金子研究会 学校評価 最終発表 7月14日 総合2年  鎌田 朋子 環境3年  中山 亜樹.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
1.情報教育について 2 情報教育. 情報教育とは 児童生徒が自ら考え、 主体的に判断・表現・行動 児童生徒は主体的に学ぶ 「情報活用能力」を育成する教育.
Advertisements

名前:りくよう 番号 : 学習目標 現在日本の子供たちの考える力と学習意欲の状況 学力調査 を分析する その結果と原因を分析する 文法を活用.
教員に組織の一員としての経営参画 意識を育てる 校内組織や組織マネジメントの工夫 小平市立小平第十四小学校 校 長 村松 守夫 1.
H22.4.23(金). ① 本人が自分の将来を見据えた進路選択 ② 知識・理解の定着を図る指導 ③ よりよい生き方の追及.
聾学校における情報教育 環境情報学部2年 佐藤拓哉.
経営情報論B 第一回 講義概要+経営と情報.
教育の情報化に関する手引のポイント 平成21年6月 平成21年度情報教育担当者研修
日本の英語教育 c 奥田波奈.
広報・PR論入門 -岐阜大学をケーススタディに-
経営参画意識を育てる学校運営 ~校内組織と組織マネジメントの工夫~
第12回(平成23年度第4回) 近江地域活性研究会 平成23年度 発表者 原田 峻 さん (東京大学大学院 人文社会系研究科 博士課程)
いじめ防止全体指導計画 【対応1】 未然防止・早期発見 【対応2】 緊急対応・早期対応 いじめ発生 基本姿勢 雲仙市立千々石第一小学校
情報モラル.
大分県教育庁佐伯教育事務所 学校改革担当指導主事 有田千香
マイクロティーチング 演習 指導案作成 模擬授業発表
事業用自動車による事故は増加・高止まり、走行キロ当たり事故件数も近年増加
情報は人の行為に どのような影響を与えるか
第1回 英語教育推進委員会 資料 平成24年5月30日 福井県国際交流会館 1.
平成26年度 鶴ヶ島市立新町小学校グランドデザイン めざす学校像 一人ひとりが輝き、確かな学力が獲得できる学校
教育研修センター通信 ☆情報教育夏季研修☆(7/23,24 8/22実施) ☆人権教育研修☆(7月25日実施)
18歳選挙権にむけて 選挙出前授業・模擬選挙事例 平成27年12月1日 東京都選挙管理委員会事務局.
日本における多文化共生社会の可能性 「国際理解教育」の取り組み
企業評価の進化 -CSRと財務にみる企業のあり方-
知・徳・体・地域連携 伏見中学校 教育目標 心豊かに共に生きよう 生き生きした生徒が集う学校 特に今年度取り組んだ点は 知の部分
情報教育の位置づけ 目標 年度の重点 情報化社会の創造に進んで参画できる主体的な子供の育成
入学者選抜制度の改善方策について(論点)
アンケート調査結果よりわかった主なポイント・協議会での委員の意見
スポーツ経営学 第4回目 スポーツ経営学の特徴.
<校訓> つよく・あかるく・たくましく 【目指す宇佐支援学校の児童生徒像】
PASSPORT 「NPOマネジメントのパッケージ開発」 小山 健太(総合4年) 佐藤 建仁(総合4年) 高島 祐美子(総合4年)
達成度判定分科会.
地域・社会貢献をするために人として必要な資質
高等学校数学科におけるICT活用 (コンピュータ活用)のポイント 石谷 優行(いしたに まさゆき) 神奈川県立横浜平沼高等学校
母子保健の取組を推進するための国と各地方公共団体の役割
相談支援従事者初任者研修のカリキュラムの改正について
平成19年度青年部会「第2回~第4回研修会」(人材育成研修会)実施計画書
秋田県経営品質協議会・経営品質協議会共催
組織論による特色ある カリキュラムの理論と実際 第11回 特色あるカリキュラムづくりの理論と実際 兵庫教育大学大学院 教授
学校評価と事務職員の役割 学校評価に対する 事務職員の 視点を養おう! 平成26年7月29日 夏季学習会.
教育センターにおける エネルギー環境教育講座実施の実態 ( 川村先生)
情報科の評価 情報科教育法 後期5回 2004/11/05 太田 剛.
ルーブリック・チャート(評価) の活用と課題
課題研究ルーブリック評価の 活用マニュアル 平成30年1月10日 愛媛大学高大接続推進委員会 「課題研究」評価ワーキンググループ
「総合的な学習」の評価 ~授業デザインの作り方~
主な人権課題から.
平成29年度 埼玉県立熊谷特別支援学校グランドデザイン
学校・教員・企業調査編 学校・教員・企業調査 / 発表者  十河 直幸 Benesse教育研究開発センター 教育調査室 研究員.
筑波メディカルセンター病院 緩和ケア病棟 佐々木智美
~求められる新しい経営観~ 経済学部 渡辺史門
(中学校)学習指導要領前文 これからの学校は 子どもたちの育成 教育課程を通して =「社会に開かれた教育課程」の実現
エコアクション21で企業価値を高めることができます
資料2-2 平成26年度 第2回技術委員会資料 次年度検討テーマ案
資料2 分権型教育行政について.
平成17年度鈴木研究室ゼミ発表 2005/8/7 教育情報システム学講座4年 :継田 優子 2019年5月5日(日)
資料10-1 エコアクション21  事業概要.
歓迎のあいさつ [年度を挿入] 学年度 学校名 教員名 学年 2019/5/5.
佐世保市 保健福祉部 長寿社会課 生活支援体制整備事業 第2回 地域づくりを考える勉強会 佐世保市 第1層 生活支援コーディネーター 成冨努.
平成29年度 名古屋市立日比野中学校グランドデザイン
教育目標 重点目標 取組の柱 学習意欲・学力向上 人間関係作り 体づくり 特色ある取組の充実と発展 チーム安塚
平成23年度 大阪府学力・学習状況調査の結果概要 大阪府教育委員会
生きる力を育む国語教育 説明的文章の読解を通して 鹿沼市立南摩中学校                 坂井清貴.
物理学習の視点からみた 青少年の物理離れの実態
●●市における教育ICT環境整備方針 (概要)
CSR 5 すぅ.
体験講座 (平成28年8月 神奈川県) 読 書 アクティビティ 「本を 売り込め!」 担当:東京都立砂川高等学校 司書教諭 伊東敬太 1.
文脈 テクノロジに関する知識 教科内容に関する知識 教育学 的知識
学校における教育の情報化の推進と校内研修の企画運営
特別支援教育総合推進事業 特別支援教育 推進員 高等学校 1(新)特別支援教育総合推進事業【4,752千円】 県教育委員会 特別支援学校
「岩手の教育」を実現するため、     教員の指導力向上を図る研修・支援・研究を推進する.
学習指導要領の改訂 全国連合小学校長会 会長 大橋 明.
Presentation transcript:

金子研究会 学校評価 最終発表 7月14日 総合2年  鎌田 朋子 環境3年  中山 亜樹

目次 1.学校評価とは? 2.研究の目標 3.活動報告     ・文献    ・事例研究①インタビュー    ・事例研究②比較 4.まとめ

学校評価とは? ひとつのまとまりをもった、計画的・組織的教育を行うために設けられた個々の学校が、その機能をどの程度十分に果たしているかを、学校教育の目的・目標の達成という観点から明らかにし、その結果に基づき、学校が行う活動全般についての改善を図ることを目的として、学校のあり方とその活動全体を対象として行う総合的評価」  (幸田三郎、細谷俊夫編『新教育学大事典』)

研究の目標と方法 資料によって、学校評価の歴史、現状、問題点など、現在の状況を知る。 基本的なことが分かったところで・・・ 事例研究を行う 事例も見たところで・・・ これからのあり方、可能性を模索

活動報告 ①資料で基本的なことを学ぶ

資料 木岡一明 現:国立教育政策研究所 高等教育研究部 総括研究官 『学校評価をともに作り考え開こう 資料  木岡一明 現:国立教育政策研究所        高等教育研究部 総括研究官 『学校評価をともに作り考え開こう  -共・創・考・開を思考する学校経営への展望』  「学校経営」H12.7~H14.3 連載

教育を行う学校の説明責任が問われてきた。 保護者らへの情報公開の方法として、学校評価の開示が求められる。 問題・・・制度は整いつつあるものの  マネジメントの理解が学校にない  時間がない  評価結果の扱い

学校が組織として発展していけるよう、自己認識を高め、関係者とコミュニケーションをとって、あらゆる自体に積極的に対応できること。 評価は、それを実現するための道具。

活動報告 ②事例研究 ・県立高校へインタビュー

神奈川県 公立高校での取り組み 神奈川県   学校評価システムの施行に伴い、ワーキンググループを設置し、モデル校を指定し、今は研究段階。15年度に手引きを作成する予定。

神奈川総合高校に行ってきました。 神奈川県で初めての、単位制による全日制課程・普通科の高校。 来年で10周年。 なので、 モデル校に指定される前から、新しい試みを行う高校として注目されてきた。開校当時からオープンな高校。 なので、 評価に対する抵抗はない

活動報告 ③事例研究 ・他県との比較

比較の方法 各県の教育委員会に問い合わせ、学校評価を行っているのかどうか、行っているのであれば、その資料を見せてもらえないかと打診。 神奈川県と福岡県を項目ごとに比較

自己評価を公表して、評議委員から意見聴取 出来るだけ文章ではなく、点数式または段階式で 照らし合わせてみました 神奈川県 (H14年度から) 福岡県(H12年度から) 評価主体 評価運営委員 学校評価委員、実施者は校長 学校目標 設定。実現のため具体的に教育方針も 設定 外部評価 学校評議委員から意見をもらう 自己評価を公表して、評議委員から意見聴取 書式 学校ごとに違う 出来るだけ文章ではなく、点数式または段階式で その他 生徒の参加はなし 生徒の参加アリ、ネットの活用にも前向き

学校評価の位置づけ 神奈川県  自己評価、外部からの意見を踏まえ、教育活動の改善及び地域や社会に開かれた学校づくりを推進、学校運営の改善を図ること。 福岡県  年度の教育重点目標、計画、実施状況を組織的に自己評価し、結果を保護者や地域住民に公表、説明する制度。情報発信が大切。

考察 学校目標を立てて、その実現のために学校評価をしていこうというスタンスは両者同じ。 大きな違い 記述式?数値評価?段階評価?  記述式?数値評価?段階評価? 両方とも、学校評価に対して先進的 このまま運営が進めば、健全な評価が進むのでは?

以上です 学校評価について、各都道府県で温度差がある。 コンサルタント等まで交えた評価は、まだ行われにくいのでは。抵抗があるというより、システムが完全に稼動しきれていない。 今後は他県との比較を進めます。

ありがとうございました