-Internship at University of Oxford- 留学体験談 -Internship at University of Oxford- 横浜国立大学大学院 工学府 機能発現工学専攻 博士1年 重田安里寿 2015年7月3日
自己紹介 重田 安里寿 ～内容～ 留学概要 経緯 留学中の経験・学び 帰国後 現在 横浜国立大学 工学府 機能発現工学専攻 博士1年 重田 安里寿 現在 横浜国立大学 工学府 機能発現工学専攻 博士1年 2013年 工学部 物質工学科(現在の 化学・生命EP) 卒業 2015年 工学府 機能発現工学専攻 修士課程 卒業 ～内容～ 留学概要 経緯 留学中の経験・学び 帰国後
滞在先 2014年9月~2015年1月 University of Oxford, Department of Biochemistry Anthony Watts Lab に 学術研究員として滞在
留学を決断するまで 1. 高校時代の留学 文化の違い・語学力、苦労絶えず。後から振り返っても学ぶことが多かった。 例えば...喧嘩と思ったが相手にとってはただの議論 2. 大学学部時代 学部3年間の必修授業で留年は確定の為、断念。 3. 大学院修士課程 英国で修士号を取得したい！→経済的に厳しいことが判明 4. 在籍研究室にて短期海外派遣の可能性 →研究留学の希望
留学準備 2013年9月・・・滞在希望研究室に教授を通じてコンタクト →受け入れ許可 大学のインターン経済的補助、短期留学用奨学金リサーチ 実際にかかった費用 トビタテからの支給額 生活費 22万円/月 16万円/月 航空券 23万円 20万円 授業料 0円 (～30万円/年) 2014年4月・・・「トビタテ！留学JAPAN」応募 7月・・・最終結果受領 2014年8月・・・渡航準備(ビザ・航空券・保険等) 渡航先教授との詳細決定(滞在先・大学提出物) 2014年9月・・・出発
? 研究概要( ) 上：横浜国立大学での研究 下：オックスフォード大学での研究 H+ 菌体由来のタンパク質：バクテリオロドプシン 研究概要( ) 上：横浜国立大学での研究 下：オックスフォード大学での研究 Halobacterium salinarum ■http://www.biochem.mpg.de/ H+ http://blogs.lt.vt.edu/stems/2014/05/01/optogenetics/ 菌体由来のタンパク質：バクテリオロドプシン 将来的には、個体の運動制御、ナノデバイスへの応用が可能になる ? アーキロドプシンの培養条件設定 タンパク質を結晶化し、構造決定(世界初のデータ)
留学中の経験・学び ◆平日は多忙な実験生活 期間内で成果を上げる、自身の限界を知る ◆アフリカ系の人への偏見解消 ◆英語力を上げるために： 研究の幅の拡張 ◆アフリカ系の人への偏見解消 ◆英語力を上げるために： 自分の意見を正確に伝えることの重要性 語学力・議論：研究、課外活動、ホストファミリー 文化的な面で？気持ちにゆとりがないときほどジョークを言われる 精神面で？ ◆自己の長所を活かし短所を克服する 人との比較で落ち込まない、自分を卑下しない、客観性を身につける 知らない土地で一人で最大限行動する勇気 自己の確立
帰国して... ◆幅広い研究が可能に 自身の専門に拘らず、多角的な研究を開始 ◆同分野・異分野研究者の人脈 今年参加する国際学会で再会予定の人も 共同研究の可能性も模索していく予定 ◆研究補助、奨学金等で強力なアピールに ・International Society of Magnetic Resonance ・核磁気共鳴学会 共に渡航費援助 受賞 ◆日本の文化(歴史・宗教)への興味 自分の中の変化？ 大変だった経験の中から、感じたこと学んだことで、今活かせていることとか：意見の言い方・言い回し
謝辞 WATTS LAB Prof. Anthony Watts Dr. Garrick F. Taylor Dr. Peter Judge Juan Bada Juarez NAITO LAB Prof. Akira Naito Assoc. Prof. Izuru Kawamura