日本産科婦人科学会 新入会員数と専攻医登録者数 の推移

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47 都道府県 日本地理 南台科技大學 應用日語系 担当:山藤夏郎 2 47 都道府県 日本の行政区分 47 の都道府県がある。 47 の都道府県がある。 1都1道2府 43 県 1都1道2府 43 県 都(と) … 首都 都(と) … 首都 道(どう) … 地方 道(どう) … 地方 府(ふ)
都道府県の 位置と名称 都道府県の 位置と名称 はじめ る. 北海道 道庁所在地は? 北海道の道庁所在地は 札幌市.
並び替え. 名古屋市 県 名県 名 県庁所在地 中部地方 ( 東海) 秋田市 県 名県 名 県庁所在地 東北地方.
摂食嚥下に関連する問題に対応 可能な医療資源に関する調査報 告. 目的:摂食嚥下に関連する問題に対して有効な支援が受 けられる体制を整備するために、これら問題に対応 可能な医療資源を全国規模でマッピングする。 登録が十分でない地域、資源を明らかにして、 登録を促進しマッピングを充実させる。 方法:
日本産科婦人科学会 産婦人科医療提供体制検討委員会 の活動概要

「夜も働く診療科」が再生するために ー産婦人科ー
JGN2ネットワーク概要 *IX:Internet eXchange AP:Access Point H19年8月現在 札幌 仙台 金沢
H28改定後の全国の届出動向 2167施設が届出 1 愛知256 2 広島199 3 兵庫
関東連合産科婦人科学会に設置された 地域活性化委員会の取り組み 第 2 部 ① 関東連合 代表 藤井 知行 (東京大)
平成22年度(平成23年度研修開始) 医師臨床研修マッチング 都道府県別マッチ研修医数の分析
(経営改善支援センター・中小企業再生支援協議会)
@15円でご提供 86.1%! Potora ポテンシャルニーズ(1~3月版) ご好評いただいているポテンシャルニーズの最新版です。
Travel plan 今回の 旅プラン 旅のメンバー 鈴木 健太 佐藤 まいこ 鈴木 健太 佐藤 まいこ
図1 習慣的喫煙者割合(男)の年次推移と平成358年までの外挿 直線近似および対数近似
 女性支援ワーキンググループは、日本臨床検査医学会において女性が活動しやすい環境を提供するための方策を調査する目的で、学会員を対象にアンケート調査を行い(2015年2月)、265名より回答を得ました(回答率10%)。  ご協力をいただきました会員各位に深謝するとともに、本アンケートで寄せられた意見を今後の活動に生かしてまいります。
日本産科婦人科学会 医療改革委員会・周産期委員会
熊本県のハートフルパス が 全国31府県で利用可能に!
平成26年度拡大医療改革委員会 兼 産婦人科医療改革 公開フォーラム
@15円でご提供 88.5%! Potora ポテンシャルニーズ(4~6月版) 平均CTR実績 初回ご出稿に限り
教育情報の多変量解析 データの視覚化 データの分類 2変数群間の関係 その他.
@Minako Wakasugi, MD, MPH, PhD
わが国の産婦人科医の現状 平成26年医師歯科医師薬剤師調査の結果を踏まえて
医学部受験情報の説明をします。  .
海野信也 北里大学医学部産科学 「周産期医療の広場」
1 平成28年11月1日現在配備状況 76機(45都道府県、55団体)
~三重県(地方)と名古屋市(都市)の比較検討から~ 三重県産婦人科医会2) 愛知県産婦人科医会3) 三重大学4)
産婦人科医がひとりでも 増えるために我々ができること
基調報告 「産婦人科勤務医の就労環境の実態 ー日本産婦人科医会調査から」
第48回日本神経学会 PZZ-301 神経学資源の国内分布 池田正行1) 2) mail adresss goo
「地域における周産期医療システムの充実と医療資源の適正配置に関する研究」
資料5 小児医療における現状と課題について 平成28年11月11日 広島県健康福祉局医務課.
わが国の産婦人科医療の安定的確保のための日本産科婦人科学会の活動
Travel plan 今回の 旅プラン 旅のメンバー 鈴木 健太 佐藤 まいこ 鈴木 健太 佐藤 まいこ
日本産科婦人科学会 平成23年度 拡大医療改革委員会 兼 産婦人科医療改革公開フォーラム 「産婦人科医療における格差是正に向けて」
【演習4】の進行(225分) ※途中休憩有り No 項目 内容 時間 1 演習についての説明 演習の進行方法について確認 5分 2
「地域分娩環境確保の方策」 その1 海野信也 「周産期医療の広場」
県名ゲームの遊び方 マウスをクリックまたはENTERキーを押すと始まり、どんどん進んでいきます。
シンポジウム 「フッ素の現在と未来」 2004年度フッ化物洗口の全国調査
勤務医の労働環境改善と ドクターフィーについて
海野信也 日本産科婦人科学会医療改革委員会委員長 (北里大学病院長)
オープンデータ取組済自治体マップ 都道府県
平成24年度 臨床研修医 都道府県別採用実績について
海野信也 北里大学病院長 日本産科婦人科学会医療改革委員会・委員長 「周産期医療の広場」
シンポジウム「周産期医療再生」 日本産科婦人科学会の取り組み
~平成30年環境調査~ 集計結果報告.
2010年1月31日現在 喜ぶのはまだ早すぎる 日本産科婦人科学会 新規専攻者の推移 日本産科婦人科学会医療改革委員会 委員長 海野信也.
医師のキャリアパスの観点からみた 医師養成数の考え方
研究の背景 教育環境の変化 臨床研修必修化 国立大学独法化 診療環境の変化 国立病院独法化 医療費抑制政策 少子高齢化 いわゆる“医療崩壊”
フッ化物洗口実施状況の推移 (日本むし歯予防フッ素推進会議調べ)
平成25年度 障害者虐待防止法に係る 大阪府の対応状況について
「産婦人科医療改革 公開フォーラム」平成26年1月26日
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オープンデータ取組済自治体マップ 都道府県
日本産科婦人科学会 年度別入会者数(産婦人科)の推移 ー最新データからー Ver. 3
日本産科婦人科学会 年度別入会者数(産婦人科)の推移 ー2014年度末の状況ー
国立大学附属病院長会議 常置委員会 歯科医師臨床研修問題ワーキングチーム座長 東京医科歯科大学歯学部附属病院 歯科臨床研修センター
「産婦人科医療再建への日本産科婦人科学会の取り組み」
産科婦人科研修コース 産婦人科 コース コースに入る要件 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目 8年目 9年目 連携大学 連携病院 周産期
日本産業衛生学会専門医になるまでの過程(新)
オープンデータ取組済自治体マップ 都道府県
公開シンポジウム 東日本大震災に負けない ー全国産婦人科医の連携ー 日本産婦人科医会の対応 日本産婦人科医会常務理事 日本医科大学 中井章人.
医療観察法の運用状況について    医療観察法は、心神喪失又は心神耗弱の状態(精神障害のために善悪の区別がつかないなど、刑事責任を問えない状態)で、重大な他害行為(殺人、放火、強盗、強姦、強制わいせつ、傷害)を行った人に対して、適切な医療を提供し、社会復帰を促進することを目的とした制度である 1.指定入院医療機関の整備状況.
「地域分娩環境確保の方策について」 その1 海野信也 私の今回の演題に関連して、開示すべき利益相反状態はありません。
川崎医科大学心臓血管外科 心臓血管外科専門医認定機構 種本和雄
地方公共団体のオープンデータ取組済み(※)数の推移
平成26年度 障害者虐待防止法に係る 大阪府内の対応状況について
秋田の現状 離れられない、学べない 平成23年度「拡大医療改革委員会」兼 「産婦人科医療改革 公開フォーラム」
「産婦人科医療における格差是正に向けて」
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日本産科婦人科学会 新入会員数と専攻医登録者数 の推移 日本産科婦人科学会地方連絡委員会 2012年4月14日 日本産科婦人科学会 新入会員数と専攻医登録者数 の推移 医療改革委員会 周産期医療の広場 http://shusanki.org/

日本産科婦人科学会 年齢別会員医師数 2011年12月現在 日本産科婦人科学会 年齢別会員医師数 2011年12月現在 産婦人科医は事実上全員が日産婦学会員です。日産婦学会の医師会員の年齢性別分布はこのグラフのようになっています。産婦人科では若年層における女性医師の割合が著しく増加しているというのが特徴的です。

日本産科婦人科学会 年度別入会者数(産婦人科医) 2012年3月31日現在

日本産科婦人科学会 卒業年度別会員数(産婦人科医) 2012年3月31日現在

主たる診療科が産婦人科または産科の医師数の変化 都道府県別・平成22年と平成18年の比較 全体では578名の増加となっていますが、東京、大阪、神奈川、埼玉の増加分の和は全体の増加分の59%を占めています。 山形、福島、群馬、福井、山梨、鳥取、徳島、香川、高知、佐賀、長崎、熊本、鹿児島では減少しています。 (医師・歯科医師・薬剤師調査)

主たる診療科が産婦人科または産科の医師数の変化 病院勤務・都道府県別・平成22年と平成18年の比較 病院勤務医は全国で566名増えたことになっています。東京、大阪、神奈川、福岡で増加が著しいようです。 山形、福島、山梨、鳥取、香川、高知、佐賀、大分、鹿児島では、産婦人科病院勤務医が減少しているという結果になりました。 (医師・歯科医師・薬剤師調査)

主たる診療科が産婦人科または産科の医師数の変化 診療所勤務・都道府県別・平成22年と平成18年の比較 診療所医師数は増加と減少が相半ばしているようです。 その中で、東京と神奈川の増加が目立ちます。 東京と神奈川では病院も診療所も産婦人科医が増えていることになります。

日本産科婦人科学会 ブロック別産婦人科専攻医登録状況 2012年1月31日現在  学会の入会手続ではなく、専攻医(後期研修医)研修開始登録者数の推移をまとめました。  臨床研修制度導入前後で状況が大きく異なることがわかります。導入後の時期は、平成18-20年度の混乱期と平成21-23年度の再建期にわけられそうです。

日本産科婦人科学会 ブロック別産婦人科専攻医登録状況 (人口10万対) 2012年1月31日現在 全国のブロック別の産婦人科専攻登録者数の年次推移を人口で標準化して示します。年次、地域により変動は著しいものの、各地域で専攻医登録者数の増加傾向は認められます。地域間の差が平成20-22年度に比べると、平成23年度はやや少なくなっているように思われます。

日本産科婦人科学会 ブロック別産婦人科専攻医登録状況 (人口10万対) 平成24年1月31日現在  産婦人科専攻医(後期研修医)のブロック別の推移を2010年の人口で標準化して示します。  関東・近畿・九州までが全国平均以上のグループ、北陸・東海・北海道・東北・中国が全国平均を下回っているが増加しているグループ、四国は増加がやや遅れている、ということになるかと思います。 

日本産科婦人科学会 新専門医調査 5年後に希望する勤務場所 日本産科婦人科学会 新専門医調査 5年後に希望する勤務場所

考察 平成23年度の産婦人科学会入会医師数は、平成22年度より41名(8%)減少し、平成21年度の実績をも下回ることが確定しました。 今回初めてお示しする産婦人科専攻医(後期研修医)登録者数の推移からは、平成18-20年度に比べて平成21-23年度は明らかに増加が認められます。しかし、その増加は頭打ちになりつつあります。 このままでは、年間500名の目標には到達できない可能性があります。 また、産婦人科専攻医登録者数は、人口を勘案してもかなりの地域間の差が存在することが明らかになりました。全体の数だけでなく、地域間格差の問題にも真剣に取り組んでいく必要があると考えられます。 産婦人科専攻医研修を修了し、専門医試験に合格した新規産婦人科専門医を対象としたアンケート調査では、5年後の希望する勤務形態として、女性医師で分娩を取り扱わない勤務および非常勤またはパートタイム勤務を希望する率が依然として高いことがわかりました。 産婦人科医の勤務条件は依然として大変厳しいと考えられます。若い産婦人科の医師たちの置かれている状況を改善し、産婦人科医となることを希望している医学生や初期研修医が、安心して産婦人科専攻を選択できる環境を整備する必要があります。 地域産婦人科医療提供体制の確保のためには、産婦人科専攻医登録者数の増加とその適正な配置が、ともに実現する必要があると考えられます。

都道府県別の直近5年間の新規産婦人科専攻医数 (後期研修医) 日産婦学会で把握している各都道府県における2006年から2010年までの新規専攻医数の合計を人口10万対で補正した場合、日本全体で年間500人のレベルを超えていたのは、宮城、栃木、東京、石川、京都、大阪、徳島、福岡、沖縄でした。

都道府県別 初期臨床研修マッチング者数と 産婦人科専攻医数の関係 都道府県別 初期臨床研修マッチング者数と 産婦人科専攻医数の関係 Y=0.114+0.0485X R2=0.537 P<0.001  都道府県別の人口10万あたりの初期臨床研修医数は埼玉の12.7から京都の56.0まで大きな幅があります。  このグラフで回帰直線の上側にプロットされた地域は、産婦人科専攻医数が初期研修医数と比較して相対的に多い地域と考えられます。

JSOG-JOBNET 「産婦人科研修プログラムのページ(仮称)」企画案 目的: 大都市圏だけでなく、全国各地域で展開されている魅力ある産婦人科研修プログラムに関する情報に、医学生、初期研修医が容易にアクセスできる環境を整備する。 専門医向けの研修プログラムに関する情報をオープンにし、産婦人科専門医取得との研修プロセスを可視化する。 地域での魅力あるプログラム作りの促進をはかる。 対象: 産婦人科関連の研修を希望し、研修先を探している医学生、初期研修医、産婦人科専攻医、産婦人科専門医等 方法: 広報委員会JSOG-JOBNET事業の一環として、日本産科婦人科学会ウェブサイトの一般用のページに、「産婦人科研修プログラムのページ」を開設する。 全国の会員、研修指導施設等を対象に募集を行い、情報提供を受け産婦人科に関連する種々の研修プログラム、研修会に関する情報を、カテゴリー別にわかりやすく検索しやすい形で掲載する。 「産婦人科研修プログラムのページ」には、それぞれのプログラム名とそのURLを表示するとともに、種々のカテゴリー、キーワードで検索できるようにページの設計を行う。 (平成23年度第4回理事会に提案)

JSOG-JOBNET 「産婦人科研修プログラムのページ(仮称)」企画案 検索機能の充実  対象者で探す 初期研修医向け 産婦人科専攻医向け 産婦人科専門医向け  研修内容で探す 周産期領域 周産期センター 産科麻酔 産科救命 NICU 婦人科腫瘍領域 生殖医療領域 婦人科内視鏡 ART 女性のプライマリケア領域 その他 取得可能資格の種類で探す 周産期(母体胎児)専門医 婦人科腫瘍専門医 細胞診指導医 生殖医療指導医 婦人科内視鏡専門医 超音波専門医 遺伝カウンセリング専門医 女性医学学会認定医  地域で探す 研修期間で探す 復帰支援ブログラムを探す 短時間正規雇用対応で探す (平成23年度第4回理事会に提案)