拡大医療改革委員会/産婦人科医療改革 公開フォーラム 平成24年1月27日

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岸和田ってどこ!? 先生!わかりません!! (泣) ここ !! 岸和田ってどこ!? ・大阪府の南方に位置する 人口20万人の泉南地域 の中心都 ・なんばから電車で 22分! ・関空から電車で 15分! ・だんじり祭りで有名 ・清原の出身地!!
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いのちが産まれる場所 Ⅰ.いのちはどこで産まれる? Ⅱ.日本の周産期事情 Ⅲ.長崎の事情と対策 長崎大学医学部産婦人科 増崎英明.
産科医療の未来を考える 長良医療センター産科 西原里香 大学病院(臨床研修医) 月給 16 万 + 当直手当 月給 16 万 + 当直手当 財団法人病院(非常勤) 月給 30 万 + 当直手当 月給 30 万 + 当直手当 大学病院(大学院生) 無給 +
 研修期間 3 年間. 症例は豊富!  救急搬入件数 4855 台 / 年  重症患者数 2963 人 / 年  ドクターヘリの受入 169 人  外来受診件数 人 / 年 年々、増加傾向です!
日本産科婦人科学会 産婦人科医療提供体制検討委員会 の活動概要
「在宅医療分野における診療報酬改定(医科)のポイント」~疑義解釈も含めて~
平成25年度拡大医療改革委員会 平成26年1月26日(日) ステーションコンファレンス東京5階
能登総合病院で研修を! ー余裕のある研修生活を送っていただくためにー 平成25年2月3日 公立能登総合病院 研修医:臺之尊 祥一郎.
石川県立中央病院
歯の健康と歯科健診の受診について 〈6月4日は「虫歯予防デー」です〉 2013年6月 出光興産健康保険組合.
周産期医療の崩壊をくい止める会 ー佐藤 章先生 追悼ー 医療改革の現在
「夜も働く診療科」が再生するために ー産婦人科ー
浅間総合病院小児科の紹介 浅間病院小児科は、一般(病院)小児科として機能しています。
新生児医療の現状   全国と滋賀県 1997年7月25日、県立小児保健医療センターで行われた乳幼児健診従事者研修会での講演に使用したスライドです。 (滋賀医科大学小児科 青谷裕文 作成) ? 新生児は減っているのか? 未熟児は増えているのか? 未熟児はどれくらい助かるのか? (全国では?滋賀県では?)
日本産科婦人科学会 医療改革委員会の活動概要
日本産科婦人科学会 新入会員数と専攻医登録者数 の推移
糖尿病こころのケア研究会 第1回セミナー 日時:2013年3月28日(木) 18:40~21:00 会場:ラフレさいたま
第3回はままつCDE研究会 アンケート集計結果
「三重県におけるがん生殖医療と高度生殖医療センターの役割」 「分子標的薬の副作用マネジメントについて」
Conflict of interest 発表者名:松田 昌文 演題発表に関連し、開示すべきCOI関係にある企業などはありません。
事案検証と再発防止に対する 奈良県産婦人科医会の取り組み 元奈良県産婦人科医会会長 平野 貞治 第39回日本産婦人科医会学術集会
治療法は主に手術、薬物療法、放射線治療があります。
平成26年度拡大医療改革委員会 兼 産婦人科医療改革 公開フォーラム
大阪大学医学部附属病院 総合周産期母子医療センター 和田和子
在宅ホスピスケア実施におけるSTAS-Jの有用性
日時:平成28年3月5日(土) 14-17時 場所:堺市立総合医療センター1Fホール
わが国の産婦人科医の現状 平成26年医師歯科医師薬剤師調査の結果を踏まえて
平成24年2月5日 公立能登総合病院 研修医:柏木 悠
千葉県周産期医療ネットワーク・コーディネータ導入の実績 「たらいまわしゼロを目指して」
手術療法などの根治的治療を行えば救命率が最大
    「超低出生体重児の後障害なき救命に関する研究」
第2回 徳島GMラウンド 徳島県地域医療支援センター 「総合診療の指導力育成事業」
自治医科大学附属 さいたま医療センター 救急部 2014年8月 八坂 剛一.
拡大医療改革委員会/産婦人科医療改革 公開フォーラム 平成24年1月29日
Ⅰ 産婦人科救急搬送体制確保事業 ➣概要 かかりつけ医のない妊産婦など産婦人科にかかる救急搬送を受入れるため、府内を3地区に分け当番病
~三重県(地方)と名古屋市(都市)の比較検討から~ 三重県産婦人科医会2) 愛知県産婦人科医会3) 三重大学4)
産婦人科医がひとりでも 増えるために我々ができること
基調報告 「産婦人科勤務医の就労環境の実態 ー日本産婦人科医会調査から」
岐阜県立多治見病院における周産期医療の現況と問題点
2010年2月21日 日本医師会 平成21年度母子保健講習会 「妊娠から育児までの継続的支援」 周産期医療システムについて 海野信也
北海道東部地域における 産科医療危機への取り組み 釧路赤十字病院  米原 利栄.
石川県立中央病院
小児に特異的な疾患における 一酸化窒素代謝産物の測定 東京慈恵会医科大学小児科学講座 浦島 崇 埼玉県立小児医療センター 小川 潔、鬼本博文.
●●●●により救命できた ●●●●を呈した ●●●●の一例
「地域分娩環境確保の方策」 その1 海野信也 「周産期医療の広場」
第37回 神経救急カンファレンス 日時:5月16日(木) 午後6 時から (60分) 場所:医学部臨床中講堂
ふるさと石川の医療を守る集い 能登北部医療圏の地域医療の現状と課題 公立宇出津総合病院 院長 小 森 和 俊.
拡大医療改革委員会 産婦人科医療改革公開フォーラム 産婦人科医療改革グランドデザイン2010にむけて
平成24年度 臨床研修医 都道府県別採用実績について
NIPTチェック表 ご自身で予約された後,チェック表を主治医に確認を受け(最下段) 紹介状とともに受診当日ご持参ください
小腸カプセル内視鏡により 診断しえた小腸出血の一例
拡大医療改革委員会/産婦人科医療改革 公開フォーラム 平成24年1月29日
平成26年1月26日 日本産科婦人科学会 拡大医療改革委員会 兼 産婦人科医療改革公開フォーラム 議事次第
「産婦人科医療改革グランドデザイン2015案について」
2010年1月31日現在 喜ぶのはまだ早すぎる 日本産科婦人科学会 新規専攻者の推移 日本産科婦人科学会医療改革委員会 委員長 海野信也.
平成30年3月9日 大阪府健康医療部保健医療室地域保健課
「産婦人科医療改革 公開フォーラム」平成26年1月26日
「産婦人科医療改革 公開フォーラム」平成26年1月26日
日本産科婦人科学会 年度別入会者数(産婦人科)の推移 ー2014年度末の状況ー
我が国の自殺死亡の推移 率を実数で見ると: 出典:警察庁「自殺の概要」
産科婦人科研修コース 産婦人科 コース コースに入る要件 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目 8年目 9年目 連携大学 連携病院 周産期
医療活動訓練 ~小児周産期医療~ 資料3 ・発災:平成30年2月16日午後11時 ・震源地:大阪府北部 M7.5 最大震度7
受付の混乱を防ぐためe医学会カードを必ずお持ちくださいますようお願い申し上げます。
医療観察法の運用状況について    医療観察法は、心神喪失又は心神耗弱の状態(精神障害のために善悪の区別がつかないなど、刑事責任を問えない状態)で、重大な他害行為(殺人、放火、強盗、強姦、強制わいせつ、傷害)を行った人に対して、適切な医療を提供し、社会復帰を促進することを目的とした制度である 1.指定入院医療機関の整備状況.
「地域分娩環境確保の方策について」 その1 海野信也 私の今回の演題に関連して、開示すべき利益相反状態はありません。
公立松任石川中央病院 公立松任石川中央病院.
新医師確保総合対策のポイント 【医師数に関する全体状況】 【 対 策 】 短期的対応 19年度概算要求への反映
秋田の現状 離れられない、学べない 平成23年度「拡大医療改革委員会」兼 「産婦人科医療改革 公開フォーラム」
三重大学医学部附属病院 総合診療部 竹村 洋典
「産婦人科医療における格差是正に向けて」
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拡大医療改革委員会/産婦人科医療改革 公開フォーラム 平成24年1月27日 拡大医療改革委員会/産婦人科医療改革  公開フォーラム 平成24年1月27日 埼玉県下の医育機関における 後期研修医・専門医の動向 埼玉産科婦人科学会長 古谷健一 防衛医科大学校 産科婦人科学講座/医師会長

埼玉県・大学病院 人口 :7,263,550(H23) 出生数: 60,520(H20) 防衛医大 (災害・救急) 埼玉医大 (地域) 自治医大さいたま 医療センター(地域) 埼玉医大総合医療 センター(総合) 獨協医大越谷病院 防衛医大 (災害・救急) 人口 :7,263,550(H23) 出生数: 60,520(H20) 大阪府 9,843,720/77,400(人口/出生数) 愛知県 7,408,500/69,768(  同上   )    

埼玉県の資料 総合・地域 人口:7,263,550(H23) 神奈川 (9,008,000) 4 ・ 12       総合・地域 人口:7,263,550(H23) 神奈川 (9,008,000)  4 ・ 12   千葉 (6,153,700)  2 ・ 2 茨城  (2,967,600)  2 ・ 4 群馬  (2,009,100)  1 ・ 4 栃木  (2,011,000)  2 ・ 8 埼玉県/必要数 総合2~3・地域8 NICU:150~180 出生数:67,150(H10)→ 60,818(H19) ▲9.8% LBWI : 5,285 (H10)→  5,762(H19) △9.0% 埼玉県: 総1・地8 NICU:84 ■ 埼玉医科大学総合医療センター ◆ 川口市立医療センター ◆ 深谷赤十字病院 ◆ 埼玉医科大学病院 ◆ (独法)西埼玉中央病院   防衛医大(未熟室10床) ◆ さいたま市立病院 ◆ 埼玉県立小児医療センター(NICU) ◆ 済生会川口総合病院 ◆ 自治医科大学附属さいたま医療センター

埼玉県 分娩取扱い施設/産婦人科医師 埼玉県の産婦人科医は 良く頑張っている! 病院(大学含む) : 31 有床診療所 : 92 助産所 : 17 出生数/医師 :268 (日産婦会員:626名) 【出生数/医師】 東京:127、神奈川:157、千葉:173、茨城:176、 群馬:164、 栃木 :116 福島;161、滋賀:158、愛知:148、大阪:110 全国平均:139

埼玉県下の大学病院 埼玉医大総合医療センター(総合) 埼玉医大病院(地域) 自治医大さいたま医療センター(地域) 獨協医大越谷病院 防衛医大 埼玉医大総合医療センター(総合) 埼玉医大病院(地域) 自治医大さいたま医療センター(地域) 獨協医大越谷病院 防衛医大 今回のテーマ:後期研修医・専門医試験受験者     →産婦人科医療の格差是正     → 主任教授にアンケート   最近、貴院における専門医受験者数の推移

埼玉医大総合医療センター(総合周産期) 教授 : 3 准教授 : 2 講師 : 3 助教 :21 大学院 : 1 計 :30 後期研修医 教授 : 3 准教授 : 2 講師 : 3 助教 :21 大学院 : 1   計 :30 産婦人科:106床 CS・手術・分娩数 関教授のコメント: 熱意のある 後期研修医は 大歓迎!

埼玉医大(地域周産期) 教授 : 2 准教授 : 2 講師 : 3 助教 :10 大学院 : 3 計 :20 後期研修医 CS・手術・分娩数 教授 : 2 准教授 : 2 講師 : 3 助教 :10 大学院 : 3   計 :20 CS・手術・分娩数 石原教授のコメント: 周産期以外の 生殖内分泌・ 女性骨盤底医学など も充実しています!

両施設は地域周産期施設ではありませんが、防衛医大は準NICU10床、ER併設タイプ 防衛医大: 教授:1 (災害・救急 )准教授 :1           講師 :2           助教 :1          大学院 :3     計  :9、産婦人科:56床 獨協医大越谷病院   教授  :1   准教授 :1   講師 :2   助教 :2   大学院:1   計 :7  産婦人科:47床 両施設は地域周産期施設ではありませんが、防衛医大は準NICU10床、ER併設タイプ

埼玉県における専門医受験者数の推移 (H14 ~H24) 男性:48名、女性:47名、合計:95名 毎年;4~13名

出生数* 後期研修医 産科出血(1/250) 経験数/年/研修医 専門医試験受験者の推移 (H14 ~H24)       出生数*   後期研修医  産科出血(1/250)    経験数/年/研修医  東京  106,615       99    426.5       4.3 神奈川    78,057 31    312.2      10.1 千葉     51,633 18    206.5      11.5 埼玉     60,818   10    243.3      24.3 *H19~22

・ 未受診・未払い ・ 精神疾患 ・ 危機的産科出血 ・ 外国人 ・ 救急依頼(一次・二次) ・ 軽微な婦人科疾患の紹介 ・ その他 最近の医療環境における変化と問題点 ・ 未受診・未払い ・ 精神疾患 ・ 危機的産科出血 ・ 外国人 ・ 救急依頼(一次・二次) ・ 軽微な婦人科疾患の紹介 ・ その他 最近の傾向として、 ①精神科治療薬を使用する妊婦の   増加 ②トラブルに発展する可能性のある  患者の紹介(医学的には低リスク) ③頸管ポリープ、月経不順、時間外   の月経困難症など、大学病院に  受診するよう指導する傾向  ④一次・二次施設における産科危機的   出血に対する対応 (埼玉県の大学病院/主任教授の回答)

いわゆる重症患者とは異なる対応が必要で、スタッフのストレスが大きい。 産科・小児科 カンファレンス (防衛医大) 精神疾患の頻度 11/49(22.4%) → 最近、増加傾向を認める。 ①ICと家族対応 ②入院生活 ③育児支援 ④行政への対応 いわゆる重症患者とは異なる対応が必要で、スタッフのストレスが大きい。

防衛医大における精神疾患合併妊婦(H19~H21) 統合失調 ・精神科病棟の収容能力のため、一般産科病棟に長期入院となることが多い。 ・病棟管理上も常に不安が付きまとう。 ・新生児に薬物離脱症候群による人工呼吸器等を使用する頻度が高く、  LBWIへの対応が困難になる。

産科危機的出血 ・最近、前置胎盤・多胎などは事前に高次医療機関(総合/地域)に紹介することが多い。 ・比較的低リスク妊婦の分娩やCSにおける、予想外の分娩出血への対応には課題が残っている。 ・低リスク医療に慣れてしまう危険性。 ・若手医師への教育、特に都心の大学からの非常勤医師の緊急事態への対応能力(?)。 ・地域周産期センターはNICUが充実しているが、ER併設型ではないことが多く、母体治療への対応が議論のあるところ(?)。 周産期医療=NICU問題という構図であったが、 前置・癒着胎盤の案件から、 母体救命こそが産婦人科が取り組まなければならい周産期医療(産科医療)と思案する。

症例 【1】 Shock Index(SI) =108/102=1.06 症例 【1】 37歳 初妊婦(自然妊娠)、妊娠32週(w)まで正常経過 36w0d 蛋白尿(2+) 37w0d 蛋白尿(4+) 血圧138/80mmHg 37w1d 妊娠高血圧腎症疑い。硬膜外麻酔下、分娩誘発 (オキシトシン)分娩経過中、血圧110〜170/70〜100mmg 16:03 NRFSのため吸引分娩(右側会陰切開) 3,000g 女児 apgar score 3/9(1/5min) 頚管裂傷認めず、ただし腟壁裂傷が円蓋部まで達していた。 分娩時出血1,135g 17:13 血圧102/68mmHg 心拍数108回/分 Shock Index(SI) =108/102=1.06

症例 【1】 SI=100/66=1.51 WBC 10300/μl Hb 8.2g/dl Plt 3.3万/μl 症例 【1】 18:12 血圧66/39mmHg 橈骨動脈触知不可 心拍数100回/分 急速輸液後再検144/85mmHg 総出血量 1,623g 手術室にて腟壁裂傷部の再縫合 19:31 出血性ショックにて当院へ母体搬送依頼 20:05 院着(分娩から4時間2分) 赤血球2単位輸血、輸液しつつ救急車で搬送 E1VTM1(GCS=3) 血圧測定不能、頸動脈触知可能 心拍数162回/分 WBC 10300/μl Hb 8.2g/dl Plt 3.3万/μl TP 1.1g/dl Alb 0.1g/dl BUN 10mg/dl Cr 0.43mg/dl CK 41IU/l PT-INR 2.48 APTT 103.5 フィブリノーゲン 62mg/dl FDP 106ug/ml   産科DICスコア: 21点以上

症例 【2】 32歳、G1P0 19:40 N病院(地域周産期センター)にて全前置胎盤(妊娠33 週)の緊急帝王切開を施行。 術中に止血困難な大量出血が発生、出血性ショック。 総出血量は4,500g。 防衛医大に母体救命の依頼 21:30 到着時、PR=120/分、sBP=60mmHg、拡張期圧:測定不 能と重篤な状態。 SI=120/40=2.0

症例 【2】 首都圏に大雪が降り、N病院からの搬送も 通常より時間を要した。 症例 【2】 首都圏に大雪が降り、N病院からの搬送も 通常より時間を要した。 ①Hb:4.0、Plt:3.1、TP:1.7、Fib:<50 ②MAP20+FFP28+PRP40、UAEx3回、Fibrinogen®:4V ③C-PAP →ICU:36h →産科病棟管理→経過良好→前医搬送 産科危機的出血:UAEとともにFFPのみではFib補充は困難であり、当院はFibrinogen®を院内に必要量を常備し、いつでも投与できる体制を整えている。

埼玉県では、大学病院は総合/地域/その他の区別なく、重症患者を受け入れている。また社会的対応が複雑な未受診・精神疾患などにも対応している。 症例のまとめ 【症例1】 ・低リスク妊婦が中心の産科専門病院からの搬送例。 ・分娩時の多量出血に対応するShock Indexが有用。 ・都内から派遣された若手医師の産科救急における錬度が やや課題となった。 【症例2】 ・NICU完備の地域周産期施設からの搬送例。 ・前置胎盤などのハイリスク妊婦が診療主体であるが、 ER併設型ではないので、産科危機的出血に十分対応 できない。 埼玉県では、大学病院は総合/地域/その他の区別なく、重症患者を受け入れている。また社会的対応が複雑な未受診・精神疾患などにも対応している。

埼玉からの提言 ・埼玉県は、人口が多く、相対的に医師不足の地域である。 ・低リスク~高リスクまでの多彩で豊富な症例を経験することができるので、臨床研修の場としては有用な地域である。 ・県内の大学は、それぞれ特徴があり、都心の大学と連携することにより、マンパワーの面からも、若手医師の育成の面からも、さらには医療格差是正の点からも有益であると思われる。

埼玉県の医療と医師育成のをために 若手医師の育成のために 医療の地域格差を改善する ために 埼玉県は都心の大学の若い先生を大いに歓迎 いたします。 この思いは県内大学のすべての教授の共通の認識であり、貴重な資料を供与していただきました。

謝 辞 この度は、拡大医療改革委員会/産婦人科医療改革公開フォーラムで講演の機会を賜り、心より感謝申し上げます。 今後は、首都圏の広域医療を踏まえて、埼玉の医療向上と若手医師の育成にともに頑張ってゆきたいと思っています。