東日本大震災の被災地、岩手県北部の野田村は、広範囲にわたって津波の被害を受けていました。 野田村では、16日午前10時から午後2時まで、役場が許可を出し、住民たちの一時帰宅が許されました。 後ろでは、16日午後3時すぎも捜しものをする住民たちの姿が見られました。 住民たちは、避難所からバスなどを使って現場を訪れ、変わり果てた町の状況にあぜんとした表情を浮かべながら、自宅を捜していました。
その中で、近くの高校の警備をしている62歳の男性に話を聞くことができたが、海岸からおよそ100メートルに位置する自宅は、家の土台しか残っていない状況で、がれきの下から見つかったのは靴とかばん、そして体重計だけだったと言って男性の目には涙が浮かんでいました。 野田村では、まだ20人の安否が確認できていません。 近くの高校や国民宿舎には650人が避難を続けていて、あるお寺の避難所には高齢の90人ほどが電気がない中で、終わりの見えない避難所生活を続けています。
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