離 島医療をサポートしてます 最 玄 僻 ~島の医師 戻ってきた~ ご存知ですか 佐賀大学医学部総合診療部は 離島医療をサポートしてます ご存知ですか?「最近コトー診療所」というテレビドラマで離島医療がマスコミに取り上げられたのは記憶に新しいですが、我が総合診療部も福岡県の離島「玄界島」の医療をサポートしております。 玄界島は博多湾の入り口に浮かぶ周囲4km程の小さな島です。漁業を生業とする人口も700人程度の玄界島には長い間、医療過疎の状態が続いておりました。福岡市は1996年、医師が常駐できる宿舎を併設した診療所を建設。5年間、医師が常駐しましたが2001年に退職。後任が決まらず翌月からは福岡市民病院の医師が長くて3ヶ月、短期では1週間交代で診療に当たるという事態が続いており住民からは不満の声も上がっておりました。福岡市は県内の大学病院に要請をしましたが、僻地医療への理解不足や家族への負担などから常駐医探しは難航。今回、僻地医療に関しては実績のあった佐賀大学医学部の総合診療部からの医師の派遣へとつながりました。 医療の専門分化が進み、どうしても日のあたらない過疎地ではありますが、今日も若手医師が地域住民の役に立てればと日夜がんばっております。 ~島の医師 戻ってきた~ 最 近「コトー診療所」というテレビドラマで離島医療がマスコミに取り上げられたのは記憶に新しいですが、我が総合診療部も福岡県の離島「玄界島」の医療をサポートしております。 博多湾外に位置する 福岡市西区の玄界島 周辺はよい漁場になっており 地場産業は漁業です こちらが玄界診療所です なかなか立派でしょう!? 玄 界島は博多湾の入り口に浮かぶ周囲4km程の小さな島です。この人口700人程度の漁業の島には長い間、医療過疎の状態が続いておりました。福岡市は1996年、医師が常駐できる宿舎を併設した診療所を建設。5年間、医師が常駐しましたが2001年に退職。後任が決まらず翌月からは福岡市民病院の医師が長くて3ヶ月、短期では1週間交代で診療にあたるという事態が続いており、住民からは不満の声も上がっておりました。福岡市は県内の大学病院に要請をしましたが、僻地医療への理解不足や家族への負担などから常駐医探しは難航。そして今回2003年度より、僻地医療に関しては実績のあった総合診療部からの医師の派遣へとつながりました。 診療中は患者さんとの会話が弾みます 往診風景です 看護師2人が他のスタッフです 僻 地医療の担い手が少ない現状は深刻です。医学の専門志向の強まりがその傾向に拍車をかけています。最近の調査によると僻地医療を希望する学生は全体の3~4%程度に過ぎません。僻地医療を支える人材とシステム作りが急務です。 佐賀大学医学部総合診療部