現代社会における健康阻害要因 新 た な 栄 養 問 題 運 動 不 足 精 神 的 緊 張 の 増 大 社会・職場 の複雑化

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特定保健指導初回面接の 効果的な話法 医療法人社団 新虎の門会 新浦安虎の門クリニック ○ 滑田 梨沙 村山 利恵子 佐藤 由紀子 川本 麻里 田村 美香子 堀内 純 大前 利道 大前 由美 沼本 美由紀.
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メタボリックシンドロームの考え方. 危険因子の数と心臓病のリスク 軽症であっても「肥満(高 BMI )」、「高血圧」、「高血糖」、「高トリグリセリド(中性脂肪) 血症」、または「高コレステロール血症」の危険因子を2つ持つ人はまったく持たない人に比べ、
生活習慣病とは 食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生 活習慣が、その発症・進展に関与する疾患群 (平成8年・公衆衛生審議会) ブレスローの7つの健康習慣 – 喫煙しない – 定期的な運動 – 飲酒は適度か、しない – 1日7,8時間の睡眠 – 適正体重 – 朝食は食べる – 間食はしない.
健診時血圧 160/100 以上 ⑨ 市町村主催の 健康教室等へ の勧誘 健診時血圧 160/100 以上 健診時血圧 160/100 以上 健診時血圧 160/100 未満 かつ未治療 のもの 汎用性の高い行動変容プログラ ム 高血圧対策(案)
1. 動脈硬化とは? 2. 動脈硬化のさまざまな 危険因子 3. さまざまな危険因子の 源流は「内臓脂肪」 4. 動脈硬化を防ぐには
当院健診施設における脂肪肝と糖尿病リスクの統計学的な検討
生活習慣病の予防.
どうしてメタボは       なくならないのか? メタボって 最低よね?❤ えっ!!?.
肥満 肥満とは「脂肪が一定以上に多くなった状態」のことです 肥満は BMI(Body Mass Index=肥満指数)で判定します
メタボリックシンドローム (内臓脂肪症候群)
肥満の治療 1)食事療法 2)行動療法 3)運動療法 4)薬物療法. 肥満の治療 1)食事療法 2)行動療法 3)運動療法 4)薬物療法.
今 日 の ポ イ ン ト 1. 糖尿病治療のための食事は「健康食」です 2. まず初めに、食生活の基本をチェックしましょう 3.
ライフスタイル・ウオーキングを習慣化すると
栄養領域の代表目標項目(7) 2 栄養 栄養状態、栄養素(食物)摂取に関する代表目標項目(5) ・ 成人の肥満者の割合の減少
骨格筋のインスリン抵抗性が肥満の引き金 1 参考 最近、エール大学のグループは、骨格筋のインスリン抵抗性がメタボリック症候群を引き起こす最初のステップであることを報告した。BMIが22-24の男性をインスリン感受性度で2グループに分け、食事(55%炭水化物、10%蛋白質、35%脂肪)を摂取してから、筋肉のグリコーゲン量をMRI(核磁気共鳴画像法)で調べたところ、インスリン感受性群に比べて、抵抗性群ではグリコーゲン生成が61%減少していた。肝臓のグリコーゲン量は2群間で有意差はみられなかった。しかし、肝臓の
食事療法の摂取エネルギーを、いわゆる 「隠れ肥満」と「太りやすい体質」 を考慮して求める方法
メタボリックシンドローム (内臓脂肪症候群)
1. なぜ運動したほうが良いのか? 2. どんな種類の運動が良いのか? 3. どのくらいの強さ・頻度で行うと 良いのか? 4.
生活習慣病について 船橋市医師会ホームページ掲載用.
我が国の人口の推移 実績値 (国勢調査) 平成18年推計値 (日本の将来人口推計).
メタボリック症候群(MetS)の有無と、成人以降の体重増加とCKDの関連
健康いわて21プランの推進について 岩手県.
1.職場における産業保健活動 (1) 産業保健は予防医学
第2回栄養セミナー 川崎医科大学 糖尿病内分泌内科 衛藤 雅昭 生活習慣病(肥満,糖尿病,高脂血症)の 食事療法
1. 糖尿病による腎臓の病気 =糖尿病腎症 2. 腎症が進むと、生命維持のために 透析療法が必要になります 3. 糖尿病腎症の予防法・治療法
「ヘモグロビンA1cについて」 赤血球 お答えします ヘモグロビンA1cという言葉をよく耳にするようになりました。
汎用性の高い行動変容プログラム 特定健診の場を利用した糖尿病対策(非肥満を含む)
□糖尿病モデル  □健康改善モデル  (あてはまるものに☑) 【事業名】 【代表団体名】 【記載上の留意点】
生活習慣を変え、内臓脂肪を減らすことで生活習慣病の危険因子が改善されます
血管と理学療法 担当:萩原 悠太  勉強会.
汎用性の高い行動変容プログラム 特定健診の場を利用した糖尿病対策(非肥満を含む)
循環器疾患領域の代表目標項目(17) 8 循環器疾患、9 糖尿病 循環器疾患の減少に関する代表目標項目(5)
日本糖尿病学会のアクションプラン2010(DREAMS)
糖尿病対策の啓発スライド (日本糖尿病学会: 「健康日本21」の糖尿病対策検討委員会作成).
肥満の人の割合が増えています 肥満者(BMI≧25)の割合 20~60歳代男性 40~60歳代女性 (%)
メタボリックシンドロームはなぜ重要か A-5 不健康な生活習慣 内臓脂肪の蓄積 高血糖 脂質異常 高血圧 血管変化の進行 動脈硬化
メタボリック シンドローム.
医療法人社団新虎の門会 新浦安虎の門クリニック ○畠澤 千里、大前 利道 関根 未穂、長谷 佳織、 髙野 真衣、轉石 里美
栄養成分表示は、 健康づくりに役立つ重要な情報源 栄養成分表示ってなに? 栄養成分表示を活用しよう① 〈留意事項〉
脂質異常症.
健康づくりのための 運動療法.
資料 1.「指導対象者群分析」のグループ分けの見方 特定健康診査及びレセプトデータによる指導対象者群分析 【フロー説明】
~あなたはメタボリックシンドローム 予防をしていますか~
2011年度 定期健康診断結果報告 経営管理部 人事・業務グループ.
栄養成分表示を使って、「肥満」や「やせ」を防ぐ
市区町村別標準化該当比マップ (2013年度版) 岡山県保険者協議会 岡山県国民健康保険団体連合会.
4.生活習慣病と日常の生活行動 PET/CT検査の画像 素材集-生活習慣病 「がん治療の総合情報センターAMIY」 PET/CT検査の画像
独立行政法人国立健康・栄養研究所 健康増進研究部 宮地 元彦
平成29年国民健康・栄養調査結果の概要.
災害時の循環器リスクスコア - AFHCHDC7 Score
指導日時 平成 年 月 日( 曜日) AM・PM : ~ : . 指導内容
アセスメントシート プランニングシート 基本ツール 展開ツール(必要に応じて使用) モニタリング 評価(健診)
特定保健指導のe-mailの 活用法について
1. 糖尿病の自覚症状は あてにならない 2. 主な検査の種類 3. 検査値の意味と 基準値・コントロール目標 4.
1.
A-2 男性用 健診結果から今の自分の体を知る 内臓脂肪の蓄積 ~今の段階と将来の見通し~ 氏名 ( )歳 摂取エネルギーの収支
保健指導の具体的な進め方の事例 (石田副大臣) 克服した暁には、その   快適感を様々な場で    お伝えしたいと思います。 (武見副大臣)
フレイルとは すずかけの木通信H30.3月号 お口の健康の維持は 全身の健康に影響します。 健康な状態と日常生活で
大阪府健康づくり推進条例(案)のPDCAサイクル
無理なく内臓脂肪を減らすために C-7 ~運動と食事でバランスよく~ 7,000kcal kcal kcal
子どもに対する 生活習慣病予防の 取り組み           健康情報分析学            三輪 夕起.
1. 糖尿病予備群って、なに? 2. 糖尿病って、どんな病気? 3. どんな時に糖尿病予備群と 言われるの? 4. 糖尿病予備群と言われたら
+ = 身体活動で消費する量の計算 A:項目 B:実施項目 生活 活 動 運 動 1: 2: 1: 2: C-17 生活活動で 消費する量
A-3 女性用 健診結果から今の自分の体を知る 内臓脂肪の蓄積 ~今の段階と将来の見通し~ 氏名 ( )歳 摂取エネルギーの収支
肥満のシミュレーション 1日50Kcal※余分に摂取するとどうなるの? 自分は1日あたり何Kcal余分に摂取しているの? A-8 現在
あいち健康プラザ 健康度評価システムのコンセプト
自分のメタボ度を調べてみよう 1.肥満度として、Body Mass Index (BMI)を計算しましょう。 = =
What did you eat for lunch?
(2)-ア-a-A 食事摂取基準.
衛生委員会用 がんの健康講話用スライド.
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現代社会における健康阻害要因 新 た な 栄 養 問 題 運 動 不 足 精 神 的 緊 張 の 増 大 社会・職場 の複雑化 社会的背景 社会・職場 の複雑化 生活・労働の機械化・ 電化、くるま社会   食糧事情好転 グルメブーム 新 た な 栄 養 問 題 運 動 不 足 精 神 的 緊 張 の 増 大 機序 ス ト レ 蓄 積 筋 力 低 下 関 節 異 常 血 圧 ・ 代 謝 エ ネ ル ギ ー 相 対 的 増 加 C a 欠 乏 発 癌 健康阻害 脂肪摂取過剰 メタボリックシンドローム

糖尿病患者総数の増加と関連因子の推移 2 1 3 4 2 8 6 1 5 2 4 2 8 6 1 2 9 8 7 6 1 5 (万人) 3 脂 肪 摂 取 比 率 (%) 4 2 8 6 自 動 車 保 有 台 数 (千万台) (千kcal) 1 5 2 4 2 8 6 1 エ 糖 ネ 尿 ル 病 ギ 患 | 者 摂 総 取 数 量 2 9 8 7 6 1 5 年

欧米型の食事と車社会

職域の定期健診の有所見率 定期健康診断 有所見率 1位:血中脂質 30.1% 2位:肝機能 15.1% 3位:血圧 12.5% % 47.3 1位:血中脂質 30.1% 2位:肝機能 15.1% 3位:血圧 12.5% 4位:血糖 8.4%  + 喫煙率40〜 60% 4 定期健康診断 有所見率 3 (法定項目) 2 じん肺健康診断 1 5.9 特殊健康診断有所見率 4.0 S61 62 63 H1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 年度

疾病予防の概念 一次予防:健康日本21 二次予防 三次予防 疾病の発生そのものを予防。適正な食事、運動習慣、禁煙、節酒、ストレスコントロール 早期発見、早期治療、人間ドック 三次予防 適切な治療、リハビリによる疾病や障害の進行防止

生活習慣病のイメージ レベル 1 レベル 3 レベル 2 レベル 4 レベル 5 ●不適切な食生活 (エネルギー・食塩・脂肪の過剰等)  生活習慣病のイメージ  レベル 1 ●不適切な食生活 (エネルギー・食塩・脂肪の過剰等) ●身体活動・運動不足 ●喫煙 ●過度の飲酒 ●過度のストレス レベル 3 ●肥満症 (特に内臓脂肪型肥満) ●糖尿病 ●高血圧症 ●高脂血症 レベル 2 ● 肥 満  ● 高血糖 ● 高血圧  ● 高脂血 ●虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症等) ●脳卒中(脳出血・脳梗塞等) ●糖尿病の合併症(失明・人工透析等) レベル 4 レベル 5 ●半身の麻痺 ●日常生活における支障 ●認知症 厚生労働省生活習慣病対策室

特定健診・特定保健指導の普及と 「内臓脂肪と皮下脂肪」 48歳、男性 56歳、女性 ウエスト 内臓脂肪面積 皮下脂肪面積

メタボリックシンドロームを標的とした対策が 有効と考えられる3つの根拠 第1の根拠 肥満者の多くが複数の 危険因子を併せ持っている 第2の根拠 危険因子が重なるほど 脳卒中、心疾患を発症 する危険が増大する 第3の根拠 生活習慣を変え、内臓脂肪 を減らすことで危険因子の すべてが改善 高血糖 高血圧 脂質異常 肥満のみ 糖尿病 40 30 20 10 1 2 3〜4 1.0 5.1 5.8 35.8 内臓脂肪型肥満 心疾患の発症危険度 運動習慣の徹底 食生活の改善 高脂血症 高血圧症 肥満のみ  約20% 個々のクスリで、1つの山だけ削っても、他の疾患は改善されていない。 いずれか1疾患有病  約47% いずれか2疾患有病  約28% 高血糖、高血圧 脂質異常 がともに改善 3疾患すべて有病  約 5% 危険因子の保有数 内臓脂肪の減少 厚労省生活習慣病対策室

厚労省生活習慣病対策室

特定保健指導対象者の選定と階層化 ステップ1 内臓脂肪蓄積に着目してリスクを判定 ステップ2 ステップ3 腹囲 M≧85cm、F≧90cm →(1) 腹囲 M<85cm、F<90cm かつ BMI≧25 →(2) ステップ2 ①血糖 a 空腹時血糖100mg/dl以上又は b HbA1cの場合5.2%以上又は c 薬剤治療を受けている場合(質問票より) ②脂質 a 中性脂肪150mg/dl以上又は b HDLコレステロール40mg/dl未満又は c 薬剤治療を受けている場合(質問票より) ③血圧 a 収縮期血圧130mmHg以上又は b 拡張期血圧85mmHg以上又は c 薬剤治療を受けている場合(質問票より) ④質問票 喫煙歴あり (①から③のリスクが1つ以上の場合にのみカウント) ステップ3 ステップ1、2から保健指導対象者をグループ分け (1)の場合 ①~④のリスクのうち追加リスクが 2以上の対象者は 1の対象者は 0の対象者は 積極的支援レベル 動機づけ支援レベル 情報提供レベル とする。 (2)の場合 3以上の対象者は 1又は2の対象者は

特定保健指導の支援対象 動機付け支援 積極的支援 積極的支援 動機付け支援 男性85cm BMI 女性90cm 25以上 以上の腹囲 リスク 以上の腹囲  BMI  25以上 いいえ はい はい リスク 高血圧 糖尿病 脂質代謝異常 2つ以上該当 3つ、2つ、1つ該当 3つ該当 1つ該当 2つ該当 1つ該当: 喫煙状況 2つ該当: 喫煙状況 吸う 吸わない 吸う 吸わない 40-64歳 動機付け支援 積極的支援 積極的支援 動機付け支援 65-74歳

標準的な健診・保健指導プログラム (確定版)平成20年より開始 健診の標準化 健診項目、判定基準の標準化により保健指導の対象者を客観的に  絞り込むことができる 健診データの電子的提出様式を標準化 保健指導の標準化 階層化基準の標準化により保健指導の対象者に優先順位をつけることができる アウトソーシング基準により質の高い実施体制を確保 保健指導データの電子的提出様式を標準化 データ分析・評価の標準化 保健指導の成果を客観的に評価できる  (健診データの改善、リスクの減少、該当者・予備群の減少等) 保健師・管理栄養士等の仕事を客観的に評価することができる 厚労省生活習慣病対策室

有所見者の25%削減を達成するために 標準的な健診・保健指導プログラムの作成 ポピュレーションアプローチの充実 健診の標準化 保健指導の標準化 データ分析・評価の標準化 ポピュレーションアプローチの充実 健康づくりのための運動指針  (エクササイズガイド2006) 食事バランスガイド 禁煙支援マニュアル 国民に分かりやすい学習教材の開発 厚労省生活習慣病対策室

後期高齢者医療制度支援金の加算・減算 負担の差は 約11億円 尼崎市の試算 (0~74歳国保加入者数見込み数約15万人) 支援金基準額 加算 10% +5億4千万円 約54億円 -5億4千万円 10% 支援金基準額 加算 減算 厚労省生活習慣病対策室

厚生労働副大臣のメタボ退治 (http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/metabo/index.html) 保健指導の具体的な進め方の事例 (石田副大臣) 克服した暁には、その   快適感を様々な場で    お伝えしたいと思います。 (武見副大臣)  「武見ができるなら、誰にでもできる」という気持ちをお伝えしたいと思います。 2006年の厚労省 ホームページより 厚生労働副大臣のメタボ退治 (http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/metabo/index.html)

アセスメント 対面により、腹囲の測定及び対象者自身による生活習慣の振り返りを行う。 ○腹囲の計測○食生活状況の振り返り○運動状況の振り返り  ○腹囲の計測○食生活状況の振り返り○運動状況の振り返り (武見副大臣) (石田副大臣) 管理栄養士による腹囲測定の様子 現在 (平成18年11月) 体重84Kg  腹囲100.5cm 体重88Kg  腹囲101.5cm

生活習慣の改善状況の確認、新たに確立された行動の維持のための支援を行う。 モニタリング 生活習慣の改善状況の確認、新たに確立された行動の維持のための支援を行う。 ○体重・腹囲の変化を確認  ○生活習慣チェックリストを確認  管理栄養士・保健師からのコメント 開始時から、確実に体重と腹囲の数値に成果が現れています。   甘い飲み物や菓子類に関しては、ほぼ毎日目標を達成していますね。今まで間食として食べていた菓子類をやめ、果物を食べるようになったことで、摂取エネルギー量を減らすことにつながっています。  しっかり食べて、低いエネルギー量にするという工夫が大切ですね。 厚労省生活習慣病対策室

健康づくりのための運動指針2006 〜生活習慣病予防のために〜 <エクササイズガイド2006> 身体活動=運動+生活活動 エクササイズ:Ex( METs ・時)=   身体活動の強さ( METs )×量(時) 普通歩行(3 METs )×1時間=3Ex 目安:週23 Ex以上 そのうち4Ex以上は3METs以上の活発な運動 詳しい内容は実習でおこないます。

運動しない人たちの中でやせている人と太っている人の行動分析 立位& 歩行 526分 座位 407分 やせた人 NEAT 熱産生 1日のエネルギー消費量の割合 352 ± 65 kcal/day 姿勢配分(分) 安静代謝率 立位& 歩行 373分 座位 571分 肥満者 NEAT: non-exercise activity thermogenesis      運動によらないエネルギー消費 1日のエネルギー消費の内訳:やせた人と肥満者との比較 やせた人と肥満者の1日のエネルギー消費量の差は、NEATの姿勢配分の違いにあり、 その差は352 ± 65kcal/dayであった。(Science 307: 530, 2005より改変)

社会のバリアフリー化:小倉駅新幹線口  あなたは動く歩道によく乗りますか?

内臓脂(1kg=7000Kcal) 減少のための身体活動量の目標設定 腹囲:90cm 目標:85cm 5cmを5ヶ月で 35,000kcal 減らす必要あり 1日当たり 233kcal減らす 70kgの人が 1日に233kcal減らすには、、、 233kcal÷1.05÷70kg= 3.2Ex 厚生労働省 運動所要量・運動指針の策定検討会:健康づくりのための運動指針2006、平成18年7月

身体活動と運動 身体活動:安静にしている状態より多くのエネルギーを消費する全ての動きのこと(①=②+③) 運動:身体活動のうち、体力の維持・向上を目的として計画的・意図的に実施するもの 生活活動:身体活動のうち、運動以外ものをいい、職業活動上のものも含む 厚生労働省 運動所要量・運動指針の策定検討会:健康づくりのための運動指針2006、平成18年7月

週23エクササイズ(メッツ・時)の活発な身体活動(運動・生活活動)! そのうち、4エクササイズは活発な運動を! 目標は、  週23エクササイズ(メッツ・時)の活発な身体活動(運動・生活活動)!  そのうち、4エクササイズは活発な運動を! ・これから運動を始める人 :週2Exから始めて ・運動量が4Ex未満の人:週4Exを目標に ・運動量が4Ex以上の人:10Exを目標に バレーボール:20分 3メッツ 4メッツ 6メッツ 8メッツ 強度 軽い筋力トレーニング :20分 運動 生活活動 1エクササイズに相当する活発な身体活動 速歩:15分 エアロビクス:10分 軽いジョギング:10分 水泳:7~8分 歩行:20分 重い荷物を運ぶ:7~8分 自転車:15分 ゴルフ:15分 ランニング:7~8分 子供と遊ぶ:15分 階段昇降:10分 身体活動量評価のためのチェックシート 活動内容 運動 生活 活動 合計 月 Ex  火 水 木 金 土 日 厚労省生活習慣病対策室

内臓脂肪減少のための身体活動量の目標設定 腹囲:90cm 目標:85cm 5cmを5ヶ月で 35,000kcal 減らす必要あり 1日当たり 233kcal減らす 70kgの人が 1日に233kcal減らすには、、、 233kcal÷1.05÷70kg= 3.2Ex 厚生労働省 運動所要量・運動指針の策定検討会:健康づくりのための運動指針2006、平成18年7月

運動に関する行動変容 環境整備:THPルーム、運動のイベント、 自転車エルゴを各職場に配置 無関心期:運動するつもりがない        →過去の運動経験を聞く        →運動しないことのデメリット        →少しでも身体を動かすように激励 熟考期 :運動を始めるつもりがある        →生活活動を増やす 準備期 :ときどき運動している             →継続するためのアドバイス 実行期 :最近6ヶ月、23エクササイズ運動 維持期 :6ヶ月以上、 23エクササイズ運動 環境整備:THPルーム、運動のイベント、      自転車エルゴを各職場に配置

中央労働災害防止協会 階段利用の 促進ポスター

1階部分 1階→2階の踊り場

2階→3階の踊り場 2階→3階の踊り場 3階→4階の踊り場 3階→4階の踊り場

5階に到着 4階→5階の踊り場 簡単なポスターも 啓発&環境整備の一環 4階→5階の踊り場

運動の目安を作ろう 自宅から産医大:1730歩、緩ジョグ13分=89Kcal 産医大1周:1246歩、ジョグで7分=66Kcal

私の運動が習慣付いた環境 自転車エルゴ 私のオフィス デスクから1分の場所に運動施設があるから

THP(健康増進) 提案:喫煙室を小型THPルームに改造 いつでもこげる 自転車が 習慣を変える パソコンでDVDを 観ながら運動 蝶野V.S.中邑 THP(健康増進) デスクから1分の場所に自転車エルゴメーターがあれば運動習慣の獲得、維持は簡単。余ったパソコンで好きなDVDを見ながら昼休み、仕事帰りに30分、100Wat、229Kcalのフィットネス! 最大酸素摂取量: 1年半で37 → 42 → 45 → 47 ml/min/kg 、 体重:61→ 59キロ、腹囲:80→ 77センチ

2007年10月からランニングも開始 使用前 使用後 2008年3月2日 第16回北九州ひびきマラソン 10Km、51分46秒、831人中471位 9000歩、500Kcal

運動の効果(私の健診結果) 運動なし (7000歩) ウォーキング で+2000歩 自転車エルゴ 30 min/日 & ジョギング