法とコンピュータ 場所 慶大法学部(三田校舎教室) 期間 2004/4/12-2003/1/30 講師 吉野一.

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法とコンピュータ 場所 慶大法学部(三田校舎教室) 期間 2004/4/12-2003/1/30 講師 吉野一

1 はじめに 自己紹介 講義目標 講義目次 教科書 吉野一『法律人工知能』創成社、2000年 参考書 吉野一『法論理学』成文堂、近刊

自己紹介 氏名: 吉野一(よしのはじめ) 所属: 明治学院大学法科大学院教授 専門: 法哲学、法情報学、法律と人工知能、 契約法 氏名: 吉野一(よしのはじめ) 所属: 明治学院大学法科大学院教授 専門: 法哲学、法情報学、法律と人工知能、 契約法 学歴: 慶應義塾大学法学部法律学科卒 同大学院法学研究科修士課程卒   同博士課程単位取得退学 研究: 論理法学、法律と人工知能

講義目標 法的知識の構造を把握し法的推論しシステムを構築する。 法分野におけるコンピュータ利用の基礎技術を習得 法的知識と法的推論の構造を把握する。 法的推論システムを構築する。

講義大目次 1 はじめに 2 コンピュータの基礎技術と応用 3 法的知識と法的推論の構造 4 法的推論のシステム化 5 まとめ

2 コンピュータの技術と応用(1) コンピュータの基本概念 キーボード操作 2 コンピュータの技術と応用(1) コンピュータの基本概念 キーボード操作 ワープロ(Word, etc.)、エディタ(mule, etc.) プレゼンテーション(Power Point) 表計算(Excel, etc.) インターネット Eメール、FTP、telnet、 www ホームページ作成 データベース(Access,etc.) プログラミング言語(Prolog)

コンピュータの技術と応用(2) 法律業務OA支援 法律データベース ホームページ 法律判断支援 →法律人工知能 法的推論と法的知識構造の把握 文書作成、表計算、プレゼンテーション、スケジューリング、通信、ファイル管理 法律データベース ホームページ 法律判断支援 →法律人工知能 (法律エキスパートシステム・法的推論システム) 法的推論と法的知識構造の把握 法学教育支援 →法律人工知能

法律人工知能とは何か 法律人工知能・法律エキスパートシステムは、六法や判例集や教科書等の文書に記述された、あるいは文書化されていないが法律家が暗黙裏に頭の中に有している法的知識を登載していて、相談事案を入力すると、法的推論を行い、現在の法体系の下でいかなる法的判断がなされるべきかを、出力してくれるようなコンピュータ上のシステムである。法律エキスパートシステムが単なる法律データベースと違うのは、推論をし、判断をしてくれる点である。なお法的判断の結論を出力するばかりでなく、結論に至るまでの推論過程、その根拠、そして法体系自体を示してくれる。(図-1)

法律人工知能をいかに実現するか 法律判断システムとしての法律エキスパートシステムはどう実現していけばよいのであろうか。法律エキスパートシステムを構築する研究目的は表1に示すように、法的知識構造の解明と法律エキスパートシステムのソフトウェア構築の二つに大別できる。第1の研究目的はさらに法的知識の一般構造の解明と実定法の知識構造の解明の二つの項目に分かれる。第2の研究目的はさらに法律知識ベースとその他のソフトウェアを構築する項目とからなる。   法的知識構造の解明 法的知識の一般構造の解明 実定法の知識構造の解明 ソフトウェアの構築 法律知識ベースの構築 推論エンジン他の構築 表1 法律エキスパートシステム構築の課題

法律人工知能の構成

法律人工知能をいかに実現するか 法律判断システムとしての法律エキスパートシステムはどう実現していけばよいのであろうか。法律エキスパートシステムを構築する研究目的は表1に示すように、法的知識構造の解明と法律エキスパートシステムのソフトウェア構築の二つに大別できる。第1の研究目的はさらに法的知識の一般構造の解明と実定法の知識構造の解明の二つの項目に分かれる。第2の研究目的はさらに法律知識ベースとその他のソフトウェアを構築する項目とからなる。   表1 法律エキスパートシステム構築の課題 法的知識構造の解明 法的知識の一般構造の解明 実定法の知識構造の解明 ソフトウェアの構築 法律知識ベースの構築 推論エンジン他の構築

法律エキスパートシステムLES-5デモ Hajime Yoshino Online からアクセス http://www.meijigakuin.ac.jp/~yoshino/ 法律エキスパートシステムプロジェクト 法律エキスパートシステム

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