1948年10月 愛媛県青果販売農業協同組合連合会発足 1952年12月 三津工場完成、ポンジュース発売 1955年3月 濃縮果汁製造開始

Slides:



Advertisements
Similar presentations
都道府県の 位置と名称 都道府県の 位置と名称 はじめ る. 北海道 道庁所在地は? 北海道の道庁所在地は 札幌市.
Advertisements

並び替え. 名古屋市 県 名県 名 県庁所在地 中部地方 ( 東海) 秋田市 県 名県 名 県庁所在地 東北地方.
並び替え. 名古屋市 県 名県 名 県庁所在地 秋田市 県 名県 名 県庁所在地 青森市 県 名県 名 県庁所在地.
小規模ソーラーを活用した 農地アグリ計画 エス・ジー・ケイ有限会社 神奈川県平塚市ふじみ野2-20-1 TEL 0463-58-2696 特許出願中:特願 本ビジネスモデルは我が国の農業を振興させ、 売電と併せて農作物の価格競争力をつける計画です。 経済産業省・農林水産省・地方自治体の.
第30期事業計画書 株式会社 山中商事  当期売上目標 270億円  当期利益 227百万円  新規商品開発  インドネシアでの自社工場設置 第30期事業目標.
経常収支とは?  一国の国際収支を評価する基準の一つ。  この 4 つのうち、 1 つが赤字であっても他で賄え ていれば経常収支は黒字となる。 貿易収支 モノの輸出入の 差 所得収支 海外投資の収益 サービス収支 サービス取引額 経常移転収支 対価を伴わない 他国への援助額 これらを合わせたものが経常収支.
MR1004 めい.  食品業界とは  食品業界の全体像  食品事業に必要な機能  国内市場の現状  食品業界の今後の戦略  まとめ  参考文献 2.
___________御中 「ピュアホワイト スープ」 商品企画書 株式会社 ひょうたん 北海道共和町 高橋農園 共同提案.
なぜ貧しい国はなくならないのか 第4章 飢餓は是が非でも避けた い 堀佑太. 第1節 経済発展と農業問題 第一の農業問題 食糧不足 人口増加により未開の耕地が減少、また畑の休閑 期間が短くなり、土地の肥沃度が減少する にもかかわらず、生産性を上げる技術が開発され ないと食糧不足が起こる.
③新たな作目や品種の特徴を活かした需要拡大
<ポイント> まずは、マクロ経済学の統計用語に慣れること!
中日発展商事は、 日本と中国の架け橋として・・・
清涼飲料業界 慶應義塾大学3年 小島暢子.
ジャガイモ 「作物」学習用教材.
JGN2ネットワーク概要 *IX:Internet eXchange AP:Access Point H19年8月現在 札幌 仙台 金沢
第1章 国民所得勘定.
農業参入計画書 株式会社○○ ○○年○○月○○日.
(株)駒ヶ岳ファーム、吉田清春、熊倉勇樹
銅及び銅合金R原料の国内バランス ■供給166万tに対し需要は153万t 13万tの過 ■輸入の11万tを抜くとほぼ均衡
事業名: 栃木県産のトマト等をベースに活用した万能ソースの開発と販売
穀物はなぜいつも店先にあるのか? ~主要穀物の生産、流通、管理~ 第6班.
高架台/低架台 メガソーラーを活用した アグリ・ソーラー計画
葬られた野菜たち ~そして大根は闇の中へ~
発表: 改訂: NN 駒澤大学市場戦略学科三年 槍木志歩
ニワトリの飼育と利用.
1948年10月 愛媛県青果販売農業協同組合連合会発足 1952年12月 三津工場完成、ポンジュース発売 1955年3月 濃縮果汁製造開始
第2回プレゼン大会   11期 宣.
なぜ貧しい国はなくならないのか 第2章 貧困は減っているのか
FOODS eBASE Cloudプラットフォームで構築
規格外野菜 ~安定供給プロジェクト~ 明治大学 商学部 二瓶ゼミナール E-thmar.
消費者金融は日本で成立するか? ――肯定派――
トウモロコシの動向 2班.
商社・メーカー 製紙②.
木の利用 5班 田村浩幸 徳直哉 中家葵 長濱大介 西村陽平.
④新規用途開拓による地域農林水産物の需要拡大、ブランド向上
@Minako Wakasugi, MD, MPH, PhD
豊かさとは? 経済学B 第2回 畑農鋭矢.
有斐閣アルマ 国際経済学 第6章 関税政策の基礎分析  阿部顕三・遠藤正寛.
自動車の現状と未来.
消費者は食品の安全性についてどのように感じているのか?
SPAN 第17期事業計画書 株式会社 スパン商事.
米トレーサビリティシステムのご紹介 日通情報システム 平成23年11月.
資源ナショナリズムについて 2012/01/20 長谷川雄紀.
海外展開支援 事業承継支援 中小企業庁と愛媛県等の連携協定概要 県内中小企業等の 海外展開促進 円滑な事業承継の 実現
FUJI OOZX 2020年 中期経営計画 2016年6月22日 フジオーゼックス株式会社 1.
17/03/29 農機の周辺事情と組合活動 平成29年3月 全国農業機械商業協同組合連合会.
酸素・窒素ガスハイブリッド加圧 食品殺菌技術の開発
酸素・窒素ガスハイブリッド加圧 食品殺菌技術の開発
もの造り一生懸命   株式会社丸木屋製作所.
XXXX年XX年XX日 モバイル機器営業部
国際貿易の外観.
【演習4】の進行(225分) ※途中休憩有り No 項目 内容 時間 1 演習についての説明 演習の進行方法について確認 5分 2
第8回講義 マクロ経済学初級I .
県名ゲームの遊び方 マウスをクリックまたはENTERキーを押すと始まり、どんどん進んでいきます。
平成24年度 臨床研修医 都道府県別採用実績について
ベトナム進出を検討する中小製造業の経営者が安心して進出できる、安心・早い・安い進出と進出後の手厚いサポートを可能にした専門家集団!
一般常識問題 問題 18.
フッ化物洗口実施状況の推移 (日本むし歯予防フッ素推進会議調べ)
産業空洞化と低賃金化 ● 企業活動の国際化 → 先進国の産業空洞化→先進国での低賃金化 ● 日本企業の利益額: 国内生産 ≒ 海外生産
<アジア需要で存在感増す(古紙)> 7/3/2003日本経済新聞朝刊
協同組合とは 協同組合は法人格を持った,現代経済社会における重要な経済主体である
②生産履歴の明確化や減農薬栽培等による付加価値向上
主要穀物の価格動向.
主要穀物の 需要と生産状況 7班 07A024 奥藤智代 07A043 小西郁里 07A052 坂田秋沙 07A053 坂本典子
2013 品質 誠実 信頼性.
伊達の釜ゆでかき 築地森商株式会社 〒 東京都中央区築地7-5-3 紀文第一ビル1階
産地パワーアップ事業の取組事例 (北海道)
四万十の栗プロジェクト JA高知はた ・栗の受入 しまんと新一次産業㈱ ㈱無手無冠 清流栗庵 (株)十和おかみさん市 新規雇用1名予定
産地パワーアップ事業の取組事例 (北海道)
○ 大阪府におけるHACCP普及について S 大阪版 評価制度を設ける 大阪府の現状 大阪府の今後の方向性 《従来型基準》
Presentation transcript:

1948年10月 愛媛県青果販売農業協同組合連合会発足 1952年12月 三津工場完成、ポンジュース発売 1955年3月 濃縮果汁製造開始 茨城工場 1948年10月 愛媛県青果販売農業協同組合連合会発足 1952年12月 三津工場完成、ポンジュース発売 1955年3月 濃縮果汁製造開始 1961年12月 果汁の生産量、日本一となる 1969年3月 果汁100%ジュース(ポンジュース)を発売 1971年10月 松山工場(松山市)完成 1974年12月 東京工場(神奈川県厚木市)完成 1992年1月 茨城工場(茨城県常陸太田市)完成 1992年4月 オレンジ果汁輸入自由化 2003年4月 株式会社えひめ飲料設立 IBARAKI FACTORY TOKYO FACTORY Ehime Beverage Inc. MATSUYAMA FACTORY  MATSUYAMA-SHI   EHIME JAPAN

会社概要 ■資本金 67億5,000万円 ■年 商 290億円(2012年度) <事業所> 本社/松山工場 東京営業本部 ■年  商 290億円(2012年度) <事業所> 本社/松山工場 東京営業本部 名古屋/大阪/福岡営業所 東京工場/茨城工場 ■製造ライン 松山工場 搾汁ライン   搾汁能力:約35トン/時間 ビン・ペット兼用ライン 紙容器ライン 東京工場 缶詰ライン 缶詰ライン(コーヒー) ペットライン 茨城工場 アセプペットライン(H26年3月稼動予定) ■製造実績 搾汁量 2万トン~3万トン(みかん、その他柑橘) 各種清涼飲料水 3,000万ケース

日本国内での柑橘栽培状況 みかん畑 海に面した段々畑 ●日本・・・狭い国土 ブラジルの23分の1 みかん畑 海に面した段々畑 ●日本・・・狭い国土  ブラジルの23分の1  ブラジル 8,511,965k㎡  /日本 377,914k㎡         (世界で5位)      (世界で60位) ●傾斜地を利用した、だんだん畑(段々畑)での栽培   大掛かりな機械化は出来ない生産環境 ●海外産の果実の輸入増、消費者嗜好の多様化。   みかんの生産量は減少、農家所得の減少 (ピーク時1975年の367万トン→現在は約90万トン)  ●農家所得の確保、少量多品種化が進む(みかん、伊予柑、夏柑) → デコポン、清見、紅まどんな など新品種の栽培で収益を確保

国内産果物の収穫量ランキング 愛媛県 105,056 41 和歌山県 46,998 24 熊本県 35,412 22 鹿児島県 25,057 主な産地 収穫量(t) 主な品種 品種数 愛媛県 105,056 伊予柑、ポンカン、不知火 41 和歌山県 46,998 八朔、清見、不知火 24 熊本県 35,412 不知火、夏みかん、河内晩柑 22 鹿児島県 25,057 夏みかん、ポンカン、タンカン 27 高知県 24,202 柚、文旦、ポンカン 17 広島県 19,089 八朔、レモン、不知火 20 徳島県 11,801 スダチ、柚、八朔 12 大分県 11,322 カボス、ポンカン、セミノール 23 宮崎県 10,878 日向夏、キンカン、ポンカン 25 静岡県 7,528 ネーブルオレンジ、ポンカン、夏みかん 全国計 326,118 伊予柑、不知火、夏みかん 77  資料:「特産果樹生産動態等調査」(農林水産省)

温州みかんの生産量と搾汁量の推移 ●日本でのみかんの生産量のピークは、1975年の367万トン。 ●愛媛県のピークは、 1972年の 61万トン。愛媛県の生産量は日本全体の約16%前後 ●1970年代は生産過剰、価格暴落。園地転換政策などで生産量抑制のための国の施策がはじまる。  ●1991年の牛肉・オレンジの自由化、1992年のオレンジ果汁の自由化を機に益々国内の生産量は減少。 ●2008年には100万トンを切る。 ●みかん生産量の減少にともない、当社の搾汁数量も減少。   搾汁量のピークは1979年で22万8千トン → 近年は、2万トン前後   約1/10 ●国内での搾汁量減少にともない、海外産果汁への依存度が高まる。

日本における海外果汁の輸入実績 (2011年輸入統計資料) 日本における海外果汁の輸入実績 (2011年輸入統計資料) オレンジ果汁 りんご果汁 グレープ果汁 合  計 76,673 その他 8,022 ベリーズ 2,455 メキシコ 3,825 イスラエル 9,366 ブラジル 53,005 国 名 輸入数量(KL) 合  計 63,861 その他 8,020 チリ 3,638 オーストリア 4,606 ブラジル 4,666 中国 42,931 国 名 輸入数量(KL) 合  計 36,936 その他 9,528 ブラジル 2,730 チリ 4,399 アメリカ 7,555 アルゼンチン 12,723 国 名 輸入数量(KL) グレープフルーツ果汁 レモン果汁 パイン果汁 合  計 22,764 その他 2,727 イタリア 1,687 南アフリカ 2,471 イスラエル 6,244 アメリカ 9,635 国 名 輸入数量(KL) 合  計 12,277 その他 713 ブラジル 614 アルゼンチン 2,631 イスラエル 3,028 イタリア 5,291 国 名 輸入数量(KL) 合  計 9,391 その他 80 インドネシア 203 コスタリカ 1,703 フィリピン 2,478 タイ 4,927 国 名 輸入数量(KL)

日本における海外果汁の輸入 日本で輸入量が最も多い果汁はオレンジ果汁。中でもブラジル産が輸入量全体の約70%。 当社のオレンジ果汁(65゜Bx)は ほとんどはブラジルから輸入。 りんご果汁は中国やヨーロッパ、グレープ果汁は南米やアメリカ、パイン果汁はタイから輸入。 日本の農家は生食市場向けに栽培。生食市場へ出荷出来ないものが加工場へ。 外観の見栄え、形の大小など規格外品が選別され加工場へ運ばれる。(加工専用園は少ない) 加工原料の入荷量は、その年の生産量、生食市場での市況によって不規則、不安定。 日本の飲料市場は、オレンジに限らず、輸入果汁に依存せざるを得ない。今後も益々依存度は高まる。

日本における品質基準 ①いつ飲んでも同じ味! ●ポンジュースは、天然香料は添加するものの、砂糖やクエン酸などの食品添加物は一切加えていません。   →果汁の味や品質がそのまま100%ジュースの味や品質になる。 ②日本の飲料市場では透明なペットボトルが主流 ●透明な容器ゆえに→色調、外観の他、異物・夾雑物の混入などに対して厳しい品質基準

③弊社がオレンジ果汁に求める品質 日本の消費者は、品質に対しては世界の中でも非常に厳しいと言われている。 そういった厳しい環境下においてポンジュースは、発売から44年もの間、日本の消費者に飲用され続けており、それは品質が認められている証拠でもある。 ポンジュースはオレンジと温州みかんのミックスジュースであり、安定した味・品質を確保する為に、購入基準を設定し、基準に合格したロットだけを購入している。 また、定期的に現地の工場を監査し、必要に応じて技術指導等を行なう弊社独自の品質保証システムを構築している。  1.官能検査(色調、外観、香味、異物、夾雑物)    ※官能検査は数値化出来ない事から、常に基準となる果汁との比較により評価。  2.糖酸比(Ratio)の規格設定  3.微生物検査(カビ・酵母・耐熱性好酸性菌) 以上の検査項目を、先行ロットサンプルで事前に評価をおこない、【合格】したものだけを購入する。