産学連携 過去と未来 @ smips 産学連携分科会 藤原 善丞 © Yoshitsugu Fujiwara.

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© Japan Marketing & Consulting System 研究開発型 三つの関門 件数 時間 基礎研究 製品化 事業化 市場導入 魔の川 死の谷 ダーウィンの海.
この自社の課題記入シートは 3日間のセミナ受講のさいに ご本人が記入するものです。 事前に記入する必要はありません のでご注意ください。
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産学連携 過去と未来 @ smips 産学連携分科会 藤原 善丞 © Yoshitsugu Fujiwara

科学・技術商業化プロセスのマネジメント 技術市場性評価 ルーチン(MBA/MOT) ビジネスモデル創出・精緻化 1. Imagine the dual (techno-market) insight 3. Incubate define Commercializ-ability 2. Mobilize Interest and endorse-ment 5. Demonstrate contextually in products and processes 4. Mobilize resource for Demo 7. Promote adoption 6. Mobilize market consti-tuents 9. Sustain commercialization 8. Mobilize complimentary assets for delivery 技術市場性評価 ルーチン(MBA/MOT) ビジネスモデル創出・精緻化 Strategy & Biz Plan 顧客開発モデル © Yoshitsugu Fujiwara Source: Jolly, Vijay. 1997. From Mind to Market.を修正

Smips 産学連携分科会 開始まで 1990 – 1993 バブル崩壊 “失われた20年”のはじまり 1995 Windows 95 発売 1990 – 1993  バブル崩壊 “失われた20年”のはじまり 1995 Windows 95 発売 1999 - 2000 米国ビジネススクール “日本”と“日本人”  ITバブル Entrepreneurship Venture / Incubation 2000 Net Gen Consulting Practice (IT Venture) 2001 – 2002 winwin, mtomo, smips 2002 産学連携分科会の立上げ ☆ 価値を追加・創造したい、 ☆ 異質な人たちの知識融合 チーム愛知  smips 産学連携分科会 地方展開 © Yoshitsugu Fujiwara

Austin Books and interests 他・・・ 【興味・関心領域】 科学技術商業化を 通じた地域活性化 MOT, 技術経営  テクノロジー・インキュベータ  クラスター 科学技術商業化を 通じた地域活性化 ☆ 成功モデル(Austin Model) ☆ ビジョナリー、リーダーの存在  ☆ 実践型研究所 (ic2) ☆ インキュベータ (ATI) ☆ 人材育成 (MSSTC) © Yoshitsugu Fujiwara

シナリオプランニングとFindings © Yoshitsugu Fujiwara

Questions… 産学連携とは? 産学連携の目的とは? © Yoshitsugu Fujiwara

Smips 産学連携分科会 からの派生活動 2003 地域のインキュベータ スキル・セット、方法論等の不在 → スケーラビリティ?  体当たり型支援 → 疲弊 ローテーション → 無駄発生、知識の蓄積なし 2004 IT Venture , サービスBiz Model smips_MTC分科会立上げ 2004, 05~ smips in XX ☆ 体系だった方法論を学びたい ☆ 人 (新規事業・産業創造、地域活性化) 『大学発ベンチャー企業とクラスター戦略』 © Yoshitsugu Fujiwara

大学発ベンチャー企業とクラスター戦略 © Yoshitsugu Fujiwara

Smips 産学連携分科会 からの派生活動 2007 MSSTC (ic2 @ UT Austin) ATI, MTC_Austin, AprendSoft Inc Findings ☆ “完成された方法論”ではなかった・・・ ☆ 地域のエコシステム・人に依存 ☆ “Quicklook” ☆ ビジネスモデル検討の重要性 ☆ 最初からビジネスプランを書かせる過ち Entrepreneurship 教育の未成熟さ 2009 科学技術&知財商業化実践研究会 (PMSTC) ☆ Customer Development Model 2010 ☆ Business Model Generation 2011 ☆ The Lean Startup    © Yoshitsugu Fujiwara

新規事業創出方法論 複製可能性 マネジメント可能性 知見蓄積可能性  技術商業化・事業開発後半の”方法論” 成功を約束する方法論などは存在しない。  リスクを低減し、うまくいく確率を少しでも向上させる工学的アプローチ 複製可能性 マネジメント可能性 知見蓄積可能性 © Yoshitsugu Fujiwara

科学・技術商業化プロセスのマネジメント 技術市場性評価 ルーチン(MBA/MOT) ビジネスモデル創出・精緻化 1. Imagine the dual (techno-market) insight 3. Incubate define Commercializ-ability 2. Mobilize Interest and endorse-ment 5. Demonstrate contextually in products and processes 4. Mobilize resource for Demo 7. Promote adoption 6. Mobilize market consti-tuents 9. Sustain commercialization 8. Mobilize complimentary assets for delivery 技術市場性評価 ルーチン(MBA/MOT) ビジネスモデル創出・精緻化 Strategy & Biz Plan 顧客開発モデル © Yoshitsugu Fujiwara Source: Jolly, Vijay. 1997. From Mind to Market.を修正

Smips 産学連携分科会 からの派生活動 2011 インタンジブル・アセット商業化実践研究会(PMIAC) ハイテク・スタートアップは華々しいが・・・   認識の変化 新知識 人口構造の変化 産業構造の変化 ニーズ ギャップ 予期せぬ成功・失敗 【イノベーションの7つの機会】  インパクト  リスク © Yoshitsugu Fujiwara

新規事業創出 (Open Innovation) 大学からの スピンオフ  長  商業化に必要な時間 連邦ラボからの スピンオフ 企業や企業群(コンソーシアム)からの スピンオフやJoint Venture  短 © Yoshitsugu Fujiwara

社会に価値を生み出す人材の輩出 Smips 産学連携分科会 からの派生活動 2011-12 教材開発Project 開始 ☆ 科学技術商業化方法論のGlobal Standard TA, BMG, CDM, BP(EP)… ☆ 標準教科書 日本で活用可能、多くの大学や組織で利用可能 エコシステム検討開始 ☆ Connect をまず参考に 人材育成活動:   ☆ 早稲田、KIT、ASTEM   社会に価値を生み出す人材の輩出 © Yoshitsugu Fujiwara

産学連携の受益者は? 産学連携のありたい姿とは? Questions… 産学連携の受益者は? 産学連携のありたい姿とは? © Yoshitsugu Fujiwara