環境と持続可能な未来 日本技術士会大会用を修正

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1 環境経済論環境経済論 第 13 回目 市場は地球環境を救えるか その 4 : 排出量取引. 2 Goods 課税による Bads 減税 (環境税の未来)
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環境税導入の是非 肯定派 篠崎、畑、村 杉. 主張点 ①大規模での環境対策が可能! ②大幅な CO 2削減が可能! ③経済効果から日本の経済成長に つながる! 以上の3点から私たちは 環境税を導入すべきであると主張す る!!
調査結果報告 環境対応車班 報告日:2008年12月17日 報告者:赤尾・国領・杉江・高橋・堂口.
最近の税制改正について 08bc134k 畑 優花 /17. 「 2011 年度税制改正」を創設するために、 ここ数カ月で様々な提案がなされている。 たばこ税 ペット税 環境税 エコカー減税 法人税減税 論点証券優遇税制 今回の発表.
なぜ貧しい国はなくならないのか 第4章 飢餓は是が非でも避けた い 堀佑太. 第1節 経済発展と農業問題 第一の農業問題 食糧不足 人口増加により未開の耕地が減少、また畑の休閑 期間が短くなり、土地の肥沃度が減少する にもかかわらず、生産性を上げる技術が開発され ないと食糧不足が起こる.
7班 松本蛍都 村辻千絵美 山下裕大 山田怜史 山中望
少子高齢化 高橋香央里 加藤裕子 松本結 海老澤優.
エコ税制.
生ごみからエネルギー ~バイオガス発電の効果を考える~
教師のための環境学ガイド 環境教育に使える話題・使うべき話題
企業の環境戦略とCSR 安井 至 国際連合大学 訪問者400万人の環境サイト
持続可能な未来とは 東京大学五月祭 国際連合大学 安井 至
地球環境問題班 今井 康仁 川内 雅雄 熊田 規芳 西田 智哉.
地域社会論 第5回 Ⅴ.国際環境 11月9日.
富永 貴良 松村 優佑 宮坂 勇樹 浜田 亮司 佐藤 ちはる 有田 俊介
Raymond Baker (レイモンド・ベーカ?). ハーバード大卒. 1961年にナイジェリアへ. 会社のCEO
食料自給率の「なぜ?」             著者 末松広行 稲葉ゼミ  06a2139z 半田哲也.
これまでの議論・府域の状況を踏まえた考え方の整理
指導教員 梶原 寿了 卒業研究生 阿部 聡太 中島 賢一 古川 高文
地球温暖化と私たちの暮らし 静岡県地球温暖化防止活動推進センター
(出所)小峰隆夫(2003)『最新日本経済入門[第2版]』、日本評論社、p.186。
『手に取るように金融がわかる本』 p.202~p.223 part1~5
第7章 途上国が「豊か」になるためにすべきこと
第4回(10月30日) 豊澄智己 講義:エコビジネス論 第4回(10月30日) 豊澄智己
トウモロコシの動向 2班.
国際連合大学・東京大学 安井 至 CREST(科学技術振興事業団)
なぜ貧しい国はなくならないのか 第3章 なぜ貧困を撲滅できないのか?.
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開発指標 ー国全体の行政評価の可能性と限界ー
アジア恊働大学院(AUI)構想 AUI推進機構/設立趣意書
CO2の部門別増減率(国内) 増加率が高いのは、オフィスと家庭 環境省 1.
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2012年度 九州大学 経済学部 専門科目 環境経済学 2013年1月21日 九州大学大学院 経済学研究院 藤田敏之.
コーヒーの向こう側.
手に取るように金融がわかる本 PART6 6-11 09bd139N 小川雄大.
2004年度入門経済学2A 担当教員:奥井克美.
「環境教育概論」資料置き場 yosemite
資源ナショナリズムについて 2012/01/20 長谷川雄紀.
社会システム論 第5回 生態系(エコシステム).
ポスト京都議定書 地球温暖化対策の世界的合意は可能か 追手門学院大学 経済学部 奥井ゼミ 奥村 和也 青山 健太郎 西岡 優一
図表で見る環境・社会 ナレッジ ボックス 第2部 環境編 2013年4月 .
Ver 地球温暖化と気候変動.
日中自動車産業と環境問題 第一章 中国自動車企業の発展 01w713 コウシュンエン 第二章 日本自動車メーカーの中国戦略
現代の経済学B 植田和弘「環境経済学への招待」第3回 第7章 環境制御への戦略と課題 京大 経済学研究科 依田高典.
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地球温暖化と森林 西浦 長谷川 馬場 曵地 藤田.
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キャリアシリーズ第3回 地球環境ファシリティで働く
図3 地球環境変動の中核的課題と動向 自然圏(Natursphäre) 人類圏(Anthropophäre) 生物圏 大気圏 水文圏 土壌圏
地球・人間・技術・社会 今後の地球温暖化への対策を考える
世界の食糧問題 ~国際社会という視点から慢性的飢餓に どう立ち向かうか~
日本の食糧安保リスクを管理する ための貿易とテクノロジーの役割
科学・技術と社会 ◎科学・技術: 現代社会の基礎; 人類の物質生活を豊かにするもの
地球温暖化防止に必要なものは何か E 石井 啓貴.
現在の環境問題の特色 ● 環境問題の第一の波: 1960年代の公害 (水俣病、イタイイタイ病、四日市・川崎喘息など)
排出量取引について ~日本から見る排出量取引の意義~ 早稲田大学 地球環境班 外山公一 柿澤和哉 佐々木圭 川谷絵美 川上かおり
地球温暖化と京都議定書 E020303 豊川 拓生.
日本経済新聞朝刊 6/25(水)朝刊 石橋、馬場、春山、森、安田
グローバリゼーションは 国際的画一化なのか
環境・エネルギー工学 アウトライン 序 章 環境・エネルギー問題と工学の役割 第1章 バイオ技術を使った環境技術
2 生態系の危機への対応 エコロジカル・フットプリント ミレニアム生態系評価 生物多様性条約 国内対策.
2013/5/25 3.人による自然の利用(世界).
主要穀物の価格動向.
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)について
サハリン開発と天然ガス 新聞発表 5月14日 上野 雅史 坂中 遼平 松崎 翔太朗 河原塚 裕美 .
生物多様性条約とは何か 森林を取り巻く様々な国際的取り決めと生物多様性条約 生物多様性条約の課題 藤原敬
▲ 80 80~95 75 米国 カナダ フランス 英国 ドイツ 削減目標 柔軟性の確保 主な戦略・スタンス 削減目標に向けた
(木) 駒澤大学経営学部市場戦略学科 MR9092 奈良坂 舜
新エネルギー ~住みよい日本へ~ E 山下 潤.
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環境と持続可能な未来 日本技術士会大会用を修正 国際連合大学 安井 至 http://www.yasuienv.net/

国連大学の紹介 国連機関で、アジアに唯一本部を持つ。 1975年に設立。 学生、教授は居ない。 世界に研究・研修センター/プログラムを14ヶ所 途上国を対象に、最適な能力開発プログラムを実施 国連機関内でのシンクタンク機能 国連機関で、唯一、大学院教育も取り扱う 国連活動のための新しいアイディア 真に重要な問題の発掘、対処法など 個人的責任は、「環境と持続可能な開発プログラム」のマネジメント

環境問題と持続可能な開発 環境問題は、問題解決型の例。その解のもつべき本質は、 =リスクの削減である。 環境問題は、問題解決型の例。その解のもつべき本質は、  =リスクの削減である。 リスクは、適切な対策によって削減できる。 リスクの対象は、ヒトと生態系である。 要するに、命(健康)である。 持続可能な開発においても、やはり重要なものは、命(健全なヒトと生態系)であり、その継続である。 経済力は、命との関係が非常に強い

日本の環境問題の推移 1960年代:経済成長と公害の時代 1970年代:急速な環境規制の時代 1980年代:バブル経済と物量の時代 1990年代:地球環境と廃棄物の時代 2000年代:持続可能な社会の時代 2010年代:新しい価値の創生の時代

環境問題のトレンド ローカルリスク(日本) 公害 ダイオキシン 環境ホルモン BSE ....... グローバルリスク 温暖化 人口爆発 資源不足 食糧不足 鳥インフル .......  |    |    |    |    |    |    | 1970  1980  1990  2000  2010  2020  2030     

リスクには、2種類 グローバルリスク ローカルリスク 生態系リスクは、現時点では、リスクとして把握するよりも、ヒトの活動の起きる結果、例えば、生物多様性の減少として捉える以外に方法が無さそう。

   ローカルリスク

「ローカルリスク低減」の理解 発展途上国 適正な対応・国際標準 先進国の過剰な対策 リスク 別のリスク が増大する これがしばしば グローバルリスク 危険残留 実質安全 絶対安全 対策の強化

ダイオキシンとPOPS 日本における環境問題の推移。ただし、ごみの最終処分問題を除く。 大気汚染 環境ホルモン オゾン層破壊 水質&海洋汚染 土壌&底質汚染 資源・エネルギーの消費 地球温暖化 1970            2000                2050

環境省発表 水質基準未達成地点の割合 真実:データの示すところによれば、昭和46年当時に比較して、格段に改善されていて、水道水の品質についても同様。

最近の環境規制の例:亜鉛 海域で10~20μg/Lが環境基準 その10倍が通常排出基準。となると、100~200μg/L。 これは妥当か? 環境基準の対象は、ユスリカ、ウニなどの生物。 ヒトは、亜鉛に強い。 Cf.水道 1mg/L。 しかも、最近、日本人は亜鉛不足。 最終的に、2mg/Lで決着したが。。。

   グローバルリスク

2000年からの環境問題 持続可能な社会を作る時代 特に重要な概念が この両者を両立させることが重要な国 ローカルサステナビリティが重要な国 グローバルサステナビリティ ローカルサステナビリティ この両者を両立させることが重要な国 ローカルサステナビリティが重要な国

日本の国の状態 米国のエタノール 食糧(水も、元素も) 燃料化は、食糧 エネルギーも 危機を早める グローバルサステナビリティが 実現されていない限り、存続 が危ない

国連の人口予測

8種のゴール in MDG 1.貧困と飢餓の克服 2.初等教育の世界的実現 3.性の平等、女性の活力増大 4.幼児乳児死亡率の改善 5.妊婦の健康 6.HIV/エイズ、マラリアの克服 7.環境面での持続可能性の確保 8.開発のためのパートナーシップ

以下、各種問題について、カーブの傾向を見ながら、 未来への外挿を試みる。 温暖化問題

2005年 京都議定書の発効 日本の状況は極めて悪い カナダと日本は達成不能だろう 2013年以降の枠組みをどうするのか 2005年 京都議定書の発効 日本の状況は極めて悪い カナダと日本は達成不能だろう 2013年以降の枠組みをどうするのか 排出量取引による売買は、日本経済になんら良い結果をもたらさない

Emission Scenario Acceptable?

Total CO2 Emission(Global) Now JAPAN 1980 1990 2000 2010 2020 2030 2040 2050 2060 2070 2080

国立環境研によるシナリオ

Total CO2 Emission(Global) ≒475ppm Now 1980 1990 2000 2010 2020 2030 2040 2050 2060 2070 2080

日本はどのように対応すべきか?個人的案 温暖化ガス発生削減の努力を最大限行う。 万一削減不足になれば、30%増の借金として背負う。 世界最高の省エネルギー・省資源技術を開発し、さらなる国内排出削減で2013年以降に借金返済 同時に、世界へCDMなどで貢献。同時に途上国に気候変動枠組みへの参加を要請。 排出量取引(ホットエア)を行うべきでない。 600億円/年ぐらいか??? 環境税=国民へのメッセージとして必須である。 (原油価格の高騰による効果の方が大となる可能性はあるが) 全エネルギーを原油輸入量に換算し、1Lあたり1円課税すると、6000億円/年 Cf.ガソリン税: 600億L × 53.8円 = 3兆円 Cf.軽油取引税: 470億L × 32.1円 = 1兆円

世界全体としての対応 経済発展と二酸化炭素排出量 世界全体としての対応 経済発展と二酸化炭素排出量

曲線で考える持続可能性

環境クズネッツ曲線 after Prof. SIMON KUZNETS GDP 一人あたり vs. SOx 濃度 環境クズネッツ曲線 after Prof. SIMON KUZNETS 右肩下がりが幸せ

発展段階とデカップリング 物質/エネルギー 4 問題領域 二酸化炭素排出 量的因子 3 廃棄物や 破壊型生態系利用 その2 2 破壊的生態系 利用:その1 自然災害による被害 環境汚染による被害 1 発展段階

Energy and CO2

Costa Rica

I made almost same plot for energy consumption. The result is like this. With some exceptions, it can be interpreted as follows. From the top, oil producing countries, bog countries like USA, Canada, or Russia in oorthern part. And high latitude countries like scandinavian countries. Then mid latitude countries, like Japan France and others. Low latitude countries. And finally Countries in Tropic region. With some exceptions. Iceland is the country almost within the Arctic Circle. And Luxemburg. Before 1995, this country belonged to the group of production of materials. At this moment they still have the biggest steel making company named Arcelor The company Arcelor from Luxemburg produced 46, 9 million tons of steel in 2004, which makes it the biggest steel-making company. Arcelor was founded in 2002 by joining of the Spanish company Acelarie, the French company Usinor and the company Arbeda from Luxemburg. Arcelor is the leading producer of high-carbon steels and one of the biggest among producers of stainless steels. I would like to point out two things here. First, the peak position comes at about 20000 dollars. It seems we need at least 3 more Earth to bring all other countries to this side. Second, Taking an example of Luxemburg, which is geographically located close to Netherland, it is difficult to say Costa Rica

Oil Production and Resources Found 1980 Found 産出量 発見量 Production

エネルギー使用量の長期推移

米国の自動車 もしもエタノールにしたら Big SUV such as Ford Explorer/F150 Gas Mileage < 5km/L, Tank Capacity 100L Average Mileage Driven = 18,000km 30,000kg の米 / year を1台が食べる 昔から言われる 一人で一石(150kg)とすると 大型のSUVは、200人分の米を食べる。 もしもエタノールにしたら

地球共生型シナリオ 化石燃料・原子力 人間活動の総量・地球へのインパクト 化石燃料依存から核融合依存へ 果たして連続性は保てるのか 地球の持続能力 300年必要 100年間で人口の半減は厳しい 1800 2000 2300

国連の人口予測

想像力テスト:アフリカの農家 この形態は持続可能か? 想像力テスト:アフリカの農家      この形態は持続可能か? 4人の子どもがいる夫婦は、2haの農地をもち、トウモロコシを栽培し、日干しレンガの小屋に住んでいる。 取り入れたトウモロコシは、すべて自家消費。 子ども達は、薪を拾い、近所の泉から飲み水を汲む → そのために子どもは多い方が生活は楽である。 地元市場で、トウモロコシは1トン150ドル。この年、4トンの収穫があった。統計上、この家の稼ぎは、一人当たり$100ということになる。 ジェフリー・サックス 「貧困の終焉」 を変形

この形態は持続可能か? 答えられないというのが正解ではあるが。。。。 当然のことながら、土壌は疲弊する。 来年は、1ヘクタールあたり2トンは取れないだろう。 化学肥料を買う金が有れば、維持できるかもしれない。 雨が降らないかもしれないし、降りすぎて洪水になるかもしれない。 気候変動が起きれば、まず、持続不能。 いかにして、自立的な成長を可能にするか? 先進国に責任の大部分がある気候変動の影響をミニマムに。

課題:あのトウモロコシ農家の一人当たりの収入を 翌年までに増やす方法を考えなさい。 国際商品であるバニラの栽培に切り替えて、トウモロコシはその売り上げで買う。  しかし、バニラを港まで輸送する輸送手段が無い。 生産性を高める。例えば、窒素固定作物を植えて、1ヘクタールあたり2.5トンの収量を得る。0.5トンは市場で売って貯蓄し、家畜を買う。 窒素固定作物を植える貯蓄がない。 オンコセルカ症を媒介するブユを絶滅できれば、この家の耕作面積を拡大することができる。 ブユを絶滅させる方法も資金もない。

日本はODAを増やすべき しかも、それぞれの家族が「持続的な改善」「自立的な成長」を始められるような援助を。 過去の大規模ODAは、一部の外国政府の特権階級を太らせた(日本企業も太った)。 最近の日本のODAはかなり変わった。 草の根ODAもやる体制に徐々になっている。 しかし、日本の政治家は、そして、財務省は、ODAはもはや無用だと言う(選挙民やメディアのレベルに合わせている??)。

実は、 ODAにはGDPの0.7%という約束あり 1970年、国連総会で議決 米国は、自国のみは、これに拘束されないと主張している。 1992年、アジェンダ21の第33章13節 2002年、モンテレー(メキシコ)合意 2002年、ヨハネスブルグWSSDのPoI 約束はやはり守るべきである。 外務省のODA大綱にも、どこにも書かれていない。

ODAの実績(GDP比0.7%が目標) ◎ ベルギー、スウェーデン、デンマーク、ノルウェ-、 米国  0.15% 日本  0.2%   2003年の実績は89億ドル(ネット)。2005年7月のG8グレンイーグルズ・サミットで小泉総理が今後5年間でODA事業量について100億ドルの積み増しを表明。アフリカ向けODAについても今後3年間で倍増を表明。 ドイツ  0.25% イタリア  0.1% イギリス  0.4% カナダ  0.25% フランス  0.4% ◎ ベルギー、スウェーデン、デンマーク、ノルウェ-、 オランダなどの各国は、すでに0.7%を達成している。

アフリカ諸国のGDP 2000年のGDPと人口 ボツワナ 50億ドル 167万人 豊かな国 セネガル 40億ドル 953万人 ボツワナ  50億ドル  167万人 豊かな国 セネガル  40億ドル  953万人 ウガンダ  60億ドル  2325万人 日本の2004年、高額所得者 7.5万人 1000万円以上の所得税を払った人の所得税の総額 = 約2兆円?(180億ドル) ウガンダの全所得の10倍の所得?? 高額所得者の平均所得=ウガンダ平均3000人分 米国だと、上位400人の所得が690億ドル

2100年の日本 人口は何人になっているか? 現在 文化の維持が大変 翻訳本はまず出ない 韓国 4600万人 オランダ 1600万人 人口は何人になっているか?  現在 韓国       4600万人 オランダ  1600万人 スウェーデン   900万人 フィンランド   500万人 アイスランド    30万人 文化の維持が大変 翻訳本はまず出ない

最終結論

広義の環境問題の解決 技術的な方法論開発 多分50% 人間の心の中の問題 多分50% やっかいな心の問題の現状 日本にもはびこる個人主義 技術的な方法論開発  多分50% 人間の心の中の問題  多分50% やっかいな心の問題の現状 日本にもはびこる個人主義 米国を中心とするユニラテラル主義 一神教同士の近親憎悪   =イスラムのメンタリティーとキリスト教徒

発展段階とデカップリング 幸福度 物質/エネルギー 4 問題領域 二酸化炭素排出 量的因子 3 廃棄物や 破壊型生態系利用 その2 2 破壊的生態系 利用:その1 自然災害による被害 環境汚染による被害 1 発展段階

経済行為と右肩下がり(デカップリング) 幸福度 21世紀型 環境経営 利益 利益再配分 量的因子 売り上げ 売り上げ ライフサイクル資源・エネルギー 20世紀型 環境経営 投入資源・エネルギー 製品重量 環境排出・無駄な費用 発展段階

中世小氷期  人類はエネルギー転換と産業革命を行った。 第二の革命 第一の革命 ヤンガードリアス寒冷期    人類は農耕文明による革命を行い生存した。

第三の革命 化石燃料文明からの離脱がその内容 人間活動を地球の持続能力の範囲内に それには、やはり人口を減らす 総資源使用量を減らす なんらかの価値の創造は継続 右肩下がりを良いと 考えるメンタリティー 20世紀までは、すべて 右肩上がりが良かった

第三の革命実現のための必須事項 第三の革命に向かうための人類の欲求は、 「社会貢献を行うことによる満足感」 「他人に感謝されることの満足感」 「他人に自慢できることを持つ満足感」 「未知の他人と交流する満足感」               いずれも共生の満足 そして、 「次の世代に残す知識・情報を作り出す満足感」 これが人類が生存する最大の意味なのでは?