魅力的な結婚式スタイルの提案 11-1-017-0072 大澤香織
●目的 ブライダル業界の現状 ・夫婦の約半数が結婚式を挙げていない ・業界の売り上げが低迷している →人生のうちの2大イベント(結婚式・葬式)の1 つ その中でも自分自身に決定権がある 今後のブライダルマーケット市場の活性化に貢献 未来につながる結婚式とは…?
●方法 ①結婚式について、インターネットや書籍で調査 ②結婚式に参列した体験を親族・友人・スタッフの 3パターンからそれぞれ考察・分析 ③ヒアリング・アンケート調査を元にした考察・分 析 ④これまでの考察・分析を元に提案 ●意義 結婚式を挙げた人の85%が「挙げてよかった」と 回答しているデータを発見。結婚式に対する手の届 かなさをこの研究により少しでも現実味の湧くイベ ントとしてとらえてもらい、ブライダル業界の活性 化に繋げていきたい。
結婚式について 結婚式(3時間)=挙式0.5時間+披露宴2.5時間 2部構成 ●挙式→男女の結び付きと、両家の結び付きを作るためのセレモニー 結婚式(3時間)=挙式0.5時間+披露宴2.5時間 2部構成 ●挙式→男女の結び付きと、両家の結び付きを作るためのセレモニー 昔 親族同士で行う挙式 今 友人知人など親しい人も招待 会場や衣装で選ぶイメージ重視のニーズが強くなる 友人知人が参加可能なキリスト教式や、宗教によらない人前式の人気が高まる ●披露宴→新郎新婦が夫婦になることを、友人知人・親族などに報告し、披露するもの 目的 今までの感謝を伝え、今後のお付き合いをお願いするために招待し、もてな す オリジナリティのある披露宴にしたいという新郎新婦のニーズは高まる 派手さよりも列席者へのもてなしの気持ちを表現するために演出を取り入れ る
体験 親族、友人、スタッフの3種類で結婚式に参列した。 (1)親戚として 新郎側に参加 → 花嫁が目立つ結婚式に疎外感 (2)友人として 新婦側に参加 → 一緒に作っている楽しさ (3)スタッフとして → 友人同士は楽しそう、上司や親族は退屈そう 独自性がなく似たような結婚式が多い
<体験より> ①ゲスト全員に一体感の生まれるもの ②結婚式を挙げる新郎新婦ならではの 演出を盛り込む ③新郎新婦とゲストの交流の時間を作る
アンケート調査 ●目的 結婚式というものが現代の学生にどのように 映っているのか、意識調査をする。 ●対象・性別 大学生(18歳~23歳)・52人(男性24 女性28) ●実施期間 2014年10月中旬
<アンケート調査より> ①費用は安く、無駄のないもの ②派手な結婚式よりアットホームな 結婚式(場所・人数から) ③自分中心の結婚式よりもゲストと 一緒に楽しむ結婚式
提案 現在の大学生の結婚式に対する希望 ①結婚式に対してあまりお金や時間をかけたがらない ②アットホームな雰囲気でゲスト全員と独自性のある 結婚式を作り上げたい (1)結婚式アプリ 新郎新婦の作業負担軽減と、新郎新婦とゲストが一緒に結婚式 を作り「ゲスト参加型結婚式」をリアルに実現することを目的 とする。 ①結婚式前~結婚式の準備期間~ ②結婚式当日 ③結婚式後
(2)演出 ①デジタル商品 拡張現実(AR) マッピング・光と音 スマートフォン ②安価 写真 折り紙 料理・ケーキ アイテム
まとめ 「現在の結婚式」 金額と結婚式に求められているものにギャップがある 見た目:豪華 中身:似たような結婚式 「魅力的な結婚式」 ○ゲストと一緒に作る必要以上にお金のかからない結婚式 ×豪華で派手な結婚式(現在)→挙げる夫婦が減少している 理由に繋がる →結婚式にもその時々の流行を取り入れ、進化させていくことが必要 (例)デジタル・安価・携帯連動アプリなど