報は一定のまとまり 対照的な意見・批判を探すのは少し面倒 情報は断片的、書籍に比べると品質にバラツキ 高速な検索、情報の照らし合わせが比較的容易

検索とメモ 本ならAmazon.com、ウェブならGoogle で検索 本は単に読むだけではなく、ポストイットを利用したり、メモを取ること 重要な情報はメモ用ファイルに記入 ウェブページにある資料ならカット&ペーストでメモ メモ専用のファイルを新規作成しておく

目次(アウトライン)の作成

レポートの論理構造と作成過程 章や節といった単位でまとめられた、複数の文章のまとまりから構成 トップダウンによる作成 ボトムアップによる作成 必ず「見出し」をつけること トップダウンによる作成 タイトル⇒見出し⇒本文 ボトムアップによる作成 本文⇒見出し⇒タイトル タイトル 章 章 章 節 節 節 節 節 節

文章を書く 作成した目次にしたがって、本文を書き進める。 書けるところから書いていく。 各章、各節の分量は、 なるべく同程度となるようにする。 構成がアンバランスになった場合は、 目次を見直す。

注、参考文献について 利用した文献は必ず参考文献一覧に書く 本文を丸ごと引用する場合は、その出典を明らかにする

引用の際の注意 誰の情報なのかが区別できるように書く 一般的な情報 自分の意見 他人の意見 パクリは絶対にしない 成績云々以前に犯罪

論文などを作成する際に 便利なWordの機能 表示について 見出しの設定 ページ番号 注

表示について 下書き Webレイアウト 印刷レイアウト アウトライン

見出しの設定 本文は「標準」スタイルで、見出しには、「見出し1」や「見出し2」を使う。

見出しを設定すると… 目次を簡単に作成できる 章番号などを自動的につけることができる アウトライン機能が利用できる 章や節の変更、入れ替え、移動などが簡単にできる。

目次の挿入 メニュー「挿入」→「参照」→「索引と目次」

章番号を自動的につける メニュー「書式」→「箇条書きと段落番号」

ヘッダーとフッター 用紙の上下余白に、文書名や日付、ページ番号などを挿入することができる。 メニューから「表示」→「ヘッダーとフッター」 紙の上部余白に書き込まれるもの フッター 紙の下部余白に書き込まれるもの

ページ番号 メニューから「挿入」→「ページ番号」

注を書く メニューから「挿入」→「脚注」

レポート課題 提示されたテーマのいずれか、あるいは関心のあるコンピューター関連のことがらについて 書籍やウェブを利用して情報を収集し その内容を Word でレポートにまとめ レポートボックスに提出すること

提出レポートの規定 書式: 40 文字、35 行 締め切り: 7月1日 (金) 21:00 枚数: A4 で二枚以上

今日の実習 レポート作成例の入力 レポートの作成

復習 ~ファイルの整理~ マイドキュメントに散乱するファイルを整理しよう コンピュータリテラシーの授業に関連するファイルは専用のフォルダに入れる 移動したいファイルやフォルダを、ドラッグ&ドロップする

一度にたくさんの ファイルを移動する 前もって複数のファイルを選択することによって、一度に複数のファイルやフォルダを移動したりコピーできる 個々のファイルを一つづつ選択する [Ctrl] キーを押しながらファイルをクリックしていく。 並んだファイルを一度に選択する [Shift] キーを押してファイルをクリックする

何の言葉で話しているの? コンピュータ・ゲームと「切れる」子供との関係への意見 感情的な観点 宗教的な観点 政治的な観点 科学的な言明 例: コンピュータゲームをやるのはオタクである 宗教的な観点 例: コンピュータゲームはそもそも人間らしいものではない 政治的な観点 例: 私の支持基盤は伝統的な玩具産業である 科学的な言明 裏づけとなるデータをもとに、相関関係の蓋然性を明らかにする ⇒ 予測可能性