これだけでわかる日本の金融(6章9~16節) 08ba036z 入江 洋志
市場の情報効率性 ウィーク・フォームの効率性 セミストロング・フォームの効率性 ストロング・フォームの効率性 金融市場を評価する際に、企業に関する情報が証券価格に反映されているか ウィーク・フォームの効率性 セミストロング・フォームの効率性 ストロング・フォームの効率性
市場の情報効率性 ウィーク・フォームの効率性 将来の株価の動きを予想するのに過去の株価は役に立たないとする場合。 チャート無用論
市場の情報効率性 セミストロング・フォームの効率性 過去の株価だけでなく、それ以外の公開情報(会計情報や業界統計など)も情報が公開 された時点で瞬時に株価に反映される場合。 証券アナリスト無用論
市場の情報効率性 ストロング・フォームの効率性 公開されていない情報すらも証券価格に織り込まれている場合。 インサイダー情報を利用しても儲けられない状態。
資産運用のスタイル アクティブ運用 パッシブ運用
資産運用のスタイル アクティブ運用 投資家から運用を任されたファンドマネージャーが値上がりしそうな銘柄を独自に探し出して、市場平均よりも高い投資収益を目指す運用スタイル。 例:デイトレーダー
資産運用のスタイル パッシブ運用 平均的な投資収益を得ることを目標にし、TOPIXや日経平均などのインデックスと同じような値動きをするように運用するスタイル。 例:インデックス・ファンド
信用取引の重要性 空売り 証券会社から株を借りて売却し、その株が値下がりした時点で買い戻す事で利益を得る投資のこと。
株式市場での取引方法 ①オークション方式 売りたい人と買いたい人がそれぞれ希望価格を提示しながら、価格が折り合ったところで取引を成立させるもの。 ②マーケットメイク方式 マーケットメイカーが常に売値と買値を提示し、その値段で取引に応じるもの。
株式市場での取引方法 ①オークション方式 ☆板寄せ方式 売りたい人と買いたい人が集まって、競り人が価格を提示して売りたい株数と買いたい株数をみんなに提示させながら、両者が等しくなる価格を探す方法。 ☆ザラバ方式 市場が開いている間はいつでも注文を出せ、その価格で取引してもよいという相手がいれば、その時点で直ちに取引が成立する。
株式市場での取引方法 ②マーケットメイク方式 ・取引高の少ない市場において、証券の流動性を維持するための工夫。 ・マーケットメイカーは提示している売値と買値の差(スプレッド)で儲ける。 ・マーケットメイカーの独占を禁止するためにマーケットメイカー制度がある。
株式市場での取引制度 マーケットメイカー制度 店頭市場株式の売買においてJASDAQ売買システムを通じて集中的に売買を行う従来のオークション方式とは異なり、マーケットメイカーとなった証券会社が売り気配と買い気配及び株数を提示して、売買を成立させる制度のこと。
インサイダー取引 規制対象者→経営者、一般社員、監督官庁の担当者、顧問弁護士、交渉相手の企業など 会社関係者などが、重要事実の発生後、公表されるまでの間に、その事実を知りながら、株式等を売買する行為。 規制対象者→経営者、一般社員、監督官庁の担当者、顧問弁護士、交渉相手の企業など
最近では主にブックビルディング方式が使われている 株式市場へのデビュー 株式公開(IPO) 企業が初めて株式を上場すること。 株式価格の決め方 ①入札方式 ②ブックビルディング方式 最近では主にブックビルディング方式が使われている
株式市場へのデビュー ブックビルディング方式の流れ 仮条件(価格帯)を決定←機関投資家の意見に基づく 仮条件を投資家に提示(ブックビルディング期間) 投資家が申告(希望購入価格、枚数を申告) 投資家の需要を把握←投資家の申告の統計結果による 発行価格を決定(発行会社と主幹事証券会社が決定する)
論点 グリーンシート市場は未公開企業にとって有効か
感想 本の部分では、質問に対する準備が甘かったと思います。論点の部分では海外の事例を出し、比較することができていなかったので次回はより視野を広げて調べられるようにしたいと思います。