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資料提出の際には本ページを削除してください。 プレゼンテーション、およびプレゼンテーション資料に関する注意点
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第3時限 研究活動と知的財産(1) ◇研究ノート ◇先行技術文献調査 第3時限 研究活動と知的財産(1)          ◇研究ノート          ◇先行技術文献調査

第3時限 目次 3-1 研究ノート 3-2 先行技術文献調査 3-3 先行技術文献調査の具体例 3-4 先行技術文献調査用サイトへのアクセス  第3時限 目次 3-1 研究ノート 研究ノートとは 研究ノートの必要性 3-2 先行技術文献調査 先行技術文献調査とは 先行技術文献調査の必要性 先行技術文献調査 3-3  先行技術文献調査の具体例 検索の例1(特許検索) 検索の例2(特許検索) 検索の例3(商標検索) 検索の例4(意匠検索) 3-4  先行技術文献調査用サイトへのアクセス

研究ノートとは 3-1 研究ノートとは 実験のデータやアイデアなどを記録するもの 手書きが原則で、日付、記入者のサイン、確認者のサインが必要  研究ノートとは 研究ノートとは 実験のデータやアイデアなどを記録するもの 手書きが原則で、日付、記入者のサイン、確認者のサインが必要 ※手書きで証明する必要性がなくなった →研究ノートの電子化 〔狙い〕 研究活動で日常的に用いる実験ノートと特許の関係について理解させることを目的とする。 〔説明〕 実験ノートとは、実験を行う者が、「どのような実験を行ったときどのような結果が得られた」といった実験の一次的データの記録や、場合によっては「研究の過程での議論」、「データの一次的な解析(計算等)」「実験及び解析中などに思いついた事柄」等実験に関わる様々な事柄を記録、処理するためのノートブックあるいは、それに類する記録媒体であるが、この記録が、発明者がだれであるのかが争われる裁判などで、証拠として採用されることがある。 現状調査アンケート結果 (2012年7月実施) 「研究ノートの記載方法について」      研究開発従事者回答数213件中 紙媒体         65% 電子化         25% 記載していない    10% 4

研究ノートの必要性 3-1 何のためにつける ・実験の再現性の担保 ・ねつ造でないことの証明 ・いつ発明したかの証明  研究ノートの必要性 何のためにつける ・実験の再現性の担保 ・ねつ造でないことの証明 ・いつ発明したかの証明 〔狙い〕 研究ノートをつける目的について理解させる。 〔説明〕  研究ノートは実験を行う研究者にとって必携のものであり、実験に関する記録の中では最も重要なものである。  研究ノートを取る第一の直接的な目的は、実験の記録、手順を記録として残すことである。これによって実験中及び事後検討を付け加えたり、整理する事が出来る。実験を行ってる内、自分の目的や手順を見失うこと、また、予期せぬ現象が起こったりすること、実験中に何らかの戦略変更、判断を迫られることがある。このような場合にも、目的、手順の再確認、思考、行動の補助及び事後分析に役立つ。  このような記録がいつ誰が、発明について着想、具体化、完成させたのかを証明することが可能であるから、発明者や発明完成時期の立証などの際に、証拠として用いられる。 ※参考事例 事例:ピッツバーグ大学vsヘドリック事件(平成21年7月23日 連邦巡回区控訴裁判所(CAFC) 国際商事法務Vol.38,No.1 111頁) ヘドリックが参加する前に、他の研究者たちが着想を抱いていたかが問題 いずれも、発明者の認定において、研究ノートの記載が証拠として用いられた。  特に先に発明した者が特許を受ける権利を有する(先発明主義) アメリカでは裁判時の証拠として重要。(アメリカ以外は先願主義)。 そのアメリカも、最近、先発明主義から先願主義へ移行することが決まった。 (2011.09.16→2013.03.16施行)

第3時限 目次 3-1 研究ノート 3-2 先行技術文献調査 3-3 先行技術文献調査の具体例 3-4 先行技術文献調査用サイトへのアクセス  第3時限 目次 3-1 研究ノート 研究ノートとは 研究ノートの必要性 3-2 先行技術文献調査 先行技術文献調査とは 先行技術文献調査の必要性 先行技術文献調査 3-3  先行技術文献調査の具体例 検索の例1(特許検索) 検索の例2(特許検索) 検索の例3(商標検索) 検索の例4(意匠検索) 3-4  先行技術文献調査用サイトへのアクセス

先行技術文献調査とは 3-2 先行技術調査とは、 出願や審査請求の前に、自社の発明に関連する技術分野でどのような先行出願が存在するかを把握するために、公開されているすべての資料を調査することを言う。 〔狙い〕 この項目では、研究・技術開発活動において、何故先行技術文献調査が必要であるのかや、先行技術文献調査を行う目的・時期やその重要性について解説を行う。 〔説明〕 先行技術調査の趣旨や目的について説明する。詳細は次のスライドを参照。 特許性調査、無効調査、 技術情報収集などのすべ ての調査が含まれる。

先行技術文献調査の必要性 3-2 技術動向調査 出願前調査 他社権利調査 公知例調査 研究開発 設計 製造前 出荷前 他社からの 侵害警告 ◎重複研究の回避  =過去の存在技術、今後開発すべき技術の把握 ◎発明の手がかり  =他人を知ることで、新たなアイデアを見いだす   (特許のすきまを埋める、代替技術) ◎研究開発テーマの設定 ◎技術変化、商品需要予測 研究開発 技術動向調査 発明創出 ◎無駄な出願の防止 ◎明細書作成の参考 ◎従来技術の正確な把握 出願前調査 設計 製造前 出荷前 〔狙い〕 先行技術文献調査を行う場面と目的、そのメリットなどを理解させる。 〔説明〕 研究開発、製品開発の進行段階のそれぞれにおいて、異なる目的で先行技術調査を行うことが有効であること、他社からの侵害警告に対する対応としても先行技術調査が有効であることなどを説明することで、研究開発活動や知的財産管理活動において、先行技術調査が重要であることを理解させる。 他社権利調査 ◎他社権利との抵触関係調査  =出荷差し止め、損害賠償の未然防止 ◎他社からの技術導入・提携の検討 他社からの 侵害警告 公知例調査 ◎権利行使の阻止  =他社権利の出願前の公知例を調査   (特許文献、雑誌・カタログ等)

3-2 先行技術文献調査 インデックスサーチ IPC : International Patent Classification (国際特許分類)      世界共通の特許分類で約7万の分類項目。 FI   : File Index             IPC第4版を我が国独自に細分化したもの。             約19万の分類項目。 Fターム  : File Forming Term            IPCやFIとは異なる複数の技術的観点で         分類項目を作成したもの。 〔狙い〕 先行技術文献調査を行うにあたって、IPDLで用いることができる検索キー(インデックスやテキスト)を紹介する。 〔説明〕  世界共通の特許分類として特許公報にはIPCが付与されているが、IPCによる検索では、技術の区分けが粗いため、数百から数千件の文献がヒットすることとなり、効率的に検索することができない。また、ワード検索では、特定のキーワードにより文献を抽出することから、例えば、コンピュータなどの用語では、さまざまな用途のものがヒットするなどノイズが発生するし、LEDなどを検索するときには、LEDは、発光ダイオードなどとも表現されるため、LEDのみの検索では、発光ダイオードと表現されたものが漏れるなど、漏れが発生する場合がある。  そこで、特許庁の審査官は、特許情報を調査する際には、IPCをさらに細かく区分したFIと、特定の技術主題となる範囲でIPCを区分したテーマと呼ばれる範囲内で、技術の種々の側面(発明の目的、用途、構造、機能、材料、制御手段等)で区分したコードであるFタームを複数文献に付与しておくことで、関連する特許文献をスクリーニング可能な程度に絞り込み、検索時間の短縮と検索の精度の向上を図っている。 テキストサーチ       技術用語(同義語に注意) 書誌事項          出願人名、発明者名等

先行技術文献調査 IPC(国際特許分類) H 3-2 (例)H04M 1/02 上位階層 セクション(A~H) H 電気 クラス H 電気  H04M クラス H04M 1/00 H04M 1/02 H04 電気通信技術 サブクラス H04M 電話通信 H04M 1/00 サブステーション装置 〔狙い〕 国際特許分類により、特許文献が技術的観点から分類整理されていること、その構造について理解させる。 〔説明〕 □国際特許分類 国際特許分類(International Patent Classification 略してIPCと呼ばれる)は、発明に関する全技術分野をAからHの8つのセクションに分け、それぞれを段階的に細分化 国際特許分類表は、各セクションごとに、特許庁のホームページから簡単にダウンロード可能 □国際特許分類の表記方法 国際特許分類は、セクション、クラス、サブクラス、メイングループ、サブグループへと順次階層的に細分化。 ①セクション  セクションは、特許の対象である全技術をAからHのアルファベット大文字1個からなる表示記号で表記。  <セクション> A 生活必需品(農業、食料品;たばこ、個人用品または家庭用品、健康;娯楽) B 処理操作;運輸(分離;混合、成形、印刷、運輸) C 化学;冶金(化学、冶金) D 繊維;紙(繊維または他に分類されない可とう性材料、紙) E 固定構造物(建造物、地中削孔;採鉱) F 機械工学;照明;加熱;武器;爆破(機関またはポンプ、工学一般、照明;加熱、武器;爆破) G 物理学(光学、原始核工学) H 電気 H04M 1/02 ・電話機の構造的態様 IPC(国際特許分類) 下位階層

先行技術文献調査 FI(ファイルインデックス) 3-2 IPCを細分化した我が国固有のインデックス(AからZまで) H04M 1/02 A     FI(ファイルインデックス) IPCを細分化した我が国固有のインデックス(AからZまで) 国際特許分類(IPC)では技術の区分けが粗いため 日本の技術分野を考慮して更に細かく区分したもの[IPC第4版をもとに作成] (例) H04M 1/02・電話機の構造的態様     A 表示・ボタン     B 特殊な電話機〔構造・用途が特殊なものを含む〕     C ・コ-ドレス電話機   D ・公衆電話機   E ・多機能電話機   F ・・ボタン電話機   G ・インタ-ホン  H ・ハンドセツト形  J ・装飾電話  Z その他のもの 〔狙い〕 IPCを細分化した我が国が独自に付与しているFIについてその構造を説明する。 〔説明〕  FIが、IPCでは、区分けが粗すぎるため、効率的な検索を行うことができない部分をさらに細かく区分するために、日本独自で用いる分類であることを説明する。  なお、現在、日本、米国、欧州、中国、韓国のいわゆる5大特許庁間でIPCをさらに細分化した共通の検索用分類の策定作業を行っているところである。 H04M 1/02 A

先行技術文献調査 3-2 Fタームによる多観点検索 ※後述のIPDLのパテントマップガイダンスを利用 5K023 従来技術を効率的に検索するために開発された検索キー FIを複数の異なる観点で区分(目的、用途、構造、機能、材料等) (約1800テーマ) 観点1 AA01, AA02, ‥‥ 観点2 BB01, BB02, ‥‥ 観点3 CC01, CC02, ‥‥ Fタームによる多観点検索 電話機の構造 テーマコード 5K023 H04M 1/02-1/23@Z AA00 AA01 ‥ AA07 ‥ AA ‥ ‥ 用途 公衆電話 携帯電話 ‥ BB00 BB01 ‥ BB03 BB ‥ 目的・効果 装飾性向上 ‥ 小型、軽量 〔狙い〕 日本独特の特許情報検索手段であるFタームについて説明する。 〔説明〕 ・テーマコード  特許情報を、2600のテーマに区分し、そのうち約1800のテーマについてFタームが作成されており、Fタームを用いた調査を可能としている。 ・Fターム  Fタームとは、テーマのカバーする技術範囲の特許文献をいろいろな切り口の観点を用意して、検索キーとして複数付与することにより、その複数の観点を組み合わせることで、調査する文献を絞り込むことが可能となる。 調査する発明の技術的特徴が タームリストのどれに該当するか 検索式の 入力、検索 テーマコードを特定 携帯電話機  アンテナ  小型化    AA07 * LL05 * BB03 5K023 ※後述のIPDLのパテントマップガイダンスを利用

IPC、FI・Fタームが分かればこちらで調査 3-2 先行技術文献調査 http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl 技術用語や出願人名で調査が可能 IPC、FI・Fタームが分かればこちらで調査 IPCやFIの内容を確認する 〔狙い〕 特許電子図書館(IPDL)により特許情報が検索可能であることを紹介する。 特許電子図書館 「IPDL」 http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl 〔説明〕 工業所有権情報研修館による特許に関する情報検索サイト。明治以降に発行された特許・実用新案・意匠・商標とその関連情報について検索可能  ・「公報テキスト検索」:技術用語や出願人名により特許情報が検索    できる。  ・「特許分類検索」:IPC、FI・Fタームにより特許情報が検索できる。 <参考>特許電子図書館ガイドブック・マニュアル  http://www.inpit.go.jp/info/ipdl/manual/index.html 特許庁から出願人に通知した書類を提供

先行技術文献調査 3-2 IPC、FI、Fタームの説明文の照会、 キーワードに該当するIPC、FI、Fタームの照会ができる。 FIを入力 例: H04M1/02@A Fタームを入力 例: 5K023 IPCを入力 例: H04M1/02 〔狙い〕 IPDLのパテントマップガイダンスシステムにより、FI、Fターム、IPCが照会可能であることを紹介する。 〔説明〕  特許公報には、IPCやFI、Fタームのテーマコードなどの検索キーが記載されていることから、それらの情報をもとに、それぞれの検索キーの意味や、その周辺の検索キーを調査することで、どのような検索式を用いればよいかを検討することが可能となる。  また、検索を行う発明の内容を表すキーワードを入力することで、その発明にどのようなIPC・FIが付与されるのかを調査することができる。  そして、IPCがわかれば、そのIPCをIPC照会に入力して照会することで、FIやFタームのテーマコードを調査することができる。なお具体的な使用方法については、検索事例で詳細に説明する。 キーワードを入力 例: 携帯電話

3-2 先行技術文献調査(パテントマップ) 初めての海に船を出す船乗りが正確な海図を必要とするように、経営者が新たな研究開発投資や技術導入を行う際には、「特許マップ(あるいはパテントマップ)」とよばれる「特許の地図」を持っているかどうかが成功の鍵を握るものとなる。 〔狙い〕 この項目では、先行技術文献調査を行った結果を視覚的に表示して分析を可能とするために有用なパテントマップについて解説する。 〔説明〕 パテントマップを勉強する意義について、ここで説明する。 [出所:特許庁ホームページ 技術分野別特許マップ (機械6 焼却炉技術)]

競合他社はどのような特許権を持っているか? 新規事業は市場ニーズとマッチしているか? 3-2 先行技術文献調査(パテントマップ) しかしながら、これまでに蓄積された特許情報の量は膨大であり、そのすべてについて、そのまま利用することは効率 的でない。そこで、それぞれの利用目的に応じて特許情報を収集し、分析し、加工・整理することにより、視覚的に受け 入れられるものとすることが行われている。 事業の成功 自社開発方向性を評価する必要がある。 競合他社はどのような特許権を持っているか? 〔狙い〕 パテントマップを作成することの必要性について理解させる。 〔説明〕  先行技術文献調査結果を文献のまま利用しようとしても視覚的・感覚的に把握できず、効率的な分析が困難となる。  先行技術調査結果を利用目的に応じてマッピングすることによって、視覚的、感覚的にその動向を把握し、分析することができることから、企業が知財戦略を検討する際や、大学・企業において研究開発の方向性などを検討するに際して、パテントマップを作成することが有用であることを説明する。 新規事業は市場ニーズとマッチしているか? 訴訟に巻き込まれたらどのようにするか?

先行技術文献調査(パテントマップ) 3-2 1.目的の明確化 2.調査設計、分析項目の設定 3.特許情報の収集、基礎データの作成 4.自身での作成の必要性検討 5.特許マップ・出願動向作成 6.特許マップ・出願動向分析 パッテントマップの作成 〔狙い〕 パテントマップを作成するにあたっての手順について理解させる。 〔説明〕  パテントマップは後に説明するように利用目的に応じて、複数の種類があることから、パテントマップを作成するにあたっては、利用する目的を明確化することが必要である。  そして、その目的に応じて、パテントマップに盛り込むべき仕様である調査設計、分析項目などを設定する必要がある。  なお、自分自身でパテントマップを作成する場合には、特許情報を収集し、基礎データを作成する必要があるが、調査会社に依頼して作成するという方法もある。  特許マップ、出願動向を作成したら、それを利用して分析を行うこととなる。各手順において何を検討するのかについては、次のスライドで説明する。

先行技術文献調査(パテントマップ) 3-2 パテントマップの代表例 解析の形態による特許マップの種類 A.件数推移マップ B.構成比マップ   解析の形態による特許マップの種類 A.件数推移マップ B.構成比マップ C.マトリクス表示マップ D.レーダーチャート表示マップ E.分布表示マップ  F.時系列表示マップ  G.要素別表示マップ  H.技術発展・展開表示マップ  I.リスト表示マップ  形態1: 統計的に解析した特許マップ 〔狙い〕 パテントマップにはどのような種類のものが存在するのかを概観する。 〔説明〕  パテントマップは、いろいろな種類があるが、それぞれ、目的により使い分けられるものである。  このスライドにおいては、統計的に解析するときに用いられる特許マップと、技術等の内容を解析する場合に用いられる特許マップとに分けて、パテントマップの種類を提示している。 形態2: 内容を解析した特許マップ

パテントマップの代表例(要素別表示マップ) 3-2 先行技術文献調査(パテントマップ) パテントマップの代表例(要素別表示マップ) 座席 (1400件) 制動装置(1700件) 全体構造技術 (○○件) 付属品技術(○○件) 車輪 (1500件) 盗難防止装置 (1200件) 製造技術 (○○件) フレーム構造(2300件) 細部構造技術(○○件) 推進装置 (1800件) 〔狙い〕  出願動向を分析するパテントマップの例として、製品についての要素別表示マップを例示する。 〔説明〕  パテントマップの例として、要素別表示マップを例示している。  要素別表示マップは、製品について、要素技術別にどれくらいの件数の特許があるかなどを表示するものであり、将来の動向を予測したり開発の重点部分を把握するなどの用途に用いられるものである。 注)件数は仮である。 「要素別表示マップ」では、その製品の要素技術別の特許が表示されて、特許の件数から、将来の動向を予測したり、開発の重点部分などを知ることができる。

パテントマップの代表例(技術発展表示マップ) 3-2 先行技術文献調査(パテントマップ) パテントマップの代表例(技術発展表示マップ) 〔狙い〕 出願動向を分析するパテントマップの例として、技術発展表示マップを例示する。 〔説明〕  パテントマップの例として、技術発展表示マップを例示している。  技術発展表示マップは、技術分野の重要特許を系統別に時系列で表示することで、技術の発展状況を示したものであり、技術開発の大きな流れを把握したり、技術開発の方向を見極めたりするなどの用途に用いられるものである。 http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/map/kagaku18/s/s-1-2.htm  特許庁ホームページより 「技術発展表示マップ」では、ある技術分野の代表的な重要特許を時系列的に系統的に並べて、技術の発展状況を示したものである。この特許マップによって、技術開発の大きな流れを把握し、技術開発の方向を模索することができる。

パテントマップの代表例(件数推移マップ) 3-2 先行技術文献調査(パテントマップ) パテントマップの代表例(件数推移マップ) 〔狙い〕 出願動向を分析するパテントマップの例として、件数推移マップを例示する。 〔説明〕  パテントマップの例として件数推移マップを例示している。  件数推移マップは、技術要素や方式毎に、出願年と出願件数との関係を示したものであり、技術開発の開始時期や急増時期、退潮時期などを捉えるなどの用途に用いられるものである。 http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/map/denki06/map/map4.htm 特許庁ホームページより 「件数推移マップ」では、比較すべき技術要素や方式毎に、出願年を横軸に出願件数をプロットしたもので、棒グラフや折れ線グラフで表現される。技術開発の開始時期、急増時期、退潮時期をとらえることができる。

パテントマップの代表例(リスト表示マップ) 3-2 先行技術文献調査(パテントマップ) パテントマップの代表例(リスト表示マップ) 「リスト表示マップ」の例(他社注目特許一覧表) 「リスト表示マップ」の例(注目特許審査経過リスト) http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/map/kikai06/map/map12.htm 特許庁ホームページより 〔狙い〕 出願動向を分析するパテントマップの例として、リスト表示マップを例示する。 〔説明〕  パテントマップの例として、リスト表示マップを例示している。  リスト表示マップは、他者の注目特許などをリストとして表示したものであり、新製品や、新技術開発時の戦略立案において特許の状況の整理のために用いられる。  これにより、リストされた特許の製品との関係について重要度などを把握することなどが可能となる。 これらの表の作成作業は「パテントレビュー」と呼ばれ、新製品、新技術開発の際の戦略立案時の特許の状況の整理に活用され、リストされた特許の製品との関係について重要度を把握するために用いられる。

パテントマップの代表例(バブルチャート) 3-2 13 先行技術文献調査(パテントマップ) パテントマップの代表例(バブルチャート) 〔狙い〕 出願動向を分析するパテントマップの例として、バブルチャートを例示する。 〔解説〕  パテントマップの例として、バブルチャートを例示している。  バブルチャートは、縦軸と横軸の項目に合致する特許の件数をバブルの大きさにより表示したマップであり、スライドの例は、ある技術分野に記載されている課題を整理して、時系列的に並べてその件数をバブルの大きさにより表示したものであり、技術開発を企画・立案する際に、開発テーマの選定や優先度の検討などの用途に用いられるものである。 http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/map/denki15/s/s-1-2.htm特許庁ホームページより このバブルチャートは、当該技術分野の出願に記載されている課題を整理して、時系列的に並べたものであり、技術開発を企画・立案する際に、開発テーマの選定や優先度の検討に有効なツールである。 出典:平成16年度・特許流通支援チャート「携帯機器用電源」

第3時限 目次 3-1 研究ノート 3-2 先行技術文献調査 3-3 先行技術文献調査の具体例 3-4 先行技術文献調査用サイトへのアクセス  第3時限 目次 3-1 研究ノート 研究ノートとは 研究ノートの必要性 3-2 先行技術文献調査 先行技術文献調査とは 先行技術文献調査の必要性 先行技術文献調査 3-3  先行技術文献調査の具体例 検索の例1(特許検索) 検索の例2(特許検索) 検索の例3(商標検索) 検索の例4(意匠検索) 3-4  先行技術文献調査用サイトへのアクセス

検索の例1(特許検索) 3-3 どのような検索がより確実で効率的か? 骨の先端にLEDランプをつけて、夜間の安全性を高めた傘 〔狙い〕 特許検索事例の提示 〔留意点〕  この項目では、IPDLを使ってどのように特許情報を検索するのかについて説明をするが、講義を行う環境が、インターネットに接続されたPCを学生が利用できる環境であるのであれば、実際に、学生にIPDLにアクセスさせて操作させて説明を行う形式で実施する方法もある。  また、受講学生が多く、個々の学生にPCの利用できる環境を提供できない場合であっても、講師が実際にIPDLにアクセスして操作してみせることで説明することも可能である。  なお、検索事例は、学生の技術分野にかかわらず理解できるものとして、傘や枕などの日常品を用いたが、特定の専門分野(電気、物理、機械、化学、生命工学など)の学生に講義を行う際には、専門技術分野の発明を例にして、講義を行うことも考えられる。 実習課題として、例えば、 (1)特定の発明、調査範囲を設定して、類似の発明が記載されている公報を調査させる(IPDLの審査書類情報照会などで、拒絶理由通知が参照できるので、課題作成に利用できる)。 (2)就職したい企業名で検索を行うなどして、どのような技術を出願しているかなどを調査させることで、自分の専門とその企業の関係を確認させる。 (3)パテントマップについての講義の終了後に、特定の調査範囲、目的を設定して、特許情報調査をIPDLを用いて行い、特許マップを作成させる。

公報テキスト検索機能を利用して技術用語を用いて検索を行う。 3-3 検索の例1(特許検索) http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl 公報テキスト検索機能を利用して技術用語を用いて検索を行う。 〔狙い〕 特許電子図書館 「IPDL」 http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdlのサイトから、公報テキスト検索を行う方法を説明する。 〔説明〕  「公報テキスト検索」では、技術用語や出願人名、IPCなどを用いて特許情報が検索できる。  特許情報は、出願されてから、1年6月後に公開されることから、ここで検索可能な情報には、出願公開前の情報、すなわち検索時より1年6月以内の情報は検索できない。   検索範囲については、公開公報が平成5年以降に公開されたもののみが対象など、制限があることにも留意する。  検索可能な文献の蓄積範囲については次ページで説明する。 <参考> 特許電子図書館ガイドブック・マニュアル  http://www.inpit.go.jp/info/ipdl/manual/index.html

検索の例1(特許検索) 3-3 (1)検索キーワード入力画面 検索対象文献を選択 検索項目を選択可能 検索項目を選択可能 〔狙い〕 公報テキスト検索機能を用いて公報検索を行う場合の入力画面の操作を説明 〔説明〕  検索可能範囲をクリックすると、各文献の蓄積範囲が表示される。  公報種別のチェック欄をチェックすることで、各種別の公報を検索対象とすることができる。  左の青い入力欄は、検索キーワードを入力する欄であり、検索項目選択をプルダウンすることで、キーワード検索を行う範囲を選択することができる。公報全文を検索する場合には、検索項目選択のプルダウンメニューから公報全文を選択すればよいが、うえの画面では、上から2つ目に、公報全文を検索範囲とする入力欄があらかじめ設けられている。  右の赤い入力欄は、いわゆるNOT検索を行うためのキーワードを入力する欄である。NOT検索とは、例えば、検索キーワードとして「傘」を入力して検索する場合に、日傘を除外する場合、NOT検索キーワード欄に「日傘」を入力すると、「傘」が含まれる文献のうち、「日傘」が含まれる文献が除外される。

検索の例1(特許検索) 3-3 (2)検索可能範囲について 〔狙い〕 公報テキスト検索機能を用いて公報検索を行う場合の入力画面の操作を説明 〔説明〕 検索可能範囲をクリックすると、各文献の蓄積範囲が表示される。

検索の例1(特許検索) 3-3 (3)検索項目を選択して、検索キーワードを入力 公報全文選択 〔狙い〕 公報テキスト検索機能を用いて公報検索を行う場合の入力画面の操作を説明 〔説明〕  できるだけ検索漏れを少なくするために、「LED(全角)」 「LED(半角)」、「発光ダイオード」をOR「夜間」、「夜」をOR検索し、各キーワードをAND検索した。  検索項目を選択し(上記例では、公報全文)、検索キーワードを入力する。よく使われる単語を用いて検索すると、閲覧可能件数(1000件)を超えてしまうため、その場合には適度に組み合わせた検索が必要である。  また、そのような場合には、検索対象技術範囲を限定するために、IPCを用いて絞り込むことも一つの方法である。  検索項目を出願人とすれば、出願人による絞り込みが可能であるため、例えば、自分の興味のある会社名などで検索をすると、その会社がどのような技術を出願しているのかを調査することが可能となる。  キーワードを入力して、検索をクリックすれば検索が行われる。

検索の例1(特許検索) 3-3 (4)検索した結果120件の公報がヒットした。 検索項目を選択可能 〔狙い〕 検索結果が表示された後に、公報を表示する操作を説明 〔説明〕 一覧表示をクリックすると文献リストが表示される。 検索結果が表示される。

検索の例1(特許検索) 3-3 (5)ヒットした公報の一覧表示画面 検索項目を選択可能 〔狙い〕 一覧表示をクリックした後に表示される文献一覧表示画面の例示 〔説明〕 検索一覧画面のいずれかの公報の番号をクリックすると、その内容が表示される。 

検索の例1(特許検索) 3-3 (6)一覧表示結果の文献番号をクリックしてその内容を表示 検索項目を選択可能 〔狙い〕 検索一覧画面の45番の文献番号をクリックしてその内容を表示させる操作を説明 〔説明〕 45番の青字で示されている文献番号「特開2006-255219」をクリックするとつぎのスライドのような特許公開公報の記載内容が表示される。

検索の例1(特許検索) 3-3 (7)類似の発明を記載した公報を発見 〔狙い〕 検索結果の中から、類似の発明についての公報が発見されたことを説明 〔説明〕 特許請求の範囲や要約の記載と図面などが表示されることを説明するとともに、検索に用いたキーワードがハイライト表示されることも説明する。

このボタンをクリックすることで、文献を連続して表示できる。 3-3 検索の例1(特許検索) (8)公報の連続表示方法(スクリーニング) このボタンをクリックすることで、文献を連続して表示できる。 〔狙い〕 検索結果である公報の内容を連続して表示する操作方法を説明 〔説明〕 前文献をクリックするとリストのひとつ前の文献が表示され、次文献をクリックすると、リストのひとつ後の文献が表示される。

検索の例1(特許検索) 3-3 (9)パテントマップガイダンスで、“傘”の「分類」もしくは「Fターム」を特定。 〔狙い〕 Fタームにより検索する場合のテーマコード、観点記号をパテントマップガイダンスシステムを利用して特定する方法を説明 〔説明〕  いままではIPDLのキーワード検索機能を用いた検索例を説明してきたが、ここからは同じ検索事例について、審査官が通常用いている、テーマコードやFタームを用いた検索の手法を紹介する。  最初に、傘の技術分野の分類やFタームを調査するために、パテントマップガイダンスシステムを用いて、キーワード「傘」により、FIハンドブックを検索して分類やFタームを特定する。

検索の例1(特許検索) 3-3 (10)分類は「A45B」付近で、Fタームのテーマコードは「3B104」。 〔狙い〕 パテントマップガイダンスシステムにおける表示例を用いて、テーマコードが特定できたことを説明 〔解説〕  パテントマップガイダンスシステムで「傘」をキーワードにFIハンドブックの検索を行うと、分類はA45Bあたりであること、テーマコードが3B104であることが特定できる。  3B104をクリックすると、つぎのスライドに示す3B104のFタームリストを参照できる。

検索の例1(特許検索) 3-3 (11)適切な観点は「AA08」と「BC03」 〔狙い〕 〔説明〕  パテントマップガイダンスシステムで、テーマコードが3B104のFタームリストを照会すると、当該テーマの文献を検索するために付与されている検索キーである観点記号を知ることができる。  今回の検索対象に用いる適切な観点記号はAA08とBC03であることが特定できる。

検索の例1(特許検索) 3-3 (12)特許分類検索により3B104のテーマを「AA08」と「BC03」を用いて検索 〔狙い〕 特許分類検索により、テーマコードと観点記号を用いた特許検索事例の提示 〔説明〕 特許分類検索画面に移動して、パテントマップガイダンスシステムにより特定した テーマコード「3B104」とFタームの観点記号である「AA08」と「BC03」とを掛け合わせた検索式により検索を行う。

検索の例1(特許検索) 3-3 (13)ヒット件数は50件 〔狙い〕 検索結果の表示の解説 〔説明〕  前のスライドの検索式で検索した結果を示している。この中に、類似の発明の特許公開公報特開2006-255219号が含まれている。  先ほどの検索と同様に、当該公開公報の文献番号をクリックすると、次のスライドの内容が表示される。

検索の例1(特許検索) 3-3 (14)類似の公報発見! 〔狙い〕 テキスト検索と同じ公報を検索できたことを説明 〔説明〕 テキスト検索により発見した公報と同じ特許公開公報を表示している。

検索の例2(特許検索) 3-3 磁石を枕に入れた安眠枕 どのような検索がより確実で効率的か? 〔狙い〕 特許検索事例の提示 〔説明〕  特許検索事例として、枕に磁石を入れた構造の安眠枕を例に検索事例を提示する。  この枕の構成に着目した特徴点である「磁石」や目的に着目した「安眠」をキーワードに検索を行なう事例を説明する。

検索の例2(特許検索) 3-3 (1)検索キーワード入力画面 検索項目を選択可能 〔狙い〕 公報テキスト検索機能を用いて公報検索を行う場合の入力画面の操作を説明 〔説明〕  特許検索事例として、枕に磁石を入れた構造の安眠枕を例に検索事例を提示する。  この枕の構成に着目した特徴点である「磁石」や目的に着目した「安眠」をキーワードに検索を行なう事例を説明する。  検索の例1と同様に、キーワードを入力して、検索した結果60件がヒットしている。

検索の例2(特許検索) 3-3 (2)ヒットした公報の一覧表示画面① 〔狙い〕 公報テキスト検索機能を用いて公報検索を行う場合の入力画面の操作を説明 〔説明〕 一覧をクリックして文献リストを表示した画面を表示 関連する文献は赤で囲んだ範囲にあるため、次ページで拡大表示

検索の例2(特許検索) 3-3 (3)ヒットした公報の一覧表示画面② 〔狙い〕 公報テキスト検索機能を用いて公報検索を行う場合の入力画面の操作を説明 〔説明〕 37番の公報が関連する公報であり、青字で表示された「特開2000-237020」をクリックすると、公報の内容が表示される。

検索の例2(特許検索) 3-3 (4)類似の発明を記載した公報を発見 検索項目を選択可能 〔狙い〕 検索結果の中から、類似の発明についての公報が発見されたことを説明 〔説明〕 特許請求の範囲や要約の記載と図面などが表示されることを説明するとともに、検索に用いたキーワードがハイライト表示されることも説明する。

検索の例2(特許検索) 3-3 (5)パテントマップガイダンスで、“枕”の「分類」もしくは「Fターム」を特定。 〔狙い〕  Fタームにより検索する場合のテーマコード、観点記号をパテントマップガイダンスシステムを利用して特定する方法を説明 〔説明〕  いままではIPDLのキーワード検索機能を用いた検索例を説明してきたが、ここからは同じ検索事例について、審査官が通常用いている、テーマコードやFタームを用いた検索の手法を紹介する。  最初に、枕の技術分野の分類やFタームのテーマコードを調査するために、パテントマップガイダンスシステムを用いて、キーワード「枕」により、FIハンドブックを検索して分類やFタームのテーマコードを特定する。

検索の例2(特許検索) 3-3 (6)分類は「A47G」付近で、Fタームのテーマコードは「3B102」。 〔狙い〕 パテントマップガイダンスシステムにおける表示例を用いて、テーマコードが特定できたことを説明 〔説明〕  パテントマップガイダンスシステムで「枕」をキーワードにFIハンドブックの検索を行うと、分類はA47G9/10あたりであること、テーマコードが3B102であることがわかる。  3B102をクリックすると、つぎのスライドに示す3B102のFタームリストを参照できる。 47

検索の例2(特許検索) 3-3 (7)適切な観点は「AB06」 〔狙い〕 テーマコード3B102の観点記号が示されたFタームリストの解説 〔説明〕  パテントマップガイダンスシステムで、テーマコードが3B102のFタームリストを照会すると、当該テーマの文献を検索するために付与されている検索キーであるFタームの観点記号を知ることができる。  今回の検索対象に用いる適切な観点記号は「AB06」であることが特定できる。

検索の例2(特許検索) 3-3 (8)特許分類検索により3B102のテーマを「AB06」を用いて検索 〔狙い〕 特許分類検索により、テーマコードと観点記号を用いた特許検索事例の提示 〔説明〕 特許分類検索画面に移動して、パテントマップガイダンスシステムにより特定した テーマコード「3B102」とFタームの観点記号である「AB06」により検索を行う。

検索の例2(特許検索) 3-3 (9)ヒット件数は72件 〔狙い〕 検索結果の表示の解説 〔説明〕  検索結果の表示の解説 〔説明〕  前のスライドの検索式で検索した結果を示している。この中に、類似の発明の特許公開公報特開2000-237020が含まれている。  先ほどの検索と同様に、当該公開公報の文献番号をクリックすると、次のスライドの内容が表示される

検索の例2(特許検索) 3-3 (10)類似の公報発見! 〔狙い〕 検索結果の中から、類似の発明についての公報が発見されたことを説明 〔説明〕  テキスト検索により発見した公報と同じ特許公開公報を表示している。

ここでは、商標の読み方(称呼)で検索する方法を紹介する。 3-3  検索の例3(商標検索) 〔狙い〕 商標検索事例の提示 〔説明〕  IPDLにおいては、特許公報だけでなく、商標についても検索が可能である。  商標検索については、称呼検索以外に図形商標検索なども用意されているが、ここでは、もっとも手軽に検索が可能な 称呼検索を照会するにとどめる。 ここでは、商標の読み方(称呼)で検索する方法を紹介する。

検索の例3(商標検索) 3-3 〔狙い〕 称呼検索を用いて商標を検索する商標検索事例の提示 〔説明〕 検索をしたい商標の読み方を全角カタカナで入力する 商品区分を用いて絞りこむこともできる。 (例えば 10を指定すると医療用機械器具及び医療用品を指定商品とする商標が検索される。) 類似群コードを用いて絞りこむことができる。 (例えば 25B01を指定すると、文房具類(鉛筆、シャープペンシル、ボールペン、消しゴム、筆箱など)をして指定商品とする商標が検索される。) 〔狙い〕  称呼検索を用いて商標を検索する商標検索事例の提示 〔説明〕  称呼検索の入力画面を表示している。検索したい商標の読み方を「全角カタカナ」で入力する。ここでは、アイプリズムという読み方の商標について検索することを想定している。  区分の欄に商品区分を入力したり、類似群コードの欄に類似群コードを入力することで、検索範囲を絞り込むことが可能である。  商品区分については、商品・役務名リストなどで照会することが可能であり、類似群コードについても類似商品・役務審査基準などを参照することで照会が可能であるが、少し専門的であるので、ここでは、説明のみにとどめて、実際には利用しない。 

読み方がアイプリズム又はアイプリズムに似ている商標が14件検索された。 3-3  検索の例3(商標検索) 読み方がアイプリズム又はアイプリズムに似ている商標が14件検索された。 〔狙い〕  商標検索結果の表示画面の説明 〔説明〕  読み方がアイプリズム又はアイプリズムに類似する商標が14件検索結果として表示された。  一覧表示をクリックすることにより、検索結果が表示される。(次のスライド参照)

検索の例3(商標検索) 3-3 〔狙い〕 商標検索結果の一覧表示画面の説明 〔説明〕  検索の例3(商標検索) なお一覧に表示された件数が多いときは、ここに数字を入力してクリックをすると、その番号から一覧表示がされる。 この商標に関する情報を表示するときは、数字をクリックする。 〔狙い〕  商標検索結果の一覧表示画面の説明 〔説明〕  アイプリズムにより検索された14件の商標の一覧が表示されている。  ここで、一覧表示された商標について、青色表示されている「登録5418975」をクリックすると、次のスライドの商標に関する情報を表示することができる。  また、多くの商標が一覧表示された場合には、一番上の行に数字を入力して、「表示する」をクリックするとその番号からはじまる所定数の商標が一覧表示される。

検索の例3(商標検索) 3-3 〔狙い〕 検索された商標の個別表示画面の説明 〔説明〕  検索の例3(商標検索) 〔狙い〕  検索された商標の個別表示画面の説明 〔説明〕  商標検索の結果を表示している。 アイプリズムという商標が国立大学法人大阪大学を権利者として登録されていることやどのような商品が指定されているかが表示されている。

ここでは、意匠公報をキーワード検索する方法を紹介する。 3-3  検索の例4(意匠検索) ここでは、意匠をキーワードで検索する方法を紹介する。 ここでは、意匠公報をキーワード検索する方法を紹介する。 〔狙い〕  意匠検索事例の提示 〔説明〕  IPDLにおいては、特許公報だけでなく、意匠公報についても検索が可能である。  意匠検索についても、キーワード検索以外にも、意匠審査官が検索において用いている日本意匠分類やDタームを用いた検索が可能であるが、ここでは、もっとも手軽に検索が可能なキーワード検索を照会するにとどめる。  IPDLのトップページから、意匠検索をクリックし、意匠公報テキスト検索をさらにクリックして選択すると次のスライドのページが表示される。

ここでは、意匠に係る物品名が「傘」アンド「柄」である意匠公報を検索する。 物品だけでなく、意匠権者、登録日などを用いて絞り込みができる。 3-3  検索の例4(意匠検索) ここでは、意匠に係る物品名が「傘」アンド「柄」である意匠公報を検索する。 物品だけでなく、意匠権者、登録日などを用いて絞り込みができる。 〔狙い〕  意匠公報テキスト検索画面の説明 〔説明〕  検索キーワードとして、意匠に係る物品の名称を用いて検索を行う。  ここでは、傘の柄に関する意匠を検索する例を示している。  なお、物品名だけでなく、登録日や出願人/意匠権者名などによる絞り込みも可能であるが、ここでは、キーワードのみを用いて検索する例を示すにとどめる。  キーワードとして、傘×柄を検索式として入力し、検索ボタンをクリックすると次のスライドが表示される。

一覧表示をクリックすると、検索結果一覧画面が表示される。 3-3  検索の例4(意匠検索) 検索の結果60件の意匠公報がヒットした。 一覧表示をクリックすると、検索結果一覧画面が表示される。 〔狙い〕  意匠公報テキスト検索の検索結果の表示画面の説明 〔説明〕  左に示す画面のように、傘と柄をキーワードとして用いて検索を行った結果、60件の意匠公報がヒットしたことが表示されている。ここで、一覧表示をクリックすると、右に示す検索結果一覧画面が表示される。

一覧表示画面のいずれかをクリックすると、その意匠の詳細が表示される。 意匠権者や出願日、登録日などの詳細情報が表示される。 3-3  検索の例4(意匠検索) 一覧表示画面のいずれかをクリックすると、その意匠の詳細が表示される。 意匠権者や出願日、登録日などの詳細情報が表示される。 (公報表示や経過情報も表示可能) 〔狙い〕  意匠公報テキスト検索の検索結果の表示画面の説明 〔説明〕  一覧表示画面に表示されたいずれか特定のものをクリックすると、その意匠の意匠権者や出願日・登録日などの詳細情報が表示される。  なお、検索に用いたキーワードは赤字で表示されている。

第3時限 目次 3-1 研究ノート 3-2 先行技術文献調査 3-3 先行技術文献調査の具体例 3-4 外国の先行技術文献調査用サイト  第3時限 目次 3-1 研究ノート 研究ノートとは 研究ノートの必要性 3-2 先行技術文献調査 先行技術文献調査とは 先行技術文献調査の必要性 先行技術文献調査 3-3  先行技術文献調査の具体例 検索の例1(特許検索) 検索の例2(特許検索) 検索の例3(商標検索) 検索の例4(意匠検索) 3-4  外国の先行技術文献調査用サイト

米国における特許情報のアクセス 3-4 http://patft.uspto.gov/ 〔狙い〕 米国の特許情報検索サイトを紹介する。 〔説明〕 参考までに、米国でも同様の調査が可能であることを説明する。 http://patft.uspto.gov/

3-4 欧州特許庁における特許情報のアクセス 〔狙い〕 欧州特許庁(EPO)の特許情報検索サイトを紹介する。 〔説明〕 参考までに、欧州特許庁でも同様の調査が可能であることを説明する。 http://worldwide.espacenet.com/quickSearch?locale=en_EP

3-4 中国における特許情報のアクセス 〔狙い〕 中国の特許情報検索サイトを紹介する。 〔説明〕 参考までに、中国でも同様の調査が可能であることを説明する。 http://english.cnipr.com/sipo_EN/search/tabSearch.do?method=init

3-4 韓国における特許情報へのアクセス 〔狙い〕 韓国の特許情報検索サイトを紹介する。 〔説明〕 参考までに、韓国でも同様の調査が可能であることを説明する。 http://kpa.kipris.or.kr/kpa2010/loin1000a.do?searchType=A