明治に何を学ぶか
単語 ぞうけい【造詣】 らいこう【来寇】外敵が攻めてくること あへんせんそう【アヘン戦争】 てらこや【寺子屋】江戸時代の庶民の教育施設。僧侶・武士・神官・医者などが師となり、読み・書き・そろばんを教えた。 せしゅう【世襲】
明治変革の特徴 教育 の重視 明治 文化 の独立 人材 の活用 back
教育の重視 中国は軍艦を買った。 日本は造艦技術を買った。
教育の重視 欧米強国がアジアで植民地を開拓していました。ここままでは植民地になるかもしれないという危機感のもと、日本が取った道は西洋諸国の優れた点を見抜き、技術を取り入れることでした。 日本の近代化の核となったのは教育です。明治の変革は江戸時代の末に教育熱が起きた時から始まっていたともいえます。 明治期の偉人達のほとんどすべては各地の藩校や私塾で教育を受けた人々です。
文化の独立 新しい西洋の知識を取り入れるときにも日本人は独特なやり方を用いました。あくまで日本の文化の独立性を保つために様々な翻訳語を作り出し、外国語を日本語に置き換えていたのです。 明治時代、西洋の知識を吸収するために、福沢諭吉や西周といった人々によって、数多くの翻訳語が作られました。哲学、理想、本能など、多くの言葉がこの頃に生まれました。これに対し、西洋諸国の殖民地となった国々では、近代文明を教える教育は英語やフランス語など西洋の言葉で行われました。
人材の活用 明治の日本にとって最も難しい問題は新しい時代に即した人材の配置転換をどう行うかということでした。 江戸時代の「藩」という枠組みは安定はしていましたが、流動性はほとんどありませえんでした。しかし明治の人々はその難題を見事に解決しました。 明治の日本の大きな強みは教育を受けた人材を数多く抱えていたことです。日本は技術は西洋から輸入したが、人材は江戸の遺産を活用しました。明治のユニークなところは江戸を廃棄せずに、再利用したことです。
人材の活用 おおくぼとしみち【大久保利通】 さいごうたかもり「西郷隆盛」 きどたかよし「木戸孝允」
明治の強み 明治の日本の大きな強みは教育を受けた人材を数多く抱えていたことです。日本は技術が西洋から輸入しましたが、人材は江戸の遺産を活用しました。明治のユニークなところは「江戸」を廃棄せずに再利用したのです。
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