電子社会設計論 第11回 Electronic social design theory

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電子社会設計論 第11回 Electronic social design theory 中 貴俊 火曜日は6回目になりますが飛ばして8回目とする 来週の火曜日に6回目をします

ビジネスモデルの変化 インターネットに接続されたPCのみ 様々な状況で活用 ビジネスモデルの変化が到来している 従来のソフトウェア販売の中心は、ソフトウェアをパッケージ製品としてユーザーにライセンス販売する形態であり、ユーザーは自分の持つコンピュータでそのソフトウェアを稼働させ、利用する形態であった。

SaaS(Software as a Service) ソフトウェアをサービスとして提供するソフトウェア販売の新しい形 従来の「ライセンシング」という形でパッケージソフトを販売し収入を得るのではなく、ソフトウェア機能をインターネットを通じて「サービス」として提供し、月額使用料というような形で収入を得る事業モデル ソフトウェアを提供者(プロバイダ)側のコンピュータで稼働させ、ユーザーはそのソフトウェア機能をインターネットなどのネットワーク経由でサービスを利用 SaaSでは、ソフトウェアを提供者(プロバイダ)側のコンピュータで稼働させ、ユーザーはそのソフトウェア機能をインターネットなどのネットワーク経由でサービスとして使用し、サービス料を支払う形態(ビジネスモデル)である。 SaaSモデルのメリットは、一元化ができることだ。ユーザーは皆、最新版のソフトを使うことができ、アップデートやパッチをあてたりといった管理の手間はかからない。複雑なものに煩わされることがなくなる。

SaaSのメリット・デメリット メリット デメリット コンピュータの管理・構築が容易 運用が容易 ネットワーク障害時の対処 ソフトの導入 各種アップデート 運用が容易 デメリット ネットワーク障害時の対処 セキュリティについて カスタマイズ SaaSの利点として、ユーザー側としては、使用した期間・量だけのサービス料で済む、ユーザー側のコンピュータ導入・構築・管理などが不要(または最小限)になる、このため短期間での利用開始や、ユーザー数や処理量の急な増減にも対応しやすい、常に最新のソフトウェア機能を使用できる、などがある。またプロバイダ側としては、新規ユーザーの獲得が容易、ソフトウェアのみの販売よりも売上の向上・平準化になる、コンピュータ運用はスケールメリットと自社要員が生かせる、各ユーザー固有の導入や保守のサポートが軽減できる、などがある。 デメリットには、プロバイダ側や通信回線、ネットワークの障害時には使用できない、セキュリティ上の懸念、ユーザー固有の仕様変更や運用変更は困難、長期利用の場合に割高となる可能性、などがある。 Google AppsなどGoogleも積極的

電子社会の変化 検索エンジン SaaS等

DB(データベース) 気象情報等に代表される各種計測データ CDDB(Compact Disc DataBase) 気象庁 インターネットを介してアクセスし,情報を取得するアプリケーションソフトウェア iTunesなど 検索エンジンの届かないサービス 各種データベースを利用したページなど データベースを利用することで 様々な情報を利用するサービスが主流

その他(新たな入力インターフェース) Wiiリモコン マルチタッチディスプレイ 加速度センサー ジャイロセンサー 赤外線 Bluetooth windows OS (windows 7) iPhone 様々なインターフェース マウスとキーボードの操作からの変化の可能性 現在はゲームなどのように操作を単純化させないため(体を動かすという目的も)の工夫や 携帯端末など複雑な操作を以下に減らして,操作性を高めるかの工夫に用いられているが Windows7にもマルチタッチディスプレイの機能が搭載されているようにその期待感が大きい

課題 近年では様々なウェブアプリケーションによるサービスや,データベースを利用したサービスが展開されており,人々が電子化された情報を操作することが当たり前のこととなってきている また,インターネットの利用に関わらず,家電などに代表されるように,内部ではプログラムにより動作を制御したり利便性を高める機能が付加されている マルチタッチディスプレイなど新しい入力インターフェース そこで SaaSなどの新しいビジネスモデルについて 近年の電子社会のメリット・デメリット 電子社会の展望 3つのテーマのうち好きなものを選択してください