自殺サイトについて 19期生 802番 岩崎 文哉
自殺サイトの実態 インターネットを通して見ず知らずの人が集まり、利用者の方の多くは明確な自殺の意志を持たず、ただ漠然とした将来に対する不安から、自殺する傾向か指摘されて、社会問題になっている。
自殺=心が弱った自殺の準備状態+直接のきっかけ 自殺=自殺の準備状態+直接の原因 自殺の公式 【人は仕事や恋の悩みで、自殺することがありますが、みんながそうするわけではありません。心が何かの理由で弱っている時(自殺準備状態)、何かのきっかけがあると、自殺してしまうのです。自殺未遂の直後は、まだ死にたい気持ちでいっぱいです。(自殺公式サイト)】 やっぱり、心が弱っていると精神的にも身体的にもボロボロになってしまうんですね。自殺をした人のそばに、少なくとも一日、誰かがついていれば、自殺は防げたかもしれません。 自殺の公式・自殺予防の基礎知識<心理学総合案内こころの散歩道> 参考URL-http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/news/jisatu/kousiki.html
現状 【「悪質ないたずら」として無視される・管理者側が削除する傾向もあったが、近年ではプロバイダ責任法にも絡み、自殺への傾倒が疑われるような書き込みも通報されるに至っている模様だ。(自殺公式サイト)】 最近は疑わしい書き込みも通報されているようで、増加傾向みたいですね。 自殺系サイト 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 警察庁まとめ・2006年2月9日参考URL-http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/02/10/10844.html
自殺サイトの吸引力について 【精神的に病み、不安が次第に増し、自殺傾向が強まってしまう可能性がある。 特にネットでのコミュニケーションが可能なサイトでは、誰かが集団自殺を提案してきた場合に、孤独感からつい誘いに乗ってしまい、実際に集まってしまうと死ぬという願望だけの意識が上回ってしまって、一人だけの時よりも遥かに自殺しやすい環境にはまってしまう危険性が高いと考えられる。(自殺公式サイト)】 自分が落ち込んだり、悲しんでいるときは周りの意見などに流されやすいかもしれない。 参考URL-http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/02/10/10844.html
自殺系サイトの別の視点 自殺系サイトの集団自殺、危険性などをあげていますが、逆に自殺系サイトに救われた人もおり、自殺志望者だった人が心中を吐露することにより心理的ストレスが軽減され、結果として自殺を思いとどまった、という例もあるのです。
日本だけの問題ではない。 日本のネット心中問題の海外への影響 【日本で2005年3月頃に問題となったネット心中問題をきっかけに、オーストラリアではネット上の自殺関連サイトの運営を禁止する法案が検討され6月24日(現地時間)に刑法改正案が議会を通過した。 自殺をあおったり、自殺方法を公開した場合に、そのサイトの管理者に対して罰金を科せられる。 ただし、安楽死議論などに関するものは処罰の対象外となるという。 韓国では江原道で練炭を使った集団自殺が相次いで発生した事件で5件のうち4件は特定のインターネット自殺サイトが関与していたことが明らかにされ、自殺サイトの運営者が逮捕されている。(自殺系サイト)】 日本だけの問題ではない。 自殺系サイト 出典: フリー百科事典『ウィキペディー(Wikipedia)』 参考USL-http://ja.wikipedia.org/wiki/
ネットの集団自殺の例 一人で自殺を考えず、周りの人、家族・友達にも相談して!!!!! 【埼玉県内のアパートで、3人の男女が自殺しているのが発見されました。この3人は、自殺志願者が集まるインターネットのホームページを通じて知り合い、集団自殺をしたとみられています。 いわゆる自殺系サイトの中にあった、一緒に自殺してくれる人を探すための「心中掲示板」で知り合ったようです。 自殺した26歳の無職男性は、仕事がなかなか見つからないと、家族に悩みを話していたそうです。この男性が、掲示板でこのアパートの部屋で一緒に自殺してくれる人を募り、2人の女性が連絡をとってきたようです。 第一発見者は、女性の友人の女子高生で、心配して栃木県から様子を身に来て、倒れている3人を見つけました。(ネット心中の心理)】 一人で自殺を考えず、周りの人、家族・友達にも相談して!!!!! ネット集団自殺(ネット心中)の心理 参考USL-http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/news/jisatu/netsinjyu.html
日本の自殺者数と自殺率 <自殺者統計> 【日本の自殺者数は、1997年の2万4391人から、1998年には3万2863人へと急増し、高止まりした状態が続いています。 平成17年における自殺者数は、3万2552人(警察庁統計)であり、交通事故死者数(平成17年6871人)の約5倍となっています。 これは、1日あたり90人近くが自殺している計算になります。約16分に1人、日本のどこかで誰かが命を絶っていることになり、毎年、 市町村が毎年消えていっている計算になるのです。 さらに、自殺未遂者は、少なくともその10倍はいると言われています。このことを考えると、自殺者・自殺を考えている人は身近にいるはずで、自殺の問題は他人事ではありません。 (自殺対策支援センター)】 日本の自殺者数と自殺率 自殺対策支援センターライフリンク 参考USL-http://www.lifelink.or.jp/hp/statistics.html
自殺系サイトとネット自殺のこれから 自殺サイトのメールや掲示板からの働きかけ (インターネットが急激に普及しているため、なかなか活動が間に合わないのが現状。) 個人個人の死に対する考え方を整理し、死の闇をさまよって人、死にたいと語る人々を追い出さず、相談や話を傾聴する。 他人事と思わずに社会全体で支援していくことが必要となってくる。 自殺サイトを目にした時、誰もが削除したい程の緊張が押し付けてきます。正直な話……怖いですよね。
自殺に対する自分の意見 「死にたいと言っている人間は死なない」なんて言葉がありますが、嘘です。死にたいと言っている人間は死にます。そう思って、予防していくことが必要です。その人は、S0Sをだし続けていると思います。 自殺者の心は孤独で、死にたいと言っている人間には、説教することより、温かい態度で、話を聞き、共に悩んであげることが大切です。あなたは、ひとりぼっちじゃないと、わからせてあげることが大事。 テレビで観たある人の発言が、 「彼女は、自分が思っていたよりもずっと愛されていたのに。」 人は人から愛されていると実感できたときに、強くなれるし、自分を大切にすることができると思います。 以上 END