A case of pneumatosis cystoides intestinalis attributed

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急性腹症は定番 CT の重要性 解剖、腫瘍疾患の所見は必須 MRI 婦人科疾患の鑑別 T1 強調像、 T2 強調像の意味 消化管造影は減少? 内視鏡との相補的な扱い ポリポーシス、大腸疾患は依然重 要 肝、胆道系(腫瘍の鑑別)は? 腹部の画像診断のポイント.
11-2 知っておくと役立つ、 糖尿病治療の関連用語 一次予防、二次予防、三次予 防 1.1. インスリン依存状態 インスリン非依存状態 2.2. インスリン分泌 3.3. 境界型 4.4. グルカゴン 5.5. ケトアシドーシス、ケトン体 6.6. 膵島、ランゲルハンス島 7.7. 糖代謝 8.8.
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A case of pneumatosis cystoides intestinalis attributed to the α-glucosidase inhibitor 【はじめに】 腸管嚢胞様気腫症(PCI)は、腸管壁の粘膜下あるいは漿膜下にガスで満たされた嚢胞(気腫)が多発性に形成される稀な病態である。今回、α-グルコシダーゼ阻害剤(α-GI)が原因と考えられるPCIの一例を経験したので報告する。 【症例】 70歳代 女性 既往歴: 右変形性膝関節症、自己免疫性貧血(ステロイド剤内服) 糖尿病、狭心症 現病歴: X年8月 前胸部痛により下壁梗塞疑いにて入院し、保存的加 療。          経過中にヘモグロビン6.3と急速な貧血進行あり、自己免疫          性貧血と診断、加療された。 X年10月 入院経過中、右膝痛出現し歩行困難となった。       右下肢腫脹著明、筋層内ガス像あり、CRP24.6よりガス壊          疽と診断され、右大腿切断術施行。その後右大腿断端形成        術施行。 X年+1年1月 リハビリ目的にて当院転院。 【経過】 PCI発症 PCI軽快 Day 経口血糖降下薬  グリメピリド2mg  シタグリプチン50mg インスリン  持続型インスリン 4単位/日  速効型インスリン(単位/日) 血糖値の推移 19 ボグリボース0.9mg 30 内服中止 中止 輸液内インスリン量 21単位 40 50 ピオグリタゾン30mg グリメピリド1mg シタグリプチン50mg 持続型インスリン 8単位/日 18 10 6 8 12 16 14 150~350 150~250 180~400 150~300 【PCIの診断と治療】 10日間 治療開始 治療終了 経口糖尿病薬の中止、O2投与、維持輸液、GFO(グルタミン・ファイバー・オリゴ糖)療法 発症時(Day30) 発症時(Day37) 発症時(Day40) ・便秘(+)→(-)  (不消化便あり) ・下腹部の違和感(+) ・腸蠕動運動 微弱 ・腹部膨満(+) ・嘔吐(+) ・炎症所見(-) ・便秘(±) ・下腹部の違和感(±) ・腸蠕動運動 微弱~良 ・腹部膨満(±) ・嘔吐(-) ・炎症所見(-) ・便秘(±) ・下腹部の違和感(-) ・腸蠕動運動 良 ・腹部膨満(-) ・嘔吐(-) ・炎症所見(-) ・腸管壁内 free air (-) ・腸管壁内 free air (+) 【まとめ】  本症例は、糖尿病治療薬であるα-GIが原因であることを示唆するものである。その機序は、糖尿病に伴う自律神経障害により腸蠕動運動が低下した状態に、α-GIが加わることで腸管内圧が上昇することや、吸収が抑えられた糖類が大腸内の細菌により分解されガス発生が増えることが考えられている。  今回の症例より、消化器症状を有し、炎症反応なく、画像検査からPCIが疑われる場合には、α-GIによることを念頭に治療を行うことが推奨される。 【考察】 経過よりα-GIの投与開始から中止に沿ってPCIの発症、軽快が見られたこと、検査データのCRP上昇や変動が見られないことより、今回のPCIの発症はα-GIの関与が有力と考える。