ユニバーサルデザイン普及啓発事業の取組み ・・・すべての人にやさしいまちづくりを目指して・・・ 地域全体で支える互助共助のしくみ 地域包括ケアシステムの構築 品川区 高齢者福祉課
本事業の位置づけ 品川区 連携 品川区社会福祉協議会 基本構想・長期基本計画 地域福祉計画 品川区介護保険事業計画 「いきいき計画21」 すべての人にやさしいまちづくり推進計画 1 ユニバーサルデザインの普及啓発 「すべての人」とは 年齢・性別・人種・能力に かかわらないすべての人 品川区障害者基本計画 (障害福祉計画) 「おたがいさま運動」の推進【重点事業】 2 だれもが安心して外出できるしくみづくり 等 3 公共施設等におけるユニバーサルデザインの推進 4 事業者に対するユニバーサルデザイン推進の支援 連携 品川区社会福祉協議会 地域福祉活動計画 1
社会を構成する住民(区民・事業者・区職員)の支えあいの意識の醸成 本事業で重視しているポイント ハード施策とソフト施策との連携の推進 ●ハードと連携したソフト施策の構築 ●人々の意識づくりや情報提供、案内・誘導、制度・しくみづくりなどのソフト施策を充実 社会を構成する住民(区民・事業者・区職員)の支えあいの意識の醸成 2
本事業の実施メニュー 1.ユニバーサルデザイン研修 2.おたがいさま運動の普及啓発 ■予算 400万円 ■委託事業者 パシフィックコンサルタンツ㈱ 1.ユニバーサルデザイン研修 すべての人にやさしいまちづくりを進めるため、区民・区職員を対象にユニバーサルデザインに関する講義と体験を実施。(予算200万円) 2.おたがいさま運動の普及啓発 困っている人がいたら助ける。困ったときは「助けて」と言える。 そんなことがあたりまえにできる「支えあいのまちづくり」を進める活動。 (予算200万円) 3
研修内容 ユニバーサルデザイン研修 講義だけではない、体験型の研修を企画 ⇒知識を得るだけでなく、実際に体験する ことにより様々な立場への理解が深まる ・・・プログラム・・・ 車いす体験 1.車いす・白杖体験の実施 白杖体験 2人1組で、車いす利用者・介助者、 白杖歩行者・介助者の役割を順番に体験。 2.講義 ユニバーサルデザインの基本的な考え方 ユニバーサルデザインに配慮したまちづくりの事例 など 講義 意見交換 3.意見交換、質疑応答 4
活動実績と成果 ユニバーサルデザイン研修 平成23年度 : 全3回 延べ46人 平成24年度 : 全4回 延べ78人 平成23年度 : 全3回 延べ46人 平成24年度 : 全4回 延べ78人 すべての参加者が研修で学んだことが役立つと感じており、研修の内容についても、高い評価を得ている。 平成24年度は、地域から、研修を受講したいとの声を受け研修を実施。 研修参加者の意識の向上や、日常生活での実践にもつながり始めている。 アンケートでの意見 ☆研修をもっとやってほしい ☆研修受講後、車いす利用者が坂道で困っていたので、声をかけ支援できた ☆肩肘を張らずに日常的にさりげなく活動できるようになるとよいと思う ☆子ども達にも体験する機会をつくってほしい など 研修の満足度 5
今後の取組 ユニバーサルデザイン研修 子ども世代・子育て世代への働きかけ (PTA・教育委員会との連携) 民間事業者に向けた講習 (社協、商連、商工会等との連携) 区職員による研修実施に向けた講習 (研修の持続性・発展性の確保) ⇒研修のマニュアル化 ⇒継続的な研修実施のための人材育成 ⇒地域で展開していくためのしくみづくり 6
標語募集の実施 おたがいさま運動の普及啓発 募集テーマ 困っている人がいたら助ける。困ったときは「助けて」と言える。 そんなことがあたりまえにできる「支えあいのまちづくり」を 進めるための合言葉となる標語を募集。 募集対象 品川区内に在住・在勤・在学の方 応募方法 りんかい線大井町駅 区のホームページの応募フォームからメールで応募 持参・はがき・FAXで応募 ・・・協力団体・・・ 区関係施設(地域センター文化センター等)、小中学校、私立中高大学、鉄道・バス事業者、町会・自治会、商店街、スーパー、商工会議所、青色申告会、浴場組合など 区役所 7
結果 おたがいさま こころをつなぐ ありがとう 「おたがい様」 みんなで言える すてきな町 おたがいさま運動の普及啓発 最優秀賞 おたがいさま こころをつなぐ ありがとう 審査員特別賞 「おたがい様」 みんなで言える すてきな町 ・・・応募状況・・・ ・・・審査結果・・・ たくさんの 応募をいただき ました! 小学生の部・・・・・・・・122人 中学生の部・・・・・・・・126人 高校生以上の部・・・・118人 計 366人 最優秀賞・・・・・・・・・1点 審査員特別賞・・・・・1点 優秀賞・・・・・・・・・・ 10点 佳作・・・・・・・・・・・・ 23点 8
結果発表 おたがいさま運動の普及啓発 ふくしまつりで表彰式を行った。 同時に、ユニバーサルデザインのまちづくりや、おたがいさま運動に関するパネル展示・チラシの配布を実施。 パネル展示 パネル展示 最優秀賞表彰 審査員特別賞表彰 9
標語の活用 おたがいさま運動の普及啓発 標語入りカレンダーを様々な場所で掲示 標語は、こんなところで活用しています・・・ 標語入りカレンダーを様々な場所で掲示 ⇒高齢者施設、病院 など 高齢者クラブでは、みんなで大きな声で標語を読み上げるイベントを実施 ⇒意識啓発、脳の活性化・認知症予防 福祉機器展においてパネルを展示 成人式で普及啓発のチラシを配布 普及啓発用チラシ 10
今後の取組 おたがいさま運動の普及啓発 決定した標語を活用して、おたがいさま運動を推進 ⇒まずは運動の存在を認識してもらうこと ⇒目に見える形での周知の継続と発展(懸垂幕、ポスター等) 高齢者、障害者をはじめ、子どもや子育て世代への積極的な働きかけ ⇒親しみやすく参加しやすいイベントなどから展開 (例えば、親子参加の体験型イベント など) 11
更なる展開に向けての構想 ■ユニバーサルデザイン研修 ■おたがいさま運動の普及啓発 汎用型研修として職員による研修実施を可能にする より幅広い対象への研修実施および回数増(出前型など) 区民の中でのリーダーの育成(リーダー養成研修) 区職員向け研修について、新人研修としての体系化 など ■おたがいさま運動の普及啓発 強化月間の創設(懸垂幕、ポスター、ステッカーなど、目に見える形での周知を図る。) 楽しく参加できるイベントなどにより、活動を推進していく。 講演会・シンポジウムなどの開催 など 12
最後に・・・・ 区から都、全国へ取組が広がり 日本全体が、だれもが暮らしやすい社会へ そのために 品川区では、今後も継続的な活動と 情報の発信を行っていきます! 13