平成24年10月26日 馬橋小学校同窓会 山口 洋 (やまぐち ひろし) 馬橋小学校5年生 環境問題の現状とモンゴルでの植林 平成24年10月26日 馬橋小学校同窓会 山口 洋 (やまぐち ひろし)
目 次 1.環境問題の現状 2.モンゴルでの植林
1.環境問題の現状 (1)環境問題と私たちの生活 (2)最近の環境問題
(1)環境問題と私たちの生活
人口増加によりどんどん深刻化(しんこくか) 人間が環境にもたらすもの 人間の活動 地球全体で活動 自然にないものを使う 200年前まではよかったが ・ ・ 環境への悪影響 自然を元にもどせない 200年前から始まった 環境問題がおこる 公害(こうがい) 環境破壊(はかい) 人口増加によりどんどん深刻化(しんこくか)
今日のおもな環境問題 1 2 3 4 5 6 7 50年前からあった問題に加え、世界規模(きぼ)の環境問題がおこっている (ピンク色→50年前からのあった公害(こうがい)問題) 1 大気汚染 工場や自動車の排ガスで空気よごれる 2 水質汚濁 工場の排水で川や海がよごれる 3 騒音・振動 工場や自動車が原因でうるさい音や揺れ 4 地球温暖化 (ちきゅうおんだんか) CO2などが原因で気温が上昇する 5 森林減少 森林の木が切られる(地球温暖化) 6 資源の枯渇(こかつ) 石油、ガス、金属などが無くなる 7 廃棄物(はいきぶつ) ごみの処理(地球温暖化) 50年前からあった問題に加え、世界規模(きぼ)の環境問題がおこっている
おかあさんの一日はつぎのようなことを行っています 家庭での活動の内容(おかあさんの活動) おかあさんの一日はつぎのようなことを行っています 生活時間 活動内容 起きた時 洗面(せんめん)・炊事(すいじ)・朝食・洗い物 午前中 掃除(そうじ)・洗濯(せんたく) お昼 炊事・昼食・洗い物 午後 買物 夕方 炊事・夕食・洗い物 寝るまで テレビを見る・パソコンする etc
家庭で使っている機器(きき) 場所 機器(一般的なもの) リビング 台所・ふろ ・トイレ 共通 (きょうつう) 乗り物 テレビ・ビデオ・パソコン・ステレオ エアコン 台所・ふろ ・トイレ 冷蔵庫・レンジ・ガスコンロ ふろ・洗濯機・トイレ 共通 (きょうつう) 照明(しょうめい)機器 掃除機 乗り物 自動車・バイク 自転車(環境には良い機器) →便利さをもとめて、さまざまな機器が使われていることがわかる
いろいろな物の「出入り」の行われていることがわかります 便利な機器を使った生活で出入りするもの 入るもの 出ていくもの エネルギー 排出(はいしゅつ)物 電気 ガス・灯油 水道 ガソリン 排気(はいき・ CO2) 排水(はいすい) 廃熱(はいねつ) 廃棄物 その他しげん もやすごみ もやさないごみ 粗(そ)大ごみ 食品 入れる物 (ペットボトルなど) 本など 家そのもの 建材(けんざい)の化学物質 いろいろな物の「出入り」の行われていることがわかります
→ これらはひとつ一つでは小さいのですが・・ 私たちの生活が環境に与える影響 入るもの えいきょう 出て行くもの えいきょう エネルギー 石油がなくなる 空気がよごれる 地球温暖化 (つくる時CO2) はいしゅつ物 石油がなくなる 空気がよごれる 水がよごれる 地球温暖化 (もやす時CO2) 電気 ガス・灯油 水道 ガソリン 排気(はいき ・CO2) 排水(はいすい) 廃熱(はいねつ) その他しげん 石油がなくなる 空気がよごれる 地球温暖化 (つくる時CO2) 森林減少 ごみ ごみがふえる 地球温暖化 (もやす時CO2) 食品 入れる物 (ペットボトルなど) 本などの紙 もやすごみ もやさないごみ 粗(そ)大ごみ → これらはひとつ一つでは小さいのですが・・
「入り」がふえなければ「出」をへらすしかない ここで「環境)」が役にたつ あまり関係ないよ、というあなたに 家ではお金でこまっていませんか? 自分のおこづかいをもう少しふやして ほしくありませんか? 「入り」がふえなければ「出」をへらすしかない ここで「環境)」が役にたつ
こうもく やること 効果(こうか) 食費 交通費 (自動車) 電気・ガス 節約(せつやく)して環境によいこと 献立(こんだて)を1週間分 先に決める よぶんなものを買わない お茶を自分でつくる あまった物がへることと つつみ紙がへることにより 「ごみがへる」 「こみ工場のCO2がへる」 交通費 (自動車) 近くには歩いて行く 空ぶかしをしない 空気圧を適正(てきせい)に保つ 使うガソリンをへらすことで 「石油を節約」 「空気の汚れをふせぐ」 「車からのCO2がへる」 電気・ガス コンセントをぬく エアコンは外気 ±5℃以内 ガスを強火にしない 電気・ガスの節約で 「石油・ガスを節約」 「CO2発生をへらす」
「もったいない」という 気持ちを持つことが 家庭で「環境」を守る 第一歩 ごみをへらすキーワード「3R] リデュース:使う量をへらす リユース :そのまま、また使う リサイクル:原料として使う
ここまでのまとめ 1.みなさんの「家庭生活」も、実は環境 問題に大きな影響をあたえています 2.環境を考えた生活は家のお金を節約 1.みなさんの「家庭生活」も、実は環境 問題に大きな影響をあたえています 2.環境を考えた生活は家のお金を節約 するメリットがあります 3.環境を考えて買い物をする動きが 活発になってきています
(2)最近の環境問題
環境問題の変化 原因が明確! 地域がかぎられていた 公害問題 大気汚染 ・空気がよごれる 40 年 工場活動 前 技術・法律で解決した 公害問題 大気汚染 ・空気がよごれる 水質汚濁(すいしつおだく) ・川・海がよごれる など 原因が明確! 地域がかぎられていた 技術・法律で解決した 現 在 人口増加 大量生産 大量消費 大量廃棄 (はいき) 地球環境問題 地球温暖化 森林減少 など 都市生活型環境問題 廃棄物問題 など 広い範囲で発生 みんなが原因となっている →みんなで解決しよう
とくに心配されている環境問題 項 目 主な内容およびの影響 地球温暖化 廃棄物処理 → これらは私達の生活にも深く関係しています 項 目 主な内容およびの影響 地球温暖化 CO2(二酸化炭素)の増加 南極や氷河(ひょうが)の氷がとける 海面が50cm上昇する 廃棄物処理 (はいきぶつ しょり) 大量生産・大量消費による大量のごみの発生 ごみ処理場(しょりじょう)が不足 → これらは私達の生活にも深く関係しています
世界の人口の推移(すいい)と推計(すいけい) オセアニア 北米 中南米 ヨーロッパ アジア アフリカ 2000.10.12
CO2などの温室効果ガスは光はよく通すが熱を吸収する。 温室効果ガスのおかげで地球の平均温度は15℃。 温室効果ガスがなければ-18℃で氷の世界 今までに経験たことのないスピードで温暖化が進んでいる 熱を吸収 このまま進めば、人類(じんるい)の 大ピンチ!!! ・南極や氷河の氷が溶けて島国が 水没(すいぼつ) ・大量の雨や乾燥(かんそう)で農作物が危機(きき) ・台風の多発・大型化による被害増大
氷河解凍の写真
ツバルの写真
現在の平均気温との差 これから100年のあいだで1~5℃程度気温が上がると、どういうことになるか、想像できない。 2100年での最高の予測 2100年での中間の予測 小氷期(しょうひょうき) テムズ川凍結(とうけつ) ノルウェー沖に氷山(ひょうざん) 中世の温暖期 イギリスでブドウ栽培(さいばい) バイキングがグリーンランドに移民 2002.7.1
地球温暖化防止のまとめ 1.エネルギー(電気・石油・ガス)の使用 を少なくする エアコンの温度をひかえめに、テレビの 1.エネルギー(電気・石油・ガス)の使用 を少なくする エアコンの温度をひかえめに、テレビの コンセントを元からぬく 2.廃棄物(ごみ)をへらす 3R(リディース、リユース、リサイクル) 3.植林の推進(すいしん) 植林を行う、又は支援(しえん)する
2.モンゴルでの植林 (1)モンゴルの概要(がいよう) (2)植林と環境問題 (3)モンゴルでの植林活動
(1) モンゴルの概要 1.位置関係 ・緯度は北海道の北にあるサハリンと同じ ・北はロシア、南はゴビ砂漠(さばく)を挟(はさ)み中国と (1) モンゴルの概要 1.位置関係 ・緯度は北海道の北にあるサハリンと同じ ・北はロシア、南はゴビ砂漠(さばく)を挟(はさ)み中国と せっしている 2.国の規模(きぼ) ・面積約150万k㎡(日本の4倍) ・人口約300万人(日本の1/40) 3.人種 ・新モンゴロイド(朝鮮半島の人と日本人と同じ人種) ・日本には3000年前にきた(弥生(やよい)人と呼んでいる)
(2) 植林と環境問題 1.地球温暖化防止 地球温暖化の原因物質の二酸化炭素(CO2)を木は 吸収して育つ 2.砂漠化防止 (2) 植林と環境問題 1.地球温暖化防止 地球温暖化の原因物質の二酸化炭素(CO2)を木は 吸収して育つ 2.砂漠化防止 森をつくることにより砂漠化を防止 (モンゴルでは中国との間にあるゴビ砂漠が拡大中) 3.黄砂(こうさ)発生防止 砂漠の砂が偏西風(へんせいふう)により運ばれる黄砂の 発生を防ぐ (日本では冬に黄砂により空が黄色になることがある)
(3) モンゴルでの植林活動 1.デンデゲル村 防風林造成事業 ウランバートルの南100kmに位置するデンデゲル村の (3) モンゴルでの植林活動 1.デンデゲル村 防風林造成事業 ウランバートルの南100kmに位置するデンデゲル村の 牧草地の砂漠化を防止することを目的に防風林を造成 する 2.防風林の規模 100ha(1km×1km)を対象にポプラの苗木を植える 3.日本の協力 植林の技術指導と資金(苗木)提供 (緑の募金(ぼきん)国際緑化(りょくか)事業=緑の羽根) (チャリティコンサートの売上金)
写真(15枚)を挿入
以 上