今の国際ロータリーの考え方 国際ロータリー2740地区 職業奉仕セミナー 2015年9月5日武雄市

目次 １、ラビンドラン会長の考えている事 2、国際ロータリー理事会が考えている事 ３、他の奉仕団体の会員増強手法 ⇒RI理事会は追従する？ ⇒今までの規定審議会審議の方向性 ⇒2016年RI理事会提出立法案から推測 される、理事会の考え方 ３、他の奉仕団体の会員増強手法 ⇒RI理事会は追従する？ 地区補助金は、DDF（地区財団活動資金）の50％までを地区が利用できるもの で、年に1回、一括で地区に支払われます。 地区補助金では、クラブと地区が地元や海外で実施するさまざまなプロジェクト に活用できます。 地区補助金は（グローバル補助金と比べて）制約が少なく、地区が独自でプロ ジェクトへの配分を決めることができます。地区補助金は、比較的規模の小さな 活動やプロジェクトに利用するものです。

国際協議会

国際協議会とは 出席義務行事 　ガバナー 　エレクト 　GETS、国際協議会 　クラブ会長 　PETS、地区研修・協議会

２０１５年国際協議会 ２０１５年１月１８日（日）－２３日（金） カリフォルニア州　サンディエゴ

マンチェスター・グランド・ハイアット

ホテル近辺 ミッドウェー

スケジュール １８日 開会本会議・RIテーマ発表 １９日 分科会、本会議、ワークショップ ２０日 分科会、本会議、ワークショップ １９日　分科会、本会議、ワークショップ ２０日　分科会、本会議、ワークショップ ２１日　本会議、オンラインツール説明会 ２２日　分科会、本会議、分科会 ２３日　本会議、分科会、閉会晩餐会

会場の様子

RI会長エレクト K.R.”Ravi” Ravindran スリランカ コロンボ ロータリークラブ

RI会長エレクトの冒頭スピーチ 私達の人生には、いつか終わりが訪れます。しかも終わりは思ったより早く来るものです。この限られた人生をどのように過ごしたらいいのでしょうか。

２０１５－１６年度のテーマ発表

２０１５－１６年度のテーマ発表

テーマロゴについて 時間、才能、知識 を通じて世界をよりよいところにする力 エネルギーと情熱 を表すスリランカの明るい色彩の躍動

会長エレクトの考え 才能、知識、能力、努力、献身、熱意 誰でも与えることのできる何かを 持っているはずです ロータリーを通じて世界へプレゼントすることで、誰かの人生に、そして世界に、真の変化を起こすことができるはずです。

会長エレクトの考え ロータリーは、 人生で本当に大切なことに目を向け、私達自身が世界への贈り 物となる方法を見つけることで、 より充実した意義のある人生を送れるよう、私たちを導いてくれ るのです

私達の人生の価値は どれほど ではなく どれほど によって判断されるのです 会長エレクトの考え 私達の人生の価値は どれほど ではなく どれほど によって判断されるのです 得たか 与えたか

会長エレクトの考え 私達の求める友人とは ロータリーがその特徴を備えている 自分にないものを 持っている人 自分のいいところを 引き出してくれる人

会長エレクトの考え 授けられた才能と持ちうる力の限りを尽くして、 世界へのプレゼントとなることのできる1年です このために皆さんに与えられた時間は1年です。この時間はあまりに短く、成すべきことはあまりに多くあります

会長エレクトの考え を捧げるだけでなく、 を世界へのプレゼントとして 捧げてください 信念 情熱 才能 皆さん自身

ロータリアンの 行動規範 物質的相互扶助への回帰 シェルドンの奉仕理念との決別 2014年10月に3回目のロータリアンの行動規範が改定されました。ラビンドラン会長エレクトの強い要望によって、ロータリアン同士の物質的金銭的な相互扶助が奨励され、ロータリーは1905年の物質的相互扶助の世界にもどり、He profits most who serves best という高邁な職業奉仕理念はアーサー・フレデリック・シェルドンと共にともに消え去ろうとしているのです。 物質的相互扶助への回帰 シェルドンの奉仕理念との決別

ロータリーの行動規範 ロータリーの行動規範 ロータリアンとして、私は以下のように行動する。 1. 個人として、また事業において、高潔さと高い倫理基準をもって行動 する。 2. 取引のすべてにおいて公正に努め、相手とその職業に対して尊重の 念をもって接する。　 3. 自分の職業スキルを生かして、若い人びとを導き、特別なニーズを 抱える人びとを助け、地域社会や世界中の人びとの生活の質を高める。 4. ロータリーやほかのロータリアンの評判を落とすような言動は避ける。 5. 事業や職業における特典を、ほかのロータリアンに求めない。

ラビンドラン会長エレクトの要請により、ロータリアン同士の相互取引に様々な特典を与えるために、会員特典プログラムとの整合性を図るための配慮 ロータリアンの行動規範の歴史 ☆　1915年　　ロータリー道徳律 ☆　1987年　　職業奉仕に関する声明 ☆　1989年　　ロータリアンの職業宣言 ☆　2011年11月　ロータリーの行動規範 ☆　2014年 1 月　ロータリーの行動規範 ☆　2014年10月　ロータリアンの行動規範 シェルドンやガイ・ガンデッカーの影響を強く受けて作られたロータリー道徳律は、その内容の厳しさから徐々にその適用が制限されて、1931年には配布や宣伝の禁止、1951年には手続要覧から抹消されました。 これに代わるものとして1987年に作られたのが職業奉仕に関する声明ですが、その対象をロータリアンとロータリークラブの双方としたことから、職業を持たないクラブが職業奉仕の実践をすることは不可能との異論が噴出しました。 1989年の規定審議会においてロータリアンの職業宣言が採択されましたが、これはロータリー道徳律の欠点を補い、これを簡略化したものです。 2011年以降の行動規範については、順次詳しく説明しますが、2014年10月の改定は、ラビンドラン会長エレクトの強い要請により、ロータリアン同士の相互取引を推進するための会員特典プログラムとの整合性を図るために改定されたものです。 ラビンドラン会長エレクトの要請により、ロータリアン同士の相互取引に様々な特典を与えるために、会員特典プログラムとの整合性を図るための配慮

ロータリアンとして、私は以下のように行動する 2011年理事会決定　① 全ての行動と活動において、高潔性という中核的価値観の規範を示すこと 職業の経験と才能をロータリーでの奉仕に生かすこと 高い倫理基準を奨励し、助長しながら、個人的活動および事業と専門職における活動のすべてを倫理的に行うこと 他者との取引の全てにおいて公正に務め同じ人間としての尊重の念をもって接すること 2011年11月理事会決定 地域社会のリーダーや、退職した人や、現在専門職や仕事に従事していない人が含まれている、現在のロータリー・クラブの会員に配慮して、ロータリー・ブランドを強化するために『ロータリアンの職業宣言』を修正して、『ロータリー行動規範』を創設しました。 ロータリアンとして、私は以下のように行動する 全ての行動と活動において、高潔性という中核的価値観の規範を示すこと 職業の経験と才能をロータリーでの奉仕に生かすこと 高い倫理基準を奨励し、助長しながら、個人的活動および事業と専門職における活動のすべてを倫理的に行うこと 他者との取引の全てにおいて公正に務め、同じ人間としての尊重の念をもって接すること

ロータリアンとして、私は以下のように行動する 2011年理事会決定　② 社会に役立つすべての仕事に対する認識と敬意の念を推進すること 若い人々に機会を開き、他者の特別なニーズに応え、地域社会の生活の質を高めるために、自らの職業的才能を捧げること ロータリオンおよびロータリアンから託される信頼を大切にし、ロータリーやロータリアンの評判を落としたり、不利になるようなことはしないこと 事業または専門職上の関係において、普通には得られない便宜ないし特典を、同輩ロータリアンに求めないこと 　社会に役立つすべての仕事に対する認識と敬意の念を推進すること 若い人々に機会を開き、他者の特別なニーズに応え、地域社会の生活の質を高めるために、自らの職業的才能を捧げること ロータリオンおよびロータリアンから託される信頼を大切にし、ロータリーやロータリアンの評判を落としたり、不利になるようなことはしないこと 事業または専門職上の関係において、普通には得られない便宜ないし特典を、同輩ロータリアンに求めないこと

2013年規定審議会決議13-157 「ロータリーの目的の第二項をロータリアンの職業奉仕の指針として奨励するようRI理事会に要請する件」茅ヶ崎湘南RC ⇒ロータリー章典8.030.1職業奉仕に関する声明が修正された 職業奉仕とは、あらゆる職業に携わる中で、奉仕の理想の実践をロータリーが培い、支援する方法です。 ロータリーの目的の第二項は職業奉仕の基本原則として特に次の各項を奨励するものとする。 　・職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事は全て価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリーアン各自の職業を高潔なものにすること。

ロータリアンとして、私は以下のように行動する 2014年1月理事会決定 個人として、また事業において、高潔さと高い倫理 　　基準をもって行動する 2.　取引のすべてにおいて公正に務め、相手とその職 　　業に対して尊重の念をもって接する 3.　自分の職業スキルを生かして、若い人々を導き、 　　特別なニーズを抱える人びとを助け、地域社会や 　　世界中の人々の生活の質を高める 4.　ロータリーやほかのロータリアンの評判を落とすよ 　　うな言動は避ける 事業や職業における特典をほかのロータリアンに 　　求めない 2014年理事会 茅ヶ崎湘南ロータリークラブが提案した決議案13－157「ロータリーの目的の第2 項をロータリアンの職業奉仕の指針として奨励するようRI 理事会に要請する件」が採択されて、ロータリー章典が下記のように修正されました。  8.030.1. 職業奉仕に関する声明 職業奉仕とは、あらゆる職業に携わる中で、奉仕の理想の実践をロータリーが培い、支援する方法である。 ロータリーの目的の第2項は、職業奉仕の基本原則として、特に次の各項を奨励することにある： ・職業上の高い倫理基準を保ち、 ・役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、 ・社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものとすること；   職業奉仕理念に本来込められているものは次のものである。 １） 雇主、従業員、同僚への誠実、忠実さ、また、この人たちや同業者、一般の人々、職業上の知己すべてに対する公正な扱いも含まれる。 2)　自己の職業上の手腕を社会の問題やニーズに役立てること。 ロータリアンとして、私は以下のように行動する 1　個人として、また事業において、高潔さと高い倫理基準をもって行動する 2. 取引のすべてにおいて公正に務め、相手とその職　　 業に対して尊重の念をもって接する 3　自分の職業スキルを生かして、若い人々を導き、 特別なニーズを抱える人々を助け、地域社会や世界中の人々の生活の質を高める 4　ロータリーやほかのロータリアンの評判を落とすような言動は避ける 5. 事業や職業における特典をほかのロータリアンに求めない

ラビンドラン会長エレクトは香港、マカオ(3450地区)などの例を挙げて、提携カードプログラム（Affinity Credit Card Program)は会員の特典として更に会員増強の潜在的手段として、展開していくことを提案した。 RIの会員増強を押し上げるための複数の方法を考察することは望ましいことであると承認した。 提携カードプログラムはすべての会員に明確な利益をもたらすものであることを承認した。 会員の特典に関する新プログラムを設けることを決定しました。このプログラムでは、さまざまな商品やサービスに対する割引やポイントが参加ロータリアンに提供されます。 提携カードプログラムが会員としてロータリアンに利益があるかを調査したうえで、正式導入は2015 年7 月となる予定です。   2011年に開始し、地区内の全1772名（およびその配偶者）の会員が参加しました。 現会員の有効なロータリークラブカードを（ロータリー第3450地区特典カード）提示することで、ロータリアンに割引が得られる3450地区の会員によって、ボランティアで管理運営されていました。 50以上の商店主が割引や販売促進品（おまけ）や特価提供を実施しました。 2012年にはローターアクターによる3カ月間の試験的実施を行ったが、現在は中止しています。 ロータリアン（およびロータリアンの縁故）は交際を深め、売主から特典を懇願されます。 その特典には売主からの割引や次のカテゴリーの地元企業（ロータリアンの事業も含めて）も含まれています。  　　・　食品、飲料 　　・　ホテル、旅行関係 　　・　住宅および家庭用品 　　・　衣料（アパレル）、アクセサリー 　　・　健康、美容 　　・　研修、教育 　　・　その他 『ロータリーは、会員に初めて何かを還元した』と感じたロータリアンによって、前向きな反応があった。（ポジティブ・リスポンス）  何名かのロータリアンからは、地区やRIの奉仕プロジェクトのために、そのプログラムは、リベートを地区に還元すべきとの提案があった。 会員の特典に関する新プログラムを設けることを決定しました。このプログラムでは、さまざまな商品やサービスに対する割引やポイントが参加ロータリアンに提供されます。導入は2015 年7 月となる予定です。

2014年10月理事会 ラビンドラン会長エレクトは会員特典カードプログラムは会員の特典として更に会員増強の潜在的手段として、展開していくことを提案しました。 評判の良い会社に会員との業者間割引を交渉することによって、ロータリアンに会員特典プログラムを提供すること。 会員特典プログラムとして、ロータリアンに無料で、参加を希望するロータリアンにバーチャル・メンバーカードを提供することを承認する。 。 

2014年10月理事会 ロータリアン同士の物質的金銭的な相互扶助が認められるようになったため、これと整合性を保つために、「5. 事業や職業における特典をほかのロータリアンに求めない」が抹消されました。 ロータリーは1905年の物質的相互扶助の世界にもどり、He profits most who serves best という高邁な職業奉仕理念はアーサー・フレデリック・シェルドンと共にともに消え去ろうとしているのです。

本年4月18日岩手盛岡地区大会 ラビンドラン会長エレクトは香港、マカオ(3450地区)などの例を挙げて、提携カードプログラム（Affinity Credit Card Program)は会員の特典として更に会員増強の潜在的手段として、展開していくことを提案した。 RIの会員増強を押し上げるための複数の方法を考察することは望ましいことであると承認した。 提携カードプログラムはすべての会員に明確な利益をもたらすものであることを承認した。 会員の特典に関する新プログラムを設けることを決定しました。このプログラムでは、さまざまな商品やサービスに対する割引やポイントが参加ロータリアンに提供されます。 提携カードプログラムが会員としてロータリアンに利益があるかを調査したうえで、正式導入は2015 年7 月となる予定です。   2011年に開始し、地区内の全1772名（およびその配偶者）の会員が参加しました。 現会員の有効なロータリークラブカードを（ロータリー第3450地区特典カード）提示することで、ロータリアンに割引が得られる3450地区の会員によって、ボランティアで管理運営されていました。 50以上の商店主が割引や販売促進品（おまけ）や特価提供を実施しました。 2012年にはローターアクターによる3カ月間の試験的実施を行ったが、現在は中止しています。 ロータリアン（およびロータリアンの縁故）は交際を深め、売主から特典を懇願されます。 その特典には売主からの割引や次のカテゴリーの地元企業（ロータリアンの事業も含めて）も含まれています。  　　・　食品、飲料 　　・　ホテル、旅行関係 　　・　住宅および家庭用品 　　・　衣料（アパレル）、アクセサリー 　　・　健康、美容 　　・　研修、教育 　　・　その他 『ロータリーは、会員に初めて何かを還元した』と感じたロータリアンによって、前向きな反応があった。（ポジティブ・リスポンス）  何名かのロータリアンからは、地区やRIの奉仕プロジェクトのために、そのプログラムは、リベートを地区に還元すべきとの提案があった。 リンク

目次 １、ラビンドラン会長の考えている事 2、国際ロータリー理事会が考えている事 ３、他の奉仕団体の会員増強 ⇒RI理事会は追従する構えか？ ⇒今までの規定審議会審議の方向性 ⇒2016年RI理事会提出立法案から推測 される、理事会の考え方 ３、他の奉仕団体の会員増強 ⇒RI理事会は追従する構えか？ 地区補助金は、DDF（地区財団活動資金）の50％までを地区が利用できるもの で、年に1回、一括で地区に支払われます。 地区補助金では、クラブと地区が地元や海外で実施するさまざまなプロジェクト に活用できます。 地区補助金は（グローバル補助金と比べて）制約が少なく、地区が独自でプロ ジェクトへの配分を決めることができます。地区補助金は、比較的規模の小さな 活動やプロジェクトに利用するものです。

戦略計画が目指すロータリーの姿 活発なクラブ より大きな注目と影響 より大きな活動成果 より安定した財務状況と 高い運営効率 戦略計画が目指すロータリーの姿には、4つの側面があります。 クラブが力強く、活発で、積極的に参加すること。 より大きな活動成果をあげること。 ロータリーがより注目され、その影響力が強まること。 それと同時に、ロータリーの財務的な安定性を向上させ、運営効率を高めることです。 では、何が達成できるようになれば、クラブが活発で、参加意欲が強く、大きな成果を収めていると言えるのでしょうか。 より大きな活動成果とは、具体的にどういったことでしょうか。 ロータリーがより注目され、その影響力が強まると具体的に何が変わるのでしょうか。 それと同時にロータリーの財務上の安定性を向上させ、運営効率を高めるには、どうしたらいいのでしょうか。 理事会と管理委員会は、この課題について話し合い、ロータリーの影響力を測定する方法を検討しています。皆さまにも、クラブや地区での影響力の測定方法を検討していただくようお願いいたします。 より安定した財務状況と 高い運営効率

会員数の推移

会員数の変化に伴うRI戦略の変遷 ●地区・クラブ管理へのRI戦略 1、会員数（クラブ数）の増加への対応として ⇒地区リーダーシッププラン（DLP）の強制導入 2、クラブの小型化への対応として ⇒クラブリーダーシッププラン（CLP）の推奨 ３、クラブの二極化現象への対応として ⇒戦略計画・ストラテジックプランの立案 ●目的はRI組織の再編成

2001年2004年規定審議会理事会提案 ●採択制定案01-186 「ニューモデルに基づいてロータリークラブを創設する試験的プロジェクトを実施することを認める件」 ⇒クラブの再編成 ●採択制定案01-215、04-172 「クラブの所在地域を定義する件」「地区の境界の変更手続きを改正する件」 ⇒クラブ、地区・ゾーンの再編成

ロータリーの変化 規定審議会での規制緩和（ロータリーの変質？） クラブセントラルの導入 Eクラブ、例会の柔軟性（出席にこだわらないクラブ、奉仕活動を出席扱いに）、試験的プログラムの既成事実化、衛星クラブ、法人会員、会員身分の民主化（奉仕に関心のある人ならだれでも入会）、第五奉仕部門の追加、 クラブセントラルの導入 国際ロータリーアーカイブの刷新 クラブセントラルによる相互情報交換 研修プログラムの充実とウェビナーの普及 財団への諸申請のウェブ化

ロータリーの変化 2013年規定審議会 13-114 理事会の権限追加 2013年規定審議会　13-114 理事会の権限追加 RI 戦略計画の監督を含めるために理事会の権限に関する規定を改正する件（フランス）R細則5.010 理事は自分が選出されたゾーンにおいて RI戦略計画の実行を監督する 提案理由 理事は、3 人のコーディネーター（ロータリー、ロータリー公共イメージ、ロータリー財団地域の各コーディネーター）に助力してもらう必要があるであろう。RI 戦略計画実行のための対策の検討と採択は、RI 理事会が行い、ゾーン、地区、クラブでの実行を監督するのは、理事の任務となる。 採決⇒319対199で採択A（2013年版手続要覧144ページに掲載）

ロータリーの変化 2016年規定審議会提出予定立法案（理事会） 取り下げの可能性も 例会の柔軟性（クラブ定款で例外規定挿入により出席にこだわらないクラブ化） 試験的プログラムの既成事実化、 衛星クラブ、法人会員、会員身分の民主化（奉仕に関心のある人ならだれでも入会）準会員、会員身分にロータアクターの追加 国際ロータリー定款「目的」第五奉仕部門の追加へ ロータアクトクラブのロータリー化？ 10名以下は一律10名人頭分担金を徴収

３、他の奉仕団体の会員増強手法 ⇒RI理事会は追従する構えか？ 目次 １、ラビンドラン会長の考えている事 2、国際ロータリー理事会が考えている事 ⇒今までの規定審議会審議の方向性 ⇒2016年RI理事会提出立法案から推測 される、理事会の考え方 ３、他の奉仕団体の会員増強手法 ⇒RI理事会は追従する構えか？ 地区補助金は、DDF（地区財団活動資金）の50％までを地区が利用できるもの で、年に1回、一括で地区に支払われます。 地区補助金では、クラブと地区が地元や海外で実施するさまざまなプロジェクト に活用できます。 地区補助金は（グローバル補助金と比べて）制約が少なく、地区が独自でプロ ジェクトへの配分を決めることができます。地区補助金は、比較的規模の小さな 活動やプロジェクトに利用するものです。

日本の会員数

キワニスの6つの目的（１９２４年国際年次総会で採択） 人生の物質的な価値より、むしろ人道的、精神的価値を重く見ること 全ての人間関係において、黄金律に従う日常生活を奨励すること（黄金律：人々からして欲しいと望むことを、人々にもその通りにせよ。） 社会生活、実業界、専門職域に、より高度な水準を採択し、適用するように推進すること 規範・模範によって、より一層知的、進取的、奉仕的な市民性を開発すること

日本のライオンズ会員数推移 国際ライオンズの公式ホームページのウェブマガジンから作成しました。 今回のウェビナーでデーターを使用する許可を取っていないことをご留意いただきます。 もし、データを取る場合は私の資料ではなく国際ライオンズの公式ホームページから引用をお願いします。 さて、ライオンズクラブは日本での奉仕団体として無視できない存在です。 特に、ウイサーブ、アイサーブで良くも悪くも長年のライバルとしてお互いに成長してき多歴史を持っています。 余談ですがロータリークラブが一業種一会員制度を厳格に守っていた時代に、社長はロータリークラブ、専務はライオンズという棲み分けをしていた時代もあったと聞いています。 ライオンズは1993年168038名をピークに、毎年会員数が減少しつづけ、20年後の2013年100768名と10万人を割り込む寸前になりました。 しかし、日本のライオンズの人たちは10万人を割ることへの危機感から多くの施策をとって、 2013年をボトムに、2014年11万4千人、2015年は3月末現在で12万4千人の増加に転じ、2013年6月末と比べて約2万3千人以上の会員数が増加しました。 人口減少や企業数の減少と我々ロータリークラブと同じ環境にあるなかでライオンズの会員増は驚異的と言えるでしょう。 それでは、日本のライオンズはこの2年間で23000人という驚異的な会員増強をどのような方法で成し遂げたのでしょうか。 国際ライオンズの公式ホームページのウェブマガジンから作成しました。今回のウェビナーでデーターを使用する許可を取っていないことをご留意いただきます。もし、データを取る場合は私の資料ではなく国際ライオンズの公式ホームページから引用をお願いします。 さて、ライオンズクラブは日本での奉仕団体として無視できない存在です。良くも悪くも長年のライバルとしてお互いに成長してき多歴史を持っています。ライオンズは1993年の168038名をピークに会員数が減少し、20年後の2013年に10万人を割り込む寸前になりました。 しかし、日本のライオンズの人たちは10万人を割ることへの危機感から多くの施策をとり、2014年に上昇し、2015年は3月末現在で12万4千人の増加に転じ、2013年6月末と比べて約2万3千人以上の会員数が増加しました。それでは、日本のライオンズはこの2年間で23000人という驚異的な会員増強をどのような方法で成し遂げたのでしょうか。

参考： 性別と会員身分別 （内容スリム化のため、ポイントを絞った内容にし、また、ほかのシニアリーダーから聞いたことも基にいくつかの補足をいたしました） 次のグラフは男女別会員構成と会員身分別の会員構成を円グラウにまとめています。 左はライオンズ会員の中での男女の比率を表しています。 男性は109千人女性は30686名で女性の比率は24.7％になります。ちなみに日本でのロータリーの女性会員は本年4月末で5136名で5.75％にすぎません。 右の円フラムは会員身分別を表しています。 ライオンズの会員身分は、名誉会員、優待会員、準会員、賛助会員、不在会員（休会会員）レオ・ライオン会員など多く分類されていますがここでは大きく分類して2種類だけに統合して紹介します。 国際ライオンズに正規の人頭分担金を支払っている正会員と、半額の人頭分担金と地区会費の半額を支払う正会員の家族会員の2種類の会員身分があります。 当初は同居の親族でしたが、別居の親族も可能になっていると聞いています。 家族会員はクラブ会員として正会員と同じ権利を持っていて、クラブ会費は日本では、従来の会員と同額が２０％、半額が３０％、３割負担が３０％、無料が２０％というのが現状です。 ある地区では、年会費は10000円例会の会食費は自己負担を推奨しています。 家族会員については2007年国際ライオンズが試験的プログラムから正式のプログラムとなり、日本ではしばらくの間、家族会員入会への抵抗感からか積極的な拡大には至っていませんでした。しかし、10万人を切りそうになった2013年からその危機感からか、日本全体のガバナーの合意事項として家族会員の積極的加入が決議されました。 推測ではありますが この2年間ライオンズはライオンズ会員の奥さんを積極的に入会させたと推測します。なぜなら、女性会員の比率がロータリーと全く違うことは同じ奉仕クラブとして同じ環境にあるのならロータリーの女性比率と大差ないはずだからです。 ライオンズのウェブを皆様確認いただけましたら、家族会員の状況を知ることができますので、ここでは詳細な説明は時間の関係でできません。 結果的に 2015年3月末のライオンズの会員数は12万4126名で、正会員が96504名、家族会員が27622名です。 ライオンズは家族会員制度を積極導入しなかったら10万人を切っていた可能性があります。 正会員で比較するとロータリー9万人、ライオンズ96000で大差はありません。 昔、ライオンズはロータリーよりも常に3万人以上会員が多いことを誇りにしていましたが、今は家族会員を入れなければロータリーよりもお会員減少が大きいと私は思います。 次のスライドではロータリーは会員身分についてどのように変化させてきたのでしょうか？ このグラフは、男女別会員構成と会員身分別の会員構成を円グラフにまとめたものです。左のグラフで注意すべき点は、会員のおよそ4人に一人が女性であることです。対照的に日本のロータリーでは、女性会員は、本年4月末でわずか5.75％となっています。 右の円グラフについて注意すべきは、「家族会員」の存在です。「家族会員」は、同居の親族に加え、別居の親族も含まれると聞いています。正会員は、正規の人頭分担金を支払うのに対し、家族会員は、人頭分担金と地区会費をそれぞれ半額のみを支払えばよいということになっています。しかし、支払いは半額であっても、家族会員は正会員と同じ権利をもっています。クラブ会費についても日本では、似たような割引が取り入れられています。ある地区では、年会費は10000円、例会の会食費は自己負担を推奨しています。 日本のライオンズでも、はじめは家族会員入会への抵抗感からか積極的な拡大には至っていませんでした。しかし、10万人を切りそうになった2013年から、その危機感からか、日本全体のガバナーの合意事項として家族会員の積極的加入が決議されました。 推測ではありますが、この2年間ライオンズは会員の配偶者を積極的に入会させたと推測します。ライオンズのウェブを皆様確認いただけましたら、家族会員の状況を知ることができますので、ここでは詳細な説明は省略いたします。 ロータリーでも、会員の配偶者、特に奥さんを入会させようとなると、多くの反発がでるかもしれませんが、検討を重ねることで、皆さんの地域にあった新しい「家族会員」のアイデアが出るかもしれません。また、「家族会員」のアイデアは、父親や母親がロータリアンであるという人を勧誘する際の、一つの切り口になるかもしれません。

ライオンズ家族会員 家族会員はクラブ会員として正会員と同じ権利を持つ 会費は、正会員の五分の一が主流 女性会員の爆発的増加 ライオンズ会員の奥様達が入会？ 例会への出席義務はない 例会出席時は食事代は実費支払 201５年6月末会員数121121名、正会員90987、家族会員27547

ライオンズの正会員は減少

クラブ会員（RI定款の概要） 事業の所有者、共同経営者、法人役員、支配人 管理職を務める人。 上記 1) または 2) の退職者 地域の活動に参加し、奉仕やロータリーの目的への 意欲がある地域社会のリーダー ロータリーの学友 育児や配偶者の仕事の手伝いで仕事を中断した人、 または同じ理由のために仕事をしたことがない人 （会員増強ウェビナーに参加される方は、普段からこれらの内容について情報を把握しているため、ここで読み上げる必要はないかと思われます。その代わりに、いくつかの補足情報を追加いたしました） これは国際ロータリー定款の第五条会員の第二節です。 ロータリーの規定審議会は、過去会員の構成の「緩和」あるいは「民主化」の歴史をたどっています。 読み上げてみます。 (a) クラブは、善良な成人であり、職業上および（または）地域社会で良い評判を受けている以下のような正会員によって構成されるものとする。   (1) 一般に認められた有益な事業や専門職務の所有者、共同経営者（パートナー）、法人役員、支配人のいずれかであること。または、 (2) 一般に認められた有益な事業や専門職務あるいはその地方代理店や支店において、裁量の権限ある管理職を務め重要な地位にあること。または、 (3) 本節(a)の上記（1）または（2）に挙げたいずれかの地位から退職していること。 または、 (4) 地域社会の活動に自ら参加することによって、奉仕およびロータリーの目的への献身を示した地域社会のリーダーであること。または、 (5) 理事会によって定義されているロータリー財団学友であること。または、 (6) 子どもの世話または配偶者の仕事の手伝いのために仕事を中断した人、または同じ理由のために仕事をしたことがない人であること。 退職者、地域社会のリーダー、財団学友についてはRI理事会は財団を削除して「学友」に変更することを決議し、2016年審議会に利試合提案をする予定で、その結果米山奨学生も学友としてロータリアンの資格を得ることになります。 そして、2013年規定審議会では仕事をしたことのない人でも地域社会で良い評判なら入会できることになりました。 以上、事実のみこのスライドでお知らせしました。 国際ロータリーの定款には、職業上および（または）地域社会で良い評判を受けている次のような人たちがクラブの正会員となると書かれています。もちろん、これらの人であれば誰でもよいというわけではありませんが、新会員勧誘の観点から注目すべきは、3～6の項目です。これらは、新会員の勧誘で見落とされがちなグループです。4つ目の「地域社会のリーダー」には、地域の活動に積極的に参加している若い人たちが大勢いるはずです。5つ目のロータリー学友には、ローターアクターや奨学金の受領者のほか、米山奨学金の奨学生もロータリアンとなる資格を得られるでしょう。 一例として、かながわ湘南ロータリークラブは、会員の多くがGSE、財団奨学金、青少年プログラムといったロータリープログラムの経験者です。ロータリーを通じて海外を経験された方も多く、国際性に富んだ活動が行われています。 6つ目の点について、2013年に、このような人たちでも入会できることになりました。これについては賛否が分かれることかと思いますが、検討すべき点として、RI定款の内容をこのスライドでお知らせいたします。

会員身分の民主化 ⇒奥さんをロータリアンに！（直前会長） 法人会員、会員身分の民主化 （奉仕に関心のある人ならだれでも入会） 2016年RI規定審議会での提出予定立法案 法人会員、会員身分の民主化 （奉仕に関心のある人ならだれでも入会） 準会員、会員身分にロータアクターの追加 ロータアクトクラブのロータリー化？ ⇒奥さんをロータリアンに！（直前会長） （このページの内容はまだ不確定であり、確定前の誤解が広がる可能性があるため、割愛することを推奨いたします。また、このページの重要な要素は、先行するページでも触れられているため大丈夫かと思います） 来年4月シカゴで規定審議会が開催されます。 世界のクラブ、地区からは昨年12月31日を締切にすでに立法案が提出されていますが、RI理事会は本年12圧31日までにRI理事会として立法案を提出できます。したがって、RIの定款細則委員会と理事会は規定審議会への提出立法案を審議中であり、これからご紹介する立法案は理事会として取り下げる可能性があることをご留意いただきたいと思います。 例会の柔軟性（クラブ定款で例外規定挿入により出席にこだわらないクラブ化） 試験的プログラムの既成事実化、衛星クラブ、法人会員、会員身分の民主化（奉仕に関心のある人ならだれでも入会） 国際ロータリー定款「目的」第五奉仕部門の追加へ 準会員、会員身分にロータアクターの追加 ロータアクトクラブのロータリー化？ 10名以下は一律10名人頭分担金を徴収

2015年4月19日盛岡大会 ビチャイ・ラタクル元会長スピーチ 世界的な会員減少への 対応策の限界 職業分類の尊重 職位や品行、経歴は勿論の事、組織での幹部経験を有しているとか、あるいは奉仕活動への強い意欲を持った方、奉仕の理想に対する学習意欲旺盛な方というような、本来、将来会員としての資質が見込めるような人々のみを探すべき （ウェビナー時間は限られているため、重要ポイントのみをご紹介いただけますようお願いいたします。このページの時間配分としては、60～80秒となります。Ｋれまでの発表内容を考慮いたしますと、以下の太字になっている段落が強調されるべき点かと存じます。もし、オンラインで全文が読めるようであれば、そのリンクをスライドで紹介することも一案かと存じます。） 2015年4月2520地区大会が開催され、RI会長代理としビチャイラタクル元会長が記念講演をしました。 その中で、会員減少に対する安易な施策に対して示唆に富むお話をいただきました。 そこで若干長くなりますが、引用させていただきます。 （引用） 今、国際ロータリーが考えている中で、 ロータリアンの子どもなら誰でも、学生身分を終了し、何らかの仕事を始めていれば、職業分類条項にまったく縛られる事無くロータリークラブに入会する事ができるというものがあります。 もし会員増強という事で、この「思い付き」が認可されるとすれば、他人の会社の人事に、その所有者、パートナー、役員、または、部長なり課長にも相談なく勝手な裁量権で管理職の身分を「なんとか頂戴よ」と言う様な事をロータリーがすることを意味します。ロータリーがこのような段階に陥った時、果たして組織として存続していけるでしょうか？ ロータリーにも変革は必要です。なぜならロータリーに停滞している余裕などないからです。しかし変化・変革は慎重、かつ余程の考察の上でなされるべきであり、ロータリーの原理原則を壊してしまうような現在のスピード、お粗末な展望のもとになされてはなりません。ロータリーの会員数が増えるべきであることに私は完全に同意しますが、それは私達が、より良い立ち位置で、より効果的な奉仕活動を可能にするためにです。 しかし、我々は、職位や品行、経歴は勿論の事、組織での幹部経験を有しているとか、あるいは奉仕活動への強い意欲を持った方、奉仕の理想に対する学習意欲旺盛な方というような、本来、将来会員としての資質が見込めるような人々のみを探すべきなのです。しかるに、まず職業分類での審査を毎年、全てのクラブで行い、最も資格のありそうな方々に誘いの声を掛ける事が肝心です。 職業分類のリストを見れば、皆さまはきっと驚かれることでしょう。以前候補者としてあげられたリストの中に御存知の方の名前は見当たりませんか？ リストを見て、あの会社のあの方だったら会員になってくれるかもしれないと、老若男女を問わず頭に浮かびませんか？ 「あの人が誘っても会員にならなかったけど、私が声を掛けたらもしかすると入会して下さるのでは」と、名前を見て思いませんか？　　 そんな方々に縁を頼りにお声掛けすることで空席はだんだん埋まってくるのです。 その様な方々には是非お声掛けをし、ロータリーに入って頂くべきです。彼等こそは、事前の職業分類を加味した調査により、将来活動的な良きロータリアンになることを嘱望された潜在的会員なのですから。 そういう将来良きロータリアンになりそうな方々にお声掛けしなければならないのです。 ロータリーにはそのような方々が今必要なのです！   これこそが、会員となるべき方々をロータリーにお誘いするたった一つの道なのです。 （引用終わり） 私はライオンズの家族会員をロータリーも導入すべきとは考えていません。 むしろ、家族会員という制度を導入する前に、 ビチャイ氏が言う、会員となるべき人々を入会させていくことを優先するべきと思います。 将来会員としての資質が見込める人がたまたま「妻」であってもよいと思いますが、会員の妻が人頭分担金半額、クラブ会費1万円で自小津的に入会できることには反対です。

ロータリーの遺伝子（DNA）： 職業奉仕の実践 顧客満足・ロイヤルティの向上が利益の源泉 最もお客様の満足を得たものが、最も多く報われる シェルドン 継続的な利益をもたらす顧客の確保が 企業の継続的な発展を実現させる （田中毅著「シェルドンの森」55ｐから） He profits most who serves best CSR（企業の社会的責任）／フェアトレード （内容をスリム化し、先ほどのスライドと同様、決議23-34への言及は割愛させていただきますので、ご了承ください。また、新会員勧誘との結びつきについて言及がないため、補足させていただきます。） ロータリーの原則について確認させていただいます。 もちろん決議23－34が原則である前提です。 企業経営の大きな目標でる利益を実現するうえで、お客様の満足を得ることが前提になっています。 顧客満足が利益の源泉となる、という考え方は、最もお客様の満足を得たものが、最も多く報われるという言葉に変換できます。  これは、はるか昔100年前、シェルドンの1911年第二回全米ロータリークラブ連合会へのメッセージ「継続的な利益をもたらす顧客の確保が企業の継続的な発展を実現させる」と共通すると思うのは私だけではないと思います。   私が強調したいことは ロータリーの職業奉仕はシェルドンによって100年前の理念でありながら、今日の企業活動理念と根底の部分が全く同じであるということです。  He profits most who serves bestは、現代の顧客満足度、顧客ロイヤルティ等による経営手法の偉大な祖先であったと私は思います。 ロータリーの「職業奉仕」は現代で陳腐化しているどころか、むしろ時代がやっとロータリーの職業奉仕理念に近づいてきたといえます。 最先端の道を100年以上にわたって歩んできた「職業奉仕」理念を実践する唯一の団体がロータリークラブであることに私は誇りを持ちます。 企業経営では、お客様の満足を得ることが前提になっています。 顧客の満足が利益の源泉となる、という考え方は、最もお客様の満足を得たものが、最も多く報われるという言葉に変換できます。これは100年前、ロータリアンのシェルドンのメッセージ「継続的な利益をもたらす顧客の確保が企業の継続的な発展を実現させる」と共通すると思うのは私だけではないと思います。He profits most who serves bestは、現代の顧客満足度、顧客ロイヤルティ等による経営手法の偉大な祖先であったと私は思います。 ロータリーの「職業奉仕」は現代で陳腐化しているどころか、むしろ時代がやっとロータリーの職業奉仕理念に近づいてきたといえます。「職業奉仕」理念を実践する唯一の団体がロータリークラブであることに私は誇りを持ちます。 また近年、CSR（企業の社会的責任）、フェアトレードといった言葉が頻繁に使用されるようになり、こういった職業倫理への配慮が重要となってきています。これらも、ロータリーの職業奉仕と強く関連するものであり、新会員勧誘の際のアピールとして、強調するべきものです。