低圧屋内配線の電気回路 ( ) R ハ ロ イ 電源 1Φ2W 100V 施工省略
本時の予定 1.単線回路図を複線回路図に変換する方法の習得 2.複線回路図で接地側電線と非接地側電線の区別 3.基本的な回路例の説明 4.低圧屋内配線で各部分の電線条数の理解 5.練習問題 6.第2種電気工事士試験の問題
1.単線回路図を複線回路図に変換する方法 ①電源・点滅器・器具等を単線回路図で示された配置に記入する。 ②電源の接地側電線から各器具類に線を引く。 ③各器具類から対応する点滅器間の線を結ぶ。 ④点滅器等から電源の非接地側電線を結ぶ。 ⑤3路・4路点滅器の場合は、点滅器の間の線を結ぶ。
2.接地側電線と非接地側電線の区別 接地側電線・・・・・白色 N表示(N極) 中性極(NEUTRAL) 非接地側電線・・・黒色 接地側電線・・・・・白色 N表示(N極) 中性極(NEUTRAL) 非接地側電線・・・黒色 L表示(L極) 電圧側(LINE)
単相2線式(1Φ2W) ・ L極(電圧側)・・・非接地側電線で示し、黒色 N極(中性極)・・・・接地側電線で示し、白色
単相3線式(1Φ3W) ・L極(電圧側)・・・非接地側電線で示し、黒色および赤色 ・N極(中性極)・・・・接地側電線で示し、白色
3.基本的な回路例 (1)1灯を点滅器1箇所で点滅 電源 1Φ2W 100V N L ジョイントボックス 白熱灯 点滅器(スイッチ) 2本 電源 1Φ2W 100V 白熱灯 点滅器(スイッチ) 2本 2本 白 白 N L 2本 黒 黒 黒 白
(2)1灯を1箇所で点滅、コンセント1箇所 N L 電源 1Φ2W 100V CL イ シーリングライト コンセント 点滅器(スイッチ) 電源 1Φ2W 100V コンセント 点滅器(スイッチ) CL 白 黒 2本 N L 2本 白 白 黒 黒 2本 2本 黒 白
(3)2灯を1箇所で別々に点滅 N L 電源 R 1Φ2W 100V R ロ イ ( ) 引掛シーリング(角) ランプレセプタクル イ ( ) 引掛シーリング(角) ランプレセプタクル 電源 1Φ2W 100V イ ( ) R ロ 白 黒 白 2本 黒 2本 N L 白 白 黒 黒 3本 白 赤 黒 イ ロ わたり線
(4)1灯を2箇所で点滅(3路スイッチ) N L 電源 1Φ2W 100V CL シーリングライト イ 電源側 負荷側 3 3路スイッチ イ 電源 1Φ2W 100V 電源側 負荷側 CL イ 白 黒 2本 3本 2本 N L 白 白 赤 黒 赤 黒 赤 黒 3本 黒 3本 0 1 3 1 0 3 イ イ 白 白
(5)1灯を3箇所で点滅(3路・4路スイッチ) N L 電源 1Φ2W 100V CL イ 4 3 4路スイッチ CL イ イ イ 3 3 電源 1Φ2W 100V 電源側 CL イ 白 黒 3本 2本 3本 N L 白 黒 黒 白 白 黒 白 赤 黒 赤 白 白 白 黒 4本 3本 3本 0 1 3 1 3 4 2 1 0 3 赤 黒 イ イ 黒 赤
(6)確認表示灯(パイロットランプ)回路 ①同時点滅 電源 1Φ2W 100V R パイロットランプ 2本 2本 N 白 白 R L 黒 白 黒 3本 赤 黒 PL 赤(黒)
(6)確認表示灯(パイロットランプ)回路 ②常時点灯 電源 1Φ2W 100V R パイロットランプ 2本 2本 白 白 N R L 白 黒 黒 3本 黒 赤 PL 黒
(6)確認表示灯(パイロットランプ)回路 ③異時点滅 電源 1Φ2W 100V R パイロットランプ 2本 2本 N 白 白 R L 黒 2本 黒 黒 白 PL 黒 白
〔練習問題〕次の分岐回路の複線回路図を書きなさい。 ① ② R ロ イ ( ) イ ( ) R 同時点滅 電源 1Φ2W 100V 電源 1Φ2W 100V R イ ( ) N L 白 黒 PL 赤 R ロ イ ( ) N L 白 黒 赤
〔問題〕次の分岐回路の複線回路図を書きなさい。また電線条数を記入しなさい。 ( ) R ハ ロ イ 電源 1Φ2W 100V 施工省略
( ) ( ) R イ ロ ハ 白 黒 黒 白 白 黒 白 白 白 N L 黒 黒 黒 白 黒 赤 白 黒 ロ イ 黒 ハ