第4日目 ITパスポート試験対策 授業関連資料 http://www.ccn.aitai.ne.jp/~suenami
3-1システム戦略 3-1-3ソリューションビジネス (Point) ・代表的なサービスを通じ、ソリューションの考え方を理解 ・代表的なサービスを通じ、ソリューションの考え方を理解 ・代表的なソリューションの提供方法や活用例を知る ・ソリューションビジネス 業務おける課題を把握し、それを解決する糸口を見つける 手助けをするビジネスのこと ①ソリューション 情報技術を利用した問題解決のこと
3-1システム戦略 3-1-3ソリューションビジネス ②ソリューションの形態 ソリューションにはいくつかの方法があり、システム化に ソリューションにはいくつかの方法があり、システム化に おける形態には以下のものがある (1)SOA(サービス指向アーキテクチャ) ソフトウェアの機能や部品を独立した サービスとして組合わせることでシステム を構築する (2)ASP インターネットを利用し、ソフトウェアを配信するサービス (シングルテナント方式)
3-1システム戦略 3-1-3ソリューションビジネス ②ソリューションの形態 (3)SaaS (3)SaaS インターネットを利用し、ソフトウェアの必要な機能を配信 するサービス(マルチテナント方式) (4)クラウドコンピューティング(P132図) ユーザが必要最小限の機器構成でインターネットを通じてサービスを受けるしくみのこと。 (5)アウトソーシング(P133図) 企業が会社外部の専門業者の委託すること
3-1システム戦略 3-1-3ソリューションビジネス ②ソリューションの形態 (6)ホスティングサービス(P133図) サーバなどの設備の運用を外部の専門業者に委託すること (7)ハウジングサービス(P133図) サーバなどの設備をユーザ自身が用意して、場所や回線を 含む運用を外部の専門業者に委託すること
3-1システム戦略 3-1-3ソリューションビジネス (Keyword) SaaS、ASP、SOA、アウトソーシング SaaS、ASP、SOA、アウトソーシング ホスティングサービス、ハウジングサービス (関連問題) IP2009秋/問006 IP2009秋/問017 IP2009春/問006 IPサンプル/問025
3-3章末問題 問題3-1から問題3-4
3-2システム企画 3-2-1システム化計画 (Point) ・システム化計画の目的を理解する ・システム化計画(P134図) ・システム化計画の目的を理解する ・システム化計画(P134図) 情報システム戦略に基づいたシステム化の構想と基本方針を 立案し、対象業務を分析してシステムの開発順序やコスト、 効果といったシステム化の全体を明らかにすること ①スケジュールの検討 全体的な開発のスケジュールを組む ②開発体制の検討 開発に携わるシステム開発部門や利用するユーザ部門を含め 適所に適任の人員配置を行う ③リスク分析 どのようなリスクが潜んでいるか(P135図)
3-2システム企画 3-2-1システム化計画 (Keyword) スケジュール、開発体制、リスク分析 (関連問題) スケジュール、開発体制、リスク分析 (関連問題) IP2009秋/問025 IPサンプル/問028
3-2システム企画 3-2-2要件定義 (Point) ・現状分析に基づく業務要件定義の目的を理解する ・要件定義 ・現状分析に基づく業務要件定義の目的を理解する ・要件定義 システム化に求められる業務概要や業務フローといった要件 を定義したもの ①業務要件の定義 ・利用者の要求の調査・分析 ・現行業務の分析 ②機能要件の定義 システム化を行う業務そのもの、システムの動作や処理内容 を定義する ・ソフトウェアライフサイクル(P136参考)
3-2システム企画 3-2-2要件定義 (Keyword) 業務要件、機能要件、ソフトウェアライフサイクル (関連問題) 業務要件、機能要件、ソフトウェアライフサイクル (関連問題) IP2009秋/問019 IP2009春/問025 IPサンプル/問029 IPサンプル/問031
3-2システム企画 3-2-3調達計画・実施 (Point) ・要求事項に合う製品やサービスを調達する基本的な流れ を理解する ・要求事項に合う製品やサービスを調達する基本的な流れ を理解する ①調達の流れ(P137図) (1)情報提供依頼書(RFI)の作成 システム化に関する情報提供の依頼 (2)提案依頼書(RFP)の作成、配布 発注先への具体的なシステム提案の依頼 (3)提案書の入手 (4)見積書の入手 (5)発注先企業の選定(P139図) (6)契約締結
3-2システム企画 3-2-3調達計画・実施 ②製造業の業務の流れ(P139図) (1)購買 (2)製造(生産) (3)販売 (1)購買 (2)製造(生産) (3)販売 ③販売業務の物の流れ(P139図) 販売業務の書類の流れ(P140図)
3-2システム企画 3-2-3調達計画・実施 (Keyword) 情報提供依頼、提案依頼書、提案書、見積書 (関連問題) 情報提供依頼、提案依頼書、提案書、見積書 (関連問題) IP2009春/問003 IPサンプル/問030 IPサンプル/問032
3-3章末問題 問題3-5から問題3-10
4-1システム開発技術 4-1-1システム開発のプロセス (Point) ・ソフトウェア開発のプロセスの基本的な流れを理解する ・ソフトウェア開発のプロセスの基本的な流れを理解する システムを開発する一般的な手順(P151図) ①要件定義 システムやソフトウェアに要求される機能、性能、内容を 明確化する ・システム要件定義 どのような機能を必要としているか ・ソフトウェア要件定義 実際の業務内容に基づいて必要なソフトウェアの内容を 具体化する
4-1システム開発技術 4-1-1システム開発のプロセス ②システム設計(P153図) 要件定義に基づきシステムを設計する 要件定義に基づきシステムを設計する (1)システム方式設計(外部設計) ・ヒューマンインタフェースの設計 ・データの設計 ・コードの設計 (2)ソフトウェア方式設計(内部設計) ひつような機能をどのように実現するのか (3)ソフトウェア詳細設計(プログラム設計) プログラム内の構造の設計
4-1システム開発技術 4-1-1システム開発のプロセス ③開発(プログラミング) システム設計の内容をもとに、個々のプログラムを作成する システム設計の内容をもとに、個々のプログラムを作成する (1)ホワイトボックステスト(P156図) プログラムの内部構造や論理をチェックする技法 (2)コンパイラ コンピュータ上で実行可能なプログラムに変換すること ④テスト (1)テストの実施手順(P155図) (2)テストの技法 ・ブラックボックステスト(P156図) (3)テストの計画 ・同値分割 ・限界値分析(P157図) (P157例題)
4-1システム開発技術 4-1-1システム開発のプロセス ④テスト (4)テストの実施 ・結合テスト(統合テスト) ・結合テスト(統合テスト) モジュールやプログラムを結合して検証する トップダウンテスト、ボトムアップテスト(P159図) ・システムテスト(総合テスト) (P160図) 機能全体がシステム方式設計で設計した要求仕様を満た しているかを検証する ・運用テスト(P160図) (5)テスト結果の評価(P161図) ・バグ管理図、コンペルツ曲線(P161例題)
4-1システム開発技術 4-1-1システム開発のプロセス ⑤システムの導入・受け入れ (1)導入手順(P163図) 開発の環境から、実際に運用する環境へ (2)システム導入計画(P164図) (3)導入 導入計画に基づいたシステム導入作業 (4)受け入れ 委託側(開発者)から顧客(利用者)にソフトウェアの引渡し ・受け入れテスト(承認テスト)
4-1システム開発技術 4-1-1システム開発のプロセス ⑥システムの運用・保守 実際にシステムを利用する 実際にシステムを利用する (1)運用保守に関する留意点(P165図) (2)システムの保守(P165図) (3)システムの障害対策(P166例題) 4-1-2ソフトウェアの見積もり(P167図)
4-1システム開発技術 4-1-1システム開発のプロセス 4-1-2ソフトウェアの見積もり (Keyword) 要件定義、システム設計、外部設計、内部設計 プログラム設計、プログラミング、テスト、コンパイラ ホワイトボックス、ブラックボックス (関連問題) IP2009秋/問029 IP2009秋/問032 IP2009秋/問033 IP2009秋/問036 IP2009秋/問037 IP2009秋/問038 IP2009秋/問043 IP2009秋/問044 IP2009秋/問048 IP2009秋/問050 IP2009春/問038 IP2009春/問041 IP2009春/問042 IP2009春/問043 IP2009春/問045 IP2009春/問047 IP2009春/問048 IP2009春/問049 IP2009春/問053 IPサンプル/問033 IPサンプル/問034 IPサンプル/問035 IPサンプル/問036
4-2ソフトウェア開発管理技術 4-2-1ソフトウェア開発プロセス・手法 (Point) ・代表的な開発手法に関する概要、意義および目的を理解する ・ソフトウェア開発に関する手法や考え方を理解する ①ソフトウェア開発手法(P168図) 開発工程の進め方 ②ソフトウェア開発モデル(P169図) ・ウォータフォールモデル 一連の流れを段階的に流れ落ちる滝のように見立てている ・スパイラルモデル らせん状になった開発工程 ・プロトタイピング プロトタイプ(試作品)を作成
4-2ソフトウェア開発管理技術 4-2-1ソフトウェア開発プロセス・手法 ③共通フレーム 企画、開発、運用、保守までの作業内容を標準化 企画、開発、運用、保守までの作業内容を標準化 SLCP(ソフトウェアライフサイクルプロセス) ④リバースエンジニアリング(P171図) 既存のソフトウェアを解析して、そのしくみや仕様などの 情報を取り出す。
4-2ソフトウェア開発管理技術 4-2-1ソフトウェア開発プロセス・手法 (Keyword) 構造化手法、オブジェクト指向、データ中心アプローチ プロセス中心アプローチ、ウォータフォールモデル スパイラルモデル、共通フレーム、リバースエンジニアリング (関連問題) IP2009秋/問047 IP2009春/問051 IPサンプル/問037
4-3章末問題 問題4-1から問題4-6
5-1プロジェクトマネジメント 5-1-1プロジェクトマネジメント (Point) ・プロジェクトマネジメントの意義、目的を理解する ・プロジェクトマネジメントの意義、目的を理解する ・プロジェクトマネジメントのプロセスの基本的な流れを 理解する ①プロジェクト(P175図) 一定期間に特定の目的を達成するために臨時的に行う活動 ②プロジェクトマネジメント プロジェクトの立ち上げから完了までの各工程をスムーズに 遂行するための管理手法
5-1プロジェクトマネジメント 5-1-1プロジェクトマネジメント ②プロジェクトマネジメント(P176図) 一般的なプロジェクトのプロセス 一般的なプロジェクトのプロセス (1)プロジェクトの立ち上げ・計画 プロジェクト憲章 プロジェクトメンバによるキックオフ(会議) プロジェクト計画書の作成 (2)プロジェクトの実行・把握 プロジェクトの進捗、コスト、品質などの実績を把握・調整 (3)プロジェクトの終結・評価 プロジェクト完了報告書の作成
5-1プロジェクトマネジメント 5-1-2プロジェクト・スコープ・マネジメント プロジェクトの最終的な成果物と、必要とする作業範囲を分析 し、成果物と作業範囲の関係を管理していくマネジメント手法 ・PMBOK(ピンボック)(P177図) ①スコープ 最終的な成果物と、成果物を得るために必要とする作業範囲 ・WBS(P178図) ②時間 必要とするおおまかな日数を見積もる ・PERT図(P179図)(P180例題)
5-1プロジェクトマネジメント 5-1-2プロジェクト・スコープ・マネジメント ③コスト WBSにより洗い出した作業内容から、必要とする大まかな費用 ・EVMS(出来高管理システム) (P184例題) 予算と作業の進捗を比較し、プロジェクトの進み具合を定量 的に評価する手法 ④品質 品質マネジメント計画書 ⑤人的資源(P185図) プロジェクトメンバの調達 ⑥コミュニケーション プロジェクトメンバ同士、マネージャの意思疎通や情報共有 などを管理する
5-1プロジェクトマネジメント 5-1-2プロジェクト・スコープ・マネジメント ⑦リスク リスクの存在を見つける、どの程度の損失をもたらすか リスクの存在を見つける、どの程度の損失をもたらすか 予測されるリスクの回避の対策 ⑤調達 必要な技術やサービスを外部から調達する ⑥結合 すべての作業エリアを管理し、全体の調和を取る (P187例題)
5-1プロジェクトマネジメント 5-1-1プロジェクトマネジメント 5-1-2プロジェクト・スコープ・マネジメント (Keyword) プロジェクト、プロジェクトマネジメント、PMBOK スコープ、WBS、PERT図 (関連問題) IP2009秋/問030 IP2009秋/問034 IP2009秋/問039 IP2009秋/問041 IP2009秋/問046 IP2009秋/問051 IP2009春/問032 IP2009春/問034 IP2009春/問036 IP2009春/問037 IP2009春/問050 IP2009春/問097 IP2009春/問099 IP2009春/問100 IPサンプル/問038 IPサンプル/問039 IPサンプル/問040 IPサンプル/問041
5-2章末問題 問題5-1から問題5-9