ぼくが葬儀屋さんになった理由 冨安徳久 (株)ティア代表取締役社長 土田裕実 村木真理子 中村文俊 渡辺拓也
目次 第1章 天職に出会う 第2章 遺族の悲しみに寄り添う 第3章 命の尊厳に触れる 第4章 理想の“お見送り”を求めて 第1章 天職に出会う 第2章 遺族の悲しみに寄り添う 第3章 命の尊厳に触れる 第4章 理想の“お見送り”を求めて 第5章 葬儀ビジネスに新しい風を!
第1章:天職に出会う 高校卒業後、山口大学に合格するが入学せず 同時期に、葬儀屋のバイトに夢中になる 尊敬できる先輩に出会う 正社員になるために独自で勉強し始める
第2章:遺族の悲しみに寄り添う 正社員となり、はじめて遺体と接触 遺体に触れることに抵抗感をおぼえる 18歳という若さゆえに、遺族から信頼が得られない 先輩から「仏さんを自分の最愛の人と思う。遺族の目に なるんだ。」 人の死で金もうけをしているという世間からの偏見
第3章:命の尊厳に触れる 山口の葬儀屋を退職し、故郷愛知に戻る 静岡の大手葬儀社に就職 山口の会社に比べ、教育が充実していない さまざまな死に出会う 自殺、母を失った少女、事故死
第4章:理想の“お見送り”を求めて セレモニーハンターという病院営業 病院経営者と他社との癒着がある中での新規顧客獲得 の難しさを経験 お世話になった人の死 先輩、婦長 生活保護者への冷たい会社の対応に不満 葬儀代のブラックボックス化によって、さらに不満がつの る
第5章:葬儀ビジネスに新しい風を! 独立しようとするが、資金なし しかし、中古車販売会社社長に目を付けられ資金調達 に成功 今まで学んだことを糧に起業
第5章:続き 日本で一番「ありがとう」といわれる葬儀社 組織があれば理念などいらない? 起業3ヶ月目で早くも窮地に立たされる 写真入り広告や地域内戸別訪問を展開 大手には少ない会員システムの導入 入会金一回払い 経営理念を浸透させるために社長自らセミナー開催
第5章:続き 「仕事には慣れよ、悲しみに慣れるな」 人材より“人財” 仕事より“志事”