10桁CMコードについて 「10桁CMコード」とは、TVCM素材を特定する記号です。 「TVCM進行業務と放送確認書」の精度向上を目的に、 10桁CMコード説明会資料 10桁CMコードについて 「10桁CMコード」とは、TVCM素材を特定する記号です。 「TVCM進行業務と放送確認書」の精度向上を目的に、 「共通コードプロジェクト会議」で検討、制定されたものです。 020419 共通コード管理センター
10桁CMコード導入の経緯 不正の発生 信頼回復に向けた体制整備 合理的な運用環境の整備 CM素材の特定がキーワード 正確なCM指示が 可能な環境 正確な放送確認が 可能な環境 放送確認書の精度が 確認できる環境 共通コードプロジェクト会議 99年2月 JAC ACC JPPA 広告主協会 広告業協会 民放連
合理化・機械化・将来対応のためには、素材のコード化が必要 CM素材のコード化が必要とされる理由 複雑な素材タイトル 複雑な素材指示 放送局数の多さ CM進行上でのミス防止 正確・合理的な放送確認 放送確認書の精度チェック 記載可能範囲を超えるタイトル名 素材タイトル名一部欠落による判別不能 人力による放送確認 メディアの増大 放送本数の多さ 目視による放送確認モニター 類似素材の存在 合理化・機械化・将来対応のためには、素材のコード化が必要
10桁CMコードの利用範囲 ●「10桁CMコード」は、 TVCM素材に付番され、素材の制作から 進行・放送確認まで幅広く利用されます。 TVCM素材に付番され、素材の制作から 進行・放送確認まで幅広く利用されます。 (各レベルでの利用範囲) 広告主 :TVCM素材の管理など 制作会社:TVCM素材の管理、制作の指示など 広告会社:素材の進行業務(素材割付、放送確認)など 放送局 :素材の進行業務(バンク登録、放送確認)など ● 更に「10桁CMコード」は、 TVCM素材 にエンコードすることを認められています。 *その場合、エンコードされた「10桁CMコード」を 「10桁エンコードナンバー」と呼びます。
10桁CMコードの利用場面~業務に即して 放送確認 制作プロ ポスプロ 放送確認書 広告主発注 放送モニター (電波重畳) 送出 広告会社作案登録 広告会社CM進行 放送局CM進行 放送確認書 最終スケジュールデータ 放送確認 (共通コードP 会議で合意) 広告主発注 受信 VTR収録 実放送データ 放送モニター (電波重畳) 放送確認モニター (業協合同調査) TVCM素材制作業務 TVCM進行・確認業務 電波重畳方式による第三者放送確認モニター
10桁CMコードの導入スケジュール ●10桁CMコード素材の放送を開始します。 : 2000年12月1日 : 2000年12月1日 ●新規制作素材への付番を義務付けます。 : 2001年12月 広告会社・制作会社は、2001年12月以降に制 作される素材には、必ず「10桁CMコード」を 付番するようにして下さい。 ●全素材への付番を義務付けます。 : 2003年中 広告主は、2001年12月以前に制作した素材に も「10桁CMコード」を付番して下さい。
10桁CMコードの導入スケジュール 2006年以降 付番されていない素材は 放送されません
10桁CMコードの構成 ●「10桁CMコード」は、 広告主コード(4桁)+素材コード(6桁) で構成されます。 広告主コード(4桁)+素材コード(6桁) で構成されます。 ●表記上は広告主コードと素材コードを「=」 (イコール)で結びます (表記例)9AB8=CDE765 広告主コード 素材コード なお「I(アイ)」「O(オー)」及び「-(ハイフン)」「 (ブランク)」 は使用できません。
10桁CMコードを利用するには ①広告主コード(4桁)は、TV広告を実施す る広告主からの申請により、「共通コード る広告主からの申請により、「共通コード 管理センター」から発番されます 。 *広告主は、申請用紙に必要事項を記入して「共通コード 管理センター」に郵送にて提出して下さい、すぐに発番 されます。尚、発番費用は無料です。 ②素材コード(6桁)は、広告主の中で重複し ないように、広告主が独自に発番します。 ③広告主コード(4桁)と素材コード(6桁) を組み合わせた「10桁CMコード」をTV CM素材ごとに1コードとして付番します。
広告主コードの申請用紙 <申請方法> テレビ広告取引を行なう 広告主(放送予定のある CM素材を保有している ことが条件)は、申請用 紙に必要事項を記入し、 主協、広告会社、放送局 を通じて共通コード管理 センターに申請します。 申請用紙に以下の項目を記入 ・正式社名 ・本社所在地 ・社名の略称(3つまで) ・宣伝担当窓口 ・問合せ先窓口 ・素材コードの管理体系
10桁CMコードの放送確認書への記載 ●放送局は、「10桁CMコード」を放送確 認書に記載します。但し、各放送局の現在 認書に記載します。但し、各放送局の現在 の確認書発行システムの状況により対応が 異なります。 *放送確認書の広告主欄には従来通り「契約広告主」が記 載されます。 *システム対応が可能な放送局は素材名欄に「10桁CM コード」とタイトルが一緒に記載されます。 *システムが「6桁コード」に対応している放送局は素材 名欄に「10桁CMコードの内素材コード(6桁部分)」 とタイトルが一緒に記載されます。 *上記以外の放送局は現状通りですが、2006年のデジタ ル放送化を目途にシステム改善を目指します。
10桁CMコードの記載ルール ●「10桁CMコード」を使用する場合は、 以下のものに必ず記載して下さい。 *制作関連:制作依頼書 以下のものに必ず記載して下さい。 *制作関連:制作依頼書 *CM素材:テープケース・リールのラベル・素材内のク レジットタイトル・CM記録表 *進行関連:番組CM連絡表(タイム)・スポットCMス ケジュール表・スポット素材変更表・CM素 材在局依頼書など
制作依頼書の記載ルール 注意! 素材にエンコードする時は 必ず10桁CMコードと 同じナンバーを使用すること!
「10桁CMコード」と「エンコードの技術方式およびエンコードの有無」の テープケースの記載ルール 「10桁CMコード」と「エンコードの技術方式およびエンコードの有無」の 両方を記載します!
「10桁CMコード」と「エンコードの技術方式およびエンコードの有無」の リールの記載ルール 「10桁CMコード」と「エンコードの技術方式およびエンコードの有無」の 両方を記載します!
「10桁CMコード」と「エンコードの技術方式およびエンコードの有無」の クレジットタイトルの記載ルール 「10桁CMコード」と「エンコードの技術方式およびエンコードの有無」の 両方を記載します!
CM記録表の記載ルール 注意! エンコード素材には、 「10桁CMコード」と 「10桁エンコードナンバー」 「エンコードの技術方式」 の全てを記載します!
共通コード管理センターは、「10桁CMコード」のうち “広告主コード(4桁)”の発番・管理を行ないます。 TVCMを実施する広告主は、共通コード管理センターに、 “広告主コード(4桁)”の発番申請を行なってください。
共通コード管理センターの概要 ●設立形態 主協との合意の下、民放連と業協が共同で推進母体となり 設立した任意団体です。 ●構成 ●設立形態 主協との合意の下、民放連と業協が共同で推進母体となり 設立した任意団体です。 ●構成 当団体は、民放連の会員であるテレビ放送会社及び業協の 会員会社である広告会社によって構成されます。 ●設立時期 2000年11月1日に設立 ●主な機能 ①広告主コードの発番・管理 ②広告主コードの登録ルール策定 ③10桁CMコード運用ルールに関する調整 ④広報対応 ⑤システム開発・管理
広告主コードの申請・発番ルール(1) ①テレビ広告取引を実施する全ての広告主は、広告 主コードの取得が必要。 主コードの取得が必要。 →「共通コード管理センター」へ申請 *申請は広告主協会、広告会社、放送局が仲介 *ここでいう広告主とは、TVCM素材内容上の広告 主のことで【素材広告主】と定義します。 *テレビ広告を出稿する広告主は【契約広告主】と呼 びます。 ②登録主体は、放送予定のある企業・団体が原則。 →一つの【契約広告主】が一つの「広告主コード」 を取得 (通常は、【契約広告主】=【素材広告主】)
広告主コードの申請・発番ルール(2) ③【素材広告主】とは事業部・ブランドレベルでは なく、あくまでも「契約広告主の関連法人」或い なく、あくまでも「契約広告主の関連法人」或い は「契約広告主の集合体」(企業グループの企業 CM等がこの範囲に入る)に限定。 ④広告主は広告主コードの発番申請時に、正式社名、 略称、本社所在地、宣伝担当窓口、問合せ先窓口、 素材コードの体系ルールを申請。 →共通コード管理センターが、それらを管理。 ⑤共通コード管理センターは、規約に則り、申請順 に広告主コードを発番。
広告主コードの申請・発番ルール(3) ⑥但し、広告主コードのうち広告会社のコードは、【ZXXX】として別途管理。 *広告会社は自社広告の素材とは別に、映画の制作主 体・イベントの事業主体として素材広告主になる可 能性がありますが、これらの素材は全て素材コード の範囲内で管理し、素材広告主の申請は出来ないも のとします。 ⑦同様に、広告主コードのうち放送会社のコードは、【YXXX】として別途管理。
参考:素材コード(6桁)管理の考え方 ①素材コードは、広告主がその広告主内で重複のないように 発番・管理します。 発番・管理します。 ②重複がないように作成するには、制作される素材に、 000001番から制作される毎に順番に付番していけばよい ことになります。 ③素材コードは、重複がないように作成することが必須条件 ですが、6桁の組み合わせ方を工夫することで、TVCM 素材を効率的に管理することが可能になります。 ④つまり、6桁をいくつかに区切って使えば、重複なく素材 を管理することが出来ます。(このような作り方を“素材 コード体系”を作成すると呼びます)
参考:素材コード(6桁)体系の作り方 <素材コード体系の作り方> ●まず、6桁の区切り方を決めます。最初の2桁が事業部を 表す記号、次の2桁がブランドを、そして最後の2桁がそ のブランドの制作順を表す、というように6桁を意味があ る単位でいくつかに区切って使います。 ●次に、それぞれの意味のある単位をできるだけ少ない桁数 で表記できるように表記ルールを決めます。以下にその例 を示します。 ・年月表示の場合、年表示は10年単位、月表示は10月=X、11月 =Y、12月=Zとすれば、下一桁表示が可能になります。 ・有無表示、事業部名、素材秒数表示など選択肢が有る場合には、①有 り、②無し、①○×事業部、②△□事業部などと決めておくと効率的 な利用が可能です。 ・事業部名、素材名などで、表記上視認性が必要な場合には、英文字半 角で頭文字を表記するという方法もあります。
参考:素材コード(6桁)体系の作り方 ●素材を管理する意味のある単位としては、以下のような項 目が考えられます。それぞれの広告主の制作状況に合わせ て、効率的な管理ができるように項目を設定して下さい。 ・事業部名 ・ブランド ・素材通しナンバー ・放送エリア ・素材秒数(15,30,60など) ・タイム/スポット別 ・使用媒体(地上波、BS) ・画像タイプ(4:3、16:9 HDTV、SDTV、デジタル、アナログ) ・音声タイプ(ステレオ/モノ) ・改訂の有無 ・ぶら下がり表示の有無 ・エンコードの有無 ・エンコードの技術方式 ・素材使用期限(年月) ・制作年月 ・制作広告会社 ・制作プロダクション